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物理プレステ5:局所実在論からJSベルへ [科学ネタ]

昨日高校物理の
プレステ4のお話を
書きましたが
あれだけ書くと
高校物理、つまりゲームが
物理学のように思われてしまうので
ちょっとだけ
プレステ5の話を書きたいと思います。

アインシュタインのお話です。

量子論では(あくまでもミクロ
での話ですが)
例えば電子がどこにいるのか?
というのは
「確率的に」決まっていて
その電子を観測したときに
初めてその場所が確定する

という
普通の人には受け入れ難い
理論があります。

観測してようが
していなかろうが
実在するものは実在するん
じゃ~
って普通思いますよね
アインシュタインも
無論そう思ったのです。

そこでアインシュタインは
局所実在論というのを
唱えました。

局所というのは
情報は瞬時に伝わらない
つまり
アインシュタインは光速より
速い物質は存在しないと
考えているので
情報がそれを超えて
伝わるはずはないだろうという
話です。

先ほどの量子論は
観測しました→
はい、位置が
ここに確定しました

というのは
一体どういうスピードで
情報が伝わるのか?
と思うわけです。
光より速くない?
それはないよね、って
アインシュタイン思うのです。

そして
実在性のほうですが
測定前からどこに何があるか
なんて場所なんて
決まってるし
存在自体が
観測するかしないかに
影響をうけるってどういうこと?
とアインシュタイン思うのです。

実在するものは
観測しようが
しまいが
実在するんじゃ~というのが
アインシュタインの
神はサイコロを振らないという
考えです。

これって
どっちだろう?
皆さんはどちらだと思いますか?
勿論ミクロでの話です。

後ろを振り向いたら
髪の長い女の人が白装束で
立っている。
これって
振り向いて観測したら
初めて存在するのか?
それとも振り向かなきゃ
存在しないのか?
これが物理学的
「怪談」の恐怖です(笑)

普通に考えて
私が寝てても
観測しなくても
それは空に太陽はある
と思いますよ。
(笑)
まあ注意点として
あくまでも
ミクロの話で
お化けや太陽に適用するのは
間違えですが。
分かりやすくするために
言っております。

ただ……
これって20世紀初めの頃に
始まった議論なのですが
哲学の問題になったり……
してきました。
マクロへの哲学的援用です。
要は
「世界」は「この世は」
自分が生きていなかったら
存在するのかしないのか?とか
という問題です。
物理学や現代科学は
多くの分野で
哲学即ち人間の思考自体も
引っ張ってきたのですが……

哲学って物理学を
後追いする感じで
発展してきています。
物理学で新しい概念が生まれると
哲学も乗ってくる。
それでずっと進んでるように
私には見えます。

話が逸れました。

皆さんにどちらか?
と聞いたところで
そんなの分かる訳ない!
って答えが返ってくると
思いますが
みんな
そういう風に思っていて
一つの解釈なんだと
いう風にも考えられてきたのです。

ただ20世紀半ば
それを確かめる方法を
思いついた
おじさんが現れたのです。
それがJ.S.ベルです。
この理論をブログで細かく
説明はできないのですが

あるものを
2カ所で観測して、それぞれ
観測結果に+1、-1を割り当てる
そうすると
A地点の観測二通り、プラス1かマイナス1か
B地点の観測二通り、プラス1かマイナス1か
この積の組み合わせを考えて
細かくは書けませんが(^0^;)
相関みたいな
積の和を4通り考えるんです。
その三つを足したもの、一つをマイナスにして
足したものをCとすると
もし局所実在論があってるならば 観測結果の相関みたいなCは 2≧C≧-2になる筈である。

(この導出は実はそんなに
難しくないです。
ただブログだと長すぎて
うまく書けないだけです(^0^;))
↑積分が得意な高校生には
割と簡単に説明出来ます。

というのがベルさんが
述べた結論です。
ちょっと
後の人が数式に
工夫を加えましたが
言ってることは同じです。

このアインシュタインのような
局所実在論は
私達が確率的に
考えてしまうのは
私達が無知なだけで
ほんとうは決まっていて
それを科学が進めば分かるように
なるのではないか?という
お話です。
それに対して
量子論は無理だよ、確率なんだよ
というお話です。

この実験どうなったと思いますか?
な、なーんと
絶対値2を超える値が
できたのです[ひらめき]

……ということは
局所性か実在性
どちらかが
間違えてるということなのです。

ただ局所性は
光速は絶対速度であるとか
諸々不都合がでまくるので
間違えてはいないだろうと……

ということは
実在性が間違えている[ふらふら]
つまり確率的に存在するものが
ある
ということなのです。
測定をする前から
存在が決まってるものは
ないということです。
つまり
量子論に軍配が上がったのです。

興味のある方は
大学で物理を学んで下さい
(宣伝w)

量子論的には
先ほどの
Cの絶対値は2ルート2という
チレルソン限界という最大値が
求まっていて
その理論にあった
つまりCは今は
2と2ルート2の間でしか
実験的に見つかっていません。

ただ間違えないで欲しいのは
すべてが確率で存在するわけではなく この世には局所実在論では 表せない、記述できないものが 存在するというだけです。

そして
先ほどの実験
つまりCがベルの不等式を超えている
実験を行った3人に
最近私が
軽く文句を言った
2022年ノーベル物理学賞が与えられたのです
(笑)
それでその受賞者の頭文字等をとって
先ほどのベルの不等式
CHSH不等式と呼ばれるようになりました。
ベル本人は1990年に
亡くなっているのでもらえませn
でした。

(オマケ)
生徒から質問を受けるので
2023年のノーベル物理学賞の話をして
おくと
今まで確か1999年くらいですが
フェムト秒、つまり10の-15乗秒を
みることができるパルス波が
生成され
これはノーベル化学賞をもらってます。
このくらいの光を扱えると
分子の動きが捉えられるのです。
2001年だかそのくらいに
今度は10の-18乗秒(アト秒)のパルス光を
生成する方法が見つかって
それが今回のノーベル物理学賞です。
アト秒になると電子の運動がわかるよう
になるということです。
これは
私が20歳くらいの時から
稀ガスに赤外線を
ガツンと当てると
波長が短い紫外線の光が出てくる
もので
これを応用していったんです。

こんなかんじで
プレステ5終わりです。

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概念と概念の垣根(後編) [科学ネタ]

生きていくのがつまらない
全てが無駄に思える……諸々の問題というのは
外部の環境に答えがあるのではなく
自分の概念の境界線の引き方の問題なのです。
概念と概念狭間で迷子になると
出口が見つからなくなるんです。
そういうときは
新しい
言わば
今ある科学を超えた100年先の視点で
考えてみることが大事だと思います。

……と書きましたが(^0^;)
これって難しいですよね。
難しいからこそ
人間は悩み、落ち込み
そのスパイラルから抜けられなく
なるんです。

歴史的に言うと

それを乗り越える方法
乗り越え方のもっとも簡単で効果があった
人類が生み出した方法が
「信仰」だったのだと思います。

つまり
「神」という
得体の知れないものを
1番上に
想定するわけです。
新しい概念構築など
普通の人でも難しいですし
先ほどの負のスパイラルに
落ち込んでる人なら
尚更無理です。

そこで1番人類が考えた
賢い方法が
「神の想定」です。
そして
そのことによって
概念の垣根を越えて
新しい価値観を見いだすことが容易に
できるのです。

ずっと人間関係で泥沼のように
悩んでる人
貧困問題で悩んでる人
戦争で苦しんでる人……

もう人類はある意味ずっと
同じような悩みに苛まれてきている
わけです。
そこから抜け出せない。
自然災害や何やら
不条理なことだらけ。
それらをうまく受容して
生きていく
その一つの人類の知恵が
神という概念の創出だったのだと
思います。

概念と概念の垣根のお話ですが
その概念自体を構成しているのが
言葉な訳です。
言葉によって人間は表せるもの
理解できるものが変わってきます。
言葉がなければ
人類のなかでそのものごとは
存在しないのと同じことです。
言葉がなければ記憶も思考も
できないのです。

ただ
世界の物の理というのは
言葉があろうがなかろうが
人類が存在しようがしまいが
それ以前から
存在するわけで

結局それを
私達の世界に落として理解する
ためには
言葉が必要かつそれでしか出来ないため
私達の理解の限界は
言葉の限界でもあるんです。

今の科学は
今私たちが考えた
数学で表せるものしか
理解できていないので
その数学の限界が理解の
限界でもあるんです。

もしこれから
人類の科学が進んでいくならば
SFのような世界が訪れるなら
そこで描かれている
概念を表す言葉は現在の数学では
ないはずですし
科学の発展より先行して
概念と言葉の革命が
あるはずなのです。


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概念と概念の垣根(中編) [科学ネタ]

例えば
私達の物理学、化学……
一般に科学と呼ばれるものは
皆そうですが
数学を使って表現され、議論されて
いますが
実は「数学」そのものが
私達が都合良く恣意的に
ルールを決めて成立している世界で
真理でもなんでもなりません。
不完全性定理
つまり
これは非常に簡単に言うと
数学の世界の中には数学では証明でき
ないものが存在するということですが

が証明されたとき
人類には衝撃が走りました。
20世紀の半ばくらいですが。
数学というのは完全でないと困るからです。
この問題も
もともとは数学が完全であることを
証明しろとヒルベルトが提案したもので
逆の証明になるとは思いもしなかったのです。

ただ現在から言えば
これは当たり前で
そもそも数学の仕組み、ルールが
極めて恣意的
簡単に言うと人間に使い勝手がよくできたもので
人間が全知全能の神でも無い限り
これが真理なのだということはあり得ないのです。
あり得ないのですが
20世紀の人々は信じてたわけです。

私達は
勿論自分たちに都合良く道具を作ります。
そうでないと理解できないからです。
でも、その理解できたものが
真実であろうはずがないことを
忘れてしまうのです。
ですから
今の科学がベストで
この上に発展していくんだという
過去の歴史でも見られていた
妄想をもつ人が増えるのです。

人間に真実など分かりません。
それは人間が
自分たちが解釈しやすいように道具を作り
解釈しやすいようにものごとを分類し
理解しているからです。
正に絵に描いた餅です。

現代科学における
難問、未解決問題と言うのは
実はこの概念の垣根の問題
そもそも
私達が世界を自分たちの都合良く
作った数学や科学で
切り取ろう、理解しようとしているから
生まれる問題なんです。

ですから
解決するためには
もっと
広い
他の方法を採用しなければ
なりません。
そして
それが見つかったとき
採用されたときに
過去の科学は陳腐に思えて……


ということを
人類は繰り返しているのです。
ですから
今の科学が合ってる
真理であるなんていうことは
絶対になく
もって100年、そんな続かないか
それくらいのもろいものなのです。

こうやって理解しておけば
ある程度、10%くらいは
説明がつくかもね……くらいのもの
なのです。

おそらく
真剣に科学を勉強してきた人は
こんなことは皆分かってます。
そのジレンマとの闘いみたいな
ところはあります。

こういうことを書くと
意地悪い人が
「じゃあ科学なんてやっても
無駄じゃない?」
と言われるかもしれませんが

これもある意味概念の垣根でして……
果たして
そういう基準で考えた場合
世の中に無駄じゃないものなんて
存在するのでしょうか?(笑)

全てが無駄な存在が無駄なことを
しているだけです。
地球は確実に太陽に飲まれますし
今から逃げても間に合いません。
勿論人類がそんなに長くは続かないと
思いますが
全ては無かったことになるのです。
そういう視点から全てのものを見れば
全てが無駄になるのです。

結局
無駄か無駄じゃないか?も
個人が決めた概念の垣根です。
それは人にそもそも言えるような
押しつけるようなもではなく
「個人の感想」です。
ですから
これって無駄じゃない?と他の人に
問うこと自体が無駄です(笑)

教育に力を注ぐこと
自分の頭を良くすること
プロ家庭教師を頼むこと(笑)
生きること
努力すること……
なんでも
無駄か無駄でないかは
自分がどういう垣根を概念に
作るか
それ次第です。

それを別の呼び方で言えば
価値観ということになり
それは結局その人の生き方次第
なのです。
何に重きを置くかという。

私を頼まれるご家庭というのは
生徒というのは
自分の人生、考え方をimproveしたい
と思ってる方々なのだと思います。
私もそれに対してしっかり
応えられる授業をやっているつもりですし
これからもやっていくつもりです。

(つづく)


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概念と概念の垣根(前編) [科学ネタ]

先日
夕飯の買いものをして
おりましたら……

ジャンボ焼き鳥

なるものが売っていて
思わずそこで足を
止めました。

別にジャンボ焼き鳥が
食べたかった訳では
ないのですが(^0^;)

そのジャンボ焼き鳥「なるもの」
どこからどうみても
普通に大きな
鶏肉を焼いて
串を刺しただけなのです……

まあ
何が言いたいかと言えば
普通に売っている
鶏肉の焼いたものに
串が刺さってるんです
無理矢理感満載で(笑)

これを
焼き鳥と呼ぼうが呼ぶまいが
人の自由で
おそらく焼き鳥の正式な定義など
ないのでしょうが
私達が皆
「焼き鳥」と思い浮かべて
頭に描く
「あれ」です。
その概念から言えば
確かに
ジャンボな焼き鳥です

でも
普通に名前を見なければ
つまり
「ジャンボ焼き鳥」と書いてある
札を見なければ
誰もが普通の焼いた鳥料理なのです。

こんなのありなのか?
ということを
私は言いたい訳ではなくて
実は私達の構築してる
世界
科学はこういうものだと
いうことです。

人間が描きたいイメージで
分類をして
それをあたかも自然の真理で
あるかのように
今の科学は扱っておりますが
それは全く違うということです。

私達は
焼き鳥はこういうものであるという
頭に共通のイメージがあって
その中で
ジャンボな焼き鳥という
名前をつけて
そのように扱ってるだけです。
焼き鳥の世界で見れば
これはジャンボな焼き鳥でしかないの
ですが
私達は他の料理を知ってますよ
だから
そういう視点から見ると
これって
普通の焼いた鳥料理じゃない?
という見方もできるんです。

