宗教

私がよくブログでつかう
「宗教」と
皆さんがイメージする「宗教」は
ちがうものだと思います。
生徒の話を聞いてると
そう思います。

生徒が考える
もしくは「宗教」といって
多くの日本人が考えるのは
自己特別視型宗教だと
思うのですが
私の使ってる「宗教」という
言葉とは著しく異なります。

この自己特別視型宗教
学問として学ぶと面白いです
国家というのは宗教によって
作られた
それで政治をまつりごと
というんだという学者もいます。

例えば
原始時代
あるとき飢餓が起きて
他の集団を殺して略奪する
これは本当にひどいことで
自分たちのコミュニティで
起きてはいけない
言わば矛盾するもので
それを正当化するために
宗教みたいなものがあったのでは
ないか？という話です。
聖戦、自分たちは正しい戦いをしている
だから殺すことは正しいみたいな
そういうものが先にあるからできる

神風特攻隊もそうなの
かもしれません
普通に考えれば馬鹿げてるし
誰もいかないですよね
効果もない
でもこれを宗教だと考えると
非常に説明がつく

アメリカでインディアンを虐殺したのも
そう
一種のカルト宗教が
勝てば国家となり正当化される……みたいな
考え方です。

つまり自己特別視型宗教が
先にあったから
私達は略奪をし、殺し
国家を作ってそれが拡大していった

国家があって
その統治のために宗教を使ったのでは
なく順序が実は逆なのでは？
みたいな考えがあります。
こういうのは本当に面白いですね

ただ
今ある日本の宗教や
これらの宗教は
二次的な宗教と呼ばれていて
私がよく記事で書いてある
宗教とは次元の違うものです。

種の生存のためにできたものなので
今の日本人が考える宗教は
オウム真理教、統一教会みたいな……
この種のものを想定して
イメージしてしまうのかも？と生徒との
話で思いましたが
私はそういうイメージでは全く使って
おりません

これを説明すると一冊の本になりそうで
面倒なので（笑）
本当は違いますが
哲学と同じように考えてください

まあ……それで私が妥協いたします（笑）
生徒とか
基礎知識がない人に説明するには
無理がありますので

コメント 1

先生に哲学を習いたかったとしみじみ思います…
受験生優先なので実質不可能なのですよね…_:(´ཀ`」 ∠):
by 無趣味 (2024-04-24 15:31)