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受験ロス [受験]

何だか身体に色々とガタは来てますが(笑)
まあ
何とか頑張っていきたいと思います。
疲れはしますが
非常に充実した毎日で
生徒の模試の結果等がグングン伸びているのを
聞くと疲れも吹っ飛びます。

自分が受験生の時には到底感じることができなかった
充実感を今私は味わっていると思います。
この受験が終わったらペットロスならぬ
受験ロスみたいにならなければいいですが(笑)

昔飼っていた
私に非常に懐いていたネコが死んだ時は非常に悲しかったです。
どこにでも私の後をついてこようとするネコで
少し離れたコンビニの中まで私を追っかけてきたり
救急車で私が運ばれる時に一緒に救急車に乗ってきたりしました。
ですから家を出るときは見つからないようにするか
眠っている間にそっと家をでなければなりませんでした。
私が外出すると
いつも
近くの古いアパートで私が家に帰るのを待っていて
そして一緒に家に入っていました。
そんなネコが
突然、心筋梗塞みたいな感じで
私の目の前で亡くなってしまいました…。

しばらくは色々な思い出がよぎりましたし
今でも携帯の待ちうけはそのネコです。

写真を私はほとんど撮らない、とっておかない性分の
私ですから
そのネコの写真はほとんどないんです。
その時ばかりは
写真を色々取ったり動画をとっておけば良かったなあと後悔しました。

受験でも同じようなことはあります。
今まで付き合ってきた生徒を合格させてしまえば
もうその生徒の授業をやることはできませんし
色々な思いが過ぎりますが
それを強制的に捨てて
新しい生徒の授業に向かわなければなりません。
そういうロスを義務付けられたような
悲しい仕事でもあります。

今の充実した、生徒との時を
後悔のないように目一杯生きたいと思います!

仕事始めです。 [受験]

2016年仕事始めです。
今日は朝から晩まで東奔西走
一日授業です。
まあ
受験だから当たり前ですが(笑)

元日は
お見舞いに行ったり
授業の準備をしたり
してましたが
テレビを見ながら
二度昼寝をしてしまいました。

まだ眠いです。
どっと疲れが出たみたいです。
そうして
もうしばらくしたら眠ります。
寝だめです(笑)

普段あまり眠れないタイプの人間なので
眠れると何だかそれだけで嬉しいです。

もうセンター試験まで二週間
怒涛の二週間
そして受験最後までの
二か月だと思いますが
悔いが残らないように全力投球をしたいと思います!!!

なんだかこういう文章を
書いていると元気が出てくるんです。
戦闘モードになると言うか。
私ってそういうことが多いです。
何だか疲労で体がつらくても
授業をしていると色々教えたくなって
テンションが上がって疲れが吹っ飛ぶんです。

ただ…それが暴走して
倒れることもありますので
一年間
まずは今日からペース配分を少しは注意したいと思います。
これも今年の目標の一つです。

なんだか
一年の始まり

気持ちがいいです[わーい(嬉しい顔)][手(チョキ)]!!!

センター試験まで一カ月です。 [受験]

いよいよ受験が始まります。
まずは大学受験のセンター試験が
一カ月後くらいのちょうど土日にあります。
私の大学受験生四名は全員受験です。

それに向けて今から
しっかりと最終仕上げを施していきたいです。

緊張感一杯です。
幸い体調もいいですし
しっかり教えることを教えて
送り出したいです。
その後
様々な試験が
目まぐるしく次々とやってきます。
受験生六名全員で20校以上受けますので
色々とこんがらがってミスをしないようにしたいです。

明日も朝か授業なので
今日は眠る準備をして早めに寝ます。
おやすみなさい…[眠い(睡眠)]

完全受験モードなんです。 [受験]

先ほど帰宅致しました。
明日も午前中から一日授業です。
最近は日曜日も授業ですが
これは全て
ことしかなり無理をして生徒を色々引き受けてしまった
ことに起因します。
つまりは自業自得です。

……でも
これはちょっと受験生を取りすぎた感じがします。
仕事面では、なんとかパンクしないようにできていますが
私生活がボロボロです。
授業準備等で
あまりニュースも見ていないため
何が今起きているのかさっぱり分かりません。
本当に頭の中が受験でいっぱいなんです。
ですから今の私に何を聞かれても
何を頼まれても受験以外のことはできません。
生活も受験のためにそれなりに節制してますし
色々身体のケアもしています。

言わば試合前のアスリート状態みたいな
状態が二月まで続きます。
医学部受験、中学入試が終わった頃から
普通の例年の感じの忙しさにはなると思いますので
そうすれば人としての自分が戻ってくると思います。
今は完全受験モードなので、本当に受験以外のことを
したくないですし、それ以外のことで気持ちを使いたくないです。
生徒の人生がかかった戦いですから。

私に受験以外の話は禁句なんです。
…といいましょうか
本当に些細なことでも気の利いた返事もできません。
すみません。

おそらく私以上に
生徒も戦闘状態になってくれていると
信じています。
受験は本当に戦いです。
これに勝つための最善の努力を私も生徒もやって
初めて結果はでるのだと思います。

ブログも例外ではなく
受験のことしかなかなか書けなくてすみません。
全然受験以外のことが頭に浮かばないのです。
それでは
また明日の為に早めにねて
明日の朝早起きで色々と準備をしようと思います。
おやすみなさい[眠い(睡眠)]

もうすぐ受験です [受験]

なんだか昨日は暑く
今日は寒かったですね。

いよいよ
センター試験まで一カ月ちょっとです。
私の生徒も皆頑張っているので
私も負けずに頑張っていこうと思います。

そのあとの医学部受験
中学受験、高校受験
受験のオンパレードです。

勿論生徒一人一人やるべきことは
違いますが
本番から逆算してっやっていくことに変わりはありません。
ですから
一回一回の授業が非常に大切になります。

後悔のない仕上げで
生徒を送り出したいです!

