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今日もどこかで [アートと私]

最近
昔のマキシム・ヴェンゲーロフさんの
(カタカナはこれであってますかね[たらーっ(汗)]
バイオリンを聞いたりしていますが…

それ以外
邦楽では以前小田和正さんの
「クリスマスの約束」毎年見ているという話を
書きましたが
久しぶりに色々な曲を聞いてみて
「今日もどこかで」っていい曲だなあと思います。
著作権の問題があって歌詞は載せられませんが
何となく私の仕事や人生とかぶって感動します。
朝五時に起きて
仕事をする前に聞いています。
そうすると
体にスイッチが入ります。
よ~し頑張るぞ~っと
音楽の力は凄いです。

まあ
私の場合
ずーっと誰かが好きだとか
一貫性はなかなかありませんが
ローテーションみたいに
昔聞いていた曲が聞きたくなります。
今は
小田和正さんの曲なんだと思います。

ああ
でもグレングールドが弾く
バッハはずっと好きですね。
グールド以外のバッハは聞きたくないくらいです(笑)

久しぶりにこのコーナーを書いてみましたが
なんだか
難しいですね…
本気で書くと何日にもわたる記事に
もしくは
画面を沢山スクロールする記事になりますし…

まあ
~が好きくらいにしておきます。
細かい理由は皆さんのご想像にお任せさせてください[猫]

白氏文集 [アートと私]

白氏文集(はくしもんじゅう)は
唐の詩人白居易の詩文集です。

私が小さいころ
家には漢文等の全集が色々とあり
その中で小学校、中学校と色々と雑読しては
楽しんでいた本です。

時々中学生にどんな本を読んだらいいか
聞かれることがあるのですが
そんな時には白氏文集を挙げることもあります。
何よりも漢文の勉強になりますし(笑)
漢文は句法を覚え、単語や語句をある程度暗記すれば
色々簡単に読めるので非常にお得です。
これも先人の恩恵です。
レ点、返り点で日本語のように中国語を読んでしまう
これは革命的な発見ではないかと
個人的にいつも思います。

白氏文集を読む利点は何か?
最近は何かを薦めると
「先生、それを読むとどんな良いことがあるんですか?」
と聞かれます
良いことって……[ふらふら]
別に読書は何かのためにやるのではなく
楽しいからやるものだと思うのですが…
私が速読を嫌いなのもその理由です。
速読しなきゃ
というときはきっと役立つ情報やら何やらを短時間で
沢山手にいれたいとか、そんな気持ちですよね。
そういう気持ちで読書をするのが本来私は好きではないんです。
まあ、仕方なくそうなる時も確かにありますが…

ここで敢えて白氏文集の読んで得するところを
挙げますと
それは平安時代以降の有名な日本文学の多くに多大な影響を
与えているということです。
源氏物語や枕の草子、太平記…
これはパクリじゃないかという日本文学のお話もよくあります。
それくらい日本人の多くに読まれた、いわば日本文学の源流をなすものだからです。
それを理解すると細かい文学の背景が見えることもあります。
多層的な理解ができるのです。
漢詩を味わうのは
初学者には非常に敷居が高いですが
白居易の詩は非常に平易で分かりやすいですし
文章も非常に面白いものが多いです。
しかも短編が多いので読みやすいです。

ここで白居易について知らない人に簡単に解説しておきますと
白居易は字(あざな)を楽天といい
白楽天とも呼びます。
楽天はここから名前をとったんですかね(笑)
そんなことはありませんか(笑)

