SSブログ
英語学習 ブログトップ
前の30件 | -

「目立った、顕著な」の使い分け [英語学習]

私は昔からお正月が嫌いです。
なんだか
ダラダラするので
気持ちが、世間もそうですが

今日は一月三日
今日までの辛抱でしょう。

今日は授業が結構あって
準備が必要なこともあって
歩くのは1時間だけにして
おきました。
生徒がよくこんなん続けられるね
って言いますが
楽しみを見つけたので
楽しくてやってるだけです。
つまらなかったら
やらないです。

この世界、日常に
いかに楽しみを見つけられるか?
これが知性の働きだと
いうことは散々このブログにも
書いてきました。
知性の無い人の
世界、人生……つまらないです。
どういう世界をいきるかは
その世界をどう解釈できるか
次第なので

今日は英語の記事だった。
たまには書けと
言ってくる生徒のオーダーに
答えたものです。

結構生徒の英作文を見て
単語の使い分けって
本当に出来てないなあ
って思います。

これはニュアンスの違い
じゃないですか?
なんて生徒に言われますが
そういうレベルでは
なくて
完全に使い分けとして
成立してるものです。

これを書き出すと
止まらないのですが

「目立った、顕著な」みたいな
英語がありますよね
パッと思いつくのは
①remarkable
②noticeable
③marked
④outstanding
⑤conspicuous
⑥prominent
⑦striking

こんなもんでしょうか
高校までの範囲で……
この使い分け(まあ似てるのも
ありますが)が出来ていれば
上級者だと思います。
私の生徒基準ですが(笑)

答えは
①褒め言葉で使います、注目すべき、です
②人目につきやすい
③目に見えて明らか
④特に優れた
⑤周りと違っていて目立つ
⑥重要な(突出した)
⑦珍しい→だから興味不快

です
結構違いますよね[あせあせ(飛び散る汗)]
これを流石に
違った文脈で使われると
ええええってなります。

本当はもう少し
いろいろ詳しく書きたいのですが
お正月と言っても
共通テスト間近

私は大忙しです。

まあ
忙しいけど楽しいです
最後の仕上げ
生徒がどう変わってくるか?

「顕著な」変わり方に
期待しています(笑)

nice!(0)  コメント(1) 

気になる複数形 [英語学習]

なんだか英語を教えていて
ずっと気になることがあって
多くの英語を学び始めた生徒が
「sをつければ複数になる」と 勘違いしている人がいます。
これは多分
sがついた名詞を複数形と呼ぶからです
(笑)
なんだこのネーミングセンス(笑)
英語はsをつけても複数形になりません!
じゃあsがついたものは何か?
それは総称形みたいな感じです。
数詞プラス総称系で初めて複数を表すのです。
これが
何故か全然分かってない初学者が
多いです……
学校とか諸々で変な英語を習っている
んでしょうか。

ですから
私はリンゴが好きですを中学生に訳せ
というと
平気で
I like an apple.とか宣うのです。
これって
私は「ある」リンゴが好きです
って言ってるように
ほぼ多くのnativeが聞こえます。
え?どんなリンゴ???
必ず聞き返されます。

無論この正解は総称形
つまり一般論としての
リンゴなので
I like apples.
です。
これは別に複数形じゃないです(笑)
一体
日本の英語教育どうなってるねん!
問題です。

因みに同様に「a」には一つのという
意味も確かに辞書的にはありますが
実際は「ある」に近いです。
一つは普通にoneで書いた方がいいです。

僕には好きな子がいるんだ、は
I like a girl.
どんな女の子なんだろ?
「ある」と言われてるので
質問されると思います。
そして
別にこれは1人しかいない
訳ではないです(笑)
好きな子が何人かいて
その内の1人です。
「a」をつけると 相手に興味を喚起する、みたいに
考えておいた方がいいです。

そして無論
I like girls.は総称なので
私は女好きです
という意味です。

どういう訳かリンゴは私の体に合わない

I don'tknow why ,
but apples always disagree with me.

ただ
例外がありまして
定義を表す主語に限ってa 名詞が使われます。
A widow is a woman whose husband is dead.
ただこれも
実際は
Widows are women ……と書くのが
結構普通です。
使おうと思えばaも使えるよということですが
これは時代と共になくなってくると
思うのでsで総称を表す
と考えておいた方がいいように私は
思います。
現状
定義の主語
限定のaは使うことが認められてる
と思います。

ただじゃあ
総称はいつでもsをつければいいのか?
というと
ややこしいことがありまして(笑)
発明品、動物、体の部位はthe 名詞で
総称を表すことがあります。
まあこれも古い英語で
口語で言えば、sを付けて総称形で
いいと思います。




nice!(2)  コメント(0) 

英会話上達法 [英語学習]

昨日
生徒から
学校の英語ではなくて
つまり
文法、読む、書くではなくて

アメリカ人とか
イギリス人と
communicationをとれるように
なるためには
どうすればいいのか?

っていう質問を受けました。

この答えは
実は簡単です。

communicationをとるためには
自分のことを好きに
なってもらう
相手のことを
好きになる
これに尽きます。

こういう返事をしたら
「先生、雑談が長くなるから
適当なこと言ってるでしょ!!
どうせ長くなるから
ブログに書くとか言うんでしょ!!
真面目に答えてください!!」
って言われました……

まあ[たらーっ(汗)]
結果論として
ブログに書くところだけは
合ってますが

でも
これは全くふざけてはいません。

人間て
結局は感情の生き物なのです。
communicationを取るときに
私がどれだけ
言葉を尽くしても
論理的に分かりやすい話をしても
どんな表現をしても

そもそも
相手が私に敵意を持っている場合
全くcommunicationは取れません。
英語、日本語も通じません。

相手が
私のことが好き
もしくは
理解したいと
思ってくれてない限り
communicationというのは
絶対にうまくいかないんです。

言葉の巧拙
自体よりも
絶対
その感情の方が
communicationを
円滑に進めるんです。

例えば
国際カップルの場合
相手のことを好き
理解したいと
思っていれば
かたことの言葉でも
いろいろな方法を使っても
communicationは取れるのです。

大谷翔平さんの
英語は滅茶苦茶ですが
他のチームの選手とか
色々な選手が話しかけてきて
楽しそうに話をしています。
それは
大谷翔平さんに話しかけてくる
外国人が
大谷さんに好意を持ってるから
伝わるんです。

パッキャオの英語なんて
もう
英語で採点したら
とんでもない点数です。
でも
全く問題なくアメリカで
生活もできますし
なんでもできるんです。
それは
アメリカ人がパッキャオのことが
好きで彼の言うことを聞きたい
理解したいって
思って一生懸命聞くからです。

ですから
多くの日本人が私は
勘違いしてると思うのですが
外国語で
communicationが上手くいくかどうか
は聞き手の力や聞き手の感情も
大きいんです。

ですから
一番英会話ができるようになるには
英語では話す好きな人が出来ると
いうことです。
そうすればなんとか
自分の気持ちを伝えたいと
話すがわは英語を勉強しますし
聞く側も何とか理解したいと
思って聞くからです。

これが
一番の英会話上達法なんです。

どんなに
文法的に正しいこと
綺麗な発音で言っても
聞く気のない人には伝わらないのです。
なまっていても
何していても
自分のことを好きでいてくれる人には
伝わります。

私のブログも全く同じです。
毎日急いで
書いているので
しっかり読み直して文章も
直してないですし
思ったこと
考えたことを
思いつくまま、つれづれなるまま
書いていて
それで読者がコメントで
いい文章だったとか
言ってくれるのは
その読者の方が私になんらかの
好意、プラスの感情をもってくれてる
からなんです[わーい(嬉しい顔)]
ありがたいことに[ハートたち(複数ハート)]

元から
私のことを嫌いな人間は
私の文章を読んでも何も響かないです。
communicationはうまくいきません。

私が生徒を募集するとき
やる気がある人
絶対
みたいに言ってるのもこれと
同じです。
同じ目標に向かって頑張れないような
人と
お金だけもらって授業して……で
結果がでるわけないと思うからです。

ですから
生徒にはふざけてる!と言われてしまいましたが
私自身は
真面目も大真面目で
英会話を上達したければ
まずは英語を話す恋人
恋人が無理なら
ちょっと効果は変わりますが
好きな
外国人のタレントとかでもいいです。
その人の発信するもの
SNSや
映画とか音楽とか
字幕なしでチャレンジしてみるとか

兎に角
communicationが上手くなるには
相手を好きになるか
自分を好きになってもらうしか
ないのです。
nice!(2)  コメント(5) 

英語の5文型 [英語学習]

日本では
Onionsという学者が提唱した
5文型が使われて
英語が教えられておりますが
色々
文法的に説明するときは
これで事足りるのですが……

実際問題
5文型を意識して
英語を読んでいくよりも
それ以上の構造を
意識して読んだり
書いたり
話をしたりした方がいいですよね。

上級者はもれなく
そうしていると思いますが。

よくあるパターンというのがあるんです。

それは大半が
英語というのは
知ってる、つまり既知の情報
これを旧情報といいますが
旧情報→新情報という
順番で英語の文章が並びます。
そのために
色々な構造があります。
受動態もそうです。

I hit Tom.

Tom was hit by I.
は全くイコールではないです。

最初の文章は
私が誰かを殴ったのは皆さん知っていて
それがトムだよ、という文章です。
受動態の後者では
トムが青たん作って誰かに殴られたのは
皆さん知っていて
それが私によるものだ、という文章です。

英語は文末に新しい情報を書き
こんどは
次の文章の文頭でそれを受け

例えば
I bought a new car.
It is……みたいに
新情報が旧情報になり
新情報が文末に加えられという
感じで
リンクしながら
全ての文章、お話は続いていくんです。

ですから
リスニング等でも
文末が1番大事です。

この文化は非常に理に適っていて
だれでもそうですが
いきなり文頭に新しいことを言われると
びっくりしますし(笑)
聞き逃したりしますよね
代名詞を多用することとも
関連しています。
文末代名詞は当然NG。

この非常にしっかりした
旧情報→新情報という
ルールがあるために
5文型も実際は運用上
色々な形に変化します。
そのパターンを知っておくと
更に英語の文章や会話を早く理解できる
ようになります。

5文型は
①SV
②SVC
③SVO
④SVOO
⑤SVOC
です。
Sが主語
Vが動詞
Cが補語
Oが目的語で
他に修飾語句
Mで表します。

ところがこれだけでは
不十分で……
ああ
これを全部書く時間はないですし
一冊の本になるくらいなので
書きませんが
いくつか
あるあるの例を書きます。

英語に自動詞他動詞って
ありますよね
この違いをしっかり覚えるよう
生徒に言います。
勿論動詞の語法も
取れる文型も。

動詞って
意味だけ分かっても
どうしようもないです。
ある意味
英文の構造を作ってるのが
動詞なので
そこはしっかり覚えないとだめです。

覚えていないと
どういう支障がでるのか
分かりやすい例を書いてみます。

You can't look at a stranger and say with
confidence from his appearance that he is stupid.