変化 [受験]

先ほど帰りました…
なんだか数日前、ブログに
太ったからここ三年くらい寒さを感じにくくなった…
というようなことを豪語してしまいましたが…
やはり
今日は特に23時くらいは寒かったです[ふらふら]
夜遅い時間は薄いコートでも持っていった方がいいですね。

あ!あと、
寒い理由は
今日移動の途中ですが
髪の毛を切りました。
襟元がスースー[ー(長音記号2)]します。
多分三カ月ぶりくらいです。
流石に伸び過ぎていて
字を書いていても目に入ったりしていたので
今は快適です[るんるん]

もう
今は各生徒一人一人の受験とテスト対策のことしか
考えられません。
ですから
何か電車内でネタになるような事件が起きていても
私がそれに気がつかない状態だと思います。

さすがに生徒の雰囲気もぐっと変わってきましたし
ピリピリとした緊張感を私も肌で感じます。
こんな時に、へらへらしていられる訳はなく
完全真剣勝負モードです。
受験生ではない生徒からも
先生、最近授業が厳しいです
と言われます。
(い、以前は厳しくなかったんでしょうか(笑))
寄らば切る、くらいのオーラはでちゃっているでしょうか。

そりゃそうでしょう
生徒の人生がかかってるんですから
胃も痛いですし、
のんきに色々やっている場合ではないんです。
受験は戦いですから。

もう冗談も言わないかもしれません。
流石に生徒六名の責任は重いです。
しかも残念ながら、皆
到底余裕で合格という状況にはありません。
ギリギリの選択、ギリギリの勝負です。
その中で落ちる可能性も十分あります。
でも、とりあえず今ある時間の中でやるだけのことはやったと
胸をはれる状況で送り出してやることが
私の最後の仕事になります。

ほとんど受験や授業をどうするか
そのことしか頭の中にありません。
ですから生徒から
何かネタを振られても今は普通の真面目なことしか言えません。

本当に感じます。
人の勉強をできるようにする
というのは想像を絶する苦悩と苦労があります。
ありきたりですが
自分で勉強している方が楽です。
方程式のように、ある方法を決めて伸びるようでしたら
本当に楽なんですが
そんな風にはいきません。
毎年、毎日
苦しみの中を這っていくような感じなんです。

毎年書いていると思いますが
受験生はアスリートのようなものです。
受験がしっかりできる身体と頭に仕上げないといけないです。
その責任は非常に重大で
この文章を書いている時でも
何度も受験に頭がトリップします。

生徒も変わってきましたので
私も最後に何ができるか
どうすれば合格へ近付けるのか
真剣に考えてやっていこうと思います!

On the road [受験]

何でもそうですが
継続というのは非常に大きな力になります。
ほんの少しの日々の努力が
何年も続けていると
それはそれは大きな力[ぴかぴか(新しい)]になります。

受験に関しても同じことが言えます。
毎日単語をコツコツ覚える。
毎日計算、漢字をコツコツやる。
それを年単位で考えると
やった人とやらなかった人の差は
本当に大きなものとなります。
日々の努力を当たり前と考えられるか
面倒でやらないか
一日単位で考える人生の「選択」の差は
些細なものなのですが。

私のブログもそうです。
特にブログを書いていることを宣伝したこともないですし
何よりも生徒や保護者の方に
私から積極的にブログをやっているなどと言ったことは
一度もありません。
ブログを始めた、一番最初に家族を含め五名程度に
始める旨を伝えただけです。
もうあれから七年、初期読者の方はほとんど読まれていないと
思いますが、一日千人を越える方々がブログを読んでくださる
ようになりました。
知らないうちに私のブログを始める以前の知り合いの方からも
コメントを頂くようになりまして…
懐かしいやら、不思議やら、有難いやら、です(笑)
なんで私だと分かっちゃうんでしょうか??
内緒にしてるのに[モバQ]

まあそれは置いておいて
記事も受験ネタですし、私の備忘録といいましょうか
日記のように使っているので
そんなに色々な人に読まれる汎用性があるわけでもありません。
それなのに毎日、ただ毎日コツコツと
七年間、毎日更新し続けただけで
こんなに読んで下さる方は増えるわけです。
まさに継続は力なり、です。

受験もそうです。
例えば現役で全部落ちた場合を考えてみましょう。
二つの選択肢があります。
①落ちた次の日から勉強する。
②四月中旬から世の中に合せて勉強を始める。
この二つは時間にして二か月しか違いませんが
大きな違いになってしまうんです。
普通の人はたった二か月と思うかもしれません。
それは勉強しない間に落ちていく実力を考慮していないからです。
二月に落ちた時点の力を0としましょう。
そうすると二か月勉強した人は+100
二か月勉強しない人は-100で
たった二か月でこんなに差が開いてしまうんです。
ですから、勉強を休む日を作ってはいけません。
それは私も昔から注意しています。
自分の研究も一日休むとかなりの遅れを感じるんです。
受験生にオフなんてありません。
合格するまで受験生なのですから、受験生の本分である
勉強を続けるべきです。

野球でもそうです。
よく日本の野球は練習しすぎて
メジャーリーグは練習しない
と言われますが
それは全く逆です。
日本の野球には不思議なお休みがあります。
秋季キャンプが終わったら
年明けの春のキャンプまでオフなんです。
基本的に皆さんその間は何もしません。
年明けから自主練をしてキャンプに間にあわせます。
ところがメジャーの選手はほとんどオフは取りません。
シーズンが終わってもずっと毎日練習はありますし
ジムでのトレーニングは継続します。
それは当然、休むと落ちるからです。
何故か日本には色々な場面で伝統的にお疲れ休みと
いいますか、オフがあります。
オフを取るなら引退してから死ぬほど取れます(笑)
なぜ、働く時に、やるべき時におかしな理由で
オフを取るのでしょうか。

このことが大きなマイナスになっていることは明白で
とにかく闘い続ける、継続して努力することが大切なんです。
何かの事情があって忙しくても、少しは必ずやるべきです。
現状維持くらいにはなります。

休むのは引退してから休めばいいんです。

私は出来れば70才まで仕事をしたいです。
それまでは闘いなのでオフもありませんし
睡眠時間も削ります。
睡眠は大切ですが、お亡くなりになれば
嫌というほど眠れます(笑)

私は死んでから眠る派なんです。
生きているうちは常にオンです。
人生のon the roadです。

模試 [受験]

カレンダーを見て改めて
思います。
もう11月も一週過ぎましたね…
センター試験まであと
二か月ですか…
随分色々と迫ってきました。

そういえば
私生徒も受験生は
これから模試が結構あるので
大忙しです。
皆頑張ってほしいです。

模試は
必ず課題を作って
その課題をしっかりとクリアーできるように
していかないといけません。
勿論課題は順位や結果ではありません。
本番でベストパフォーマンスができるための
下準備です。

こういうことをコツコツやることが
本番での奇跡と呼ばれる
デキに繋がるのだと思います。

時間がなくなると
その分考えることが多くなるので
色々と大変ですが
生徒が頑張ってくれていますので
生徒のためにも私がへこたれるわけには
いきません。
私のベストを尽くして
受験を戦っていきたいです!!!