こういう
ある意味ミスリードが
商売に使われたりもしますが……

私達は
自分たちで決めた概念
イメージの中でしか
ものを考えることができないため
その中で
その世界で成立しうることは
全て正しいと思ってしまうんです。

これが実は
先日書いた
私達は今ある科学を最高のものだと思って
しまうが
100年後の未来から見れば
間違えだらけというお話の一つの答えです。

生徒から質問を受けたんです(笑)

今ある科学とかそういうものが
覆るような気がしないんですけど?って

それは18世紀の人も
19世紀の人も
そして20世紀の人も……ずっとそう

ある決まった枠組みの中でしか
考えられないので
そりゃ正しく思えるだろう
というお話です。
でも実はその枠組みは私達が
買って決めた
「焼き鳥」なのです

(つづく)

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ばらばらは高エネルギー [科学ネタ]

分子って一般的に
ばらばらの状態でいると高エネルギーで
不安定
近くに分子がいたり集団でいると
低エネルギーで
安定なんです。

昨日の記事でなくなった私の授業達も
ばらばらな感じで高エネルギーなので
なかなか埋まらないと思います(笑)
こういう募集系って時期が大切なので

って
まあそれはもういいです
科学の話をしましょう。
基本的にばらばらな状態は高エネルギーだということが
分かっていると自然界の色々な「科学的」説明がつく
ということですね。
高エネルギーって別にhappyな状態ではなくて
不安定だということです
その余分なエネルギーを捨てて安定になりたい
断捨離の精神ですね
私もときどきあります、余計な事務作業を捨てて
低エネルギー状態、つまり安定になりたいことが(笑)

一つ一つばらばらだと高エネルギー=不安定
周りに何かがいて集まった状態だと
低エネルギー=安定
だと
科学の世界ではざっくり考えてください。
これを知ってるだけで色々な説明ができます

例えば……わかりやすそうなのでいくと
水の表面張力や界面張力ですかね
ガラスのコップ(テフロンだと逆になる)に水を入れて
観察するとわかりますが

これは水の中の分子は周り全てに水分子がいるので
安定かつ低エネルギー状態
なのですが、水面の空気と触れている水分子は
もしくはコップに触れている水分子は
半分くらししか水に触れてないので
相対的に高エネルギー不安的なるんです。
そこで空気に触れている部分の水分子は安定をもとめて
より多くの水分子に近づこうとして
表面を小さくする力(接線方向です)を生み出します
これが表面張力です。

今、雨が降っていますが
この雨粒が丸いのも同じ体積で1番表面積が小さいのが
球なので、水も丸くなろうとするわけです。

それで今、表面積が小さくなるように移動すると書きましたが
液体は移動できますが、固体は無理ですよね
固体中の分子。
これはどうやってエネルギーを下げようとするか?
それは周りにいる他の分子を表面にピタッと吸着して
エネルギーを下げようとします。
これが固体の表面張力です。

それであと一つ
固体と液体の接している部分
ここも他のものと触れているので同じような原理で
界面張力というのが働きます

コップに水をいれた場合
液体の表面張力、固体の表面張力
液体固体間の界面張力(この場合
コップの材質で決まります)
この三つが釣り合うように水の形が変化するんです。

有名なメスシリンダーを横から見て
メモリを読む問題が小学生でありますが
メスシリンダーに入った水は横から見ると
∪←こういうかんじですよね
これはメスシリンダー両端のせり上がった部分の
水分子を考えるとわかりやすいのですが
ガラスは
↓に働く界面張力が弱く
↑に働くガラスの表面張力が大きい
ので
メスシリンダーの両端はせり上がり
そうすると水の表面積が増えてしまうので
それを抑えようとする力が働いて
それであの形で安定します。

撥水性が高いもの
テフロン製だと全く逆の状態
水面は∩みたになります。
これは先ほどメスシリンダーと逆になります。

私も今の時期非常に高エネルギー状態です
授業の予定がばらばらで
色々決めないといけないですし
トラブルも起きるという……
はあ……
まあ、切り替えてやっていきます
水と一緒に低エネルギー状態を求めて[手(グー)]

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科学論で考える、運と実力 [科学ネタ]

受験って正直運もあります。
英語が得意で英語で点差をつけて
勝負!という人が
英語が易化したら、やっぱり不利ですもん。
1教科に特化した
数学オリンピックでも結構運って大きいです。
出題によって国によって得意不得意って面白いことに
あるので。

ただ……難しいのは、これは語られ方にもよるんですよね。

これを言い始めると
どこまでが運で、どこまでが実力なのか
訳が分からなくなりますが。

「ひらめき」なんてそうですよね
試験中に数学でぱっと閃いて解けたとか
発明で何かぱっと閃いた

これは運なんでしょうか?実力なんでしょうか?

その人が運だと言えば運
色々基本をしっかりやってきたから
閃いたとその人が言えば実力

これは
結局のところ
世の中
偶然が支配しているか
必然が支配しているのか
問題
みたいになってくるんです。

いい環境で生まれ
いい教育を受け
いい仕事が出来て……
これは運なのか実力なのか
普通、運+実力があったから成功したんだ
みたいにいう人も多いですね。
努力していたから機会があったときに
機会が訪れたときにそれを逃さなかったとか
ただ、そのmindを持てるのも運がいい環境に
いたからなのかも知れないです。

結局、幸福論と同じで
運か実力か
なんて本人の解釈なのだと思います。
ありきたりの結論として。

ただ
それプラス私が思うことは……
世の中って分からないことだらけですよね。
分子の挙動すら分からない。
コロナの富岳の空気の対流シミュレーション
あれをウイルスの飛び散り方だと思ってしまう誤謬みたいな。
全然違いますが。

その「分からない」の中で
人間の思考というのは
必然を求めているんです。
学問というのは必然を求めて作り上げてきたものだからです。
三平方の定理を使えば必然的に皆さん同じ答えになる
運の要素ゼロ。運で答えが5になったり6になったりしたら
困りますよね。
これが19世紀までの科学の求めてきたものなのです。

ただ20世紀以降
実際もっとしっかり科学が分かってくると
正確には人間が認めたがらない現実が
やっぱり……みたいに
明るみにでたのですが
本当に世の中、確率で描くしかないほど偶然だらけ。
私たちを構成している原子からそうなのですから。
それに人間は拒否反応を示すんです。
アインシュタインは「神様はサイコロを振らない」と言いました。
実際は振りまくってるわけですが。
そう思いたいんです。
論理的に必然的にまとめたい考えたい
人間が作った社会も全部そうですよね。
死刑かどうかサイコロで決めます(笑)なんて国に住みたく
ないですよね。
イカレタ指導者が長年老害で跋扈してるロシアと同じくらい。

ただでは全てが偶然だと考えると
それはそれで人間社会が無彩色のつまらないものに
なります。
物語storyができなくなるんです。
ハリーポッター……全部運でした
みたいな話だと売れるわけはないですよね(笑)
無論、運だと前前前前世もない。

なるべく物語は運の要素を少なく
もしくは見せなくするんです。
人間が作るものなので。
運だけの世界は実際がどうあれ
つまらないです。
物語が生まれないので。

もし
全てが運の要素だとしたら
幸福も不幸もないでしょう。
出来事に自分なりの解釈、
ストーリーを見るので
そこで初めて
非常に大きな幸福感や
深い不幸を感じるんです。

これは人間が生きるということにも
関わっています。
私たちは何のために生きているのか?
実際全てが運なのかも知れない
でも、そうしたら生きている価値すらない
生きることのに物語を見るから
生きることは意義があるのであって
物語を見なければ人間の命も
沸いては消える水包と同じになってしまいます。

結論は中庸がいいということなのでしょうが
それはそれで曖昧ですよね。
極端な場合が良くないのは分かりますが。
必然的な物語ばかりを描いていると
夢想家やなんだみたいに「運」という現実に
ぶち当たった時に、おかしくなるでしょうし
逆もまたそうです。

最初に書いたように
運か実力かなんて
個人の解釈でしかなく
人がその解釈をとやかくいう問題じゃないのです。
解釈が人間の実在
みたいな部分はあるので。
孫正義さんが自分は運が良かったから成功したと言えば
そうでしかないのです。

私は基本的に考えても仕方ないことは
「運」にして(のせいにして)考えるのをやめます。
そこに面白いストーリーはないので。
何かで大病したとしても
それは運だと思います。
仕方ない。
原因なんて考えても私の人生の物語に
なんの意味もない。
自分なりの研究とか物語を紡ぎたい人が
因果関係は考えればいいです。
勿論それも全ては物語で
真実なんかでは微塵もないです。

科学は真実ではないです。
物語なんです。
好きな人だけが読めばいいです。
所詮はフィクションです。
それをテラスハウスみたいな
リアリティ学問のように
考えてしまう人もおりますが(笑)
世の中の仕組みを考えれば
テラハがリアルであるわけないのと同様
様々な学問を広くしっかり学べば
科学がリアルであるわけはないのです。
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科学者として、人として [科学ネタ]

一月でしたっけ
WHOの発表があった時に記事に
しましたが…
世の中って
本当に恐ろしいですね…
そんなにワクチンが効きましたよ
っていうのを
「似非科学」的に捏造したいんですかねえ
( ̄◇ ̄;)
ただいま絶賛捏造中ですが(笑)
物理学者、化学者の方からコメント多数ありましたが
本当に仰る通りで。

まあPCR検査って
本当に闇が深いですね。
ちゃんとした
普通の科学は機能してませんね。

へえ
ここまでやるんだ
という感じです。

まあ、原発もそんなんでなきゃ
あんなダメ装置
科学者は誰もが思ってるでしょうけど
実用化して
始める訳ないですよね。
あの時に使われた科学的論理と
今回があまりに似ていて
人間てあまり進歩してないですかね。
嘘ならもっと上手く嘘をつかないと。
これもやがて後悔する
patternにならなきゃ
いいですけど。

ただ…
ただ…!!です

私は科学者の方々と若干意見が違って
今の世界状況、諸々の個人個人の
精神的な状況を考えれば
その救いになるなら
嘘でもなんでもワクチンが効いた
みたいにした方がいいんじゃないかと思ってます。
それでどれだけの人の心が救われるか
その方が今は大事。

今は真実かどうかを
議論してる場合じゃないように
思います。
もう、結構コロナが長いので
皆さん
精神的に限界の部分もあるかと思います。

飛行機だって本当に厳密に言えば
なんで飛んでるのか?は知らないですが
(笑)
それをいちいち毎日飛行機に乗ってる人に
恐怖心を煽るようなことを言う必要はないと思うんです。
そんな大きな実害はないですし。多分。

結局
PCRでどんなことがやられてるかと言いますと
受験の例えで言うと
偏差値20アップしました!っていう宣伝みたいなものです。
これって自分が大失敗して実力の半分しか出せなかった模試を基準にしたり
もしくは東大模試を受けて偏差値を低めに出して
それで進研模試で大幅アップみたいな
要は実力は変わってなくても
簡単に、しかも、事実を曲げずに
偏差値20アップってできますよね。
成績がちょいワルくらい〜普通くらいの人なら。
ちょいワルギャル
みたいな本がありましたよね…。

それと全く同じようにPCR は色々、ワクチンの効果が
あたかもあったように
事実を曲げずに操作できるということです。

そこで私はそれはそれでいいと思うんです。

仮に、
全く勉強ができない、やらなかった
生徒が知らずに
偏差値だけを信じてて

母集団のレベルが高い模試→低い模試と受けて
偏差値20アップ!したとして

やった!勉強の成果が出た!これからどんどん
頑張ろう!って言ってる
ってなる。
そういう
生徒の前で
真実を話す必要がありますか?問題なのです。
気持ちを盛り上げて
そのままいい気分で頑張った方が
今後の勉強でもいいに決まってるじゃないですか。
それを水をさすのは…どうかと思います
人として。科学者としては失格ですが。

真実かどうかなんて
ある意味どうでもいいんです。
真実は分かりにくいですし。

それより個人の幸せの方が
遥かに大事。
専門家はそれを良く考えないと。
素人は無知だからと言って
必ずしも事実を伝えるのが
正解ではないと、私は思います。

ワクチンの成果がどんどん出ることを
祈っております。
出ることになってはいますが(笑)

まあ…これが科学的に正しいと主張される方がいれば
反論したくなりますが、今は我慢(笑)
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イモガイ [科学ネタ]

イモガイって
面白いですね。

ご存知ない方は
ググって頂ければ分かりますが
イモガイには
実に300種以上の毒物があります。

毒=薬みたいなもの
なので
このイモガイを研究することによって
沢山の新しい薬の開発ができますし
試みられて、実用化もされています。

イモガイの中に「ヤキイモ」(笑)という
貝がいますが
そこから作られたジコタノイドは
モルヒネの1000倍の鎮痛作用があります。

研究者にとっては宝箱みたいな貝です。

私たちは薬において大体の化学物質は合成する技術はありますが
一体どういうものを作れば
いいのか?というが分からず
それは自然を頼りにするしかないです。

あ、過去記事の質問で
水ですら大量に一気に飲むと死に至るみたいな話を書いていて
どうやって死ぬの?みたいな質問がありましたが
水中毒で脳が腫れて、呼吸をコントロール出来なくなるというのが
普通に考えられる死に方だと思います。

それでついでに書きますと
毒って大体、呼吸毒と神経毒が主だったものです。

生徒でも誤解している人が多いですが
呼吸毒というのは呼吸自体を妨げるのではなく
ヘモグロビンの鉄と結合してしまうんです。
身体に取り込まれた酸素は、この鉄と結合して
身体の中を運ばれるんですが
鉄自体に先客ができるんです。
それで酸素が、細胞に行かなくなってしまういます。
それがあかんと…いう。

神経毒はざっくりいうと
神経細胞の情報伝達を妨げて内臓や筋肉の働きをおかしくします。
妨げ方は主に二通りあって
フグ毒(テトロドトキシン)やトリカブト(アコニチン)は
神経細胞のチャネルの開閉に異常を起こします。
サリンとかVXガスでは
神経伝達物質を送る時に神経細胞が興奮するんですが
その興奮を元に戻さないといけないのですが
その元に戻す分解酵素をおかしくします。
で、サリンの解毒剤はなにかと言えば
その樹状突起にくっついて伝達物質自体の結合を
止めればいいので
これも毒物のアトロピンというものが使われます。
毒をもって毒を制す。
とはまさにこのことです。