白居易は非常に優秀な人で若くして29歳で科挙に合格します。
科挙は隋の時代から1900年初頭まで1300年に渡って続いた
官吏登用試験で、中国では伝統的に賄賂が認められていましたので
役人になれば非常に大きな富を得られるため、科挙は全盛期で3000倍以上の
倍率がありました。
大半の人は一生受からず、幼いころから勉強をし続け、
大体30代後半くらいで合格するのが平均的な合格者でした。
中国は良くも悪くも昔から完全実力社会なのです。
戦乱が長く続き、常に異民族による侵略がありましたので
埋もれた優秀な人材を見つけ出すことが非常に大切だったのです。
現在でも父親が共産党員であっても、共産党員にはなれません。
何のツテもないんです。しかも65歳定年制があり、党書記でも誰でも
それ以降の年齢では能力が落ちるということで強制引退です。
話が逸れました。
この科挙試験はカンニングが見つかると死刑[がく~(落胆した顔)]です。
あまりにも覚えることが膨大だったため、数十万字が書かれた
カンニング下着まで残っています。
その科挙試験の最難関と言われる進士科に合格した白居易は
左遷されるなど紆余曲折ありましたが最終的には刑部尚書
今でいう法務大臣の地位まで出世しました。

そんな詩人としても名を馳せた白居易の様々な
才能に触れることができるのが白氏文集であり
多くの歴史上の日本人も影響を受けてきた不朽の名著なのです。
気が向いたら一読することをお勧めします。
何かしら役に立つかもしれませんし、役に立たないかも知れません。
それは読者の人それぞれの生き方によると思います。

藤代清治さんの世界 [アートと私]

昨日
今年の目標で掲げましたが
早速フットワークも軽く
藤代清治さんの影絵展に行ってきました。

あいにくの雨で
時間もあまりなかったのですが
6月12日までということで昨日行ってきました。

藤代さんの影絵はNHKや
銀河鉄道の夜の絵本で
見たことがありましたが
生の作品は
本当に素晴らしかったです[わーい(嬉しい顔)]
息を飲む美しさでした。

おそらく著作権の問題もあると
思われますので
このブログで写真を掲載できないのは
非常に残念ですが
実物を見ているとスーッとその世界に
引き込まれていく感じがします。
重力以外の引力を感じます。

藤代さんの作品は
小人や猫をモチーフにしたものが多いのですが
私はピアノやコスモスが
非常に気に入りました。
コスモスは実際のコスモスより遥かに美しいです。
(コスモスさんごめんなさい)
作品全体に関しても言えることですが
非常に繊細にグラデーションがほどこされていて
それが作品のテーマを優しく表現しています。

面白かったのは
影絵の他に
何故か
飼い猫や鳥や犬
また、飼っている金魚や魚まで展示されています(笑)
なんと
その普通の猫まで写真を撮っているかたもいました(笑)

また展示とは関係ありませんが
カルピスが飲み放題です。
内緒ですが
喉も乾いていたので
私はカルピスを一本飲みほしてしまいました[わーい(嬉しい顔)]

更に偶然訪れた時間が良かったのか
藤代さん本人もおられて
サイン会をやっていて
私も便乗して握手をしてもらいました。
私は50分ウォーキングでヘトヘトだというのに
藤代さんは一日4時間もウォーキングをしているそうで
元気に歩かれていて
とても87歳には思えません[exclamation]
私も何かエネルギーをもらったような気がします。
二時間ほどの滞在でしたが
大満足で帰ってきました。

おそらく
様々なところで展示会を
これからもやっていると思いますが
是非一度実物を見てみることをおススメします[ぴかぴか(新しい)]
テレビや写真よりも
遥かに胸に迫ってくるものがあります。
感動しました。

これに味をしめて
また
時間があったら色々と出歩いてみたいと思います[手(チョキ)]
ぶらりと地井散歩の後釜を密かに狙ってるんです(笑)


高校時代に読んでおくべき英語の本~アメリカ文学編~ [アートと私]

先日、高校生から授業中教えてもらったのですが
最近は学校で英語で文学作品を読むというような授業が
ないそうです[がく~(落胆した顔)]
高校三年生で六年間も英語を勉強してきて
やっと色々な文章が読めるようになってきたのに
それはもったいない話だと思います。
中途半端にしか役に立たない英会話の授業が幅を利かせてきた
影響の現れです。

そこで私が最低限高校生の間に読んでほしい本
というのを紹介したいと思います。
今日はアメリカ文学からです。
作品、というより作家を中心に上げておきますので
その作家の中で好きな本を一冊でも原書で読むこと
をおすすめします。
今からあげる作家は私の好き嫌いではなくて
高校生から大学生へと英語を学んでいく際に
もしくはアメリカ、イギリス文化を理解する上で
重要だと思われる作家の
まさしく「読んでおくべき英語の本」です。