明日は朝早いので寝ます。
お休みなさい[眠い(睡眠)]

コンボ [受験]

この仕事をしていると
受験は本当に足し算ではないなあと思います。

勿論
私は最低限、最悪の場合を想定して
進めていきますので
年間計画等は
足し算、引き算で考えています。

しかし、その想定をはるかに越えて
掛け算のような伸びで大逆転をして
合格する生徒が毎年でます。
これが受験のわからないところ
面白いところ
希望の持てるところなんです。

これは私の勝手な経験だけを
元にして考えた結論なので
当然異論はあると思いますが
勉強というのはうまいネットワークを作ることなんです。
頭の中で、論理的にと言いますか
問題を解けるようにと言いますが
そのネットワークという例えで考えて頂けると
掛け算のように爆発的にできるようになる理由が
分かって頂けると思います。

そもそも受験というのは
各分野である関係性がありますし
異なる科目間でさえ関係性がある場合があります。
ですから一つの考えかたや知識を身につけると
それは数学の複数の分野が同時に分かったことになったり
他の科目もできるようになったりと
現代ゲーム風に言うとコンボ[わーい(嬉しい顔)]したみたいに
一気に出来るようになるんです。
それが掛け算的、爆発的にできるようになる理屈だと私は思っています。

では
そういうコンボが起こるためにはどうするか?
それは全く逆のようなことを書くようですが
一つ一つ必要となるネットワークにくさびを付けながら
糸を紡いでいかなければならないんです。
ですから受験は時間がかかりますし
生徒もその部分も面倒がらずにしっかりとやることが
大切です。
しっかり他の材料を揃えておけば
あるパーツが出来た時に
ドドーンと爆発的に力が伸びたりするんです。

一つだけ言える確かなことは
しっかりと日々努力して、このような地道な作業をした人しか
奇跡のコンボはおきません。

因みに…わたしはガラケーですし
特にゲーム機など持っておりませんので
このコンボが起きるパズルゲームをやったことは
ありません(笑)
満員電車でよく女子がやっています。
バサバサバサっと消えていくんです。
そういことが受験でも起こって
奇跡と呼ばれる合格に繋がるのだと思います。

受験についてあれこれ考えちゃいます。 [受験]

先ほど帰宅致しました[夜]
最近、授業をしているお宅で
ボトルコーヒー[喫茶店]を頂けるので
それを持ちかえり
駅のホームのベンチでゆったり一日の授業を振り返りながら
休み、それから帰宅することが増えました。
私にとって夜遅い満員電車は結構ストレスですので
いい気分転換ができています[ぴかぴか(新しい)]

今、休みがないです。
でも今のところ
上手く気分転換ができていると思います。
やはり体力的にも精神的にも疲れてきますので
休む時間はしっかり休んでメリハリを
しっかりつけた生活をしていきたいです。

もう
十月も終わりですね
どんどん受験が近づいてきています。
生徒の皆さんから12月、1月の学校の予定等を聞き
情報もほとんど集まりましたが
基本的には平常通りですが
追加で授業を入れる人も数名おりますので
この予定を組むのは非常に難しく疲れます[ふらふら]
ですから
とりあえず今度の日曜日くらいに時間がある時に
考えたいと思います。
移動時間等も考えないといけないですし
非常に難しいパスルを解くことになります。

プロ家庭教師を十五年もやっておりますが
十年くらい過ぎたあたりから
この仕事はパズル的な要素が多いなあと
思い始めました。
ピース一つ一つがしっかりと
ある範囲を持って、ですが
経験上見えてきたんです。
どう組み合わせて、どうやれば
合格点に到達する可能性を最大化できるか。
そういものが
筋道だててパズルのように考えられるように
なってきました。
以前の方が
色々と曖昧さを持ってやって
いたような気がします。

勿論、相手は人なので全てわかることなんて不可能ですし
試験本番でこちらが予想しないようなことが
起こることもあります。
でも準備段階において、受験で戦える状態にする
その道筋は様々な生徒を経験することによって
よく分かってきました。
数学の最大最小の問題にも似ています。
無駄なもの、不要なものを最小に抑えながら
その範囲内で
最大限の効果をあげていくには
どうすればいいか?
一文字固定とか、その類の問題です。

何でもそうですが
考える、頭をつかうには
考えるポイントというのが大切です。
問題を解けない人の大半が
頭が悪いというよりも、考えるポイント
頭を使うポイントがわからないんです。
一般社会の問題も含めて
この問題の考えなければならないポイントは
どこなのか?
まずはそれを明確にして
しらみつぶしでもいいから
考えて考えていくんです。
ポイントがわからないければ考えられません。
正しい努力ができないんです。
私は経験によって受験における
そのような考えなければならないポイントというものが
はっきりしてきたように思うんです。

これも
時々コメントをくださる、またはどこで何をしているかわからない
私が教えてきた100名近い生徒の皆さんのおかげです。
その経験なしに
色々なことは分からなかったと思います。

また十年後に今を振り返ったらきっと
あの頃はまだこういうことがわかっていなかった
ここがまだまだ甘かったな、
ということがあるはずですし
そうなるように
今後十年しっかり努力をしていきたいと思います[パンチ]

まだ、その時に
ブログは続いてますかね…
私ちゃんとガラケー卒業させてもらってますかね(笑)



受験は難しいです [受験]

明日は朝早めに家をでますし
一日授業がありますので
もう寝ます。

受験に対する取り組み方というのも
本当に性格というか
全てがでますね。

私の立場から言いますと
常に様々な難しい選択を迫られます。
抽象的なたとえですが
目の前にある果実に飛びつくか
それとも今は我慢するか
これを受験という流れの中で判断してやっていくというのは
非常に難しいです。
我慢ばかりしても受験は
受験期間がありますので
うまくいきません。
前に進む時は
色々なものを省みず、ただ真っすぐ覚悟を決めて
走りぬかなければいけないこともあるんです。

私は自分が学生であったときよりも
今の方が遥かに受験に向き合っています。
学生のころは受験についてそんなに考えていませんでした。
人より実力があれば受かり
そうでなければ落ちる
そういうものだと思っていました。

でも実際は
毎年戦えば戦うほど
色々なことが見えてきます。
受験のコツがわかると共に
結構微妙なラインで決まっているという
怖さも感じます。
わかればわかるほど考える要素が増えます。
多過ぎて、どう判断すればいいか迷った時
そこを直感で切り抜けなければならないこともあるんです。

いよいよ
受験の足音が聞こえてきました。
しかも、かけ足の

バランス良く勉強する [受験]