受験でもそんな作戦はありますよ
E判定をもってE判定を制す、みたいな。
そんなのないか(笑)

全く関係ない話ですが
去年、コロナ関係で
次亜塩素酸ナトリウムが流行ったので
平衡の問題で出るかも…
とか色々対策をしています。
市販で買ってきた次亜塩素酸のpH測ったら大体10前後ですね。
10前後ということはClOマイナスが主に存在するはずです。
じゃあどうやったら洗浄殺菌効果上げられるか?
というのは
禁断の酸性に寄せる
酸性と言っても,授業で計算しましたがpH5〜6くらいです。
それがギリ。そこで
HClOが中心になって最強になります。
でも、これ以上行くと塩素が沢山発生して…自分がさよならなので
混ぜるな!危険なのです。
ですから次亜塩素酸の近くに、酸は結構リスキーだと思われます。
ガチガチの酸性にしなくても
殺菌効果アップということは…(^◇^;)なので。
ただ次亜塩素酸って
20度より高くなるとどんどん分解が進むので
夏だったら
外で撒いたら効果もなければ、害もないかも…
どうなんだろう。
状況次第濃度次第ですが。
そういう化学的考察というのは出来ます。
保管する時は20度以下…って正月そうそう何を書いてるんでしょうか?(笑)

真面目に働きます!
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私は登山が嫌いです [科学ネタ]

以前書きましたが
野球部って坂道ダッシュばかりします。。。。
( ̄◇ ̄;)
ああ嫌だ嫌だ
私はもう一生、山は登りたくないです。
下るのも好きではないです。
山登りが好きな彼女と1週間で別れたこともあれば
登山の滑落事故で友人を亡くしたこともあります。

そもそも
物理学的に言いますと
山の上の方が、平地より時間の進み方が早いです。
つまり高いところにいると
早く歳をとる!
そんな好き好んで、歳を取りたくない!(笑)
のです。

ものが2つあると
その間の空間と時間が変化するんです。
ちょっと万有引力をupdate してみますか。

地球みたいなものを置くと
地球の周りの時間が遅くなるんです。
地球の中心に近い方が
時間の進みが遅くなる
遠い方が早くなる
この時間の進み方の差が、自由落下を生むんです。

ものが落ちて、その時間を測れるわけではなくて
時間の進み方が違うから
ものが落ちるんです[ぴかぴか(新しい)]
実は紀元前5世紀くらいに
このようなことが分かってる人もいました…( ̄◇ ̄;)
すごすぎます。
ああ、そのギリシャ時代に地球が丸いことも
地動説もわかってました。
中世の頃にわかった感出してるのは茶番です。
それでも地球は動いてるだとか(笑)
千年後に言ってるわけです。

キリスト教が全てを遅らせただけです。
訳の分からないこと言って。
宗教が支配してた時代だったので。

アインシュタインが言ったことは
空間の無数の点にそれぞれの時間が存在するということです。
そして彼が凄かったのは、その違いを示して見せたことです。
絶対的な時間があるような感じがするのは
錯覚というか
文化というか
人間の精神の安定のためです(笑)

実は21世紀までに物理学で時間に関して
非常に新しいことがわかりました。
それについてちょくちょく書いていこうかなって
思って書いています。
19世紀スタートですが
この頃の時間の捉え方すら
皆さんに浸透してないと…思われます。
周りを見渡すと(笑)

皆さん、過去と未来は当然違うと思いますよね?
過去は確定したこと、思い出せる
未来は未確定で、未来は思い出せない…はず

そもそも殆どの物理学の法則にこの時間の本質というものは
記述されてません。
別に逆向きに時間が流れても法則は変わらない。
だから物理学はダメなんだとか怒られたりもします。
まあ…それは言いがかりに近いですが。

素粒子もマクスウェル方程式も、シュレーディンガー方程式も
ニュートンの運動方程式も…
有名どころの式は、ほとんどは過去と未来を区別できない。
だからダメというわけではないのだ
ということを気付いた方が19世紀におります。

色々な物理学の多くの式には時間という
私たちが感ずるものが出てきませんが
その萌芽を熱力学に見た方がいるんです。
そうなんです。
熱力学だけが
過去と未来を区別できるんです。

熱は温かいものから冷たいものに
移る、その逆は無理。

意外かも知れませんが、
この熱力学こそが
時間とは何か?という本質的問いの答えを教えてくれるんです。

地面を擦ってみてください、あつっ!摩擦熱が出ます。
でもその熱を集めて、元の状態に戻すことは不可能なんです。
ああ、授業のストレスで、頭が熱くなってきた…
その熱(笑)だけが過去と未来を生むんです。

19世紀
この問いに答えを出したのが
悲しい人生を送った
私が大好きな、ボルツマンです。

ボルツマンの凄いところは
過去と未来の違いはNature には存在しない、と
気づいたことです。
そして革命的なのは、
クラウジウスの式の
意味の解釈を唯一本当の意味で理解していたこと。
ボルツマンは自身が考え出したエントロピーという概念の
数式を
墓標にもしています。

ボルツマンは
私たちが世界を「曖昧に」見る
だからエントロピーが存在する。
状態数というのは、違いが分からないからこそ概念として
存在し得ることを示しました。
結局、時間とは何か?
それは
熱力学のようにざっくりと
ぼんやりと世界を切り取った時に
生まれる概念なんです。

また、余談ですが
ボルツマンは原子や分子が概念ではなく
実際に存在することを確信していたのですが
それが当時の科学者からめちゃくちゃ叩かれました。
そして精神を病み、やがて自殺してしまいます。
家族と旅行中に。
妻と娘が海水浴中に、首を吊りました。

ボルツマンはなぜ熱力学だけに時間という概念が
表せるのか?はっきり分かってました。
それは熱力学がざっくりした学問だからです。
他の物理学に比べて。
簡単に言うと
分解能の問題です。

実際、ミクロの世界まで
分解能を上げると、時間という概念はなくなり
過去も未来もないのです。

これに気づいたボルツマンは本当に天才だと思います。

よく他分野の人から
物理の方程式について色々苦情がありますが(笑)
時間に関するものですが
それは大体この問題です。

私たちが時間を感じるということはどういうことか?
それはこの世界を隅々まで細かく把握できないという
帰結なのです。

最初に自由落下を
時間の進み方の違いだと書きました。
私たちは落ちてると思ってるかも知れないが
実際は
時間の進み方が違うから落ちるんだと
落ちてると感じると言ってもいいです。
それと同じです。

私たちの
物理がざっくりしてるんです
そのざっくりとした結果
時間という概念が生まれる
エントロピーというのは結局
自分たちの視野が曖昧なせいで
区別できないミクロ状態の個数を示す量だと
ボルツマンは言っているんです。

皆さん、「今」と気軽に言いますが
「今」はその人のごく近辺、ナノメーター単位の
近場でしか意味を成しません。
これが現代物理学の時間に関する帰結。
十光年先の星を見た時に
その星の十年前の光が届いて
十年前のその星を見ているのは
事実ですが、じゃあその星の今?
今はどうなってるのか?
それは実は問えない質問なんです。

受験の試験本番でラーメンの点数は何点だった?
この質問に意味はないですよね
実際はラーメンという科目は存在しないのだから(笑)
それと同じです。
「今」というのはその人、近辺にしかないのです。
ですから十光年先の星の「今」がどうなってるか
そんなの問えるわけはないのです。
「今」という概念は観測者の位置、状態により
決まり相対的なものなのです。

無論小学生に聞かれた時は嘘を言います、
中学生でも高校生でも。
その星の今を想像する気持ちは、色々楽しいじゃないですか。
それを本当は意味がないなんて私は言いません。
実際は無意味ですが(笑)

宇宙空間に単一の同じ瞬間、同じ〜というのは
存在しないんです。
同じ長さ同じ高さ
それすら存在しない。

このことから分かるように
おそらく私が考えている宇宙の始まりと
皆さんが考える宇宙の始まりは
おそらく考えてる次元が全く違います。
宇宙の始まりは物語の始まりみたいなものでは
ないんです。

この辺は、今後徐々に書いていきたいと思います。
長くなったのでこの辺で(^O^)/
なんだか書こうと思った内容と全く違う方向に話が
進んでしまった…
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受験生はよく寝ましょう [科学ネタ]

アメリカでは大学生が試験勉強で眠らないために
覚醒剤が流行っていたり
合成麻薬や
他の薬が流行っていたりします( ̄◇ ̄;)

覚醒剤って何かと言います日本の法律だと
メタンフェタミン、アンフェタミンです。
アンフェタミンは、
多分世界でオイラーと同じくらい論文を書いた
数学者エルデシュが常用していました。
この覚醒剤
細かく書くと長くなるので割愛しますが
快楽ややる気を出す報酬系に働き
通常すごく頑張って何かを達成した時、
感動した時に出る、ドーパミンをガンガン出します。
ドーパミンのインフレです(経済ネタ書きすぎて(笑))
疲労感がなくなります。

これは別に珍しい薬ではなく
時々デビューする薬を見ていると
抗うつ薬とか、最近は覚醒剤骨格を持つものが
あります。

ドーパミンと
メタンフェタミン、アンフェタミンを
ネットで化学式を検索してみるとわかりますが
非常に似ているのに気づくと思います。
ちょっと違うのに
これくらいは脳が誤解しちゃうんです。
いい加減なやつでしょ(笑)

これらに共通する骨格として
フェチネルアミンがあります。
ですからこれらは
業界では
フェチネルアミン系と呼ばれています。
これをもとに色々くっつけるだけで
合成麻薬はできてしまうんです。
MDMA やサボテンのメスカリンも
似た感じです。

お菓子で言うとチョコレートにも
入っていますが、
ごく僅かであまり効果はないと思います。
誰だったか
昔、医者で実験してた人がいますが…

薬局で普通に買える
覚醒効果を持つものは
エフェドリンがあります。
化学式を見てみてください、ほとんど同じですよね…
気管支拡張剤で使われています。
咳止めですね。
大体の風邪薬に入っているのですが
風邪薬は眠気を誘発する薬を同時に入れてありますので
覚醒効果は感じないと思います。

エフェドリン単体は入手困難でしょうし…ね

ああ
漢方系の喉飴には、結構普通に入っています。
これにカフェインを加えるのが
おそらく皆様が考える合法的で
最も眠気覚まし効果があるのですが
耐性が出来やすく、
非常に後々大きな疲労が襲ってくるので
やめましょう。

無論、私もエフェドリンとカフェインで仕事をしてるわけじゃないです。
ここ強調しておかないと!

なんだかもう10年以上前の話ですが
多分インターネットもそんなに普及してない時に
生徒で自力でこの組み合わせが
眠気覚ましになると
気づいた生徒がいました(^◇^;)(^◇^;)(^◇^;)

ある日私に言うんです。
喉が痛くて勉強中浅田飴を沢山舐めて
コーヒーブラックでガブガブ飲んでたら
めっちゃ目がさえる、頭がさえるって。
先生は信じないだろうけどって

それビンゴなんです( ̄◇ ̄;)
そりゃそうや( ̄◇ ̄;)
私は大人の対応として…

とりあえず
龍角散とか、かりん系喉飴の方が喉にいいよ!
とか大嘘を言って
その生徒を
黄金の組み合わせから遠ざけたのですが…

でも自分で気づくということは
効果があるんでしょうね…

因みに漢方で言うと麻黄湯がそうです。
エフェドリン。
これにカフェインで目が覚めます。

もうインターネット社会ですから
私も普通に書いちゃいますが
検索したことはないですが
もう有名ですよね。
まだまだ本当は
薬学的に色々ありますが
生徒がやばそうな組み合わせを言ってる時は
大人の対応で
そっと遠ざけるようにしてます。
ですから、私、結構薬何飲んでる?
とか
何食べてる?とか雑談で聞いてます。

よく寝て普通に受験勉強はしましょう!

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周期性 [科学ネタ]

人間って周期性で考えるのが好きです。
データをとって
五年ごとに起こるなら
次も起こるのではないか?
勿論可逆的変化なら
それは構いませんが
自然は不可逆です。

その大きな過ちは
地震なんかがそうです。
私は小さい頃から言われてました。
1855年安政江戸地震(M6.9)→
1894年明治東京地震(M7.0)→
1923年(大正12年)関東大地震(M7.9)
90年代に関東で大地震が起こるぞ〜って
学校や社会で
それで起こらず
これは間違えで
120年周期というのがあって…

こういうのは全部占いレベル科学ではありません。
都合のいいところだけをみためちゃくちゃな話です。
まず69年周期説
安政江戸地震からカウントしてますが
安政江戸地震の前って
最低数千万年
訳1億年大地震は起きてません。
1億年→69年→69年→…次が69年って。゚(゚´Д`゚)゚。
なんですか?この科学

あの…よくある
プレートのゴムみたいにエネルギーが溜まって
地震が起きてまた溜まるみたいな
周期性に毒された
おかしな科学がありますよね( ̄◇ ̄;)
地盤はゴムじゃないです(笑)
地震が起きれば
割れも崩れも色々なことが起こって
地球が始まって以来
一度たりとも同じ状況なんてないです。
ですから周期性なんて地震には絶対にありません(笑)
そこに周期を見たいのは人間の願望というか
それくらいしか難しくて
科学にならないので
超短期の
周期性を見つけて自分に酔ってるだけです。
さっきの2回69年だからって3回目も…
たった2回でお気楽なものです。
二度あることは三度ある、というのは
ことわざであって科学ではありません!