知らない人を見て外見で自信をもって
あいつは馬鹿だと言ってはいけない(笑)という
おかしな文章ですが
say とthatの間に色々入ってますよね
情報構造の関係で
こういうことが起こると言うことです。

say の後はthatがくるはず……って待ってないと
気がつきにくいですよね。
動詞の熟語系は全部そうですね
add A to Bは
add toB Aになりやすいです。
何を加えたのか?という方が新情報に
なりやすいですし。

5文型とは言わず
いろいろな形を経験則で
知っておくと
英語を読んで頭から理解できるように
なるかと思います。[わーい(嬉しい顔)]


nice!(2)  コメント(1) 

英文法について [英語学習]

生徒から昨日
非常に難しいというか
いい英文法の問題の質問を
受けました。

私は問題を解くときに 出題者の意図 文脈が大切だと言っていますが
そのお話です。

その生徒は
結構文法を細かく見るタイプで
学校の先生が
伊藤和夫学派なのしょうか(笑)
それはそれで
勉強になるので
いいことだと思いますが

全ての文章
一般の文章について
日本人が考えた日本で
採用されてる
いわゆる「英文法」で
全てが説明出来ると
思ってしまうのは
大間違いです。

日本の標準英文法で
全ての英文が書かれてる
それで全ての
英文の説明が可能である
って
思ってしまうのは
大きな間違いなのです。

ですから
例えば読解とか要約とか
文章に書かれてるかどうか
みたいな
「文脈」で出題されている
英語の問題において
その本文を文法的に解析する
ことは
意味がないです。
なぜなら
文法的に
つまり日本の標準文法的に
そもそも間違えた文章が
書かれてることが
ほとんどだからです。

特に
時代が進み
現在使われている英語と
日本の標準英文法とは
大きな乖離があり
言語は変化していくので
日本人が昔考えた
英文法がそのまま正しく
現実に使われている英語が
それに照らして
間違った英語だから
間違ってるなんて言える
訳がないんです。

これが
近年
英文法の問題が減ってきた
大きな理由でもあると思います。

そもそも
日本人が文章をかいて
国文法通りに書いてある
そんな完璧な文章を書ける人は
ごく稀です。
日本人に学校で
読書感想文の宿題がでました。
クラス40名
そこで採点がされるとき
いちいち
国文法に照らして
間違えてるから
細かく減点なんてされませんよね(笑)

それは
採点するポイント
出題者、この場合は
宿題をだした先生側の
「何を聞きたいのか?」という
文脈が大切で
文法問題ではないので
そんなに細かく国文法を気にして
書く必要もないですし
よっぽどおかしな日本語以外は
減点されることはありません。
読書感想文を出題する
という文脈において
聞きたいことは国文法ではないので。

そもそも
例えば
川端康成の小説も
国文法に照らすとかなり間違えています。
新しい日本語です。
でも、それが文法でなんとかっていう
人……どうかしてますよね。
そういう文脈ではないのです。
文学は。

芸術はそういうものではない。

ですから
文法解析、文法分析というのは 出題者との ルール 出題の文脈内で始めて 成立するものなのです。

いい加減にやったら
学校のテストで減点されちゃう
って
その生徒は言っていましたが
まさにその通り!!
学校のテスト「だから」減点されるのです。

学校のテストでは
授業でルールを教えます。
そのルールをしっかり守れてるか?を
試験で確認するんです。
測るのは授業の習熟度なので。
その「文脈」において
この文法試験は成立するんです。
だから
学校の試験は
学校で習ったとおりにできる生徒が
できます。
そういう「文脈」なのです。

ただそれは
逆に言うと
その学校の試験という
文脈で「しか」ある意味成り立たない
ルールなのです。

英語はここ十年二十年で
劇的な変化が生まれています。
また
大学入試も色々な背景を
持った
純粋に日本の標準的な高校を
卒業してきた生徒だけが
受験するものでもなくなってきたのです。
この文脈において
英文法は出題しにくくなったのです。

例えば
簡単な例で言うと
仮定法ですが
If I wereってwereを使うのが
日本の標準的な英文法として
は正しいのですが
世界的にみて
ここはwasを使う人の方が圧倒的
に多いです。

昔の入試であれば
バツにできました。
基本的の日本の教育を受けてきたという
暗黙の了解があって
そこでトラブルもなかったので。
ところが
今や国際化の時代
子供の頃海外にいたり、外国から来たり
いろいろな学生が受けるなかで
日本の最早ガラパゴス英文法なるものに
照らしてバツだってできないんです。
ですから
文法の出題は減りました。

ただ
今でもルールが守られていて
明らかに間違いだと
言われてるものは
まだ沢山あります。
日本語でいうと
どんなに使う人が増えても
「的を得ている」これは
どんなに時代が経っても間違えた
日本語でしょう。

こういう明らかな間違えは
英語でも残ります。
ただ
それは
文法問題、文法正誤問題……
そういう
文脈で出題されたときに
限ります。
この文脈
つまり出題で聞かれた時に
始めて
文法解析をすればいいのです。
そういう競技なので。

それを
普通の読解の普通の文章で
最初から
文法解析をしても
意味がないことはないですが
その際は
「全ての文章が日本人が考えた
英文法で書かれているわけではない」
ということを
しっかり頭に入れて
日本の標準英文法で書かれてない
文章を見ても
これはおかしいとか
文法的にどうやって説明するのか?
なんて
考えない方がいいです。
それは「文脈」を捉えられてません。

そもそも
文章というのは
文法的な正確さを求めて
書くものではないので。
そもそも
「文法的な正確さ」が
自体が存在するのか?
問題がありますが。

私のブログだってそうです
[あせあせ(飛び散る汗)]
私のブログの日本語は
標準国文法で分析すれば
50点です。
でも、それを正確にすることに
意味がないというか
正確に書かない方が
読みやすい、今風な感じも出て……
もしくは
単に正確に書いてるのがめんどい(笑)
テキトーに思ったままを書いて
毎日なんとか更新……してるので
そこを言われてもね……問題です。

それと全く同じ。
普通の文章に
普通の英会話に
日本の標準的な英文法
もしくは
最新の
欧米の英文法に照らして
云々ってやっても意味がないんです。

下線が引かれて
ここを「問いたい」という
出題者の「文脈」があって
始めて
英文法の問題
いや
全ての問題は成立するんです。
逆にいうと
その文脈なしには
成立しないので
全てを当て嵌めても無駄です。

これは川端康成の小説
国文法に照らして採点するのと同じ。
無意味ですし
本気で書けば
川端康成は
ちゃんと国文法どおり
予めルールを言えば書けると思います。
でも小説って
そういう競技、文脈ではないのです。

ですから
英文法の問題と言うのは
基本的に
出題者が問うて始めて成立するもので
普通にある文章を
それで分析して
意味があるかといえばありません。
初学者の勉強にはなりますが
その際は
なるべく全てを文法で説明出来る文章を
出題者側、教える側が持ってくるんです。


全ては仕組まれてるんです(笑)
構文解析が好きな英語の先生は
その説明に合う
自分に都合のいい文章をもってきてる
だけ(笑)なんです。
ですから
国文法を川端康成の小説で
教えることは100%ありません[わーい(嬉しい顔)]

学校の試験では
これ教えたよね
っていう
文脈があるんです
その確認試験だからこそ
問題として
つまり学習の習熟度
身についたかどうかを
判断できるわけです。
そういうゲームなのです。

そこで
それ以外のものを持ち込んで
あってる間違えてるというのは
意味がないです。
受ける側が
「文脈」を読めてないだけです。

nice!(2)  コメント(6) 

英語のニュアンスを正しく学ぶ [英語学習]

先日
元生徒で東大を出て研究者になり
現在オーストラリアに住んでいる
生徒からメールが来ました。
東大医学部を出たのですが
医学が暗記ばかりで下らないという
理由で
アメリカの大学院に行って
今は応用化学の研究者になってます。

色々オーストラリアの面白話も
書いてありました。
ほとんどの人が裸足で
外を歩いてるらしいです。
ショッピングモール等でも。
飲酒運転は普通に皆やってるとか(^0^;)

その中で
私も生徒の英語の授業で教えていますが
be in troubleって
学校では「困ってる」と習うららしいのですが
パッとこれを聞いたら
かなり深刻なことだな?って私なら思います。
警察沙汰とか誰かを妊娠させたとか……
警察に追われてる立場の人が使うような
結構重い言葉です。

それを間違えて使ってしまって
色々問題が……という話が書かれていました(笑)
そりゃそうだわな[あせあせ(飛び散る汗)]
勿論使う人、国によって違うかもしれませんが
一般的なニュアンスとしてそうです。

財布を盗まれたとか
車が壊れたとか……
そういうレベルで使う言葉ではないです。
普通にupsetとかまあworriedでOKです。

こういうニュアンス系が
日本の英単語の本では大変な
ことになっています。

生徒の英作文を見ていて
こりゃないだろ~~~~系文章って
結構あります。
まあ……そう習ってきてるので
仕方ないですが。
普通に生きた英語を使っていたら
ありえへん間違いが……。

昨日も生徒に言われたんですよね。
先生
even if =even though 「たとえ~でも」
って
学校で習ったって[たらーっ(汗)]
そのときの文章とは違いますが
I will go abroad even if it is expensive.
たとえ物価がたかくても、わし海外に行くねん。
という文書です。

確かに……
「たとえ~でも」って間違いかといわれれば
そう訳せることもあるので
間違いではないのですが……
まあただ絶対「=」ではないです(笑)

正確なニュアンスは
まずはeven if ですが
これは使う人がそのことについて「確信がない」場合です。
よく知らない、5分5分の可能性。
I will go abroad even if it is expensive.
の場合は、実際は物価が高いかどうか知らないけど
自分は海外に行くんだということです。
聞く側としては
even if以降は話者がそんなによく知らないけど……みたいな
感じになります。

それに対してeven thoughは
though「けれども」を強調した文章なので
I will go abroad even though it is expensive.
話者が
物価は高いのは知ってる
でも、敢えて自分は行くんだ!という意味です。

ですから
この二つは全く=ではないです。

東大合格をするのは難しいことは知ってる
それでも敢えて自分は挑戦するんだ!
っていうときは
当然even thoughです。

日本の英語教育の良くないところは
こういうニュアンス系を
しっかり教えないことです。

そのせいが
生徒がbe in troubleしちゃうかも(笑)
なのです[わーい(嬉しい顔)]
nice!(2)  コメント(8) 

さらば、Speed Learning [英語学習]

生徒からよく聞かれたことで
石川遼さんが
宣伝していた
Speed Learningってありましたよね。
あれって効果があるんですか?
という質問がありますが

これは全く効果はないです。

なんだか……リスニング学習に関して

私にとっては
当たり前
でも世の中的に
生徒に聞くとそうでもない
話を書いておきます。

英語のリスニングなんて
黙っててもできます。
黙っててもというのは
いちいち英語教材を沢山聞いたり
映画を見たり
音楽を聴いたりする必要もない
ということです。

これは中々生徒に話をしても
受け入れてもらえませんが

冷静に考えて欲しいのですが
人間て
リスニングより先に
スピーキングが出来ないと
リスニングは出来るようになりません。
どんな言語においても

話すことができるから
そのフレーズを元に聞けるんです。
こういうとき
こういう言い方をすると
脳が反応するので
聞こえるんです。

リスニングは文脈に依存します。
そして
その文脈を推測するのは
スピーキングなんです。

私はこれを間違えて聞きまくって
スピーキングをやらないから
日本人は英語のリスニングができないの
だと思います。
私は正直リスニングの勉強なんて
学校の授業以外したことはないです。
それでも、受験諸々の試験でリスニングで
困ったことはありません。
満点ありき、だと思ってます。