つい先ほど帰宅致しました。
今日は何故かわかりませんが
電車が空いていました。

そろそろ
過去問なり何なり
実戦形式のトレーニングを始めるころですが
それと同時に
はっきりとしてきた問題点というのは
一つ一つ
分析して潰していかなければならないです。
あまりにも実戦重視で
普通の基本勉強を疎かにしては本末転倒です。

今の時期だからこそ
実戦で見つかった問題点は基本に立ち返って
やり直すべきです。

また実戦形式でのテストの立ち回り
つまり
どのように戦略的に得点を積み重ねていくか
というは非常に大切です。
特にそういう実戦経験の少ない
小学生
中学入試においては大きな差となって
現れます。

今の勉強は何のためにやっているのか
どの辺を鍛えていて
それがテストにどう結び付くのか
しっかり一つ一つ
具体化して
バランス良く勉強していくことが大切です。

進むしかありません [受験]

ただいま帰りました。
今から急いで寝支度&諸々の準備をします。
明日は学校の定期試験の生徒がおりまして
日曜日ですが仕事があります。
朝、7:30授業開始ですので
6:50くらいには家をでます。
そこから、お昼くらいまで間30分休憩をいれて
四時間授業です。

その生徒の試験が終われば日程面で少し楽になりますが
この度、九月からなのですが
新たに受験生もみることになり
もう受験まで時間もありませんので
沢山、考えることがあります。

私の個人的趣向
つまり早め早めに何でもやる
というのとは
真逆な依頼があるというのも
これもまた
何かの試練だと思って
まあ
今までもやってきました。
結構、私は野球部時代からここぞ、という時は
必ず結果をだしてきましたし
ピンチには強かったです。
とんでもない、舐めたバッターに打たれてしまい
失点してしまうこともありましたが(笑)
私の全受験生に共通していえることですが
色々考えた上でしっかりと進めていきたいです。

受験まで、時間がそんなには無い中で
勿論、何か正確な成功への道筋というのが
はっきりしているわけでもありません。
可能性の高い道を選び、あとはどれだけ生徒が
頑張ってくれるかという勝負になるわけです。
一日一日の積み重ねの勝負です。

昨年度は一年間、
生徒の気持ちのコントロールも難しく
ストレスはかかりますし、暗黒の気持ちでしたが
それでも合格する場合もあります。
まあ、それは私の山勘が冴えにさえ
生徒がそれをしっかりと暗記してくれたからですが
そんなに毎年
甘く受験がいくなどとは当然思っていません。

とにかくベター、ベストの道を選択して
前に進むしかないです。
進まないことには何も始まりませんし
進んでいくうちに思わぬ状況の変化というものもあります。
今、この場所、この状況で
綿密に計画を立てた状態で
絶望しか見えなくても
進んでいくと見えなかったことが見えてきて
新しい道筋が見えたりします。
不思議なものです。
勿論、それはプラス面もマイナス面もあるのですが……

歴史に学び
先を見通せといいますが
歴史の通り
うまくはいきませんよね。

科目革命 [受験]

書きたくはないのですが
書く内容がないといいますが
頭の中が昨晩からこのことで一杯なので
これしか書けません。

受験直前で第一志望の変更
ということはあります。
これも、今までその学校の対策を考えて
授業を積み上げてきたので
結構、困ります[ふらふら]
でも諸事情により
そうならざるを得ないこともあるわけで…
それはよっぽどの変更でない限り
変更するまでの期間に
ある程度の想定はないこともないので
何とか対応できると言えば対応できます。

し、しかし
今、私の生徒の医学部受験生の中で
大きな、革命的なことが起きようとしているのです。
それは受験まであと五カ月
この時期に理科の科目を物理→生物に変えるというのです[がく~(落胆した顔)]
しかも
この生徒は高1の基礎分野しか生物をやったことがありません[もうやだ~(悲しい顔)]
この変更はかなりきついです。
それでも本人の意思は堅いので、そうせざるを得ませんが…

最初に書いておきますが
これがいかに無謀で大変なことかは私も当然重々承知で反対もしました。
でもその中で話し合い、本人がそうしたいと言うのでそうせざるを得ないので
これがいかに無謀か、のようなご批判コメントを書かれても困ります。

生物をほぼ初学者の状態で完成するためにはセンター試験までなら9か月
中堅医学部合格点までなら18か月はかかります。
しかも、医学部の問題の場合あからさまに物理の方が生物より難易度が低いです。
もっと言うと、医学部受験において
物理はパターン問題しか出題されないのでそれを繰り返し練習して
覚えればいいのに対して、生物はあるレベル以上になると教科書に載っていない問題も
多数でます。医学部で出題される生物の問題の専門性が高いため
ある程度の点数まではとれても、そこから点数が伸びないという状況がでてきます。
ですから東大理三合格者等でも物理、化学受験者が多いのはそのためなんです。

これを五カ月で何とかする…
この革命のような科目変更は自殺行為なのかも知れません…
ただ…これは苦し紛れに書きますが
医学部受験の場合、数学、英語、理科二科目という中で
理科一科目の比重は1/6です。
その一番できない生物か物理では合格点を取らなくてもいい
もっと下の点数でも戦えるように、他の科目を頑張って
総合的に点数をとるという戦略にする
そう考えてやっていけば……
生物五カ月勉強分で何とか…ならないか…とも…思うんです…
その低い点数を取るなら物理の方がよっぽど覚える量も少なくて楽だろう
というご批判がくるのも百も承知です。
でも、本人がどうしても物理は勉強する気が起きなくて、演習をやってこないので
本人のやる気重視のような選択になっているので
仕方がないんです。

あとは一晩ずっと頭の中で考えているのは
ある程度出題される分野に
山をはって重要度の高い分野から完成していく
これはやらざるを得ないでしょう。
これも、物理の方が問題がパターン化されているので
山を張るのも当たりやすいんじゃないか?
というご批判を受けることもわかっております。
これも上記と同じ理由で仕方がないんです。

ふ~~~へろへろです。
本当に困りましたが
過去問を研究して、今年出そうなところを
医学部レベルまで順に完成していくしかないです。
うん、それしかないです。

革命が起きたら
今までとは法律、生活…全てが変わります。
でもそれに対応していくしかありません。
マッカーサーがB29から降りてくる映像ばかりが
頭の中をかけめぐっています。

大手の面談 [受験]