地盤がゴムのようなものだと考えられてた時代が
あったのでその影響でしょうか。
ゴムなら行って戻ってを繰り返しますが
地球はゴムゴムの実を食べてません。

それで地震予知〜学会がだす
ハズレだらけの
30年以内に何十%の確率で大地震
あれは絶対信じないでください。
なんの科学的根拠もない山勘です。
そもそも地震が科学じゃ無理だと
世界中で分かって
研究してるのって日本とほんの一部の国
だけです。

断層云々も全部嘘です。
あれは地震が起きた結果だし
人間は地球の中なんて半径6400キロ中10キロしか
掘れないですし
何も分かりません。実際の断層構造なんて。
航空写真で表面を撮ってもね…(笑)

その結果
阪神淡路、東日本大震災…
大地震の30年以内におこる可能性…5%未満のところで起きました。
それ以外のここ数十年の大地震って
ほぼ20%以下で起きてます。
途中から
あやゆるところで可能性を上げ始めましたが(笑)
そうすれば当たりますからね(笑)

日本には火山が109もあります。
震度3以上の地震は年間4000回程度起こります。
至る所で大地震になる可能性があり
注意しておくべきなのです。
あの〜%って
確率が低いところに安心感を与えてしまう
阪神淡路なんて完全にそれで耐震が甘くて大惨事になりました
よね( *`ω´)
やめた方がいいやつです。

地学って似非科学天国ですが
だって難しすぎて誰も分からないので
適当な説が無数にあります。
スタップ細胞だらけ。

ただ読者の方に私が断言できるのは
地震に周期性は絶対にありません!
一回大地震が起きれば
地盤の壊れ方は一様でもなければ
ゴムみたいに戻るわけでもエネルギーが溜まるわけでもない(笑)
年間4000回の地震どこが壊れてどことどこが影響して
どこにエネルギーが溜まって…
そんなん、わかるか!
なんです。

ですから日本に住む限り地震への備えは
常に必要で例えば東日本大震災で
起きたところはもうしばらく起きないなんて
そんな生優しいものでもないです。
日本って火山火山火山…
あ、富士山もそうですよ。゚(゚´Д`゚)゚。
いつ噴火してもおかしくない

地震はいつでも気をつけましょう。
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動物実験の限界 [科学ネタ]

生徒から発がん性があるとかないとかって
どういう風にわかるのか
聞かれたので
ブログに書くことになりました。
約束をしてしまったので…

これで皆さんに生物学の
動物実験の限界を感じて頂ければと
思います…。

まず発がん性があると疑われる物質があるとします。
これをAとしましょう。
これを一気に大量に与えると急性中毒で亡くなる可能性があり
(水でも塩でも一気に与えると死ぬように)
意味がありません。
発がん性というのは長生きして初めて問題になるのです。
ですから
まずAを与えても長期間生きられる量を確定します。
(これも結構大変)

そうしたら実験群には50匹のラット
つまりAを餌に混ぜ続けるラットです。

対照群として通常の餌を与える50匹のラットを
用意します。
ラットの寿命は通常三年です。
そこで三年にわたり
毎日ラットの状態を確認し
死んだラットが出たら解剖して
様々な検査を1匹に対してして、死因を特定して
死因が、がんかどうかを調べます。
それで一応二つの群で5%の有意差が出たら
医学的には有意差を認め発がん性があるということにする
慣習となっています。

ここで皆さん…考えてみてください。
母集団100匹しかいませんよね…( ̄◇ ̄;)
選挙速報でもなんでも当たるのは
母集団少なくとも数千、普通万単位、できれば百万
必要なんです。
統計学的にいうと…
1000匹いれば0.5%以下の誤差ですが
そもそも5%の有意差なので…
全然足りませんよね…。

でもその
千匹のラットですら普通の研究室で飼うのは無理です。
食費めっちゃかかりますし
千匹の状態を三年間調べる、特に死因を特定するのは難しく
…膨大な手間がかかります。千匹ですら。
そんなこと無理です。
三年間、それに費やしてたら研究室が潰れマウス。
しかも
最近では研究室で飼うラットは狭い檻に入れられて
そもそも高ストレスでまともじゃない
から意味がないみたいな研究結果が出る始末です…

そのたった100匹前後ででた
非常に危うい(笑)結果が
動物実験による発がん性の有無なのです。

勿論
人間でなんてできないわけです。対照実験。
人道的に。
もしできたとしても
人間は寿命が長すぎて
一つの物質を調べるのに1世紀かかります…

ラットの寿命三年はちょうどいいです。
中高一貫でも6年通ってたらだれますよね(笑)
3年がちょうど限界かも。
結婚でも
3年目の浮気もありますよね。
オキシトシンの効果とかもそれくらいかも。
ラットは三年、ちょうどいい寿命。
ですから頑張って100匹三年でやります。
もっと少ない場合も実際はあります。
実験室で飼うので。

そもそもラットと人間って
同一視していいの?とか読者の皆さんは思われるかもしれませんが
ラットくらいの寿命でないと
実験できません!
これは純粋に実験側の都合で
それに、これを正当化するためにラットでいい理由
人間とこれくらいなら同じだろみたいな
言い訳があります。

この疑惑の(笑)動物実験によって実は
発がん性があるかないかは決まっています。
ラットがバタバタ死んでいくのはわかりやすくて
それがダイオキシンでしたが
実はこれはネズミだけがバタバタ死んだりガンになるだけで
ネズミで見られる毒性は人間にはないという…
ずっと前に記事にも書きましたが
悲しい動物実験の限界が暴露された物質でもありました。

ですから
あるものが発がん性があるとかないとかって
本当は非常に微妙です。
あるかもしれないしないかもしれない(笑)
世界的に決まっていてもです。
その辺は、適当な決まり方で
あとから覆ることもしばしばあるものだという
認識でいて頂ければ、間違いないかと思います。
少なくとも科学的と呼ばれる精度での実験は
できないからです。一つの物質に時間と労力とお金
そんなにかけてられません。
しかも、選ぶ時点で人間が疑惑を感じてる物質しか調べてないんです。
疑惑を感じない物質に
ラット100匹…やってられないですよね。
そもそもネズミの夢を見そうですし
ディズニーランドに行きたくなくなります(笑)
これがいかに偏ったものであるか…お分かり頂けるかと。
発がん性って実はそんなものです…。

ただ…です。
この動物実験を経なくても
簡単な仕組みで発がん性がわかることもあります。
それは身体の細胞を傷つけるものです。
これは修復回数が増えるので
確率的にコピーミスも増えて
発がんする可能性が高くなる。
それはわかるのです。
辛いものの食べ過ぎとか…

これは私の勝手な解釈ですが、タバコも
ニコチンの発がん性があるのはありますが
実験で使われた濃縮されたニコチンを
タバコに当てはめるのって結構無理があります。
基本的に煙を吸う、微粒子を吸うPM2.5なんか
最悪ですが、大気汚染が俗に言う肺がんに
1番悪影響を及ぼしてるのではないかと思っています。
と、言いますのは農村地方の空気の綺麗なところの
ヘビースモーカーの人って、有意にがんが増えたりなんかせず
逆に寿命が長いみたいな論文も昔ありました。
都会の微粒子の多い空気で肺胞に微細出血を起こし
、それで加えてタバコの煙なんかを数と
上記の単純システムの方で肺がんになる確率は上がりますよね。
ニコチンで上がってはいないように思えます。
喫煙率が落ちてるのに肺がんの数が
まあ肺がんにも色々あることが分かった影響もありますが
増えてるのは不自然ですし。ニコチンのせいだというのは
無理筋なように私には思えます。
中国での増え方を見ても大気汚染が主要因に思えてなりません。

まあ色々分からないことがありすぎて
それもあって私の提唱する最適戦略は
なるべく偏って同じものばかり食べないという
ことになるわけです。
マリオンクレープのチョコ味ばかり食べてる私がいうのも
なんですが(笑)まあ
美味しいものを食べてガンになるのなら
それは構いませんが。

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人間に対する遺伝子操作について [科学ネタ]

遺伝子操作等々は本当に大問題です。
教科書共々(笑) 
遺伝子操作はやがて必ず生殖細胞に影響がでます。
そして科学的に間違えた理論です。
それを今日は書きたいと思います。
私達は西洋の科学の発展に伴い
二項対立で全てを捉え
数学的に自然界を考えてきました。
二項対立とは、AであるかAでないか
しかないということです。
例えば
有理数であるか、そうでないか。
これが成立するので
有理数でないことを否定すれば
有理数であることが証明されるというような
背理法と言いますが、間接証明ができるのです。
数学を使う科学、つまり世の中の多くの科学は
こういう西洋的思想に
支配されています。
そしてなんでも因果関係を考えてしまうのも
この数学的論理の結果です。
現代人はすべてのものに因果関係がある、それがわかる
と思ってる。それも、扱うものの数を単純化してるからです。
それで因果を初めて追える。
私たちが現在使ってる
デジタルを考えてみてください。
オンかオフを数字の0と1に対応させる
これこそが二項対立の究極的な姿です。

しかし、これには限界があると私は思ってずっと生きてきました。
それは自分なりに数学や物理の未解決問題等に挑んできたからです。
なぜ解けないのか?そもそも世界の切り取り型が間違えて
いるのではないか、と思うようになったからです。
そう考えざるを得ない結果が出てくるからです。
これはすべての自然科学の基本の物理でもそうなので
無論、化学も生物も地学も皆そうです。
その解決策というか新しい手法は未だに暗中模索ですが
現在の西洋科学では
「相互作用」は正確に扱えません。
正確にというのは、二物体の相互作用は扱えますが
物体が3つ以上になると
それぞれの相互作用を考えることができなくなります。

生物の遺伝子操作について
皆さんがとんでもない誤解をしてるんじゃないか
という危惧が私にはあります。
物理でもなんでもできると思い込んでる一般の方
地震がいつか科学が進めば予知できるとか
天気予報が科学が進むば当たるようになるだとか
そういうことを思い込んでいる方が
沢山いるので
物理よりも本当は遥かに複雑な生物系においても
そのような誤解があるのではないかと
危惧しております。

これは生物の教科書のせいでしょうか…
現代人の感覚のせいでしょうか。

二つの物体しか扱えない物理で
なんでも分かってしまうと
考えてしまう人と同じ間違えです。

まずその問題に
触れる前に
大前提として
遺伝子は環境由来で
環境を離れて遺伝子を考えること自体ナンセンスです。
環境ありき、で我々がいる
暮らさせてもらっている。
ですから、環境問題なんて本来存在しない。定義上ですが。
人間の住み良い環境になんて地球ができてるわけはない。
類人猿のちょい進化版のほぼサルの我々が
偉いなんて、自分たちが言ってるだけで
地球はそんなこと思ってないだろうし
そんなもの関係なく世界はある。
地球の2880分の1時間しか人類は存在してないです。
地球全体の生態系を、偉そうになんだかんだ言ってますが…。

まあ
人間は、自分たちの種の中に神の預言者がいたり
神の子がいたり
そんな誇大妄想をできる幸せな種族なのです。
2880分の1しかいない人間に神様がいたら
笑えます。それまでの地球はなんだったの?って
2879の時間は。
生まれ変わりの思想も同じですわな( ̄◇ ̄;)

人間は主観でしか考えられませんので
それだけ思い上がっても不思議はないですが…
実際はコロナくらいでこんなになる?
他の生き物ってどうなってますか?コロナで。
到底神様が存在する種とは思えないですが(笑)
それなのにすべての環境は人間のために神様が作ったという
ギャグ漫画級の奇怪な話を信じてる方もいるわけです。
勉強をした方がいいです。
自分の頭で考えた方がいいです。
信じるのではなくて。
コロナを環境依存という文脈の中で
色々考え直せば(多様性ということですが)
コロナについての考え方も
変わってくると私は思います。

誰もがわかりやすく?説明するのに
どうやって書いたらいいか分からないですが
私の文章能力的な問題で
まあこれは口述筆記ですが(笑)

例えば、必ず発癌する遺伝子をずっと代々掛け合わせて
理論上100%発癌するマウスを作っても
数十%しか実際は癌ができません。
生物の教科書的には100%ですが。
それはなぜか?
遺伝子は単体でガンを生み出すわけではなく
他の遺伝子との相互作用(干渉作用)みたいな
ことが起こり
この古典的理論通りには全然なりません。
そんなに自然は綺麗に
これが原因物質、原因遺伝子ですよって単離できないという
ことです。そもそもが。
必ずそれはそれは複雑な相互作用がある
それを私たちの科学は扱えません。
ですからそれを単純化して
デジタル感覚で、はい、この遺伝子がオンで
これがオフでこうなる
みたいな楽天的思想を持ち始め
遺伝子操作なんて始めるわけです。

私が言いたいのは
そんな単純に扱えないよ!ということです。
天才と天才を掛け合わせて
その中で精選した試験管ベイビーもアメリカの
40年近い実験の結果10%も天才は産まれません。
8%くらいだったかな、4、5年前で。

そもそも
物理も化学も全く
古典的理論通りにならないのに
その総体である生物が
大昔のメンデルだなんだの理論通りになると思いますか?
そう思うかのような単純作業(単純化作業)で
遺伝子操作が行われている
それが私は非常に怖いです。
怖いというのは、倫理的な問題よりも
古典的思想への現代人の没入感です。

そんなAとBを混ぜたら必ずCみたいなことは
現実には起こりません。
この薬飲んだらこう効きます、みたいな。
実際は何だか知らないですけど(笑)
諸々の相互作用の結果
こうなってるであろうことが多いくらいの
感じで。

私が中学の頃
言われてた病気の遺伝率なんて
(今でも言われてるのか、それで手術まで
した人もいますよね( ̄◇ ̄;))
全くのデタラメ。
そもそも
遺伝子と環境はセットです。
私たちの遺伝子の大体
最近見た論文ですと40%弱は
ウイルス由来です。
考えてみたら当たり前ですが
いくら、ある病気の遺伝子を持っていても
環境からその病気がなくなれば
病気の発症率はゼロだということです。

その諸々の科学のあらゆる問題があるにも
関わらず
人間だけでなんとかなる
そういう誇大妄想で出来たのが遺伝子操作です。
これを人にやり始めたのはもうアウトだと
私は思うのですが…
原発以上に。

あと免疫系は基本的にいじったらダメです。
免疫抑制剤を飲み続けなきゃいけないような
治療って…「延命」を考える
寿命目的なら
私はやめた方がいいと思ってます。
もう人間じゃないでしょう。
寿命なんですよ。そんなことしなきゃ生きられないなんて。
その線引きが
完全にできないくらい
人間は昔神を盲信したように
科学を盲信しているんです。

大半の人が公衆衛生を整えれば
70歳くらいまでは普通に生きられるわけです。
途中で事故で死んだり不治の病で死ぬのは運です。
それになんの不服があるのか、私はわからないですし。
壮大な未解決問題に無駄な労力を注いでるようにしか見えない
です。

私はガンになってみたい気持ちがあるので
ガンで死ぬのが希望ですが
まあ本来ガンも老化現象なのですよ。
それを人間誇大妄想で
普通の治療すべき病気に入れてるだけで。
どんな生き物も寿命は個体差があり
それはそれで終わり。
一生懸命それぞれ違う寿命を生きれば
それでいいじゃないですか
そもそもそんな頑張り続けられますか?
私は考えられるようになって
40年くらい頑張ってきましたけど
もう結構ヘトヘトですよ(笑)
まあ、でも与えられた寿命は全力で生きないと
それが義務なんです。
他の命を奪いながら生きるものの。

ですから
今日もその義務を果たすために頑張ってきます!



