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概念と概念の垣根(後編) [科学ネタ]

生きていくのがつまらない
全てが無駄に思える……諸々の問題というのは
外部の環境に答えがあるのではなく
自分の概念の境界線の引き方の問題なのです。
概念と概念狭間で迷子になると
出口が見つからなくなるんです。
そういうときは
新しい
言わば
今ある科学を超えた100年先の視点で
考えてみることが大事だと思います。

……と書きましたが(^0^;)
これって難しいですよね。
難しいからこそ
人間は悩み、落ち込み
そのスパイラルから抜けられなく
なるんです。

歴史的に言うと

それを乗り越える方法
乗り越え方のもっとも簡単で効果があった
人類が生み出した方法が
「信仰」だったのだと思います。

つまり
「神」という
得体の知れないものを
1番上に
想定するわけです。
新しい概念構築など
普通の人でも難しいですし
先ほどの負のスパイラルに
落ち込んでる人なら
尚更無理です。

そこで1番人類が考えた
賢い方法が
「神の想定」です。
そして
そのことによって
概念の垣根を越えて
新しい価値観を見いだすことが容易に
できるのです。

ずっと人間関係で泥沼のように
悩んでる人
貧困問題で悩んでる人
戦争で苦しんでる人……

もう人類はある意味ずっと
同じような悩みに苛まれてきている
わけです。
そこから抜け出せない。
自然災害や何やら
不条理なことだらけ。
それらをうまく受容して
生きていく
その一つの人類の知恵が
神という概念の創出だったのだと
思います。

概念と概念の垣根のお話ですが
その概念自体を構成しているのが
言葉な訳です。
言葉によって人間は表せるもの
理解できるものが変わってきます。
言葉がなければ
人類のなかでそのものごとは
存在しないのと同じことです。
言葉がなければ記憶も思考も
できないのです。

ただ
世界の物の理というのは
言葉があろうがなかろうが
人類が存在しようがしまいが
それ以前から
存在するわけで

結局それを
私達の世界に落として理解する
ためには
言葉が必要かつそれでしか出来ないため
私達の理解の限界は
言葉の限界でもあるんです。

今の科学は
今私たちが考えた
数学で表せるものしか
理解できていないので
その数学の限界が理解の
限界でもあるんです。

もしこれから
人類の科学が進んでいくならば
SFのような世界が訪れるなら
そこで描かれている
概念を表す言葉は現在の数学では
ないはずですし
科学の発展より先行して
概念と言葉の革命が
あるはずなのです。


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