今日生徒が予備校の面談に行きましたが
結構、色々言われたらしいのですが
普段の状態を見ている私からすると???
という感じで色々的外れなことを言われてきました。

簡単に言うと
生徒の習熟度をしっかりと把握していません。
模試や何かのデータを見て
例年このくらいの成績ならこのくらいの大学に入れるから
頑張れ、ということなのですが
当然何をどう具体的に頑張ったらいいかという説明はしてくれません。
試しにどんなことを言うか聞いてみてごらん
と生徒に言いましたら
流石にそれは相手が可哀そうだと生徒に諌められました(笑)

確かに
そうかもしれませんが
こっちは真剣に聞いているのだという
アピールをするためにも
個別の詳細についても掘り下げて
一つ二つ聞いてみるのもいいと思います。

この手の面談は
自分が有益だと思う情報だけ覚えておいて
それ以外のことは忘れてもOKです。

何故こんなことを言うかと言うと
予備校等で無責任な面談をされるおかげで
私も結構影響を受けるんです[ふらふら]
生徒がそれで突然やる気がなくなったり[バッド(下向き矢印)]
無理そうだからと言って路線変更をしたり…[ダッシュ(走り出すさま)]
様々なアドバイスを受け過ぎて迷走に迷走を重ね
それでちゃんと続けていれば何とかなったかもしれない
学校を10月くらいに諦める生徒も以前にでたことがあります。

こういう場合は大抵私の意見は通りませんので
最近は聞かれなければ積極的には言わないようにしています。
私のようなやくざ風情のプロ家庭教師よりも
データの沢山ある予備校の判断にゆだねた方がいいと
思われるのもそれはそれで納得しているんです。
ブランド力みたいなものです。
世の中にある、こういう力は認めた上でどうしていくかを
考えた方がいいです。
私も若いころでしたら衝突しても言いたいことを言っていましたが(笑)

やはり私や予備校が押しつけるより、本人の意思が一番だと思ったんです。
生徒が新しい志望校がいいと言えば
私も新たな志望校で頑張りますが
正直言って、普通に頑張っていけば受かるのになあと
残念に思うこともあります。
生徒も本当に行きたかった学校から志望校を変えて
モチベーションも下がりますし
精神的影響で、その情報を聞かずに頑張っていたら
到達できたはずの実力までは到底及ばずに受験を終ることもあります。

今まで大手の判断にゆだねていく方向のお話を書いてきましたが
実は、私の仕事は逆パターンが圧倒的に多いです。
予備校や塾で第一志望を五月の段階で否定されたから
予備校をやめて私が頼まれるというパターンです。
これに類似した状況での依頼が
全体の六割くらいです。
なんでそんな初期の段階で予備校は無理だというのか
私にはまったくもってわかりません。
なんでこれから勉強してどれくらい伸びるかわからないのに
そんな無責任なことが言えるのか…不思議です[ちっ(怒った顔)]
きっとその事務の方は何年か生徒と日々付き合って受験を
戦ったことがないのだと思います。
もしあるならば、模試の字面で実力を推し量ることがいかにおろかなことで
また
一年近く努力すれば生徒は劇的に変わることがある
と言うことが分かっているはずです。
そうしたらそんな初期段階で無理だとは言えないはずです。

まあ
結局は予備校等は責任問題を一番恐れているわけで
私も内部にいたから分かりますが
そのためにマニュアルは非常に沢山あります。
生徒も人生をかけて頑張っているのですから
それに応える、その責任を負うくらいの気概がなければ
この仕事はやってはいけないと思うのです。
ですから、私はそういう大手の保身のためのような
面談、面接はあまり好きではありません。

日曜日の一日から考える勉強の諸々 [受験]

一日の出来ごとをちょっと書いておきます。
個人的なメモです。

今日(日曜日)は
朝四時くらいに起き
錦織のテニスをチラチラ見ながら
仕事をして
そして午前八時半くらいから
お見舞い、買い物、コピー等を
(11時3分黙祷)
して
正午過ぎに帰宅。
すぐに仕事にとりかかるが…
夕方過ぎに
仕事をしながら知らないうちに30分仮眠。
その間に知らないうちに問題も解き進んでありましたが
確認したらミスに気がつく、やっぱり。
19時くらいから食事をとり
眠る準備と気分転換でシャワーを浴びてくる。
とりためたテレビ番組を見ながら
二時間仕事をするも
読まなければならない論文があったため
テレビを消して、紙をだして集中…ということで
現在23:40

累計してみますと…
「ながら」も含めて諸々仕事や勉強をしていた時間って
13,4時間でしょうか
へ~そんなもんなんだ。
あまり時間を気にして何かをしたことはありませんが
一日、諸々の用事をこなして何気なく
勉強(私の場合仕事ですが)をしていても
13,4時間っていくもんなんですね。

まあ
私基準で考えても駄目ですが
どうしてもこういう仕事をしていると
一日何時間勉強した方がいいかと聞かれますので
さっき
一日を振り返ってみたんです。
そうすると
結構一日13時間くらいでもゆとりのある暮らしですよね。
ただ
これ以上増やしていくとなると
ある一日だけ頑張りすぎてどこかで
必ずバテがきますから
無理をしすぎないことは大切です。

浪人生の生徒に一日12時間と言ってしまいましたが
少し少なかったかも知れません。
結構ゆとりあるバカンス的な暮らしができますもんね(笑)
まあそれでも一年間13時間やれば
大抵の学校は何とかなるとは思うのですが。

あと
人それぞれの適性もありますが
~しながら、という勉強は特に男の人は向かないと思うので
やらない方がいいと思います。
私の場合、元々複数のことを同時に出来るタイプなので
脳に負荷が少ないタスクの場合は
色々やりながら、同時進行でやってしまいますが
集中や、多角的思考を要するものというのは
完全にそれに集中しないと
多角的にアイデア等がでてきません。
ですから私はその時は一つのことに集中します。
ですから、基本的に~ながらというのはやめた方がいいです。

あと休憩ですが
これは本当にいつも悩んでしまいます。
私の場合は個人的には休憩タイムというのは
作為的につくりません。
体調によってどれくらいもつかもマチマチですし
そもそも自分が何時間勉強してきたかも
わかっていませんから。
ただ…
これを普通の受験生がやると
科目別勉強時間のバランスが崩れてしまいます。
ですから
科目科目間の区切りという意味でも
一応休憩は入れた方がいいのかもしれません。
う~ん
ただ
これは個人差が大きいので
確定した一般論は言えませんし、言うのは危険だと思います。

