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わたしたちはどう生きるか [雑感]

日本には宗教がないせいで
哲学的な土壌も
それほどないと思いますが……

それは
非常に寂しい、貧しいことです。

私がいつも書いてるように
人生なんて
始まって、勝手に死んでおわり
何もないし、何も残らないのです

でも
これにいかに「彩り」を与えるか
それが「個性」であり
その人の「生き方」であり
他の人に
どういう記憶やものを残せるかと
いうことなのです。

日本だと
非常に宗教が否定的に捉えられる
ことが残念です。
まあ
私は無宗教なのですが(笑)
ただ私には
自分の哲学があり
科学という宗教もあり
この世の中をそれによって
彩って楽しんでるんです。

宗教対科学みたいな
阿呆みたいな二項対立で考える
人が、特に科学万能?と言われた
時代には、いましたが
その人たちは
科学をまったく深く勉強をしたことが
ないのです。
科学は100%宗教です

例えば
量子論で言えば
世界を量子というメガネでみたら
どう見えるか?という話で
別に真実でもなんでもないです
ひとつの
この世界のモデル、言わば物語り
その物語を楽しんでるだけなのです。

皆さんに
簡単に分かりやすく言えば
「電流」なんて世の中に存在しないですよね
(笑)
見たことがありますか?電気の流れ(笑)
電流計で測れますし
アンペアという単位もありますし

これは
電流という架空の概念を持ち込むことで
身近にあるものが
ある程度説明できたり
いろいろ便利に利用できるからなんです。

電流があるか、どうか
そんな存在論、議論しても仕方ないですよね??
(笑)
電流は実際には存在しない
それで物理は偽物なのでしょうか?(笑)

それが分かってるくせに
宗教とかになると
こんな神様は存在しないとか
インチキだとか
阿呆なことをいうんです。

そんなもんどーーでもいいのです
電流と同じで
キリスト教徒の人は
そのキリストが描いた世界で
この世界を彩って
自分の人生を充実したものにして
楽しんで生きてるので

宗教の歴史を考えてみても
分かると思いますが
いかに
死を受け入れるか
人生に納得するか
楽しむか
というものなのです。

宗教も哲学も思想もない人は
本当に何もない
人生を生きているのです

その色を
自分の物語として
彩りを与えて見れば?というのが
私の生き方のすすめです。
それには知性が必要であり
知性が自分なりの哲学や宗教を
生み出し
プレーンだった人生を豊かにして
くれるのです。

皆さんに
自分だけの、自分なりの
人生を歩んで欲しい
そう切に私は思います。

藤井風さんの「満ちてゆく」
でも聞きながら[わーい(嬉しい顔)]
https://www.youtube.com/watch?v=ptiK8U4WlSc
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お名前(必須)

今日も素晴らしい記事ありがとうございます
本当にそうですよね
ブッチさんに言われて
私も自分の人生を楽しむ
彩らなきゃって
初めて思えました
ありがとうございます
by お名前(必須) (2024-04-16 18:19) 

文系

昨日の人生の話の記事も含めて、先生のこういう思想系の話大好きです!分厚いハードカバー本でずっと読んでいたくなる!
by 文系 (2024-04-16 20:28) 

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