Ernest Hemmingway…ヘミングウェイの作品は読んでほしい作品が
               沢山ありますが、まずはオーソドックスに
               The Old Man and the Seaでしょうか。
               ただ、ところどころにフランス語がでてきますので
               日本語訳と併せて読むか、
               先に日本語で読んでしまったほうが
               分かりやすいかもしれません。
               他にもA Farewell to ArmsやThe Sun Also Rises
               なども読んでいくといいと思います。
               とりあえずまずは一冊ヘミングウェイの世界に触れて
               みてほしいです。比喩の巧みさ、英語のリズム感は秀逸です。

Mark Twain…マークトウェインの作品は「トムソーヤの冒険」が有名ですが、
         私が是非読んでほしいと思うのがAdventures of Huckleberry Finnです。
         すべてのアメリカ文学の原型とでもいえる素晴らしい作品だと思います。
         何度読んでもそのたびに新たな発見がある本です。
         マークトウェインには「私の好きな言葉」でも大変お世話になっています。

John Steinbeck…スタインベックの魅力はなんといっても迫力のある文体です。
           The Grapes of Wrathではそのスケールの壮大さと相俟って、
           素晴らしい作品に仕上がっていると思います。
           スタインベックの作品はこの「怒りの葡萄」と
           「エデンの東」に代表されるように映画化された作品も多いのですが
           私は圧倒的に小説の方が好きです。

まずはこの三人の作品からスタートすることをおすすめします。
もし長い文章がつらければO.Henryの短編集などでもいいと思います。
その他にもNathaniel HawthornやWilliam Faulkner、J.D.Salingerなどなど
挙げだしたらきりがないのですが、
特別に小説が好きではなくても先に挙げた三人の作品はアメリカ文学の素養として
必須だと思います。

(オマケ)
どうもこのブログは横のスペースが狭く
普通に文章を書いていくと
字がバラバラになってしまいます。
そのため、短い文章でよく改行しなければいけないのが難点です[ふらふら]

最近楽しみなテレビ番組 [アートと私]

最近私は日曜日のPM6:00~
NHK教育テレビのハーバード白熱教室を
楽しみに見ています。
ハーバード大学で最も人気のある授業
政治哲学を教える
サンデル教授の「justice」の講義を
やっています。

その講議の中で様々な学生が意見を言うのですが
その意見が様々で非常に興味深いです。
私も自分ならどう考えるかを
考えながらテレビを見ています。

前回はベンサムの功利主義とJ.S.ミルの功利主義の違い等を
具体的な事例を挙げながら授業をしていました。
ベンサムは快楽に量的にアプローチしているのですが
ミルの功利主義は、快楽に質的な差異をみとめ精神的な快楽に重きを置いた
ということです。
そして具体的にどのように質的な差異をつけていくかという方法にも
授業では触れていました。

私もこの講義を見てから、結構忘れていることが多いことに気づき
先日久しぶりにJ.S.ミルの「自由論」をざっと立ち読みしてきました。
その中でミルは
自由とは個人の発展に必要不可欠なものという前提から議論を始めています。
そして
私たちの精神的、道徳的な機能・能力は筋肉のようなもので、使わなければ衰えてしまうので
政府や世論によって出来ることと出来ないことを一つ一つ決められていたら
自分の持っている判断力は行使できない。
よって、本当に人間らしくあるためには自由が必要だと述べています。
そして更に
ミルの『自由論』は個人にとって自由とは何か、
また社会(国家)が個人に対して行使する権力の道徳的に正当な限界について述べています。
「危害の原理」というものです。
「危害の原理」というのは、
人は自分の望む行為が他者に危害を加えない限りにおいて、
好きなだけ従事できるように自由であるべきだという原理です。
つまり、危害を加えない行為は合法化されるべきだという考えです。
この考え方でいくと人に危害を加えない行為
昨今話題になっている薬物使用等も合法ということになるのですが
私は、人に危害を加えるか加えないかというしっかりした線引きは不可能だと思っています。