私は完全に疲れてきたら
ちょっとコーヒーでもコンビニに買いに行って飲む
家で麦茶を飲む
読書をする
などして適度に気分転換をしてやっています。

ここ一年くらいで
今までの人生で
初めて実感したのですが
私はもしかしたら結構体力があります。

以前は
一年間に最低でも10数回は風邪をひいていたり
部活で雨が降ると必ず風邪をひいたり
喘息持ちだったり
数えきれないほどの虚弱体質伝説がありましたし
親にもよく言われてましたので
自分はすっかり体力がない人間だと思っていたのですが
冷静に周りの人や生徒などの様子を見てみると
あれ??
私は結構体力があるのかもしれないと
これは思い込みかもしれませんが
思ってきました。

嫌な思い出が多かったのであまり学生時代のことを
思い出したりもしませんでしたが
考えてみれば
かなり密度の濃い
毎日一杯一杯の学生時代でした。
それが出来たのは基礎体力が部活等で備わっていたからなのかも
知れません。

今までも、基礎体力があるから一日に色々できるのでしょうか…
ということは受験にも体力は重要になってくるかも知れません。
まだ仮説の段階でよくわかりませんが。



ビリ少年 [受験]

今日中三の生徒の授業がありまして
本人が是非書いてくれと言うので
書かざるを得ないので書きます(笑)

彼は最初は宿題を全くやりませんでした。
出しても出しても基本的全部無視。
まあ、全部は言い過ぎかもしれませんが(笑)
10%もやってきませんでした。
私も最初の一カ月くらいは
色々お説教したり、できる方法を提案したり
何故出来ないのか考えてみようとか
諸々努力をするわけです。
でもそうするとその分授業の時間が無くなりますので
教えたいことが教えられなくなります。
ですから当面、問題点には目をつむって授業を進めるんです。

当然そんな状態で受けた四月の模試は偏差値35平均。
学校内でも学年321人中319位
振り返ったら二人しかいません。
慶應高校を希望していますが
それより何より普通の高校も危ないです[たらーっ(汗)]

偏差値30台から慶應へ
そんな話があるらしいっす

な~んて自分に都合のいいキャッチーな言葉ばかりを
拾ってくる楽天家です。
あれはビリなのがギャルだから売れただけで
「ビリ少年」ではとても売れません。
もし頑張って慶應に合格したら
私も本を書くから頑張れと冗談で言ったことがあります(笑)

一年間でそれは偏差値がグーンと上がる生徒はいます。
ただそれは本当にレアケースです。
そんなレアを目指すより、着実に力をつけて
勝負になる学校を受けるのが基本です。
勿論
生徒の希望最優先ですので受けたいと言われれば
それに向かって努力はします。
でも明らかにどうにもならない場合もあるわけです。
時間が足りないということです。

そんな彼がゴールデンウィーク後くらいから
私が何も言わなくなった
もうやってこないことを咎めもしなくなった
宿題を自発的にやってくるようになりました。

どんな内容か私はしりませんが
ブログの記事内容に触発されたらしいです。
なんだか以前はタメ口を私に聞いていたのですが
急に敬語になり始めて気持ち悪いです(笑)

そこから単語の課題やら宿題やら完璧にやってくるようになりました。
しかも力がつくにつれ明らかに授業内で扱える問題が増えてきました。
そうして六月で数学と英語は全範囲を終えて入試演習を始めました。
やはり、以前とは難易度が上がって勝手が違うのか
うんうん唸りながらやっています(笑)
それにしても大きな進歩です。
中学生くらいの時期って何がきっかけか分かりませんが
急に変わる、激変する生徒というのは非常に多いです。
これは良くも悪くも両方でですが。
実は私もそうです。
生きていくことに危機感を感じるわけです。
結局自分に力をつけること以外に生きていく術はないことを
悟るんです。

彼の一番最近の模試が平均54になりました。
本人はこれをブログに書いて欲しいと言うんです[ふらふら]
先生のブログは沢山の方が見ておられて
書いたら言い逃れはできない
だから今の偏差値を公表してくれというんです。
これで偏差値が落ちたら恥ずかしいので
死ぬ気で頑張り、先生には絶対恥をかかせないと言っておりました。
何だか頼もしいです[わーい(嬉しい顔)]
セリフとしては二月くらいから同じようなことを言っていますが
今は実際に成績を上げた説得力があります。
最近は趣味も勉強だといってずっと勉強をしていると
お母様から報告を受けました。

ビリ少年の慶應受験これからどうなりますか
こうご期待です。
別にもっと上の学校を受けてもOKですよ。

↑こんな感じでOKですかね?
約束通り書きましたから
その分頑張って勉強してください

あっ
あとこんな記事を書いてくれという希望には基本的には
お答えしませんので悪しからず御理解ください。
参考にさせて頂き、書くことがなければ書きますが
大抵は書かないものだと思ってください。

それにしても私のどんな記事を読んでやる気になったんでしょうか???
聞いても恥ずかしがって教えてくれません。
このブログは記事よりもコメント欄の方が楽しみだという
人も結構います。
私の生徒でも。
人それぞれの感受性、難しいものです…

秋山効果 [受験]

西武の秋山翔吾選手が
今年プロ五年目で大ブレイクをしています。
過去四年の平均打率が.266ですが
今年は3割8分台の大活躍です。
あれは決してフロックではないと私は思っています。

というのも一昨年、昨年くらいから時々ニュースでバッティングフォームを
見ていましたが、グリップ位置を異様に高くしたフォームで打ってました。
これは力は入れやすいですが
非常にミートには向かない打法で
打率は二割半ばでもホームランを40本打つというような
一か八かのパワー型の打ち方なのですが
それでも秋山選手は全くホームランは打ててないんです。

それを今年はグリップ位置をミート型の通常の位置にしました。
そのことによって秋山選手は非常にボールをミートするのが
簡単に感じられているはずです。
今までボールを当てる難易度が高い方法で打っていた訳ですから。
(メジャーでも最近はゆれるボールが増えたのでミート重視で
その上でパワーで飛ばすというのが主流です。)
元々50メートル5秒9、遠投110メートルと身体能力はあったと思うのですが
難しい方法で打っていたから成績が伸びなかったんです。
普通の人のようにミートしやすい方法に変えたら
ミートするのが簡単で簡単で仕方がないと今は思っていると思います。

このように力はあるのに「あえて(笑)」難しい方法で取り組み
それを普通に直したら一気に成績が上がることを
私は
「秋山効果」と名付けたいと思います(笑)