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不確定性原理 コロナで暇な人へNo4 [科学ネタ]

さて
量子についてでも
書いてみますか。

光が大抵は波として振る舞うものなんですが
アインシュタインが光電効果を
光を粒子として説明し成功し
粒子ととして考えられてた
電子も波としての性質をもち

それならということで
ドブロイが粒子だと思われてた電子も
波じゃない?みたいなのでドブロイ波長というのを
考えました。
そしてそれが一応実験で確認されて
元々波動方程式というのが19世紀からありましたが
それを電子に適用した方程式を
シュレーディンガーとディラックが
それぞれ独立に解きました。

そうそう
水素原子のシュレーディンガー方程式
大学教養で解かされて
計算面倒すぎて
物理がみんな嫌いになっていくやつです(笑)

勿論
シュレーディンガーもディラックもこれを手計算で
解きました、えらい!

これを解くと
波動関数と、 水素原子が取りうる全てのエネルギーが
出るんです。
ここで奇妙な結果が出るわけです。
エネルギーは最初から決まってるのであろうということですが
実際に測ってみないと
どの値か確定しない。
この量子的な考え方に早く洗脳されてください(笑)

ここでついにエネルギー保存則が破綻します。
あの大学入試で大事に大事にされてきたあのお方が…

その話の前に
このややこしい方程式を全く別の方法で
オリジナルで解いた若者が現れました。
それがあの
ハイゼンベルクです。
なんと31歳でノーベル物理学賞をもらいました。
それくらい彼の方法はオリジナリティに溢れ
卓越したものでした。

彼は行列力学という方法を作りあげました。
現在の主流の力学です。
そしてこの方法にはとんでもない
秘密が隠されていたのでした。
それは
位置と運動量の不確定性
時間とエネルギーの不確定性です。

不確定性原理については有名かもしれませんが
説明しておきます。
位置を正確に決めようとすると
運動量が分からなくなり
運動量を決めようとすると位置が分からなくなる
この二つの積は一定値以上だということです。

問題は時間とエネルギーですが
これはちょっと基礎知識がないと説明しづらいですが
例えば水素原子にエネルギーを与えると
元々基底状態にあった電子が励起する
そしてやがてその電子は元の軌道にもどる
その時に電磁波を出すんです。
バンジージャンプでの絶叫と同じで(笑)

そこで問題はこのエネルギーの高さなんですが
高ければ高いほど
そのエネルギーを保つ時間は短くなります。
そしてエネルギーと気軽に言いましたが
このエネルギー自体にも不確かさが存在し
(エネルギーの予想される最大値と最小値の幅がある
ということです。)
時間が短ければ短いほど
エネルギーの取りうる幅は増加します。

先程の話を言い換えますと
基底状態というのは
1番エネルギーが低い状態なので
そこに滞在する時間が何もなければ無限で
基底状態のエネルギー値は一つに定まると言っていい
ということです。
そして2番目の不確定性原理は
このエネルギーと時間間隔は反比例するが
ある値以上を必ず取るという
下限があるということです。

…ここで皆さんお分かりかと思いますが
水素原子に高いエネルギーを与えれば与えるほど
エネルギーの取りうる幅は広がり
エネルギーなんの制約もなくなり
好き勝手な値を取れると言うことです。
そしてある時間であれば無からエネルギーができたりも
するんです。

そしてちょっとした数学的なテクニックですが
フーリエ変換を使うと
粒子の位置のばらつき→運動量のばらつき
時間のばらつき→エネルギーのばらつき
となります。
実はハイゼンベルクはここまでの結果を考えではいませんでした。
ハイゼンベルク自身は観測をするには
光を当てないといけない
その光子すら、実際のものに影響を及ぼしてしまう
そんな風に考えていました。
それが数学だけで出てきた
ハイゼンベルクの不確定性原理自体に一致していました。
量子論自体
もっと言うと
この宇宙自体に不確実性が性質として内在すると言うことです。

そして皆さんお忘れかも知れませんが
E=mc*2
これは物質のエネルギー化
エネルギーの物質化
を表していますが
光子は質量がない、エネルギーと運動量しかないのに
それが物質を生み出したり
原子核の質量が欠損することで
核爆発というエネルギーを生み出したり
摩訶不思議なマジックショーが始まるんです。

長いので今日はこの辺で
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ABC予想解決 [科学ネタ]

望月先生のABC予想の論文
ちょっと見ちゃいましたけど
宇宙際タイミューラー理論
以下
IUT理論と書きます。
素晴らしいですね♩
このまず望月先生が作った新しい?
私には結構普通に見えますが(笑)
数学がなかなか理解されず
8年の査読がかかったんだと思いますが
なるほどね〜
これはすごいですね(*^ω^*)本当に。
ノーベル賞3個あげてください。
数学にノーベル賞はなく
フィールズ賞も40歳までしもらえませんが。
ノーベル賞受賞者より圧倒的に頭がいいと
思うんですよね。
これは思いつかないし
論文600ページ超
これを完遂させるスタミナがすごい。

それほど評価が高くないのは
数学を専門としてる人には
あまり考えたことのない手法と言いますか
ゲーデル的な感じがあります。
ですから数学基礎論を勉強してる人には
好かれそうですね。
数学界からは
何やらよくわからない理論を作って
それで、誰も解けなかった難問を解いてしまう
いや
多くの数学の難問がこの理論だと
容易くわかってしまう
そんなものを認めるのは…
みたいな気持ちがあるのは分かります。
でも革命って
こうやって起きるわけです。

私は生徒によく授業で言ってますが
ユークリッド以来
今までできた数学の体系では
無理が生じてきてるわけです。
ABC予想もおそらく既存の数学では
解けない
物理学にもそういう問題は沢山あります。

ですから
私は常に新しい物理学を作ろうと思っているわけです。

望月先生の理論
数学をガチ目にやってきた人には
受け入れがたいかもしれませんが
物理学的に言うと非常に理解しやすいです。
IUT理論は
普通の自然数は
和と積に関して「環」という非常に硬質な関係があるのですが
その硬質さが故に
自由度を狭められ解けない問題というのが沢山あります。
これは数学の難問に挑んだ人なら誰でもそう感じると思いますが
同じような世界しか出てこないんです。
色々いじくり回しても
強固なので。
結局これしかできなくて
閉じた世界のように思えてくるんです。
そしてその難問は閉じた世界のアルゴリズムの
中で
解答を得られないように思うのです。

IUTは和と積
の見方を変えることによって
この硬質な定性的性質をバラバラにして組み直す
装置…それがIUT理論です
ABC理論を数論として普通に解くと
解けません。だから未解決なんで(笑)
それを、数学の方、道具の方を自由に作り替えちゃえ
という
私の超弦理論解決と同じような感じで
私には非常にわかりやすお話です。


宇宙際タイミューラー理論

宇宙際というのは
宇宙を行きするinter universal です
あ!
宇宙は普通の宇宙ではなく
グロタンディークが考えた数学の
なんていうんでしょう
ひとまとまりみたいな
その数学全てを行き来できる
タイミューラー理論ということです。
タイミューラー理論は各自ググってください(笑)

理論の詳細も
しばらくしたら書きます私も今まだ
ルールを染み込ませ中なので
下手なことは書けませんが
まあ、大体分かるんです。
こういうのって。
思考経験があれば。

物理で異端なことばかりやってる
私には分かりやすい。
摩擦力の式よりもずっと(笑)
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補足 [科学ネタ]

生徒から
宇宙の外には何があるのか?
という深遠な
問を投げかけられたことがあります。

時間というのは
もし宇宙が量子的に始まるのだとしたら
その宇宙に中のみに時間があることになります。

ホーキング等の理論があってるとするならばです。

空間や物質とともに
この宇宙で出来たことになります。
そうなるともう全ては無意味と言いますか
宇宙に始まりもなければ
始まるという概念もなみたいな
物理学では分からない領域になります。

最近
時間自体が存在しないと主張するのが流行ってますが
それもこのような流れで当然生まれる考えです。
時間を私たちは恣意的に扱いすぎたので。

時間というのは本当に不思議なものです。
気軽に時間微分なんてしないでください(笑)
時間だけが
物質そのものが持つ性質ではなく
人間が順序関係を理解しやすいように
作り出した概念なんです。

空間も同じようなことが言えますが。
物体に量子論を適用しても大丈夫なのに
時空に適用してもうまくいかないのは
このせいなんでしょう。

これは非常に壮大な問題で
ABC予想の証明で望月先生が用いたような
全く新しい数学が物理学にも必要なのだと
私は思っております。
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慣性質量と重力質量、コロナで暇な人へNo2 [科学ネタ]

前回ニュートンのことを書いていて
ふと思いました。
皆さん
慣性質量と重力質量をちゃんと使い分けられてるかな?
って。
これからアインシュタインの
E=mc*2を理解してもらうのに
これは必須です。

まあ、私も授業では細かいことは言わないようにして
ますので習ってなくても仕方ないですが
万有引力って
万物が持つの?とか
そんなの全部ニュートンは調べたの?とか
純粋な方は思うかも知れませんので
今日はその説明をしておきます。

慣性質量というのは
簡単に言いますと
力を加えたときの運動のしにくさです。
私を誰か横から押してみてください
ぐーっと。
わがままボディは
そう簡単には動きまへん(笑)
ところが
その辺に落ちてるボールをぐっと押す
案外楽に動きます
まあ摩擦等々は無視して(笑)
そんな感じで動きにくい私の方が慣性質量が大きいという
ことです。

それに対して重力質量とは何か?
それは二つの物体をおきます。
そうすると二つの間には重力が生じます。
重力は引力ですから、両物体は加速されながら互いに近づいていきます。
この、重力と呼ばれる〝力〟は、物体のもつ質量から生み出されるものです。
重力の元となる質量が「重力質量」です。
ニュートンの万有引力の法則は
その引力が「重力質量」の積に比例する
ということです。
全ての物体は
性質を外して考えても
それぞれ重力質量を持っているため
万有引力と呼べるのです。

全ての物体は
慣性質量と重力質量を同時に持つわけですが
ニュートンはその二つが等しいことを示したんです。
同時に二つあるのではなく
ある質量は
ケースバイケースで
どちらにもなり得るということです。

ニュートンは次のような思考実験をしました。
ニュートンは基本的にガリレオをよく使います。
二つの重さの異なる…ここは私の趣味で小さい方をひき肉
大きい方をミートボールとしましょう。
その二つを一斉に
地面に落とすことを考えます。
ガリレオの実験によると落下する時間は同じはず…
でも
慣性質量の小さいひき肉と
慣性質量の大きなミートボールがあるとすると
慣性質量が小さい方というのは動きやすいという
ことなので
同じ力で地球が引いたら
ひき肉が先に落ちるはずじゃない??
いやいやでもよ
軽い方が先に落ちるなんて変じゃない?
ミートボールの方が腹もちもいいし。
なんだ????この結果。
ガリレオは天才なのに〜。

そこでニュートンは…考えました…
これを同じにするには
加速度を同じにしなきゃな
うん
加速度を同じにしてやるには…
ミートボールを
もっと引っ張んないと…ん?
「重い」ってそもそも、引っ張る力が大きいんじゃない?
加速度が同じになるように
力が大きくなってる、だから重い!
ミートボールは。
条件逆にしても同じ!
だから「慣性質量」=「重力質量」なんだ
ニュートンは気がついたわけです。
この考えはアインシュタインによって
爆発的な進歩を遂げます。

こんな天才ニュートンですが
ぶっちゃけ沢山間違えてます。
ゴリ押し多いです
力学しかできないですし(笑)
まあそれでも凄いですがねえ。

ニュートンの間違えには色々ありますが
一つには光速を考慮してなかった。
ニュートン以降の電磁気やら何やら
全ての分野で光速が影響を及ぼします。
ニュートンの式だけ光速が入ってない!
まあこれは
光速よりずっと遅い
私たちの世界では概ねOKなのですが。

あとは重力はどのくらいのスピードで伝わるのか?
これを
うーん
一瞬じゃないかな?
みたいなことを言って
これも間違えていました。
これも光速絡みですね。

ニュートンだってめちゃくちゃ間違えるのです。
だから間違えを恐れてはなりませぬ。
教訓じみたことを書いて
今日はここまでで…
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質量過敏症 コロナで暇な人へNo1 [科学ネタ]

E=mc*2
アインシュタインが考えた世にも不思議な式
質量がエネルギーでエネルギーが質量
どっちから考えても不思議です。
(c:光速秒速30万㌔m)コンビニで買ってきた
お弁当をレンジでチンして熱々で

質量過敏症の人ならば
お、弁当のエネルギーが増して
重くなったじゃねーかよ
なんてわかるのかも知れません。
一流の手品師はトランプの重さの違いが
わかるそうですし
絵札かそうでないかを。