皆さんも
日本語のリスニングなんて勉強したことは
ないですよね

アメリカ人が日本語を学ぶときに
リスニングは最後の最後です。
話せた後にやる。これが本来の言語学習。

ですから、私は生徒の評判は悪いですが
音読したりシャドーイングしたりする時間を
リスニングに費やす時間があるのなら
やるように言ってます。

もう……どうしても聞きたいんだと
いう生徒には妥協策でそういう
トレーニングの方法をいいますが……
本当は良くはない。
でも過去問とかやりたくなるんでしょうね
気持ちはわかります。

私が進めているのは
英作文をやりながら英文法を学べて
それを発音してスピーキング短文にもなる
みたいな
テキストがあるのですが……
去年の生徒もそうですが……
見かけが簡単だからでしょうか……
全然やりません。
それでリスニングが聞けないとか
のたまわるので……[もうやだ~(悲しい顔)]
………………です。

基本的に話すことが出来なきゃ
聞けないと思います。
会話の短文フレーズが頭にあるから
それに反応して
聞き取りにくくて類推できるんです。

この日本語の英語教育の逆行が
英語を聞き取れない
ある意味不思議な現象を引き起こしている
んだと思います。

Speed Learningだけやって英語が分かるように
なる人、聞けるようになる人はおりません。
Out putしないと。

これは全ての学習法でそうだと思います。

Speed Learningもシャドーイングすれば
効果はあると思いますが。

とにかく短文を作って話す
それが1番いいリスニングの勉強です。



nice!(2)  コメント(5) 

駿台構文主義(前編) [英語学習]

最初に断っておきますが……
私は自分が学生時代、世に言う受験勉強なるものを
ほとんどやったことがありません。
野球部の練習を一生懸命しながら
自分の超弦理論だとか諸々研究に必要な勉強をやっているうちに
勝手に試験範囲が終わったというか……それで東大模試を受けたら
全国2位だったので、する必要がなくなったといいましょうか[たらーっ(汗)]
学校から実績に貢献しろ、理三受けろ理三受けろとことあるごとに言われて
反抗しなければいけないことが多くなったくらいで
これって私が生徒に第一志望に受かれ!というのと同じですかね
もしかして(笑)

現代文の問題集とか解いたことはないですし
試験本番でやる量が勉強の全てみたいな……
センター試験は当日初めて受けました。マーク式なのはぼんやりと知ってましたが
選択問題なのをしらずに数学は全部解き
世の中のみんなは計算速いんだなあ……と思っていたくらいで(笑)
マークする時に気がつきましたが。

そんな私が受験について語るときは
全部働いてからのお話です。
もしくは私のプロ家庭教師人生の後半で
生徒で鉄緑ではこういう風にやってるよ、とか聞いて
得られた知識だけです。

私は駿台で医学部英語を教えなければならなくて
(生きるためにですが)
そこで初めて予備校や世の中がどうやって英語を教えているのか
に触れるわけです。オオカミに育てられた子供が初めて文明に触れる
ようなものです。
そこで見たもの……は
非常に恐ろしかったです。

当時、駿台、河合、代ゼミ三大予備校拮抗の時代で
(駿台が1番経営状態が危なかったです)
東進は永瀬さんでしたっけ、創業者の方と知り合いで
何回か教えに行ったことがありますが
ほとんど無名の小さな予備校で「今でしょ」の影も形も
なかったです。後に効率化革命みたいな衛星授業もなかったです。
駿台とか代ゼミが衛星で少しやっていたと思いますが。
東進みたいに録画してそれを繰り返し流すみたいな
儲かる方法ではなく、純粋に予備校の授業をon timeで他の校舎で
受けられるというものです。
今や天下の鉄緑会は私の野球部の先輩等が講師をしていましたが
理三文一限定の南新宿の飲み屋の隣の地下みたいな一室でしか
ありませんが……あの飲み屋の鉄緑がこんなに大きくなるとは(笑)
学生時代よく鉄緑を馬鹿にしている話を聞きました。
講師の声より隣から聞こえてくる酔っ払いの声の方が大きいって(笑)
あとは私も物理を教えてたことがありますが
SEG全盛から内部分裂で少し陰りが見えてた頃でした。
ガーシー風に暴露すれば
コメント欄の「無駄は貴方」さんはSEG時代の上司と言うか
そう思ったことは一度もないですが(笑)知り合いです。

そんな駿台英語科で
どんな世界でも昔は良かった的なノスタルジーに浸るものですが
駿台が予備校界のトップに君臨していたころ
駿台にあらずんば人にあらず的な時代の話を
よく聞かされたんです。駿台、河合塾、代ゼミの三国時代になったにも
関わらず、漢王朝の復興を願っている訳です(笑)

その駿台英語科のレジェンド的2大スターに
伊藤和夫さん、「英文解釈教室」などが有名で英語の予備校指導の
根幹を作った方のようです。会ったことはありません。
その本を読めば分かりますが
元々はOnionsという英語学者が確立した5文型を元に文章を細かく構文で
分析していく、という方法を英語受験にもたらした方で
その時代は猫も杓子も、SVOCや節だとか諸々を細かく分析してやっていました。
その後の予備校界もこれに習って
猫も杓子も同じように……やっていました。
私は高校の授業が不覚にも耳に入ってきたとき(笑)
英文法は学校でそのような感じで教えられてましたし
今も問題集とか諸々を見てみるとそういう感じで教えてる人も
結構います。
長くなるので(後編)で書きますが
ぶっちゃけ、この方法で英語は出来るようにはなりません(笑)
まあ、それは実証されてるといか
昔の莫大な数の伊藤和夫系信者の英語の授業を受けた方々で
英語がちゃんと出来るようになってる人が非常に少ないという(笑)
そのせいでここ20年とか英語教育に力をいれなきゃ
英語が日本人はできるようにならないんだ、言われてるので。
これが役に立ってない、私から見れば当然ですが(笑)。
(後編)で理由も書きますが
理論としては面白い部分もありますが、英語ではないんです。
そして現在も予備校では駿台を中心として
こういう方法で教えている方も一定数おられます。

話は長くなりましたがレジェンドの二人目は
奥井潔先生ですね。
私は奥井先生にはお会いしたことが何度かあります。
色々私に大学の仕事を斡旋してくれたりだとか
食事に連れて行って頂いたことも数回あります。
神風特攻隊で三度特攻に行って3回目の時に終戦を迎えた
というお話をされてました。
奥井先生の教え方は非常にレベルが高いですし
ガーシー風にぶっちゃけますと
伊藤和夫さんより奥井先生の方が総合的に英語が
できると思います。
文学作品とかの翻訳も素晴らしかったですし。
ただこちらはこちらで、学生にはわかりにくい……(笑)
私は面白いですが。
見学に行かせてもらったことがあるんです授業を。
どういう授業かと言えば
伊藤和夫さんのような構文分析はほとんどしません。
テキストも英語の文学作品です。
入試問題ではないです、問題もついてなかった。
結構古い英語も入った普通に大学でやるような文章です。
小説家、哲学者が書いた英語です。
私にはデカルトが好きだと仰っていました。
その学生にとってはかなり難解な文章を
これは英語というより日本語で書いてあっても文章として
難しいという意味ですが
奥井先生は黒板にほぼ文字を書かず
教室中歩き回りながら頭から即興で「できすぎた翻訳」を
お話ししていくんです。
いやいや……こんな訳学生はできんだろ!みたいな
でも授業は雑談が多くて、英文学の授業としては面白いし知的です。
この奥井先生も上記の方法で非常に人気がありました。
おそらく……
まあ、私は晩年の頃に少しお会いして授業を見せてもらったのも
1回なので奥井先生がずっとこうやられて教えてこられたのかは知りませんが。
ある程度人気がでて地位が確立したから、好き勝手なあまり受験的ではない
授業をしていても駿台から許されてたのかもしれませんし。
私はかなりのおじいちゃんになってからの奥井先生しか知りません。
私も趣味で沢山、英文学は読んでいたので
結構話があったんです。物理学が哲学を拓いてきた部分はあるので。
それで食事にも連れて行ってもらったんだと思います。
当時は私は体調が悪すぎて、めまいがひどくて
今は腰痛で10分と継続して座ってられませんが
その逆で継続して立っていられませんでした……
ですから食事に誘われても、今考えると大変失礼なお話ですが(笑)
うざいなこのおじいさんくらいにしか思ってませんでしたが
色々書かれている本を読むと非常に英語への造詣が深いことがわかります。
東大でも講師をしたり、他の大学でも仕事をされていたと思います。
無論、伊藤和夫さんはそういう場所には呼ばれません。
ただ伊藤さんの構文主義の方が凄く人気があったらしいです。
「どれだけ生徒が集まったか伝説」みたいなものを先方から
教務室で聞かされました。
ほとんど内容は聞いておりませんが(笑)
あ、無視してた訳ではなくて具合が悪かったんですが。

(後編に続く)


nice!(3)  コメント(11) 

positiveなsome [英語学習]

私が生徒を教えていて
英語の語感を間違えてるなあって
感じることがよくあります。
これは主に世の中に出回ってる
悪魔のような単語帳のせいですが(笑)

生徒が単語帳を見せて
こう書いてあると言い張るんです(笑)
なんで単語帳は同じようなものしかないか……
それは新しく生まれる単語帳が
既存の単語帳を参考に作られているからだと
思います。

単語って日本語に置き換えただけでは
単語のもつ意味合いが表現出来てないんです。

簡単な例で言います
fewは皆さんご存じの通り否定的な意味を持ちますね。
少ないという元々negativeな感じを表すので
ほとんどない、という意味になります。
それに対してpositiveなもの

たとえば
someはかなり積極的なpositiveな意味を持つんです。
someを「いくつか」とか「というものがある」
という意味だけで捉えていると
次のような誤訳を生むことになります。
プロの方が訳したものですが
これは間違えています。
There are a lot of things the individual can do,
and there are some things only the group can do.
↑この訳を
「個人ができることは沢山ある。そして集団だけが出来ることは
 少ししかない」
と書いてありますが、これは真逆の意味です[がく~(落胆した顔)]
「個人で出来ることは沢山あるし、グループにしかできないことも
結構ある。」というのが正しい訳です。

ひとかどのものをsomethingと言ったりしますよね

That was some test!
と言えば
「それはかなりの試練だった」
という意味ですし
That would go some way towards paying our debts.
「これだけあれば借金返済の「相当な」足しになる」
という意味です。
これを
「いくらか足しになる」って訳したら
ぶち切れられるわな[ちっ(怒った顔)]
借りた人から(笑)

勿論
一般的に数を数えるのがうざいので
some pens とか言う場合もあります。
このsomeは純粋に皆さんがよく習っているものです。
でも、これも語感としてはpositiveな感じ
はするんです。

疑問文でもsomeを使うことありますよね
someは疑問文にするとanyに変わるって中学で習いますが
Do you have some coffee?
これはどうしてsomeなのか?英語を習いたての
生徒からよく聞かれるあるあるですが。

それは「積極的」にコーヒー飲もうよって誘ってるからです。

こういう単語の持つpositive
negativeの語感を知るだけでも
随分幅広い表現力が身につくものなのです。
逆に
単語を日本語に置き換えただけの単語帳は
実質役立たずなんです。

英語をできるようになるためには
暗記というより
このような「英語話者の考え方」みたいなもの
学んだ方がいいです。

nice!(2)  コメント(10) 

自由英作文について思うこと [英語学習]