受験でも全く同じような「秋山効果」があるんです。

初めて生徒を指導する時に
大抵は模試の成績なり学校の成績なりを見せてもらうのですが
その数字だと結構厳しいな…と思っていても
答案を見せて頂いた時に
え~~~なんでこんなおかしな解き方をしてるの~
という時があります。
基本的な力、つまり計算力や情報を処理能力はあるのに解き方が学校の
教科書のままだったり、テストでの点数の取り方をしらないために
実力が点数に反映していないのです。
そういう生徒は
同じ実力のままでも解き方、考え方を全分野で直すだけで
劇的に点数、偏差値はあがります。
特に力がついたわけではなくて、難しい方法で受験に挑んでいたのを
易しい方法に変えてあげるだけなんです。
それでここまで変わるか
というくらい伸びる生徒も結構いるんです。
これこそ「秋山効果」ですね(笑)

受験だけではなく
私たちの日常生活の中でも
「秋山効果」は使えるかも知れません。


他者満足の授業 [受験]

私はプロ家庭教師をやっておりますので
生徒の状況と志望校に合せて授業をしています。
授業の目的というのは人それぞれで
それは十分に話し合いますが
基本的には受験校に合格させてほしい、という依頼が多いです。

その仕事の中で一番気をつけていることは
自己満足の授業ではいけないということです。

私たちの業界では非常にありがちなことなのですが
自分の専門分野を急に細かく教えたくなってしまうのです[ふらふら]
例えば社会の先生で
源平合戦に詳しければ源平合戦だけ異様に詳しくお話をしてしまう
とか
理科の先生でも
自分の得意分野だけ受験に関係ない細かい部分まで説明してしまう
とか
様々なことがあります。

大学受験予備校で言えば
自分の授業の差別化といいましょうか
少しハイレベルの内容を教えている雰囲気をだしたいがために
大学初年度で習う内容を授業に織り込んで
本質だなんだ嘘八百を並べている先生もいます。
本質でも革命的でもなんでもなく、ただの先取り学習なんです(笑)
しかも、その先取り学習と言うのは大抵大半の普通の受験生にとっては
大学に入っても不要なもので、
大学に入るためにもさして役に立たないようなものなのです。
また必要な学生は大学で普通に習いますし。

数学で重積分や線積分を使ったり
物理で無駄に微積分学を使いすぎたり
というのは百害あって一利ありません。
コメント欄の質問にお答えしますが
そんな仰々しいものを出さなくても
普通に高校範囲の解法で普通に解けます。

勿論
私も将来的に物理学科に進みたいとか
数学科に進みたいとか
そういう希望を聞いていれば
それを見越して対応した説明として
大学範囲を教えることもあります。
でもそうではない大半の場合
物理は受験の為のツールであって
趣味でやっている訳ではありません。
嫌々(笑)受験に必要だからやっているんです。

しかも
百歩譲って
もし仮に物理を本質的に教えることが
「善」だとしても
高校でやる古典物理学を微積分を用いて行う
物理というのは
古過ぎて普通の物理学者はやりません。
大学一年限定で役に立つ話なんです。
またあれを本質だと言われる方は
物理学を大学程度のレベルでしか学んだことのない人だと思います。
(もしくは19世紀の学者です。)

その大学一年限定で役に立つ物理を本質だと教え
生徒に新しいことを学ばせるような大きな負荷をかけても
どうしようもないんです。生徒のニーズにあっていません。
受験は受験科目全体で合格点をとらなければならないので
物理一科目だけができても仕方がありません。
ですから
私が物理の予備校の先生であれば
高校の範囲内で、
基本的には受験に最小限の労力で最大の点数が取れる
教え方を心がけます。
それは多くの受講者にとって
物理はあくまでも受験のわき役だからです。
生徒の全体の勉強を考えた時、
必要以上の負荷をかけるのは良くないからです。

自分の授業の生徒を増やしたいから
普通の人が教えない大学範囲を教えて
本質らしきものを語る。
これは完全に教える側の自己満足でしかないんです。
自分の知っていることを人に話したくなる気持ちはわかります。
でもその自己満足の気持を抑えて
生徒が何を目的に自分の授業をとっているのか
というのを
明確に意識して授業をしないと私はプロではないと思います。

しかも
最近の入試物理の問題は
全体的に難問はほとんどでなくなりました。
理科二科目にするなら物理をいれないと不利だというくらい簡単です。
これは勿論高校範囲の解法で解いて、の話です。
わざわざ大学初年程度の解法で解くというのは
飛んでるハエをバズーカ砲で殺すようなもんなんです。
そんなものを出さなくてもハエ叩きか蚊取り線香で十分なんです。

日本の物理のレベルを上げるために
相対性理論や量子論を教えたくなる気持ちはわかります。
でもそれは教える側のエゴなんです。
そういう気持ちは我慢して
まずは生徒の受験に役に立つ内容を重点的に教え
その中で興味のありそうな生徒にはちょろっと雑談で何かを
話せばいいと私は思います。

難問の考えかた [受験]

受験で難問を解く上で
「現状認識」
というのが非常に大切です。

今、自分が分からなくなってしまっている現状を
客観的に分析するんです。

そもそも
何がわからないから解けないのか
これがしっかりと認識できていないから
問題が解けない
ということは生徒を見ていてよくあります。

難問というのは
何をやっていいかわからない
複雑で曖昧な状態にある問題なんです。
その問題を細かく分析して
考えるポイントを明確にしていきます。

そういう言わば情報整理のようなことをしっかりと
できるようになると問題は解けるようになると思います。
色々情報がとっちらかった状態ではそういう判断ができません。

人間の思考の特徴は物事の足りない部分を補完したり
さっと見て考えるべき重要なポイントがわかるということです。
コンピュータの考え方は基本的にはシラミつぶしです。
全てのパターンを考えていく、それを高速でやるということなんです。
勿論、人間のプログラムで考えさせる優先順位をつけたり
人間が補助に入って考えさせる範囲を限定することで効率をあげる
ことができます。
しかし、今のノイマン型のコンピュータと私たち人間の思考方法では
プログラムが全く違います。
簡単に言うとコンピュータには創造力というものがありません。
コンピュータが仮に創造的な、出鱈目に見える芸術作品が書けたとしても
それが芸術的なのかどうか、過去に例がない創造的なものであれば
判断ができないんです。
ですから、今の方式のコンピュータを突き詰めていっても
最高に進化した状態でどういうことができるか
というのははっきりしてしまっているんです。

ですからSFに出てくるような本当の意味で人工知能をもった
コンピュータをつくるためには
根本原理を見直さなければならなくなると思います。
それは無論100年単位で未来のことだと思います。