数学を教えていて
点を書くたびに
私は不思議に思うのです。
点はものではなく概念だからです。
数学教の信者の皆さんは点Aと書いて有れば
なんの疑いもなく
点を打ってくれるので
教える側としては助かります(笑)
でも本当は大きさも質量も持ちません。
ですから微小区間に無限個の点が打てるのです
( ̄◇ ̄;)
これを物理学的に言い直すと
点は位置だけを表してると言えます。
そして素粒子論者に言わせれば
素粒子は内部空間を持たない点にほぼ等しい
ものなのです。
そして素粒子を結びつけてるのも素粒子
糊みたいなやつです。
それをボソンと言います。
なんで自分がくっつけ役なんや、
とボソボソ文句を言うと覚えましょう(笑)
糊ではない普通の素粒子は
フェルミオンと言います。
ただこのボソン
ボソ〜っとたってるだけじゃ糊にはなれず
フェルミオンの間でキャッチボールされると
糊として働くのです。
これらを基礎として放射性物質がどうやって放射線を
出すのかとか
諸々の説明をするのが
「標準模型」という理論です。

ここから色々物語が始まりますが
この辺で今回は終わりです。
疲れたからです(笑)

あ、ちなみに
ニュートンはペストが大流行して
大学が封鎖になる直前に大学を出て
ペストが流行ってるせいで
故郷に戻り
そこで一年半
仕方がないから家で色々研究をしていた時に
数々の大発見をしています。
ニュートンの運動の法則、万有引力…

現代日本は1ヶ月のお休みですが
将来のニュートンの貴重な時間になってくれれば
嬉しいです。
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借り暮らしのヒュマネッティ [科学ネタ]

東工大で
温室効果ガスの二酸化炭素(CO2)とメタンを
有用ガスに変換する高性能光触媒を開発した
みたいです。
触媒って耐久性が大事で
今主流で使われてる
高校の化学でもる
アルミナにニッケルを乗せたもの
って
炭素に覆われたりして
全然長期間向けじゃないんです。

それを大幅に改善する
しかも
本当かどうか分からないですが
地球規模で気にされてる
温室効果ガスの有効利用と
言うことで
非常に効率がいいんです。

地球規模の環境変動なんて
人間みたいなちっぽけ存在がコントロール
できるわけもないんですが
温室効果ガスを減らさないと
飛行機にも乗らん
とか
生活を切り詰める
みたいな
変わった方もいるわけです。

以前ブログで書きましたが
こういうのって
事実云々より
納得「感」
なんです。
事実で議論してもラチがあかないです。

そもそも地球温暖化学会なるものは
ありません。
作ると科学的に反論しなきゃならない。
科学的ではないので
反論の方法がない。
それで下手したらぽしゃる
だから作れません。
これで利益がある人々にとっては。

私もプロ家庭教師でたまにですがあります
生徒の納得「感」安心「感」だけを満たすために
やらなきゃいけない回り道が。
精神的に不安定になると普段の勉強に差し障るので。

地球温暖化は人間が出した温室効果ガスのせいだと
思われてる方の納得「感」が大事なんです。
グレタさんの笑顔が大事!(笑)
そこで科学の取り得る選択肢は一つ。
温室効果ガスの有効利用です。
もうこれは避けては通れない
唯一科学が今後存在し続けられる
道…

怖いのは科学的ではない人々は
人間がなんでも出来ると思ってるわけです
潜在的に。

そもそも地球の歴史で
人間が生活可能な環境
適温って
ほぼほぼなかったですし
今後もないです。
人間は地球を間借りしてる
借りぐらしの身なんです。
環境が変わったら
住める場所住みやすい場所に移動しながら
少しでも
住みやすいところで住むしかないんです。
別に地球は人間に住んでもらうためにできたわけじゃない!
それを勘違いしてるんじゃないかと
思うわけです。

地球の歴史45億年を一日とすると
人間が現れたのは
最近の30秒
人間が過去に住めたであろう
(今の水準で)
時間なんて3分もないわけです。
(多めに見積もって)
そのちっぽけな人間が
脳が発達して妄想を抱く力だけが
ましたので
地球様の環境を自分たちの住みやすいように
どうこうしようと言い出す始末なんです。
調子に乗りすぎた果てには。

人類が滅びて困ることは何もないです。
地球にとって。
むしろ厄介ない居候です。

環境はそもそも人間にはどうしようもない
間借りしてるんで
住めるところでそれなりの生活を
してくしかないんです。
まずこれをしっかり皆が理解した方がいいです。
間借り者です、人間は。


触媒の話に戻ります。
この新しい触媒
チタン酸ストロンチウムだっけな
それとロジウムだかを
密閉容器に入れて加熱〜。
摂氏で言うと180度くらい。
そうすると結晶化したストロンチウムの表面に
ロジウムが綺麗に分散して…
完成です。

これに、二酸化炭素とメタンガスを入れて
紫外線を照射
うん
これからの改善余地はこの紫外線を
可視光線にすることでしょうかね…勝手な
想像ですが。
この反応の優れてる点は副反応がほとんど起きないことです。

まだ開発段階ですが
色々応用が考えられますが
酸素イオンが媒体となる触媒の発展は
楽しみです。

最後に誤解のないように言っておきますが
私は地球をどんどん汚していいなんて思ってません。
汚染物質は出さないようにしなきゃ
もしくは適切に処理して環境に返す
原発みたいに元々無理なもんはやらない。
核融合発電がんばろ〜。
これに異論も異存もないです。

でも
温室効果ガス対策で
飛行機に乗らないとか
学校に行かないだとか
普段の生活水準を落とすだとか
そういうのは正気の沙汰だとは思えないわけです。

そういう人が出ないよう
そういう社会にならないよう
科学は頑張るのです。

あ、書き忘れました。
結局
先程の反応で温室効果ガスを水素と一酸化炭素に変え
水性ガスですね、そしてそれを化学製品の原料とするわけです。


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ボーッと熱力学を考える [科学ネタ]

移動中です。授業の。
今日も超満員電車です。
こういう時は思考するに限ります。

なんでもそうですが
集団の挙動を扱うのは難しいです。
ここにいる超満員電車のそれぞれの人生を…
まとめてなんて扱える訳がないです。
熱力学みたいなマクロを扱う学問もありますが…
実は
熱力学も適応範囲は狭いです。
平衡状態という
非常に特殊な状態に限って言えば
巨視的な変数
(科学的根拠が薄弱だとか怒られる)
温度や圧力、体積と言った
少数の変数でかなりうまく扱えますが…
それ以外は…結構苦手です(^◇^;)
全然ダメだとさえ言われてます(笑
しかも同業者に(笑)

そもそも平衡状態って…みたいな
ことを言われると…う、う、う…となります。
でもミクロに考えるよりも
熱力学的に考えた方が
うまくいくこともあるのです。
沸点上昇やタンパク質と薬の会合とか…
まだそんなに数はないですが(^◇^;)
理論の説明として
ミクロよりも
熱力学が勝つこともあるんです!
(ここで強調しておかないと)

元々、熱力学は分子論を必要としませんでした。
え、じゃああの高校で習う分子運動論は?
あれは
統計力学というのが出来まして…

というか
順序が逆でして

以前は
分子や原子が分かったのだから
(分子論)
もうマクロ的な熱力学なんて
いらなくね〜
みたいになった時代がありまして…
でもそんな時に
分子論に
熱力学と統計力学が必要であることが分かった
というのが実際のところです。

あと
皆さん科学の信者ですから
気づいてないかもしれませんが
実は
高校物理の気体分子運動論で
気体の状態方程式は導けておりません(笑)
えへへ( ̄◇ ̄;)

流石に
これを、学校教育でほどよく洗脳された生徒に
指摘されたことはないですが
実は
さらっと信者向けに進めているので
皆さん気が付きませんが(笑)
重大な飛躍があります。

ボルツマン定数がよく分からないんですが?と
生徒に言われて、
あれ?気づいちゃったか
と、ドキッとしたことはありますが
大丈夫大丈夫…分子一個あたりの気体定数
みたいにゴーンし(論点をすり替え)
明らかな飛躍があることに気がつかれてない(笑)

勿論、私もそんなことは、
いちいち、もめるだけだから言わないですが。

このブログでは
揉めたくないので、言いますと
大学でエントロピーという概念を導入する
そうすると一瞬で気体の状態方程式が導けるんです!
えっへん。
ミクロとマクロの橋渡しができる。
ボルツマン…流石やなあと。

こういうこと、つまりある種の誤魔化しは
実は物理では沢山あります。

今、熱力学の話をしていますが
エントロピー=乱雑さ
では本当はないです。

乱雑さという風に考えられる時があるというだけで、
実際は自己組織化や結晶化でエントロピーが増大します。
乱雑さは減っているのに。

ただ…ちゃんと説明するにはしっかり
熱力学を勉強してもらわないと
より深く洗脳されないと…
理解できません。

だからまあ
乱雑さでいっかー
みたいに私は聞かれたら言います。
初学者の人には。

ただ…乱雑さだと思ってると
ちゃんとしたエントロピーの理解には
永久にたどり着けませんが(^◇^;)
そんな大切なこと早く教えて!
と言われるかもしれませんが
物事には順序というのがありまして…すみませぬ。

でも
もう熱力学ってエントロピーから教え始めた方が
いいと思いますよ。
その方が遥かに分かりやすいです。
なんだこの回り道みたいな…
私も今の高校物理
時々???的なところは
正直あります。
皆さんあるでしょうが。
まあゲームゲーム(笑)

中学入試の算数だってねえ。
微積使えないから
速さで全部やる不思議な世界じゃないですか。
あれ実際の生活で置き換えたら大変大変。
そんな感じです。

熱力学
興味のある方は東京大学出版会の
清水明先生の「熱力学の基礎」
をどうぞ。
別に紹介料はもらってないですが(笑)
エントロピーから
演繹的に書かれてる現代風の教科書です。
立ち読みしかしたことないですが(^◇^;)
分かりやすいと思います。
古い教科書はやめた方がいいです。
ただの回り道。
数学は大学教養課程くらいの数学で…
多分わかります。
 
熱力学で
信者になれるかどうかの山場って
最初の方に来ます( ̄◇ ̄;)
熱力学第3法則ってありますね。
ネルンストの考えたものをプランクが
エントロピーの言葉で言い直したもの。
「単純系で絶対温度が0に向かう場合はエントロピーも
0に向かう」
という
これは原点を多くの物質で共有できるのは便利なのですが
実はこの要請自体は熱力学に必須ではないです。
(法則ってそういうもんじゃねーだろとか言わないで〜)
分かりやすい例で言うと
理想気体はこの法則が成り立ちません!
あんな熱力学でメジャーキャラが…
それ以外にも多くのキャラが除外対象(^◇^;)

そして結構な人が躓いて
信者を辞めちゃうのが
仕事と熱…
この修行をしっかり超えたら
悟りがひらけたら
在家くらいにはなれます。
高校物理では…いい加減なことを言ってますが。
仕事と熱は状態量でも変化量でもないです。
ΔWとかΔQとか本当はダメね( ̄◇ ̄;)
この辺で空き缶が飛んできそう。
いつもお前書いてるだろ、言ってるだろうって…
罪悪感は感じてます。
でないとエントロピー…なしで
エントロピーのない熱力学って…。
熱の流入、流出もいかん
熱素説じゃないんだから。
ボルツマーン

本当に言いたいです
もう熱力学はエントロピーでやろって
21世期やし。
大学2年までの数学を高校2年までで
教えれば大丈夫!きっと熱力学がよくわかる。
何より教えやすい!です。

準静的変化って何?
生徒から良く聞かれます。
微積分が使えるような大人に都合のいい変化です。
微積分が使えるようなっていう
いいなあそういう変化っていう( ̄◇ ̄;)
もう汗しか出ない。
準静的過程はゆっくりだとなぜ実現できるのか。
生徒にこの部屋の分子の数密度は均等か?
と聞かれた話を以前書きました。
小学生に。
それは分割次第と言いますか…
細かく分割すればするほど
密度の揺らぎって出ますよね…
細かいひと区間なら分子数ゼロとか。
ある微小の時間幅でほんの少ししか体積を変化
させなければ、その変化させた体積くらいなら
粒子が0であることもめずらしくない。
その時間幅が密度の濃淡が解消されるくらいの時間より
十分長ければ、実際上系は非平衡状態になったのか
なってないのか分からない。だからこれを続ければ
準静的変化…って
苦情の電話が鳴り止まないかもな(笑)

でもボーッと読んでみてください。
これが今日の題名
さっきの説明をボーッと
そうするとだんだん身体に染み込む染み込む染み込む…

みんなで頑張っていきましょう
熱力学!

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現象ありき [科学ネタ]

科学って
なんでも理屈付けられてと
思ってる人が結構いますが
実は結構な山勘です(笑)

去年でしたか
なんかチコちゃんでも
やってたみたいですが
氷の上を滑れる理由が新しくわかりました。

従来の説明だと…
学校の試験等で記述で書いた方もいるかと
思いますが(笑)
圧力がかっかって一部液化して、水が出来て…
熱力学的プロセスで
滑る…

うーーんと
昔から思ってましたが
まあやはりこれは違うわけで
だって靴で滑っても
普通に表面積が多いものでも
滑りますもんね(笑)
無理筋の説明やなあ

思ってましたけど
でも一応記述で生徒が答えを書いたら
丸にしますよ
間違えていようが…学校等で
そう習ってるんでしょうから( ̄◇ ̄;)
広い意味で正解
まあ上記の説明でも
説明としては間違えてない…といいますか
理論的にはそうなればそうなりますよね(笑)
でも…現実は…みたいなことですが
あります。

化学とか生物、物理の説明
なんてみんなそんな感じです。
なぜ?って正確にはわかってないことだらけ(笑)
なので
とりあえず生徒の説明、学校等で習ってる
常識とされる答えが
まあ実際にそうなってるかは別として
極端におかしくなければ
それが答えで
みたいな世界です。

もうこういう記述問題やめてーーーー!
現象は現象としてあるんです。
靴で氷の上歩いても滑って転びます
水がなくても。
さてこれをどう説明するか
みんなで言い訳探しみたいなもんです。
科学って。
脳は言い訳を考えるのが天才的にうまい!