私は自由英作文は今の時代
各大学nativeか
限りなくそれに近い人が採点してくれているもの
だと思います。

この採点者によって戦略は大きく異なるというか
そもそも日本人と欧米人では採点の基準が大きく異なります。
ですから
それに合わせた対策というのが必要なのです。

簡単に言うと
欧米の初等教育のうちから彼らが繰り返し練習して
できる作文なり論文が「自由英作文」であり
それ以外は採点対象にもならないということです。
どんなに内容が良くても点数はくれないんです。

おそらく結構の数の日本人の英語は
「英語」の形式になっておらず
彼らに取っては一つの文章として信じられないくらい幼稚な
というか「非英語」な文章を読まされるんです。
速攻0点です。

ですから
私も生徒にかなりうるくいいます。何度も練習します。

そもそも
普段英語の文章をこれだけ読んでいて
文章の構造に思いが至らないって……どうなの?って思いますが。
最低限「英語」にしろよ
ということです。
一文一文日本語が英語に変わってるだけなら
(本当はそれも違いますが)
和文英訳でいいわけです。
そして自由英作文の題材なんてありふれたもので
その意見の中身なんて完全に数パターンしか考えられません。
その意見の内容の良し悪しを聞いてるわけじゃないんです。
英語の短い論文、ちゃんと書けるの?ということです。
それが自由英作文で1番問われていることで
この的を外すと本当に点になりません。

大学で英語を書いてnativeに採点してもらったことの
ある方なら、同じような体験をしてるかと思いますが
中身以前の問題で大きく点数が引かれるんです。

そこをしっかり練習しないと
どうしようもないです。
模試の採点結果を見てると
本当にこの採点が出来てない……
これで点数と判定を出されてもね……って
思っちゃいます。

nice!(2)  コメント(5) 

共通テストの英語2022 [英語学習]

センター試験時代の英語の問題の語数は
MAXで4500語でした。

それが去年の共通テストで5500語
今年の共通テストは6000語でした[ふらふら]

これは最早
英語の読解の試験ではなくて
scanning の試験ですね。
選択肢や文章の難易度は高くありません。
いかに早く情報を拾い上げるか
英語の試験というより
借り物競争ですね(笑)

文法は一切出ず
終始scanning の詰まらない試験です。

まさか
英語の試験がこういう時代遅れのアメリカ式英語に
なっていくとは思っても見ませんでした。
これでいいんですかね?

またいつ傾向が
変わるかは分かりませんが
なんだか詰まらない試験になったなあとは
本当に思います。
nice!(0)  コメント(0) 

お答え [英語学習]

数日前書いた…動詞の色々な意味?
でしたっけ(^◇^;)
そんなこと書いたような…
その答えを書きます。

ちょっと待ってくださいね
何をpick up したか
忘れたので
今、ブログ読んでくるんで

ああ
turn,,run,make,hold,get,come
break,do,go,keep,put,take
これですね。
多いな( ̄◇ ̄;)
今日は半分にしましょうか(^◇^;)
(弱気な発言)
(からの強引な確定)
うん、そうしましょう

turn は基本、回転するでOK
熟語多数でどれも大事。
①回す②変える③曲がる④〜になる
これらに名詞型もあります。
意外な意味は「行為」
One good turn deserves another.
まあ、情けは人のためならず、です。
あ(^◇^;)これ、昔生徒が誤解していましたが
誰かにいいことしておけば
自分にそのいいことが帰ってきちゃうよ〜(^O^)/っていう意味です。
生徒は人に情けをかけたらその人の為にならない
という意味だと思ってましたが(^◇^;)

run基本的には動く、動かす系です
①走る②流れる(鼻水)③作動する④上映されるlong run とか言いますよね
⑤立候補する⑥経営する⑦(危険を)冒す⑧野球の得点
あと、ストッキングの伝線もrunです(笑)

make無論基本的に作るです
①作る②進む③する④ある状態にする、させる、なる!

hold これは…元々一時的にかかえておくという意味ですね
①掴む②思う hold me responsible for it 私が生徒を落とした時に
いうセリフです( ;∀;)今年は言いたくない!です
③会を開く④地位を占める⑤収容する⑥抑える⑦保つ
あ、私は断じて違いますが( *`ω´)奥さんに尻に敷かれているを
英語にするとMy wife has a hold on me.です

get 手に入れる系ですね
①得る②取ってくる③頼んで〜してもらう←手間がかかる感じ
説得したり、業者を頼んだり get my hair cut です
④済ませるfinish ⑤理解する⑥なる

come 待ってる方に近づく という意味です
①来る②相手と同じ場所に行く③come to 動詞で「だんだんするようになる」
通常感情や認識の動詞です
あとは熟語系ですね
意外なのは to come で将来の
です。あとは色々あります(笑)

それではまた!
nice!(2)  コメント(11) 

fixについて [英語学習]

英語で多義語って沢山ありまして
それぞれ皆さん色々なところで習うかと思います。

有名どころを今から書きますが
皆さん、いつか書く答えを見ずに
(答えがいつ発表されるかは私の
ブログのやる気次第です(笑))
自分のでいくつ意味が書けるか
やってみてください。

全部言えたら…うーん
えらい!(笑)
それ以上でもそれ以下でもないですが
昔、色々アメリカ人やイギリス人に聞いてみましたが
全部答えられる人はいませんでした。
1人も。
よく怒られました、そんな使い方はしない!なんて
その度に辞書を見せて(笑)
ほーらって[わーい(嬉しい顔)]
大体日本人でも、日本語の意味を全部知らないですよね。
だから当たり前だというと
皆さん納得してくれます。


沢山書きすぎると答えを書くのが面倒くて
私が自爆するので(笑)
有名どころです。

turn,,run,make,hold,get,come
break,do,go,keep,put,take
これがそれぞれ
全部言えたら多義語masterでしょうね(笑)

知り合いにネイティブがいる方は聞いてみてください。
まあ9割以上は全部答えられないので。
外国人の特権ですね。
日本語もガチで勉強した外国人に
9割くらいのネイティブJapanese は負けるので
おあいこですが(笑)

そこでここには書かなかったのですが
授業をしていて
fixも多義語なのですが
これは結構生徒も知らないです。

まあ実は数学の授業で
口癖みたいなもので「xをfixして」みたいに
言ってしまった時に(^◇^;)生徒に
何それ?って聞かれたので
この記事を書きました(告白)

fixの意味
①固定する
先程の文章は数学を知らない人には??ですが
数学では1文字固定したりすることがよくあります。
実際に固定するfastenの意味も無論あります。
壁にある絵を固定する
fix a painting to the wallですね。
②修理する
repair の意味です。自分の時計を修理してもらう、は
have my watch fixedです
③(簡単にできる、即席の食事を)用意する
コーヒーを淹れてあげるよ、これをfix で言った場合
インスタント確定ですが(笑)
カップラーメンもfix
これらにprepareを使うと押し付けがましい感じがします(^◇^;)
流石に。fixって第4文型OKなんです。盲点かも。
I will fix you some coffee .
④決める
これは、ほぼほぼ日取りを決める、予定を決める感じですね。
fixした私の授業予定を模試で動かさないで欲しいです(笑)
この例文は不吉なので(笑)
眞子様と小室さんの結婚式の日取りにしておきますか。
fix a date for the wedding
⑤じっと見る
これは人とかにはあまり使わないかもなあ
かなりじっと見てる感が出るので
fixされたらストーカー確定です(笑)
大体、fix my eyes on 何とかで使います。

あ、先程の問題の答えは後日書きますが
こんな丁寧には書きません。
今数えたら1 ダースもあるので( ̄◇ ̄;)
ちょっと減らしたくなってきましたが…まあ
頑張ります
nice!(2)  コメント(6) 

英語で「病気」の使い分け [英語学習]

結構授業とかで
気になるので記事にしてみました。

日本語で
ある日、私が病気になりました!
って書いたら
どんな病気か分からないですよね
軽いのか重いのか
または恋の病か、数学中毒か(笑)

でも英語だとその辺の使い分けは
しっかりされており
一般的には重い病気はdisease
軽い病気はillness ですね

それで、オックスフォードにも書いてありますし
一般的に使われていても感じるのですが
sickness は吐き気を伴うものですね。

あと先ほどの話で言うと
感染するものはdisease が多いですかね。

その他にも面白い関連語としては
plague 疫病
これにthe がつくと「ペスト」なんです
いかにヨーロッパでペストが猛威を奮ってきたか…
「the」がつく、あの疫病…それはペストなのです。
1350年前後でしたか6年間でペストでヨーロッパの人口の
三分の一が亡くなりました…[がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)]

あ、ちなみに
感染症はepidemic です。
the AIDS epidemic
みたいに使います。

symptomは物事の兆候という意味ですが
この分野で使われると「症状」ですね。
the symptoms of a cold
風邪の症状、みたいな感じです。

書いてるうちに
コロナ系も足してみますか(笑)
virus はいいですよねウイルス、生物ではありません。
それに対して細菌はgerm

それで感染についてですが
空気感染はinfection
接触感染はcontagion
これは覚えやすいです。tagって語源がtouchなんです。
触って移るから接触感染です。

細菌の伝染は概ねinfection が使われてますね
私の人生経験上。

あと誰かが笑ったら笑いが移ったりしますよね
これもinfection が使われます。
欧米では「お笑い」は空気感染なんですね(笑)

あとimmune って「免疫がある」って意味で
ほぼほぼ今は使われますが
一般に物事の影響を受けない、という広い意味です。

ついでに思いついたから書きますが
病気になるって
get ill
become ill
fall ill
ですがsickだと
get sick
become sickは言いますが
fall sick は聞かないですね…ホームシックみたいに聞こえるからですかね(笑)
理由は知りません。
あと
重い系の病気、感染症にかかる、は
come down with 病気
っていう表現がありますが、これは覚えやすいですね
もう倒れてますからね(笑)
それくらいの病気だってことです。

ちなみに恋の病は一語の単語になっていて
lovesickness です。吐き気を伴いますんで(笑)

精神的にくる系は、吐き気を伴うのか(笑)
そういう具合のニュアンスなのかsickness が使われてます。

それでは
また気が向いたら英語は書きます。
nice!(2)  コメント(7) 

リスニング [英語学習]

英語のリスニング試験って
一語一語聞き取る試験だと思ってる限り
レベルが上がった時に
何にも対応できません。

私が受験した時も
ラジカセ(古い!(笑))
の置く位置や角度が悪いだなんだで
有利不利がある云々
文句を言ってる進学校の生徒が
試験当日おりましたが
こういう人は完全に試験を間違えてるわけです(笑)
私が代わってあげてもいいのになあと
思いました。

そもそも
皆さん日本語の会話で
相手の話を一言一句聞き取れて
話してますか?
そして話かたもクセがあったり
発音、方言混じり
色々あっても
普通に会話の内容はわかりますし
私の生徒でも滑舌がお亡くなりになってる人が
複数いますが(笑)
それでも大体話はわかる
授業が成立しますよね。
それでリスニング試験は解けるんです、
というか
そういう試験なのです。

なんか発音がイギリス寄りになったからとか
アメリカよりだとか
リスニング試験で文句をいう人がいますが
そういうのは根本的に関係ありません。
そもそもイギリス英語、アメリカ英語の標準的なものなんて
ないですし
それこそ実際の生活では
各々好き勝手色々な発音の英語を話してるわけです。
それでもわかるのは
文脈が想像できるし、把握できるからです。
何語か聞き落としても
会話でなされてる限り推測はつきます。
これを前後正確に聞く試験だと思ってるうちは
ある程度のところまでしかリスニングはできません。