などなど色々考えられる講議になっていますので
毎週非常に楽しみです。
私は油断すると理系的な内容ばかり考えてしまいますので
脳のトレーニングにも政治哲学をこれを機会に色々と考えてみたいと思っています。

Christina Rossetti [アートと私]

私は高校生くらいの頃、詩が好きで
ボードレールやリルケ等の詩をよく読んでいました。
その中から英語で分かりすいということもあって
今回はChristina Rossettiの詩を紹介したいと思います。

       Song
                       Christina Rossetti
When I am dead, my dearest,
Sing no sad songs for me;
Plant thou no roses at my head,
No shady cypress tree:
Be the green grass above me
With showers and dewsrops wet;
And if thou wilt,remember,
And if thou wilt,forget.

I shall not see the shadows,
I shall not feel the rain;
I shall not hear the nightingale
Sing on as if in pain:
And dreaming through the twilight
That doth not rise nor set,
Haply I may remember,
And haply may forget.

う~ん、やはり詩というのはどこの国でもそうですが
音読されることを想定して作られています。
ですから、音読すると自然に音楽が流れるようになっています。
どんな音楽をきかせるかも、詩人の腕だと思います。
そういう点でこのChristina RossettiのSongは非常に優れた作品だと
思います。この作品は彼女が18才の時の作品です。

さて…
今悩んでいます。
この作品に私の陳腐な訳を載せるべきでしょうか…
訳すとどうしても詩の音楽面は大きく壊れます。
そんなことをしてもよいのでしょうか…
でも一応簡単な訳を書いておきます。
さすがに意味がわからないと気持ち悪いでしょうから。
詩の中の古い単語ですが
thou=you、wilt=will,haply=perhaps,doth=dose
と置き換えてください。
それぞれ古形です。

(私訳)



私がこの世を去ったならば いちばん愛しい人よ
私のために悲しい歌を歌わないでください。

私のお墓には、植えないでください
薔薇の木も、影暗き糸杉の木も

青草が茂るままにし
にわか雨や露の濡れるがままにしてください。

そして思い出したくなれば、思いだしてください
お忘れになりたければ、忘れてください

私は見ることもなくなるでしょう、あの影を
 感じることもなくなるでしょう、あの雨を

あの時のナイチンゲールがまるで苦しんでいるかのように
歌い続けているのを聞くこともなくなるでしょう

そして明けることも暮れることもない
あの薄明かりの中で、私は夢見がちに

思い出すかもしれませんし
忘れてしまうのかもしれません




The songwriters [アートと私]

昨日(土曜日)仕事から帰ってきて
テレビのチャンネルをランダムに変えていて
出会ったのですが
23時から教育テレビでThe songwitersという番組を
やっていました。

佐野元春さんが大学の講義形式で
毎回songwriterを呼んでいろいろ聞いていく
という番組です。
初めて見たのでよく事情が分かりませんでしたが
生徒の皆さんのも曲を書いたり、歌を歌ったりすることを
目指している人たちのようです。

この番組は、実際にsongwriterがどのように曲を書いていくのか
どのようなことに悩み、苦しみ一つの曲として音楽を作りあげていくのかということを
直接アーティストに質問して講義を進めていくという番組です。
おそらく曲の書き方や悩みもアーティストそれぞれの特徴があるのだと思います。
一つの曲がどのように作られていくのかが非常によくわかり、面白いです[わーい(嬉しい顔)]

昨日は小田和正さんがゲストの回で
Part2と書いてあったので
小田さんをゲストで呼ぶ二回目だったのだと思います。
私は、仕事の移動中に小田さんの曲を聴くこともよくあります。

小田さんは曲を書くのは苦もなくできるそうですが
詩を書くのが苦手だそうです。(もちろん謙遜もあると思いますが…)
メロディーを何度も何度も聞いて
それに合う世界を見つけていき
一旦、詩が出来ても言葉を置き換えて比較したりして
自分が最終的に納得のいくまで書きなおすそうです。
言葉がどうしてもメロディーに当てはまらない時は
最初から全部書き直すそうです[がく~(落胆した顔)]
有名な「さよなら」も最初はまったく違う歌詞で
レコーディング直前にどうも納得がいかなくて書き直してできた作品だそうです。