先程の滑る原理というのは
簡単に言いますと
(これも完全な真理だとは思わないでください)
通常氷(水分子)は4つの水素結合で拘束されてるんですが
氷の表面上だけ
氷の表面を動ける2つの水素結合と
氷の下に潜り込む3つの水素結合の氷があって
前者の水分子が絶えず自由電子みたいに
表面を振動して動いてるみたいです。

それで温度によってこの2つの構成割合が
変わり
摩擦力が変わるらしいです。
実験だと水の体積は4度Cが最小みたいに
摩擦力は0度以下だとマイナス7度が最大で
7度以降マイナス100度まで実験していって
摩擦力は下がり続けたみたいです。

0度からマイナス7度まで上がる理由は
きっと弾性の問題で
物体が食い込むのではないか…みたいな
論文には書いてありました。
理由は??です。
確かマックスプランク研究所が出した論文だったかと
日本人の方ですね
発見したの。

まあ
摩擦力は難しいですよ〜本当に

私ってほぼ全て独学じゃないですか。
文学しか読んでない時期も長くあり
(笑)
最初に読んだのがファインマン物理学。
その中で
あんなに見事な量子電磁気学を構築した
ファインマンが摩擦なんて難しすぎて
人間の考えるもんじゃねーー
みたいなことを言ってたので
天才のファインマンが考えられないと
言ってるので
不等式で抑えられて
当然、私も理論というアプローチでは
摩擦は永遠に解決せず
個別の場合にそれぞれ実験等で分かるんだろうなあ
やーーーめたっ!と。

まあ
宇宙で摩擦なんてやらないですし。

それを信じて摩擦は考えるのをやめてたら
高校生になってふと
周りの人の話を聞いていたら
「摩擦力はいくらだから〜」
という声が
は、はあ???
と空耳かと思いましたが

さらに
話を聞いていたら
摩擦力が関係ある問題を解いちゃってるんです!!
おおーーーーー日本の科学はおそるべし!!
ファインマンが解けないと言った摩擦を…
高1のレベルで…
科学がなんて進むのが速いんだろう
私なんか完全に置いてかれてるな。
教科書なるものを開かないと!
あ、教科書…持ってない…

帰りに本屋で参考書を見たら…
えーーー
垂直抗力に比例って
何これ宗教か!と思うくらい衝撃を受けました(笑)

まあ
高校物理とかは…
ゲームなんです
実際にはあってないかも知れないけど
そのルールでやったらどう動く?っていう

それがわかったのは摩擦事件から
数ヶ月経ってからです。
まあそれなら暫く無視しておけばいいや
みたいな感じで自分の研究を進めるんです。

入試をやるときは
ゲーム、ゲーム…
ゲームで割り切らないと不思議なことだらけ
間違いだらけなので
勉強が進めば進むほどパニクるみたいな…

なんでもそうですけど…
そのことをよく知れば知るほど
それを信じられなくなります。
適度がちょうど騙されて幸福な状態(笑)

科学の一流の研究者で
科学が万能だなんて思ってる人はいないです。
皮肉なことに
知らない人の方がなんでもできると
思ってしまう。

法学博士の知人は
法律が無力すぎて
法律を辞めました

医師もおそらく
医学がわかれば分かるほど
無力だということがわかるでしょうし。

宗教だって
例えばキリスト教
聖書の変遷を
全冊歴史とともに読んで
研究してったら
アホらしくなります。
これって
どこかのおじさんが
都合よく改竄しまくってるし
そもそも最初から…みたいに
イスラム教徒とかもそうです。
深く勉強して色々考えたら
ジハードの意味も違うし
自爆テロだとかバカらしくてできません。
無知だからできるのです。

皮肉なことに
無知を克服するために
知恵wisdomをつける
そうすると
逆にさらに無知で無力なことが分かるんです。

なんでもそうなんですよね…
素人で楽しんでるくらいが一番ハマる。

私は野球を始めた頃
ノーランライアンが好きで
日本のプロ野球選手なんて
眼中にないや
と思ってました
少なくとも高二くらいまで
ただうまくなればなるほど
野球の理論が力学的に
わかればわかるほど…
プロ野球選手って化物じゃねーーーーって
わかってくるんです。
私が140キロの球を投げようが…
コントロールが良かろうが
そんなんじゃ全然通用しない世界なんです。
プロのパフォーマンスをするにはどれだけの身体
能力が必要か、最低限の。
わかりますよね…
私は何一つ足りてない
日本のプロ野球でさえも。
それで高校までで辞めました。

じゃあ
化学物理生物
どう教えますか?
みたいな話になりますが
現象がまずある
理論は高校なら高校の範囲で
生徒が思うことを言ってもらって
大きな理論破綻がない限り
(ゲームの範囲内で)
そこまでの試験ではOKになるので
大丈夫でしょう
みたいな感じです。
そもそもそんな理由は聞かないのが
科学者同士の暗黙の了解というか…
そういうのを超えて出すのはやめてーー

沸点高い
言われたら
水素結合&極性だーー
みたいなゲーム感覚で大丈夫です。

よくゲームは良くない勉強しろ!
と言いますが
高校までの勉強って
ゲームができる人ほどできると思いますよ。
ルールを覚えて
それでプレイするにのは同じですし。

それを現実に合ってる部分だけ
合ってるぽいとこだけ
私たち大人は本質だなんだ言って
数式で誤魔化しますが
そんなものなーんもわかりません。
知れば知るほどわかりません。

現実にこうなってたら
こうなんです!みたいな(笑)

でも…
だから極めるのは馬鹿らしいなんて
思わないでください
無力でも無知でも
一歩ずつ
みんなで歩みを進めることが大事です。
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物理屋hν [科学ネタ]

よく生徒や親御さんから
物理屋エイチブイってなんですか?

聞かれますが
高校で理系で物理を取った以上の人には
これがエイチブイではなく
エイチニューで
光量子のエネルギーだということが
お分かり頂けるかと思います。

νニューは振動数です
あれ、同じ字で打ってるのに題名の方は
ヴイっぽいですね:(;゙゚'ω゚'):
そして
hはプランク定数
6.63×10のマイナス34乗
つまり0.0000000000000000000000000000000663
くらいの
め、めまいが…
ちゃんと確認してないので
合ってるかわからないです桁数(笑)くらいの
小さな数で
「む、ムーミン」「父さんよ」
というムーミン谷のゴロで覚えます(笑)

このh
非常に意味深で
不思議な数です。
うーん
これに興味のある方は
こっちの世界(物理学界)に入る
素質があります(笑)
もうマグルではなくこっちの人間です(笑)
ダンブルドア先生に会いに行きましょう!

というくらいの
物理学で非常に重要な定数です。
プランク定数は

ですから実はνはvでもどっちでもいいです
振動数なんで
(なんてこと言ったら、こっちの世界の
人に怒られるか(笑))

こっちの世界から見た今の世界
面白いですよ〜
ご興味のある方はどうぞ!
今年が終わる23:59に東京駅の11番線にどうぞ!
(因みに13番線は数学の方に行っちゃいます)
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すぐ近くに巨大ブラックホール [科学ネタ]

生徒がニュースで見て
教えてくれたんですが
地球から1万4000光年という
近い位置に
太陽の70倍の
超巨大ブラックホールが
見つかったみたいですね(*^ω^*)
中国の研究者が発見したみたいですが
細かい論文を読んでないので分からないですが…
普通に今までの
恒星進化論(まあこれ自体怪しいものですが)
ですと説明がつかないですよね…
さあて大変だ〜
って
私はこんなことを気にしてる場合ではないですが。

生徒になんで
そんな近くにあるのに今まで見つからなかったの?
と聞かれましたが
まあそれくらいしか私たちは分かってないです。
色々辻褄が合わないことがあったら
なんとかあう理論を構築するしかない
ということです。

あ、すぐ近くと言いましたが
これは宇宙をやってる人間にしたらです。
ちなみに1光年=9兆4600億キロです。
14000光年は普通に考えたら遠いです(笑)
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発癌性のある食べ物 [科学ネタ]

よく生徒に聞かれるのですが
ガンになりたくないので
発癌性のあるものは食べたくないので
危ない食品を教えろ
と…
うむ…
これは難問と言いますか…
全ての食品に言うなれば発癌性があります。
それで…身体の科学なんてもう不思議すぎて
複雑すぎてよく分かりません(笑)
そういう時の最適戦略は
偏食はしないということです。資産運用と同じ
リスクの細分化です。
同じものを大量に食べるとなんでも身体に悪いです。
以前も書きましたが
なんでも毒です。
体重等個人差があるので正確な数字は分からないですが
60キロくらいの人が
水も一気に6リットル飲めば死にますし
塩なんて30グラム一気に取れば死に
テオブロミンが入ってる
チョコレートは板チョコ85枚一気に食べれば死に
コーヒーなら70杯一気に飲めば死に…
このことから分かりますように
人には代謝という素晴らしい能力があり
代謝能力の限界をはるかに超える量を与えられると
対処できなくて死にます。
つまり
1番よくないのは
同じものの一気食い、一気飲み
これは確実に身体に良くないです。
どんな食べ物でも。
これを避けるために
色々なものをちょびちょび食べる
そうすると仮にまだ解明されてない
色々身体に悪いものがあったとしても
代謝上無毒のようなものです。

まあマリオンクレープチョコレートを
1日3枚食べてしまう私がいうのもなんですが(笑)

こういう食べ物系で身体に悪い、いいは本当に不毛な議論で
全ては量次第ですし、取るスピードも重要です。
よく分からないです、正確に身体の仕組みなんて
きっと個人差もあるんでしょうし。
人種や諸々によって分解できるできないも違いますしね…
分からないと素直に言えない大人の事情の人たちは頑張るしかないですが
(笑)
原理的に科学的に考えると
これは超難問でして…
本当によく分からないのでそれぞれの人がそれぞれの
自由でみたいな感じです。
ガンになるならないで1番大切なのは運です、みたいな感じです。
実際。

何が難しいか…
例えば亜硝酸ナトリウムというのがあります。
加工食品、ハムとか燻製系、乾燥系のものに
ヤバイやつ(笑)ボツリヌス菌や病原性大腸菌の発生を
劇的に抑えるので添加されることが義務付けられてます。
発色剤としても優秀でお肉の赤い綺麗な色を保存するので
見た目重視でも加えられます。
ところが
この亜硝酸ナトリウム…化学的言うとアカン奴なんです。
タンパク質をニトロソアミンという発癌性の高い物質に
変えてしまうからです。
(正確に言いますと二級アミンと接触すると、です)
ちなみにN=Oを持つものをニトロソ化合物といいます。
NO〜はジアゾ化の時にやりますね、高校生なら。
めっちゃ電子を欲しがる奴です。

ただここで私、あかん奴と言いましたけど
この胃がん発生に硝酸塩が関係あるかないか
これは賛否両論
硝酸塩を取った方が発生率が下がるという逆の論文も
結構あります。
化学的にはアカン筈なんですが…人体になるともう
分かりません(笑)

そしてこの亜硝酸ナトリウム…実はお肉の添加物より
はるかにたくさん野菜に含まれています。
加工肉に含まれる亜硝酸はMaxキロあたり70g
ほうれん草3530グラム…
白菜1040グラム…
ごぼう2350グラム…
もう野菜にはたっぷり入ってます。
地面からできたものですし
そりゃそうだ感満載ですが。
つまり野菜はめちゃくちゃ発癌性があります。
中国で白菜の漬物ばかり食べる地域で
胃がんの発生率が高いという報告もあります。
でも野菜は身体にいいです。確かに
でも、これだけ亜硝酸塩が入ってると
ベジタリアンとかどうなっちゃうの〜みたいな。
確かにベジタリアンの発癌率は通常の人よりかなり高いのは
このせいですかね。
ただ野菜には亜硝酸塩はあっても
有益な栄養素がたくさん入っているので
身体にいいとされてます。
あ、亜硝酸塩をとってもビタミンC、つまりアスコルビン酸を
取るとその働きが抑制されるのではないかという説もあります。
野菜にはビタミンCが入ってますし。
そしたらハムと一緒にビタミンCも取れば全く問題ないわけで…
これらの反応等
実際体内でどのようになるのか全く分からないです。
ですから統計的なものに頼ります。
この手の論文。怪しげな科学。
でも他にどうしようもない…

もうこの文章の通り
身体にいい悪いは本当に単純な議論では言えません。
そして学説は長く生きれば分かるように二転三転します。
あのコレステロール制限なんだったの〜みたいな(笑)

だから訳が分からないからこそ
健康を気にする人は
偏食せずに色々なものを食べれば
それぞれの物質の摂取量を低く抑えることが
できますし
当然代謝の射程内なの
様々なリスクが減少するというのが
私のような単純な科学者の結論であります。
(個人的に実践は…(^◇^;)それほどしてないですけど
美味しいものはリピートして食べちゃうんで(^◇^;))

確実に言えるのは同じものの一気食い一気飲みは
絶対に良くないです。
お酒の一気飲みを勧めるのは殺人行為に等しいです。
毎年大学生は何十人と死にますが
そんなくだらないことで死なないでください。
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豆乳鍋の灰汁? [科学ネタ]

先日
某お店で
季節外れの
豆乳鍋を食べました。

その時
私の後ろに
お母さんと小学生くらいのお子さん
がいたのですが

なんだかおかしな会話が聞こえてきました。
「お母さん、灰汁が出てきたよ〜」
「そうねえ、灰汁は体に悪いから取らなきゃね〜」

ほ、ほう( ̄◇ ̄;)
こういう時に突っ込みを入れた方がいいんですかね…
後ろの方に

灰汁…
これは古来からアク抜きというのがありますよね。
食材によっては、特に植物に多いですが
水溶性の有害物質が含まれてるので
長時間流水にさらさなきゃいけないものが
あり、それをアク抜きして毒を減らして食べてました。

灰汁抜きは
ワラビが有名ですね。
ワラビはプタキロサイドが入っていて
食べた牛が血尿を出して倒れたり
強い発ガン性があることも知られています。
このワラビのプタキロサイドを無毒化するために
加水分解します。それで植物を燃やした後にでる
灰を塩基性の灰汁にしてつけるわけです。

あの…鍋とか煮物、しゃぶしゃぶで出るアクは
これらとは全く関係がなく毒性もないです。
見た目と若干の雑味が気になるから取るだけです。
こちらのアクは食材の水溶性成分が溶け出したあとに
変性して固まったもので
お肉や魚なら、血液やリンパ液が固化したもので
植物なら植物性タンパク質、あと繊維も少しありますかね
それが固まったもので
なんの害もないのです。

しかも私たちが食べてた豆乳鍋……
後ろのお母さん…( ̄◇ ̄;)
豆乳鍋に味噌とか醤油で味付けをしたら…
塩が入ってるのでコロイド溶液の塩析が起こり
当たり前ですが…豆腐ができるんです。
お母さん、その灰汁、いや灰汁ではなく豆腐…
体に悪くなんかないですよ…
しかも大抵の生活の中ででる
アクは害なんてないです( ̄◇ ̄;)

正しい知識を教えてあげて下さい…
あと
豆乳鍋でアク?を出したくなかったら
調味料をinしなきゃいいだけですよ〜

後ろの少年よ!懲らしめるのは悪だけにしてください
正義の味方になって
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ハイペリオン [科学ネタ]

やっぱり見つかりましたよね…
超銀河団ハイペリオン。
なんだか松坂投手の自信が確信に変わった♩
みたいな気持ちです。

ああ
ハイペリオンというのは
宇宙が始まって20億年くらいに
世の中的には(私には必然ですが)
起こりえない
非常に大きな銀河団が形成されてるのが
見つかったんです。
確か、中学入試風に言いますと(笑)
直径2億光年の円×高さ5億光年くらい
だったかな…
ちなみに私たちが住んでる天の川銀河は
直径10万光年くらいの円盤に過ぎません。

なぜ
こんな超巨大な銀河団が
宇宙初期でできるのか
これは私の理論で必然的に
まあ( ̄◇ ̄;)
思ったより大きかったですが
現れて然るべきなので
ちょっと嬉しいです。
結構
昔…批判されたんですよね
この件に関して
そんなもの見つからないって
目に見えるものしか
分からない人々に…

やっぱりなあ…
ま今は受験重視でやっていきます!
当たり前か(笑)

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物理学のススメ [科学ネタ]

先日、生徒に物理なんて何の役に立つの?
何で先生は物理が好きなの?
という質問を受けました。

物理は皆さんにとってどのような
イメージでしょうか?