私は人生で色々受けた試験でリスニングで間違えた記憶が
ほぼありませんし、リスニングの練習すらしたことがありません(笑)
無論、今の方が多様な言語が混じった英語なので
処理情報は増えていますが。
むしろ生徒の滑舌関連の方が
全くわかりません。
日本語を話していて、何喋ってるかわかりません。
口を丁寧に動かさないですし
自分は骨振動で聞こえてるのでしょうが
発音されてないです( ̄◇ ̄;)
それでも大抵分かります、文脈で。

リスニング試験ってそういうものです。
一言一句聞く
聞き逃したとか
方言がどうとか
そういった方向で考えてるうちは
リスニング試験はできません。



nice!(3)  コメント(2) 

overshoot?(笑) [英語学習]

なんだか
小池都知事が面白い英語を使われてました。
このままだと
overshoot ?
するらしいです。
何かが(笑)
これってどういう意味?
世界も驚愕の用法です。

overshoot は基本的な意味は二つ
1番よく使うのは
当初の予算を上回ってお金を使ってしまうことです。
小池都知事の発言は
普通のネイティブが聞いたらまずそう思います。
ああ、ウイルスで当初の予算がオーバーするんだなって。
だから文脈を考えると摩訶不思議英語です。

元の意味は
立ち止まったり、止まったりしたい場所を通り過ぎて
しまう。
これは航空関係とか
あとby 距離を伴って何m射的の的から外れたとか
で使います。
それこそサッカーのPKで外すとか。
的が必要なんです。

これを超超超良心的に小池都知事を弁護しますと
コロナ拡大を防ぐ?ある程度の蔓延で抑える?
分からないですが
その目標というのがあって
その目標は達成しませんよって……
うーん
でも苦しいですかね
英語的にそんな意味に絶対ならないですし
日本語としても
私が書いた上の文章と小池都知事が言わんとしてたことは
違いますよね。
out of control 制御不能になるってことですよね。
医療の対応限界を超えて

これにovershoot は造語としても
センスがないですね(笑)
でも怖いのは
誤用もみんなが使えば日本では
そういう用語になっちゃうんです。
nice!(2)  コメント(2) 

聖書で学ぶ英語の歴史 [英語学習]

英語の歴史を学ぶには
聖書を見比べるのが最適だと思います。
というのも
時の権力者によって最もちゃんと書かれた
信頼に足る英語の文章だからです。
これで私はかなり勉強になりました。
聖書自体の内容もわかっていた方が
なにかと英文学に役に立ちますし。

…と言っても
英語を学び始めた人には敷居が高いかもしれませんし
聖書自体かなり改訂が加えられて
その時その時都合のいいように変わってますので。
まあ物理も似たようなもんですが。
聖書は元々お役立ち生活の豆知識集で
死ぬ人が多かった時代、地域では
まさに生活のバイブルだったんです。
それが、権力者が人を束ねるために使い始める
わけです。
それも読めばよくわかります。

まず準備するのは日本語の新約聖書
あと色々ありますが

私のオススメは
現代英語版では略称CEV
Contemporary English Version です。
私の持ってるのは1991年刊行です。
それがメジャーでしょうね。

あと近代英語としては
歴史上特筆すべき国王ジェームズ1世勅命で編纂された
欽定訳聖書、略称KJV King James Version
この本はヘブライ語、ギリシャ語から新しく訳をおこした
決定版で、拡張高い英語で現代でもよく引用されます。
素晴らしい出来です。
これが1611年の英語です。

この前の中英語は
1380年ごろにウィクリフのラテン語から
英訳した聖書ウィクリフ訳聖書です。
この時代くらいからは
趣味の領域ですが(笑)
そもそも聖書は神の言葉で
由緒正しいラテン語で書かれたものを正当とし
それを訳すのは神の冒涜に等しいと考えられてました。
ですから
ほとんどの信者が聖書は読めず、教会で言われるがままを信じて
いたんです。勿論、そしてその立場を悪用する教会がたくさん
現れました。
そういう冒涜感満載の中で
行われたウィクリフの翻訳はまさに偉業だと思います。

これより古い英語、古英語はアングロサクソンの言葉で
書かれています。
英語の歴史は449年に始まっています。
これは超マニア向けで
私も手を出していません。
短文は見たことがありますが。

私は、別にキリスト教徒ではないですが
(数理物理教ですが(笑))
物理学でもそうですが
これだけは信者必須みたいな本がありますよね。
物理ならプリンキピアとか。
キリスト教徒なのにKJVとかウィクリフ訳とか
読んでない人は信者なのかね?疑惑がありますよ(笑)
信者じゃない私も読んでるのに。
それくらい有名かつ大切です。

これらの英語の比較
例えば変わってない部分で「主の祈り」というのが
あります。
キリストが神にはこのように祈りなさい、と
述べたものです。
無論ラテン語で原本は書かれています。

日本語訳は
天におられる私達の父よ、御名(みな)が崇められますように

これがCEVですと
Our father in heaven, help us to honor your name.
となり
KJVですと
Our Father which art in heaven,Hallowed be thy name.
となります。
この解説は略ですが
artは今のare、関係代名詞whichは古くは人にも物にも使ったんです。
じゃあなんで今that なの?whichでいいじゃん!そう!
それは面白い話がありますが略で(^◇^;)
この頃、仮定法現在がよく使われていて、そのbeです。
あと、thyは二人称「単数」の所有格です。汝の
シェイクスピアと同時代の同じ英語なので
これを学ぶとシェイクスピアの原本が読めます!
この訳本当にうまいんです。
ラテン語には呼格vocative というのがありまして
その英訳は難しいのですがwhich節、うますぎです(*^ω^*)

ウィクリフ訳になりますと読むのに苦労する
Oure fadir that art in heuenes, Haleiwid be thi name.

うーれ ふぁーでぃる さっと あると いん へゔぇねす
はーれうぃど べー すぃー なーめ
です。
これはCEVと似てますよね。
普通に訳すとこうなんです。
ですからさらにKJVの凄さが分かるかと思います。
これを読んでなかったら、信者言うな!くらいの名訳だと
思います。

こういう感じで本を並べて
私の時代はネットがなくて全部図書館で調べるのですが
色々英語の歴史を学ぶのも楽しいものです。
そうするとどういう変遷で
英語が出来てきたのかも分かります。

その結果
色々思うんです。
Sが付いたのを複数形と呼ぶのは本当にどうかと思います。
単数形があるから複数形だなんて二項対立で呼ばれた
不遇なSです。これは総称になるだけです。
dogs はこれではまだ複数ではないです。
some や数詞がついて初めて複数形…
これはそろそろ直して欲しいです。
日本の英文法の世界でも。
そういうものが実は沢山ありますよ。

クルクルクルクル日本人が作った英文法の
本で循環が起きてるんで。
ある人が英文法の受験の本を出す時
ちゃんと勉強したのではなくて
他の本をまとめて +αですよね(^◇^;)
これを続ける限り間違えの無限ループです
(^◇^;)
これはやめた方がいいです。
確かに初学者に教えやすい分類があるのはわかります
でも…それで間違えを教えていいかというと…
私はそれは違うと思います。

まあ色々勉強の仕方は沢山ありますが
ちゃんと英語を書ける人の文章を
味わって読むのが
1番いい勉強になります。
nice!(2)  コメント(2) 

本当は大事なコロケーション [英語学習]

英語には本当は大切なコロケーション
というのがあります。
コロケーションというのは
簡単に言いますと
語と語の繋がりのことです。

どういうことかと言いますと
例えば
struggle苦闘、闘争という意味ですが
私が生きてきてstruggleにくっつく動詞って
engage in とmake しか見たことがないです。
あ、ネイティブのちゃんとした文章の中での
お話ですが。

ですから…本当のことを言いますと
動詞と名詞をバラバラに覚えて
例えばfight闘う
struggle闘争
くっつけてfight a struggle
よし!これで闘争をする!できた!
とはならないのです( ̄◇ ̄;)
本当はね…

もう一つ例を挙げますと
do the sight 見物するはOK
ですが
do a walk散歩する
do a visit訪問する
は、だめです。
それぞれ、take a walk かhave a walk
make a visit かpay a visit
が正確な言い方です。

でもこれを言うのは非常に生徒に評判が悪い(笑)
教育者にも悪い(笑)
英語を話す外国人もあまり良くない(笑)

そこまで覚えられるか!と

でも本当は
動詞全部覚えて
名詞全部覚えて
それとそれをくっつけたら
意味ができる!というわけでもないのです。

日本語の慣用句を考えてみてください。
これは実際外国人に聞かれたことがありますが
「あいた口が塞がらない」
というのがありますよね…
これって
別に
「あいた口が閉じられない」
「あいた口が締められない」
でもいいんじゃないか?( ̄◇ ̄;)と
なんでだめなん?…
いや、これはこれで(^◇^;)…みたいに
無理なものは無理ですよね…

慣用句はちょっと大袈裟な例ですが
英語にも動詞と名詞のコロケーションがあります。
ですから
英語の動詞、全部覚えました
名詞、全部覚えました
これでなんでも作れます!
とはならないのです、残念ながら…

ただ流石に大学入試では
京都大学を除いてかなり許容されています。
私も、生徒の英作文の答案…
うーーん…その動詞にその目的語…
違和感大アリですが…
うーむ
ここまではキツイかと思って大抵
諦めて丸をつけます。
意味的にあっていれば
コロケーションがおかしくても。
泣く泣く丸にします

でも本当は無理です、その組み合わせ(°_°
さっきの
「あいた口が閉まらない」許容できますか?
みたいなことです。
まあ日本語を習っている外国人なら仕方ない。
日本人でも知らない人もいますが…それは…どうするか
これはそのまま英語にも当て嵌まります。
英語をちゃんと使ってる人は
コロケーションなんて間違えないです。
でも実際はそうじゃない人が多いわけで…

英語も世界言語になると
言語も民主化して
おかしな方向に進んでしまうんです。
前置詞覚えたくないから…廃止
とか
こういう外国人のいい加減な英語の使い方を
快く思ってないネイティブには
非常に迷惑な話ですが
外国人にはそんな面倒なのやってられるか
覚えてられるか!となり
その数が増えれば誤用でも
正しくなるんです。

数の論理です

でもちゃんとした使い方…
できれば勉強して欲しいです。
英語でも日本語でも。



nice!(2)  コメント(3) 

存在しないはずの問題 [英語学習]

日本語にはあって
英語には存在しないはずの問題
があります。

それは指示語の問題です。

英語の指示語の「itは何を指すか?」
こんな問題本来存在しないんです。
簡単過ぎて。

英語にはこれについて厳格なルールがあります。
それは英語が代名詞文化だと言うことと
大きく関わりがあります。
英語は既出の同じ名詞は代名詞で必ず書きます。
しかしそれによって
複数の色々なものが出た時に、何が何を指すか分からなくなり
読む側に大きなストレスを与えてしまいかねません。
そんなstressfulな言語、広まるはずはありませんよね(笑)
ですから
これについては厳格ルールが存在します。
itが文の主語なら、直前の文の主語を指す
itが文の目的語なら、直前の文の目的語を指す
と言うことです。
ですから誰も間違わない…はず
そんな問題、入試に出しても
皆さん答えられる「視力検査問題」です。