その他にも、私も大好きな曲ですが「言葉にできない」のラララという
スキャット部分をどのようにして考えたのかなど
興味深いお話ばかりでした。
う~んPart1も見たかったです[ふらふら]

小田さんの曲は本当に非常に広い世代から支持を得ていると思います。
(私の生徒でもファンがいるくらいですから)
それは素晴らしい歌声、心に染み入る曲、そして何度も何度も推敲された詩が
多くの人の共感を得るのだと改めて思いました。

来週はさだまさしさんがゲストです。
この番組は毎週見逃せません[ぴかぴか(新しい)]
また新しい楽しみが出来て嬉しいです[わーい(嬉しい顔)]
嬉しくて嬉しくて言葉にできません[わーい(嬉しい顔)][わーい(嬉しい顔)]


稲垣潤一 TRANSIT [アートと私]

「アートと私」の第一回です。
このコーナーでは、私のおススメの音楽や絵画、小説
果てはサブカルチャーに至るまでを
ご紹介したいと思います。

第一回は歌手稲垣潤一さんのアルバムTRANSITです。
このアルバムは私が中学生の時に買ったアルバムで、
稲垣潤一さんのアルバムの中では最高傑作だと今でも思います。

稲垣潤一さんは「クリスマスキャロルの頃には」で大ヒットを
飛ばしましたが、私はそれより前の作品の方が圧倒的に好きです。
そのベスト盤がTRANSITです。
このアルバムは16曲×二枚組みの計32曲の入ったベスト盤です。
それで3800円はかなりのお買い得です[わーい(嬉しい顔)]

特に私は二枚目のDISC2の方が好きで全曲素晴らしいと思います。
特に雨の中、車の中でかけると最高です。
また、電車の中で周りがうるさい時に聞きながら仕事をすると
はかどります。

この中から私が特に好きな曲をいくつか紹介します。
基本的に恋愛の曲が多いのですが、
ただの恋愛の様々な心の機微を描いた曲ではありません。
この頃の稲垣潤一さんの曲は
情景描写を詩的に丁寧に描いていき、その情景から歌詞の中の
主人公の様々な気持ちを描いていくというものが多いです。
その詩がボーカルの稲垣潤一さんの声と、曲とで
綺麗に一つの作品にまとめあげられています。

選ぶのが非常に難しいのですが、このアルバムの中から
何曲か私の今好きな曲を紹介したいと思います。
面白いことに好きな曲は私の年齢や聞いた回数によって大きく
変わってきました。

「P.S.抱きしめたい」
この曲は昔から好きです。
夜明けの砂浜で一人
別れた恋人との思い出に浸る歌なのですが、
切ないメロディーがたまらない名曲です。

「1969の片想い」
高校の頃(1969年)片思いをしていた彼女が20年経って(1989年)
都会から帰ってくるという歌です。
私が中学3年くらいに聞いた時にはなんとも思いませんでしたが、
20年も片思いで待っていられるでしょうか???
私が大人になって純粋な心がなくなってしまったせいか[がく~(落胆した顔)]
これは奇跡のような話だと思ってしまいます。
3年くらいが限度じゃないでしょうか~[わーい(嬉しい顔)]
と思ってしまう歌ですが、コマーシャルにも使われたポップな曲です。

「君に逢いたい午後」
この歌は付き合い始めたドキドキ感が
絶妙に表現された楽曲です。
初夏の週末、逸る気持ちを抑えながら車で
彼女に会いに行くシーンが描かれています。
聞いていて清々しい気持ちが残る曲です。

他にもMisty Blue 1ダースの言い訳などなど
DISC2は好きな曲が沢山あります。

DISC1の方も70年代の香りがしますが
いい曲ばかりです(最初の5曲が特におススメです)

大体アルバムを買うとあまり好きではない曲も入っている
ものですが、このアルバムはすべての曲の完成度が高く
そんな気持ちにはならないアルバムです。
稲垣潤一さんのアルバムでは「WILL」もおススメです[わーい(嬉しい顔)]



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