世の中に物理が好きだという人は少ないです。

それを私は残念に思っています。

物理学こそ私たち人類の認識そのもの
だからです。
私たちは自分自身に囚われ過ぎているんです。
私たち自身の哲学、医学、心理学、歴史学…
多くの学問が自己中心的です。
〜が2012年に発見といったって
宇宙に数多ある星のちっぽけな
それも人類という
吹けば飛ぶような存在の出来事に
過ぎないんです。

物理学の他の学問との最大の違いは何か?

物理というのは
私たちの生きている世界
これは現実の物質世界でも
精神世界でもそうですが
世界を広げてくれる
唯一最大のツールだということです。

これは、まさに子供から大人に
成長していく過程のようです。
自分たちを客観化できるように
なるんです。

私たち私たち自身を知りませんでした。
地球は平らだと思い
宇宙の中心は地球だと思い
時間は過去から未来へと流れる
ものだと思い
人類は他の動物とは違った
優れた存在だと思っていたんです。

しかし物理学はそれら全てを
相対化し
常にさらに広がる無限の世界を
私たちに見せてくれるのです。
私はその眼前に広がる未知の世界に
船出したんです。
それが私が物理が好きな理由…
正確にいうと
物理というより冒険が好きなのかも
知れません。

物理学を好きになると
大きな人間になります。
差別や戦争、宗教や日々の争いごと
全てがちっぽけな
人間の脳が作り出した幻想に酔っている
だけだと思えます。
勿論、物理にハマりすぎると
世捨て人みたいに成りかねない
危険性はありますが(笑)

世界の広さは
世界に出てみないと
分かりません。
そのために
物理学の最前線まで勉強して
欲しいです。
そうすればちっぽけな人間には
想像もつかない大海原が広がってるんです。
世界を知ってる人とそうでない人
その差が物理学を学んだ人と
そうでない人の差です。
私達、私達のこの世界の
本当の広さ、深さを知ってみたいとは
思いませんか?

さあ、旅に出ましょう!

これが私の物理学のススメです。


一年をかけた壮大な三ツ星レストラン実験 [科学ネタ]

味覚は以前は4つ、つまり
甘味、酸味、塩味、苦味でしたが
日本のだし文化が世界に知られることとなり
2000年代になって、うま味が第5の味覚に入りました。
うまみ成分を科学的に組み合わせる方法は
味の相乗効果として
近年料理にも積極的に
とりいれられるようになってきました。
日本には伝統的に経験則としてありましたが。

基本的に
うまみ成分には三分類ありまして

①アミノ酸系
代表的なものは
グルタミン酸…昆布、トマト、いわし、緑茶

②核酸系
代表的なものは
イノシン酸…鰹節、さば、豚肉、鯛
グアニル酸…干ししいたけ

③有機酸系
代表的なものは
コハク酸…貝類

これら違う系統を混ぜることで
味の相乗効果によって
爆発的にうまみが増します。

なぜ人はこれらを美味しく感じるかといいますと
人は基本的に
俗に言う、複雑な味
つまり甘味、酸味、塩味、苦味、うま味が色々とバランスよく
入ったものを「深い味」、つまり美味しいと感じるのです。
味のバランスが大切だということです。
色々な成分がありすぎると、脳が処理しきれなくなって
「あ~もう、わけわからないけど、美味しい!」となるわけです(笑)
冗談ですが。

ここで突然ですが
これを私の仕事にあてはめてみましょう(笑)
私の仕事は色々とあります。味のように。
授業、事務的作業(料金や税金など)、進路勉強相談、移動、教材準備
大体、主な仕事はこの五つの「味」に分類されます。
私は今まで授業をしっかりやりたい、と思ってきました。
事務的作業はやりたくないですし、
移動も近場でないと疲労が大きすぎてつらい
教材準備と進路相談
まあこれは仕事なので仕方ないか…
といった具合で…
授業を自分の思う通りに考えてやりたいから
プロ家庭教師になったわけですし
授業に一番の比重が置かれるのは当然と言えば当然ですよね。
でも…
それだと味のバランスが悪いです。
星のつかないレストランです[もうやだ~(悲しい顔)]

三ツ星レストラン[ぴかぴか(新しい)]を目指すには
全ての面でしっかりできないと駄目なんです。

だから、
まあ…本当はこじつけみたいな感じですが
今年から色々な試みをしていこうと思うんです。

今年は移動距離が長い[電車]です。
プロ家庭教師のお仕事の五つの味覚のうちの一つ「移動」です。
ちょっと長すぎた感もあるんですが……[たらーっ(汗)]
まあ…何とか頑張ります[パンチ]

今日あたりもう足が棒のようで、帰りもとぼとぼとぼとぼ[モバQ]
普通なら8分くらいの駅から自宅の距離なんですが
休み休み20分かけて歩いて、やっと帰宅です。
何だかクラクラしますし、歩いても歩いても
前に進まないんです。
一日歩き過ぎです。
いや[exclamation×2][exclamation×2]、正確に言いますと
私は椎間板ヘルニアで長く座れないために
基本的に授業中も立っているんです。
勿論、遠い移動の電車の中でも立っているんです。
それ+徒歩
それがきついんです。
皆さんにご理解頂きたいのは
プロ家庭教師物理屋の法則というのがありまして(笑)
私の足への疲労、つまり立っている時間は
当然ながら外出時間に比例するんです。
外にいる時間が長いほど、座れないですし
まして横たわる訳にもいかないので疲労がたまります。
普通に授業や電車で座れていましたら、
駅から各御家庭へ歩くのくらい
大したことはありません。

でも、この「移動」につきましても
今まで自分で限界をつくって避けてきた感じはありますので
今年は頑張って歩きます。
そう旅にでます。
無理そうならば、来年度は考え直せばいいだけの話です。

今の時期は、まだましですが
諸々のストレスや準備もあって
毎年、受験期はかなりの疲労になるわけですが
今年は
授業、事務的作業(料金や税金など)、進路勉強相談、移動、教材準備
の五つをバランスよく、全部頑張れば
色々な疲労原因がありすぎて(笑)
脳が処理しきれなくなって(笑)
「あ~もう何で疲れてるのかわからない」
実は疲れてないのかも~~~~
な~んてならないですかね(笑)[わーい(嬉しい顔)]
それを狙ってバランス良く疲れたいです。

疲れも
バランスよく疲れれば
疲れないのではないか
という仮説を
一年かけて実験したいと思います!

この様々な疲れの中で最終的な味
つまり、私が脳で感じる最終的な感情は
感謝なんです。
いつもそう思います。
生徒は皆、私の授業を真剣に受けてくれますし
親御さんの様々なサポートも私は受けちゃってます。
疲れは、その皆さんの思いに対する
免罪符のようでもあります。
これだけ皆さんに色々して頂いて、私だけ疲れてないというのは
おかしな話ですし。まあ、だからと言って疲れたいわけでもない
ですが(笑)

私がプロ家庭教師として、三ツ星レストランになり、
その一流シェフとして
全ての疲労の味を
感謝に変えて
頑張れたらいいなあ
と思うんです。
そういうお店にしたいんです。

原理を考える [科学ネタ]

世の中には分かったつもりになっていることが
沢山あります。
その分かったつもり=常識を疑うのが科学のスタートでも
あります。

これは授業でもよく感じます。

例えば
コンパスで円を描くのと
糸をピンと張って円を描くのでは
仕組みが違います。
その仕組みの違いが如実に表れるのは
曲率をもった面に円を描く場合です。
パルテノン神殿の柱に円を描くことをイメージしてみて
ください。
コンパスは足と足の距離を一定にするもので
道のりを一定にするわけではありません。
ですから柱に円を描くと横長の円になってしまいます。
それに対して
糸の方は道のりを一定にしますので
柱の上でもしっかりと円を書けるのです。

このような原理の違いを
日常生活の中でもしっかりと見極めていけば
色々な力がつきます。

オマケの問題ですが
円錐の入れものをイメージしてください。
メガホンみたいな感じのものです。
そこに斜め上から小球が投げ込まれたとします。
その小球はその後どのような運動をすると思いますか?
摩擦はないものとしてください。
選択にした方が良心的でしょうか…
①くるくる回りながら上下に行ったり来たりして最終的に
 一番したのとがった所で止まる。
②くるくる回りながらあるところで安定した円運動を続ける。
 (摩擦を考慮しないのでずっと回り続けます)
③外に飛び出ていく

どれでしょう?
近いうちに答えは発表する。
原理をしっかりと考えるということが大切で
その差は
はっきりとでる場面というのがあるんです。

科学的な見方 [科学ネタ]

私の考え方はパース、ジョーンズ、デューイと続く
pragmatismであり、私は
pragmatism支持者、つまりプラグマティストではないか?
と以前コメントに書かれたことがあります。

そんなことは全くないのですが
そう誤解される原因もわかります(笑)

参考までに書いておきますと
pragmatismというのはイギリス経験論を系譜としており
「実用的な知識の獲得」を目標にしています。
pragmaというのはギリシア語で「行為、行動」という意味です。
practiceなどの語源になっています。
pragmatismは近代科学の影響を非常に強く受け
全てのideaの源は行動であり、知識というのは行動のもたらす「結果」
で検証しなければならないというのが基本的な考え方です。
分かりやすくいうと「結果の有用性」によってのみ
真偽だとか善悪が決まるという考えた方です。
誤解を恐れずに更に単純化すると「結果が全て」ということです。
いかにもアメリカ人っぽいですよね(笑)
今までの哲学者はごちゃごちゃ正義だとか理性だとか観念的なものばかり
考えてきたけど
そんなものは実生活では何の役にもたたない
役に立つものこそが本当の知識と言えるのだということです。

当然、すぐ疑問がわきますよね?
役に立つ、役に立たないって
誰にとって
そしてそれは誰が決めるの?と

pragmatismの観点から言うと
それは貴方自身でいいということなんです。
ですから人それぞれ真偽や善悪があるわけなんです。
完全な相対主義です。
そしてそれを判定するためには
パースは実験と観察、ジェームズは仮説と検証が大切だと言いました。
それを19~20世紀にデューイがpragmatismは民主主義を支える
思想として完成させました。
道具主義や創造的知性が有名です。
その中の「為すことによって学ぶ」とか「試行錯誤をしてみる」とか
プロセスとしては
生活上の要求→問題設定→仮説→推論→行動→検証
というプロセスが大事だと彼は言います。
デューイは問題解決学習のようなアメリカ教育の根本を築いた人でもあります。

私はよく
ごちゃごちゃ悩まずにとりあえずやってみろ(実験)
そしてその中から反省(仮説検証)をして次に進む
tray and erraが大切だと
何度も書いてきました。
あ!ブッチーはプラグマティストなんだ~と
言いたくなる気持ちはわかります。

でも全くそんなことはありません。

というのも
科学の基本、常識として
問題設定→仮説→推論→行動→検証
というプロセスがあり
私も当然そういうことが身についている訳です。
またpragmatism自体が先ほど赤字で書いたように
科学の手法をそのまま援用したような
考えかたですので
私とpragamatismの考えかたは必然的に似るんです。
「科学者は必然的に」と言い直してもいいです。
親が同じなので似ている兄弟と同じです。
科学という親は共通なんです。

でも私は相対主義は取りません。
それがpragmatismとの大きな相違です。
何でも人それぞれというのは
それこそ科学の根本を否定しかねません。
客観性というものが担保されないと科学ではないからです。

またpragmatismの捉えている科学というのは
実際には
まあこれは仕方がないですが
かなり古い科学です。
その辺の修正は必要だと私は思います。
哲学的に概念を捉えようとするのと
理論物理学というのは非常に似ています。
数式は一つの言語だからです。

私はやはり偏見と言われようが何と言われようが
数学ができる人が友人としては好きです(笑)
これは受験や合格云々は抜きにして
色々と私の言おうとしていることが
数学という共通のバックボーンを持っているからこそわかる
レベルで理解しあえる感じがするからです。
哲学も同様です。
哲学を学んできている人と話すのは非常に楽なんです。
思想の骨格というのがはっきり分かって
理解しやすいからです。

なんだか眠くなってきたので
話が途中な気がしますが寝ま~す。
お休みなさい[眠い(睡眠)]
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