ところが
これが結構入試で出ます。
その理由及び目的は大きく分けて3つ
①サービス問題及び学生が真っ当な英文法を
習ってきてるか確認する
②本文を書いたおじさんが、ネイティブじゃないか、
英語が苦手か、奇人か、我儘でルールを守ってない
③文法上組み替えられてしまう場合が存在する

無論
難問や今から説明したいのは③についてです。
日本語の文法って
最近は古文を解釈するときに使われていた
活用を利用した方法は使われなくなりました。
限界があり過ぎますので。
そもそも構造語じゃない日本語に文法理論は馴染みません。
そういう感じの日本語文法が2000年以降に現れて
そのうちそうなっていくでしょう。
ただ構造語は違います。細かく品詞や役割を覚えないと。
役割、語順で意味が変わる言語なので。日本語は日本男性と同じく
助詞頼みです。

何がわかりやすいかなあ

そうそう
理由を表すのに
becauseとforがありますよね。
学生時代アメリカ人の知り合いに聞いたら
for の理由の意味を知らず、英語勉強しろーと
思いましたが(笑)
becauseは従属接続詞(whenとかifとか)
forは等位接続詞(andとかbutとか)
この違いが大きいわけです。
等位接続詞は、語順を変えてはいけません!
それに対して従属接続詞は順番を変えてもいい。

もう皆さんお分かりのとおり
この等位接続詞の順序入れ替えによって
指すものの位置が変わったりするのです。
それによってit の指すものが
然るべき位置にない
それが問題になるんです。

そしてさらに難しくなるというか
解釈力が必要なのは
二つでちゃう時です。これは②に近いですかね。
書いた奴よ、読みにくいから工夫しろ〜みたいな。
その悪文が下みたいになります。

Tibimaru had to throw out it’s potato chips, for it’s club had
strict rules. It should be improved, but. as a matter of
fact it was not.
チビマルは犬なので一応代名詞はitです。
まあ私はこういう使い方は嫌なので動物でも、hisとかherにしますよ
日本人ですしね。キリスト教には人間とそれ以外に激しい区別がありますから。
英語もそうなってます。

チビマルは自分のポテチを捨てざるをえなかった。
チビマルのクラブには厳格なルールがあったからだ。
そのクラブは改善されるべきだが、現実にはそうもいかなかった。

こんな感じです。
あれ?下書きにしてたつもりが
もう載ってる!
直してないまま(笑)
すみません。
明日の記事なのに

今日は存在しないはずの文章なのに(笑)
nice!(2)  コメント(1) 

寛大な心で… [英語学習]

なんだか最近
生徒に
先生も真っ当な人間として生きるため(笑)
生徒が世の中が
どんな風に英語を勉強してるか
知った方がいいからということで、
英単語集鉄壁をもらいました…。

こういう単語帳って
間違いが多くて気が滅入るので
あまり見たくないんですよね(笑)

まあ
でも寛大な心で…

そう
寛大な…で思い出しました
これをgenerous と訳す人が多いですが
これはもうやめた方がいいですね( ̄◇ ̄;)
generousは気前がいいって意味です。
よくおごってくれるとか
私に単語帳をくれるとか(笑)

単語って複数の辞書で多角的に意味を確定していった方が
いいです。それが私の英単語勉強法ですね♩
一つの辞書だとどうしても研究者による偏りがあるので。
あとは実際にどう使われているか?
この辺を研究するのが楽しいわけです。

generous の反意語って
stingy ですよね、つまりケチ!
このことからも分かるように
日本語の「寛大な」とは結構な開きがあります。
よくおごってくれるということです(笑)

じゃあ普通の日本語の
「寛大な」はなんと訳すか
まあ
普通open-minded とかbroad-minded が
1番近いですね。日本語と。
…でちょっと
考えますと分かるように
寛大なは「耐える」感を帯びてくるんです。
tolerantになると寛大さはぐっと増し
私が授業で生徒と接してる態度くらいです(笑)(笑)
他人の発言や非難を快く思わなくても
許す、くらいでしょうか。ディスられまくっても
寛大に…くらいですね。
更に強くなる寛大さはlenient です
これはもう相手が100%悪い!それでも許しちゃう。
黒いものを親分が白と言ったら白!
これもどこか身近で体験したような…(笑)

というふうに
強さが全然違うわけです。
寛大な単語シリーズでも。

無論、これらは使う人がいい加減だったり
よく知らなかったり
誤用がやがて正しくなるみたいなことが
言語にはつきものであるわけですが…。
日本語にも無数にありますよね。
私が特に酷いなあとか、気になるのは
「破天荒」とか「独擅場」(どくせんじょう)
とか…ですかね…まあ沢山ありますよね。
重複ちょうふくを、じゅうふくって読んでも良かったり
固執こしつを、こしゅうとか…
誰かさんが間違えたものをゴリ押しして正しくなったみたいな…

破天荒は前代未聞という意味ですが
なんか豪快で大胆、みたいに使われてたり(涙)
独擅場なんて読み間違えられて大変なことになってますからね(笑)
でも「どくだんじょう」と人が言ってたら
いちいち訂正するのもねえ…( ̄◇ ̄;)
このいちいち訂正するのもねえ…が英語にも沢山あるわけで…

言語に対して「寛大な」心でいたいですが
でも一応正しい意味
つまりacademicに
座標軸を持っておいた方がいいです。

今日もtolerantに頑張ります!(笑)


nice!(2)  コメント(0) 

4択問題 [英語学習]

色々な入試問題で
4択問題で問題多数の場合
うまく山勘でやる部分を
作らないとダメです。
迷って考えるなら時間的に確率的に山勘の
方がいいです。
確実にわかる問題を捌く時間を
それで無くしたらバカらしいです。

…というのも
四択って山勘でも25%で当たりますよね。
それで迷うということは
2択以上解答候補があるわけです。
つまり高くて正答率は5割
この差を考えたら
時間効率を考えたら
明らかによくわからないものは
山勘を
山勘といっても全てを山勘にするわけではないですが(笑)
発動させた方が
試験全体としては成功します。

もちろんこれは
近年の圧倒的問題数の英語とかに対応する
テクニックです。
昔の英語の試験というのは読解が難解で
選択肢も非常に迷いやすいものが作られ
じっくり考えて解くと言うのが主流でしたが
現在は採点の問題もあり
つまり似たような答えの選択肢を作るといろいろ文句が来るわけです
そういう文句にも対応しなくていい
わかりやすいけど受験生を量で圧倒してしまうと言う
単純な負荷のかけ方が主流になってきているのです。

ただ当然
普通に時間があったらもちろん普通にやってください(笑)
nice!(3)  コメント(0) 

英語の民間試験導入について [英語学習]

来年から一部大学で
というか受験方法によっては
英語の民間試験の結果が必要になってきます。
TOEICは離脱しましたけど
TOEFLとか諸々…
まあ訳が分からないと言いましょうか…(^◇^;)
まあ決まったら決まったなりに対応するしか
私たちはないんですが
TOEFLは米語です。受験料25000円
まあ、アメリカに対する貢物ですかね
植民地であることの更なる押し付けでしょうか(笑)
そうして元々の言語が廃れて英語になる国って沢山
ありますからね。
まあ
単純に言って
民間試験主催者にえらいお金が流れますね…(^◇^;)

学校の英語とかってどんどん
民間試験対策化していくんでしょうね…

まあ文部科学省の考えてることは分かりません。
でもまあ
私なんか
国立公立で生きてきましたので
わかるんですが
文部科学省の言ってることは
ほぼほぼ皆無視して自分で
勉強していけば学力の低下はないわけです。

ゆとり教育、ゆとりだ〜って文部科学省を
信じた人はとんでもない学力になるわけです。
今回も色々やるわけです。
文部科学省はわけのわからんこと
これを変えるのは無理です。
権力と戦うのは時間の無駄で
直せません。

基本無視すればいいんです。
勝手に勉強すれば。
それが一番力がつきます。

私の中では文部科学省ってなくなりつつありますね(笑)
学力と反比例するので(笑)
どうでもいいというか…
いたらいたで
勝手にしてもらえばいいですし…
ルールを決められたら
それとどう付き合うか考えるだけです。

まあ日本はフランスや他のヨーロッパの国とは違うので
自分の国の文化に自信も誇りもないんでしょうね…
まあイギリスなら米語なんて死んでも嫌でしょうし(笑)
私たちは知らないうちに精神まで植民地化されてるわけです。
これに違和感なく全てを受け入れられるくらい

この記事
灘卒の生徒が英語の民間試験導入なんてしていいのか
書けというので書いてますが(笑)
まあ私はそれよりベクトルが文系からなくなるのが怖い
ベクトルの概念を知らない人と
将来付き合って行くのが怖いです…
米語に支配されて行くのは
もうどうしようもないです…
天文学をやっていればよく分かるアメリカの怖さとゴリ押し
これには逆らえないです
冥王星だって惑星にしろといえばなるんです。
明らかにおかしくても
文部科学省も国力弱体化を担う組織なんでしょうし
実際文部科学省の言うことを聞かない人の方が
学力は高いですしね(笑)
もう無視無視無視でいくので
この手の話は振らないでください。
生徒と約束したんで嫌々書いてるんです( ;∀;)

先日
中学入試の生徒が全省言ってみろと言うので
言ってみると…
あれ?先生一個足りないよ?って
そうそう
その省、先生の中では存在しないんだ(*^ω^*)
なんか地震の無駄研やってたり
今話題のスポーツ庁も下にあるらしいけどね…
っていうやりとりがありました。
nice!(3)  コメント(1) 

ブッチーの語呂単 [英語学習]

なんか語呂って面白いですよね。
今日は、私が生徒に授業で教えてるものから
いくつか書いてみたいと思います。
ただ書くのは本当はしたくないというか
難しいです、話せば3秒が書けば…、なので
伝わりにくいかもです。

あ(^◇^;)普通に覚えられる人は普通で
いいですよ(笑)
「」の中が日本語の意味です
英語の発音が分からない場合は各自お調べください。
英語の発音が日本語のどこかに入ってるパターンのものです
今回。
思い出した順なので
特に順番に意味はないです。
1ダースくらい書いてみましょうか

curtail 勝てる為には「切り詰める」
coerce これを「強要する」なんて怖〜す
incur「責任を負って」いんか〜
quell 空腹を「鎮める」為にこれ食える?
exort 行ぐぞ〜と「強く勧める」
animosity 兄もしているぞ〜(ぞうお→「憎悪」)
acrimony 「とげとげしい」てるの、あ!栗もにぃ(ね)
knack 彼女は泣っく「コツ」を知っている
clout 勝手に喰らうと殴られる「殴打」
quandary 噛んだり〜歯と歯の間に「板挟み」
misgiving 間違ってあげちゃって(^◇^;)「不安」
allure 「魅力」あるわ〜

なんか次次思い出しますが
そういう自分が怖い(笑)
もともと私はこう覚えたわけではないですが…
要望が来るんです。

あと
こういうのは
書いたらわかんなかったり
trepidation 「取れ!」「ひでーよ」手足の震え、

地域限定のもの(笑)
cinch 新地に住むのは「簡単や」

意味がわからないけど覚えられるもの
fruition 「大願成就」古いっしょ
boon 「恩恵」ブーン!
solace そらすと「慰め」になる
disband このバンド(ディス バンド)は「解散する」
授業の中で苦手な生徒に教えてます。
恥ずかしいですが、結構効果はあるみたいです。

全ての単語をこのように覚えるのは
効率が悪いですが
どうしても覚えられないものは
語呂を駆使する方法もあります。







nice!(3)  コメント(11) 

二項対立 [英語学習]

「先生、この文章二項対立ですよね?」
と昨日小学生の生徒に言われましたが

今や小学生でも知っている
説明文、評論文の二項対立。
もちろん
これは西欧の文化です。

英語もドイツ語もフランス語も
あとは詳しく知りませんが(笑)
対比という概念がしっかりと
普通の文章の中から根付いているんです。
言語を通して外国の文化、考え方を学ぶ
これを1番分かりやすい英語でやろうという
明治時代以降の英語教育が
今のようになろうとは
明治知識人の方々は思いもしなかった
でしょう。

私の仕事で1番大切なのは
生徒の思考法を知る
ということですが
これは言語を学ぶのと同じです。

英語の記事でした(笑)
戻らないと

英語には至るところに対比の概念が
隠れています。
あ、隠れているというのは日本人に
とってですが。

至るところにあるのでなんでもいいですが
「私達」と日本語で言うのと
これを訳したとされる「We」…
実は
全然違う言葉です。本当は。
weというのは対立概念としてthey
というのが常に想定されて使われています。
逆に言うと対立概念を想定しないものに
weは使えないということです。

人間は道具が使える点で…
という文章の主語は
Weが適当です。動物との対比を暗示させますので。
現代人とか、我々日本人
を訳す時も昔の人や日本人以外の人を
想定しているのでWeが使えます。

でも、対比を想定してないもの
にはいくら私達と訳せても
「we」は使えないんです。

例えば
「私達は健康の有り難みを知った」
という文章を訳す時
この私達はどこかの人との対比なんて
明示してないですよねえ。
正確に言うと書く人の心積もりによる訳ですが
別に対比するつもりは表したくない!と書き手が思ったら
その主語はYouです。
Youという単語は
対比を前提としないneutralな語です。

先程の英訳は
You realized how wonderful good health is.
みたいに書けばいいですし
訳す時は
私達は〜でいいんです。

なんだか恐ろしいのは
中学生に聞いたら
自分が含まれてたらWeで
そうじゃなかったらYouと習ってるらしいです
( ̄◇ ̄;)
( ̄◇ ̄;)
最悪です…
確かに、そうなる時も「偶然」ありますが
書いた英語話者の人の気持ちは
何一つ伝わってませんわ
( ̄◇ ̄;)

ちなみに…
健康はhealthだけじゃダメですよ
必ずgood health
I’m in good health.

日本語の健康には漢字的にも
いい意味が含まれてますが
英語のhealth は「全体」という意味です。
健康では…ないです
そう訳せる時があるだけです。

熟語で
否定文 for one’s health って
ありますよね
これが
「自分の利益だけのために」
自分全体のため
ということで本来熟語でもなんでも
ないですが…
日本人が最初に訳した時
健康感出しちゃったから…

ただhealthyは……
結構
健全な、健康なで
使われ始めていますよね(^◇^;)
用例が多い意味に寄っていくんですよね
こういうのって

間違えてはいますが
それに反旗を翻すつもりはないです。
言語は変化して当然なので。

ただ
アメリカ人がよく使う
a healthy number of
は大量の、莫大な
と言った原義のままです。

healthyも
健康なと訳せるだけで
本当は

I’m healthy.

私は十全な私
マックスの私=100%の力を出せる私
=健康な私
ということでそう訳されてます。

因みに
今日は私の睡眠時間多分46分で…
healthyとは程遠い10%くらいの私です(笑)

nice!(3)  コメント(0) 

attendするんかい! [英語学習]

ここ数日で
授業の中で感じたことを書きます。
これが記事にしやすいわ(*^ω^*)
もう
どうしようか…というのもあります。
本当に。英語教育の問題ですが。

中学生の生徒が夏休みの宿題で書いた
英語日記の
匿名 attended my birthday party .
ほ、ほう( ̄◇ ̄;)
ツッコミどころ満載ですが
過去形書いたら、いつなのか書くんや〜!
って授業で沢山言ってるのに…。

一番笑えるの、いや泣けるのはattendです。
とりあえずattendはやめましょう(笑)
attend の目的語って義務的な感じがするんです。
世の中で使われてるattend を見ればわかりますが
attendの目的語って
公的行事系
meeting だとか、冠婚葬祭
funeral だとかです。普通。

友達の匿名ちゃんは
喜んで来てくれたんですよね…
私の生徒の誕生日会に…きっと。
義務だと思って来たならattend でもいいですが…
(笑)
普通にcame to my birthday party でいいですよ♩

あ、ここで
これだけじゃ記事が短いので
マニア向けのお話で
普通の人は気にしなくていいですが

実は英語の時制って
英語が作られて来た過程を見れば明らかですが
「時間」とは本来一切関係がないです。
日本人が、いや今の人がわかりやすいように
過去、現在、未来としていますが。
本来そんなものはかなりの架空概念です。
もちろん私もこれで教えてますが(笑)
そんな過去だとか未来だとか
人は気にして生きて来ていないんです。
日本語の過去形って現在形の中でも
普通に混在させられますよね。
日本語って変だよねーーーー
とか私も嘘で言いますが
本来言語学的に
時制が発達した言語なんてほとんどないんです。
年表見て、過去の何年に何が起きたとか
普通に何年前に何が起きたとか
時間軸を明確にして世界を捉えるようになったのって
本当に最近のことなんです。
それより前に言語はあったわけです。
しかも
体系的に作られたものを話したわけではないので。
その中で言語に時制がついていたなんて
普通あり得ないんです。

英語の動詞の未来形ってないですよね。
なんで?と思うかもしれませんが
本当は現在過去未来という区分自体がないです。

ここにも、この話のヒントがあるのですが
実は私たちが過去形と呼んでいるもの
過去という時間を表しているのではなく
現実感とは遠い、現実ではない
ということを、本来表すものなのです。
ですから、「過去形なるもの」にすれば仮定法になり
「過去形なるもの」にすれば、現在とは違うということを
表し、過去形なるものを実際に過去の出来事を表す時には
そっちで使ってますよ♩ということを明示する必要があって
時を表す副詞節を添えないといけないです。
私の生徒の英作文はバツだということです。

英語の用法を
時間で区分する
というのは最近になって使われだした
分かりやすい便宜的区分で
あって、本来の意味ではないんです。
でも、それを分かりやすいから時間別で教える
そこに歪みが生まれてくるのです。

こういうことを学ぶことが
英語を、言語を学問的に大学で学ぶことだと
私は思っていますが…
それも現実感がない、過去形で表さなきゃいけない日が来るかも
しれません(笑)
nice!(3)  コメント(4) 

気になること [英語学習]

英単語ってどこまで覚えれば
いいんですか?

よく聞かれますが
重要な単語は最終的に細かく色々
知ってないとダメです。

細かくってなんですか?
と質問が来そうですが(^◇^;)
まあ…
細かくです。

あと
こういうものは最初は大雑把に意味を
覚えて
よく見るなあと思ったら
細かく覚えていけばいいです。

うーむ
でも結構いい加減な教え方にも
問題があるんですよね…
先日も授業で
比較級を強めるのは…
much,far,still,evenだ!と
生徒がえっへん感出していましたが
まあ、それはそれでよく覚えたなあとは
思うのですが…
ちゃんとこの4つ(2つ)
書く時に使い分けられてますかね
(^◇^;)

なんだか
世の中の英語教育…ちゃんと教えられてない
疑惑がここ数年浮上してきております。

I’m much(far) taller than him.
と書くと、彼より私がめっちゃ背が高いという
単に差が大きいという意味ですが
I’m even(still) taller than him.
は、前提として彼は背が高くて、その高い彼よりも私が高い
という意味での強意です。even はさらに〜ですから。
even の意味を考えるとわかりやすいですよね。

これ
間違えてないですかね(^◇^;)
私の聞いてきた生徒だけかな…
普通の学校でどうなってるのか
受験界でどうなっているのか
私は知りませんが
お気をつけください。

杞憂かな

PS
本人が書いていいというので、書きますが
その生徒…学校のテストで
自然を破壊するで
destroy natureって書いてマイナス1点でしたが…
これは全世界を破壊する
何から何までという意味でして
それがマイナス1点なのか…(笑)

nice!(3)  コメント(0) 

数字の接頭語 [英語学習]

毎年有機化学を教えていて
いろいろな
接頭語問題が生じますので(笑)
簡単にまとめておきます。
数字の接頭語というのは
ラテン語からきたものと
ギリシア語からきたものがあります。

有名なのはラテン語のuniとかbi
uniは1を表しuniverseとか、ユニクロ?(笑)に使われて
ますよね
biは2を表し二輪車bikeだとかbicycleだとか
二か国語話者のbilingualもそうです。

ギリシア語由来ですと
monoが1を表し、1つで独占するmonopolyやら消しゴムのmono
ってこれは関係ないか(笑)
diが2を表し、これは色々ありますが二人で対話するdialogueとか…
有機化学ではギリシア語を使います。
基本的に。

科学では~分の1をラテン語で言って
~倍をギリシア語で言う傾向にあります。
ラテン語の100はcent、これはセンチメートルに使われていて
1メートルの100分の1ということです。
1000はmilでご存知ミリメートルです。
一方
ギリシア語の100はhecto、これはヘクトパスカルとか
ヘクタールとか、1ヘクトパスカル=100パスカルですもんね。
1000はkiloでkmに使われてます。

半分という意味では
ラテン語はsemiギリシア語はhemiですね
セミダブルベッドとか、蝉と関係ないですよ~
生徒に言われて大爆笑したことがありますが。
半球のことをhemisphereっていいますよね。

こういう接頭語を覚えておくと非常に便利です。
数字で10まで言いますと
ラテン語は
uni,bi,tri,quart,quint,sex,sept,oct,nona,decで
ギリシア語は
mono,di,tri,tetra,penta,hexa,hepta,oct,ennea,dec
になります。


nice!(3)  コメント(0) 

不定代名詞oneの訳し方 [英語学習]

京都大学では英作文と和訳しか出ません。
つい先日まで教えていた京大医学部受験の生徒の授業で
生徒の和訳と英訳を大量に見てきて
色々と教える側としても勉強になったことがあります。
以前に書きましたが
彼はマヨネーズをお茶と同じレベルで飲みます。
いつも授業中、傍らに置いて
チューチューやりながら授業を受けています。
試験で一番心配なことは
試験中、マヨが飲めないので頭が働かなくなる
可能性があることだと言っていました(笑)

和訳、英作を勉強するということは
日本とアメリカ、イギリスの文化の違い
を学ぶことである
ということです。
言語を学ぶ意義というのは
相手の文化を学び、自分の文化を客観視できる
ということが一番だと私は思います。

今日は、私の先日まで生徒だった…マヨちゃん
落ちたらまた生徒になってしまうので(笑)
金曜日の合格発表で受かって欲しいですが…
マヨちゃんと議論になった話題を書きたいと思います。
それは
不定代名詞oneの訳し方です。
マヨちゃんは
oneと出てくると、すぐに迷わず「人は」と訳してしまいます。
これは大きな間違えです。マヨって欲しいです。
英語では主語をハッキリさせたくない時にoneと書きます。
いくつかあっても数えたくない時にsomeというのと同じです。
英語は日本語と違って、単数、複数、主語などを
ハッキリとさせなければいけない言語です。
でも、色々と生活をしていて
主語をハッキリさせたくない時もありますよね(笑)
数もいちいち数えたくない時もありますよね(笑)
その時の便利用語というのが発達したんです。

日本語みたいに主語なしで通じる言語…
そう、私の父親から私に送られてくるメールには
主語が書いてあった試しがありません!
母親のことなのか父親のことなのか、正直
さっぱりわからない時もあるのですが…まあ
大体わかってしまいます、恐るべき日本人!
Why Japanese people?です(笑)

英語だと主語なしで書きましたら
命令文になりますしね(笑)
書かざるを得ないんです。

話は大きく逸れましたが
マヨちゃんもしっかり勉強してきているので
oneを不特定の一つのもの
という認識はありますし
それが人の場合もある
という認識まではあるんです。
でも、その「人は」で大きな問題が起こったことが
あります。それは、彼は「人は」に自分も入ることを 知らなかったんです。
それを私が発見した如実にわかる例というのが
いくつかあります。

There is a great disproportion between what one is and what
others think one is, or at least what they say they think one is.
欧米人のoneの使い方がわかりやすい例です。
これを
マヨちゃんは大体次のように訳しました。
「人が何であるかということと、他人がそれをどう考えているか
もしくは少なくとも他人がどう考えているかと語ることの
間には大きな不釣り合いがある。」

う~ん、何となく一語一語の訳はあっているかもしれませんが…
そもそも、この和訳だけ読んで何を言ってるか分かりませんよね…
これは全て最初のbetween what one is and what others think one is
の訳し方に問題があるんです。oneに「自分」が入っている認識が
ないからandでつながれていても訳せないんです。
直訳すると
正解は
「自分がなんであるかということと、人にどう見られているかということ
少なくとも人がどう見えるかといっているかの間には大きな違いがある。」
です。

本当は翻訳ならばor at least what they say they think one isのところを
日本語らしく変えるべきですが
それをやると採点官に、こいつは訳せてないからごまかしてるんじゃないか
疑惑というのを持たれてしまいます。
この辺の匙加減に慣れていくのも大切です。

このoneについてマヨちゃんは色々な誤訳を繰り返しました。
まあ、最終的にしっかり訳せるようになったので
今、笑い話で書けるのですが(笑)
ああ、こんなのもありました。
To the Anglo-Saxon even to smell one's food or wine in public
is an uncouth act.
マヨちゃんの訳は
「アングロサクソン人の間では、他人の食べ物やワインの匂いのを
公衆の面前で嗅ぐことさえ無作法な行為とされている。」

[がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)][がく~(落胆した顔)]
最初、これを読んだときは衝撃を受けましたが
ハハハハハ…これは傑作ですよね
流石にアングロサクソン人を馬鹿にし過ぎじゃないでしょうか。
その訳が正解だったら、この入試問題
多くのアングロサクソン人から抗議を受けます(笑)
公衆の面前で、人の食べ物の匂いを嗅ぐ
NGに決まってますよね。それを「嗅ぐことさえ」と書いてある
ことが更におかしいです(笑)
私がマヨちゃんの、マヨネーズの匂い嗅いじゃおうか!
とその時言った気がします。

読者の皆さんは
もうお分かりだろうと思いますが、正解は
「アングロサクソン人の場合、自分の食べ物やワインさえ人前で匂いを
嗅ぐことは無作法とされている」
です。

他にも一年間生徒と和訳、英作に向き合っていると
いろいろな発見があって面白いです。






英語で「失礼な」の使い分け [英語学習]

久しぶりにこのコーナーを書きます。
昨日二週間の疲れを背負いながら
三時間爆睡をしましたら
夢でぞっとして
思い出したんです。
英語のコーナーを書いてないぞ~っと。
でも
そんなこと言い出したら
他のコーナーも随分蔑ろにしてしまっていますが。
私の職業はブロガーではなく
プロ家庭教師なのでご勘弁いただければと思います。

まあ、そんなことを言ったら毎日読んで頂いている
1000名を超える読者の方に失礼ですが…
そんな失礼な私が
今日は英語で「失礼な」の使い分けについて書いてみたいと
思います。
多少強引ですが、うまく話がつながったでしょうか(笑)

英語で「失礼な」と言って思い出す単語は
rude,impolite,ill-mannered,uncivilくらいでしょうか。
この使い分けについて書いてみたいと思います。

rude…この単語はラテン語のrudis(生のraw)から出来ています。
   生の状態、昨今のpositive表現をすれば「ありのまま」という
   ことですが(笑)、そうではなく他人への配慮を書いていると
   いうことです。この語源を知っておくと
   crude…ありのままの、天然の、粗製の
   という意味も納得がいくと思います。
crude oilが原油という意味です。
ハーフタレントの売りでもある、礼儀知らずな発言、
あれがまさにrudeです。
目上の人にもため口、ありのまま過ぎます(笑)
   例文を書いておきますと
   It was rude of you to say such a thing to your seniors.
   先輩に向かってあんなことを言うなんて失礼だよ。

impolite…これはpoliteの否定語であることからもわかるように
    特に言葉遣い、態度などが社交上の礼儀作法に
適っていないことです。
    そもそもpoliteは「丁寧な」と訳されますが
ラテン語のpolitus「滑らかな」からできているように
人間関係を円滑にするという意味です。
それが礼儀正しい、思いやりのある、丁寧な、
文章が洗練されたなどの意味に
    なっているんです。
その逆がimpoliteなんです。
その行動がimpoliteだというのは社交上不適切だ、
ということです。
    例文を挙げておきます。
    She was severely criticized for her impolite reply.
彼女は失礼な受け答えをして厳しく非難された。

このrudeとimpoliteの違いがよく分かったでしょうか?
これをしっかり使い分けられると英語を語源から分かっている
感じがして素敵です。
残り二つは結構な悪口になりかねないので
普通あまり使いません(笑)
なら書くな!というお話ですが
まあ二つだと寂しいので書きます。

ill-mannered…これも行儀作法が悪いことに変わりはないのですが
     その原因が育ちの悪さや人生の経験不足にあることを
     暗示させます。
     例文は
     I didn't realize how ill-mannered I was.
     自分がどんなに礼儀知らずの人間だったか分からなかった。
     (今ならわかる、ということです。)

uncivil…これはcivil「市民の」civilization「文明」からも分かるように
    文明化されてない失礼さ、日常生活において必要な最低限の
    礼儀作法も弁えない、そもそも人としてどうなの?という
    時に使う単語です。動物みたいにガツガツ食べるねえ、みたいな
    時に使うのでしょうか…。激しい悪口になりますね。
    例文としては
    I couldn't stand his uncivil way of eating.
私は彼の無作法な食べ方に耐えられなかった。

こんな感じでしょうか…
関連語というのは今回特にないですが
似たような感じで使うものとして
impudent「ずうずうしい」があります。
これはちょっと固い単語でrudeと同じように通常年上の人に対して
ずうずうしい場合に使います。pudというのが「恥じて」という意味で
pudency「内気、はにかみ」
pudeur「遠慮、はじらい」
などがあります。

今日はこの辺で
See you [手(パー)]


英文和訳など [英語学習]

大学入試で英文和訳の占める割合は
伝統と格式を重んじる京都大学以外は
随分と減ってきました。

それでも
まあ
それなりに出ます。

英文和訳は
意訳か直訳か
ということを
私は毎年生徒に聞かれますが
和訳に
意訳も直訳も厳密にいうとありません。
当然
言語は一対一対応で示し合わせてできたものではなく
それぞれが独自に、勝手に作ったものなんです。
ですから、文化の違いで直訳ができないことなど
日常茶飯事です。
ですから、本来「直訳」というのはありません。
英語で書いてあることを
その内容を
日本文化である日本語で
内容が同じようになるように訳せばいいのです。
無論、日本語で読んだときに違和感のないような文章で。

言語間の文化の違い
例えば英語は代名詞を多用し
数詞もいちいち書かなければならないですし
名詞で出来た言語です。

日本語はその逆です。
代名詞はあまり使わず、しばしば主語を自由に省略し
時制もあいまいに書き、数についてはごちゃごちゃ言わない
動詞でできた、述語的言語です。

ですから、この二つを直訳なんでできるわけがないんです。
一つ一つ英語に対応する日本語を当てた訳は
もはや日本語ではないんです。
初学者はよくこの間違えをします。
私の生徒もですが(笑)

ごくごく単純なものだと
彼が、彼の、彼を、彼で……いちいち彼彼って
どれだけカレーが好きやねん?
っと突っ込みたくなります。
日本語でそんなに彼彼言うのは女子高生から女子大生くらいの
ものです(笑)

someも「いくつか」と訳すのはやめてください。
英語はいちいち数を言わなきゃなんないので
例えば
テーブルの上に散乱した本があります。
ぱっとみ数えられない、数えるの面倒!
じゃあ「some books」というだけなんです。
欧米人も数をいちいち言うのに
辟易としているわけです。
それを「いくつか」「いくつか」
と訳す日本人がいたら
厚切りジェィソンさんでなくても
Why Japanese?と言いたくなります(笑)

あと
「彼は野球がうまい」
と日本語では叙述的に言いますが
これを英語で訳すと
He is a good baseball player.となります。
別にプロ野球選手では ないですよ~。
名詞で表すのが普通なんです。
リスニングで英語をを聞き取れない人は
結構これが大きく影響しています。
名詞の塊で文章をまとめて言っていないから
読むスピードについていけないんです。

この違いについては
本当は書きたいことは山ほどありますが
この辺でやめておきます。

でもそういう違いを学ぶというのが
本来「英語を学ぶ」目的なんです。
言語の相対化です。
それによって逆に日本語のことがよくわかります。
思春期以前は自己を相対化できていないのと
同じように、これができないと大人になれないからです(笑)

ああ
今、英文和訳の話をしましたが
和文英訳はもっと難しいです。

何が難しいか???
それは日本語自体を深く理解していなければ
ならないからです。
京都大学や2000年代前半までの東大では
いろいろと考えさせられる英作文がでているんです。
これは非常に勉強になります。
英語と日本語の違いについて認識を新たにできるからです。

最近の東大は全部自由英作文になりました。
自由に書いていい非常にお手軽な問題です。
そういう大学が増えてきました。残念なことに。
漫画を英語で説明したり、絵を英語で説明したし
誰かと誰かの議論を英語で説明したり
小学生か?という
まあそれはそれは稚拙な英語が飛び交うわけです。
挙句の果てには東大は減点法だから
減点されない簡単な英語を書け、なんて吹聴する
予備校講師が現れるわけです。
大学って
高等教育を学ぶためにに行くんではないんですかねえ。
東大の入試問題を見ていると、毎年がっかりします。
入試問題の駅前留学化です。
ネイティブに今はこんな表現は使わない(無論口語でですが)
と言われれば戦々恐々として
degradeする東京大学。信念やポリシーがないんです。
国際化、国際人を作るというのをポリシーだと思っていたら
大学であることを辞めたほうがいいです。

学問とは何か、何のために大学にくるのかを
英語の問題で問い続ける京都大学。
英語の問題の質で言うとレベルが全然違います。

東大はいつまで大衆化するんですかねえ
怖いことに
そのうち麻痺してこれが悲しくなくなるんでしょうね…
前の30件 | - 英語学習 ブログトップ