ですから入試にでる非常に難しい問題の中でも
発想力をつかうような問題はコンピュータには解けないんです。

私の研究の中で
ある行き詰まりがあったときに
私は自分でそれを解決する新しい数学を作りましたが
そういう解決方法はコンピュータにはとれません。
新しいものを問題解決のために創造することはできないんです。
既知のことを素早くやるのがコンピュータなんです。

瞑想が効果的です [受験]

ずっと一日仕事をしなきゃいけない時とか
勉強しなければならない時
脳が疲れてきた、しかしまだやらなければいけないことがある
そういう時に
私は五分くらいの瞑想をするようにします。

実は
瞑想という表現が
あっているのかどうかは
わかりません(笑)
私は詳しく瞑想についてしりませんので
もし間違っていたらゴメンナサイ。

とにかく疲れたら
姿勢を正して目を閉じてアラームをセットして
五分間
何も考えずに腹式呼吸を繰り返します。
慣れないうちは何も考えないというのは
難しいのですが
慣れてくると無になれます。
その無でいる時間をとると
私の場合
脳が非常にリフレッシュできます。
もしかしたら思いこみかも知れませんが(笑)

何かで一日頑張らなければならない人は
少し瞑想の時間を設けてみてもいいかも知れません。
合う人には劇的な効果があると思います[ぴかぴか(新しい)]

思いの強さ [受験]

ちらっとコメントを読んでみましたら
皆さん勉強のことについて書かれているので
私もそれに関して思うことを書かせて頂きます。
書くことがないのでコメントから内容をパクらせて頂きました(笑)

やはり
受験というのは「思いの強さ」というのが
非常に大きく作用するように思えます。
「~大学へ行きたい」
「~中学へ行きたい」という明確な目標と
その学校への強い思いがある生徒というのは
合格する可能性も高いように思います。

明確な目標があれば
その学校に興味があり
その学校にどうやったら合格できるか
自ら試行錯誤し
自らやるべきことをやるからです。

そういう目標があれば
たとえ受験勉強がつまらないものであったとしても
希望の学校に入るための努力は継続できると思います。

やはり明確な目標、志望校
それも心から行きたい学校がある子というのは強いです。

ただ…
実際問題として
なかなかそこまでの希望を持つというのは
確かに難しい面もあります。
その学校が一体どんな学校かも
実際のところ分からないわけですから。

でも
嘘でも架空でもいいので
自分をその学校に行きたいと
思いこませて
頑張った方が絶対に頑張れると思います。

私は
甲子園に行くために高校野球を頑張っていました。
傍から見ればうちの学校が甲子園に行く可能性なんて
ゼロです。
それでも甲子園に行きたい、甲子園のマウンドに立ってみたい
そう自分を奮い立たせて嫌な毎日の20㌔走でも頑張るんです。
そう思わせないと長距離を走るのが何よりも嫌いな私が走る訳はないんです。
なんどもなんどもやめたくなります。
やっても無駄だ、どうせ何回戦かで負ける
そういう声も頭の中でこだまします。
それでも甲子園にいく、そのために全試合完封、そのために下半身とスタミナ強化
この言葉を何千回つぶやいたかわかりません。
そうやって自分を奮い立たせて、嫌なことでも頑張るんです。

受験勉強もつらいです。
なんどもくじけそうになると思います。
その時に目標が明確であるか、そうでないかは
大きな差となって表れるんです。
目標に向かって、夢に向かって
頑張っている生徒の応援を私はしていきたいです[ぴかぴか(新しい)]

受験はスタミナ勝負です [受験]

この仕事を長くやっていて
最近よく思うのが
受験はスタミナ勝負という面が大きいということです。
スタミナがないと
連続受験等、特に大学受験は試験時間が長いので
安定したパフォーマンスがだせません。
出来不出来に大きなムラがでてきてしまいます。

スタミナと言っても
以前から書いているように体力だけではありません。
集中力が持続できるか
もっと言うと長時間の試験の中で
うまく息つぎができるか
ということです。

国立大学理系ではよくありますが
一科目150分の数学や理科、
私は受けたことが有りませんが(笑)
文系ならば国語と社会
これをしっかり解ききるためには
かなりのスタミナと集中力が必要です。

そのために
普段の勉強から長時間の勉強に慣れることが大切です。
長時間集中と言っても
個人差もありますし、そもそも脳はそんなに集中できるようには
できていませんので
長い試験時間、長い勉強時間の中でどのように
自分をコントロールして頑張るか
どのように工夫をして集中している総合的な時間を長くできるか
が大切になります。

仮に凄く頭のいい生徒がいたとしても
スタミナがなければ受験では合格できません。
勿論、勉強ができるということは
たくさん勉強をしている
だから勉強のスタミナがあるということなので
勉強ができる人の間では
こういう問題が顕在化することは少ないのですが
勉強をし始めた人にはこういう問題は大切なことです。

受験では
アスリートのトレーニングのように長時間
勉強し続けられるスタミナというのをつけていかなければ
なりません!
普段の勉強の中でも
いかにスタミナをつけるかということを
意識して勉強すべきだと思います。

時間を区切って集中して問題を解く [受験]

時々
「受験勉強をしていて
わからない問題に出会ったときに
わかるまで考えた方がいいですか?」
という質問を受けることがあります。

勿論、長い時間考えることは思考力を鍛えるうえで
大切なのですが
人間の集中力というのは
勿論個人差はありますが
結構もろいものなのです。
自分は集中しているつもりでも
他のことを考えてボーっとしていることもよくあります。

ただ
ある問題に取り組む時には
しっかりと集中してやらないと効果がありませんし
非効率です。
ですから問題を解くときは時間を決めた方がいいと思います。
東大数学ならば本番でも1問25分×6問=150分なので
まずは1問25分考えて、それでわからなければ次の問題に
進んだ方がいいです。
ある1問をだらだら考えていても意味がありません。
分からなかった問題を頭で憶えておいて時々暇なときに思い出して
解いてみるというのは非常に有効です。
わからない、わからないで同じところをずっと考えている勉強法というのは
最悪です。分からなかった保留して先に進んだ方がいいです。

暗記事項もそうです。
1分でどれくらい憶えられるか?
などの、
時間を区切ってプレッシャーをかけて暗記するのが非常に有効です。
ただダラダラ眺めていても脳の注意力は散漫になり
しっかりと暗記はできません。

脳というのは厄介なことに
常に注意力を散漫にしたり、ボーっと休んだり
他のことを考えたりしようとしてしまうんです。
勿論、これらの機能は脳にとって必要不可欠な重要な活動なのですが
勉強の時は少しお休みしていてもらうんです(笑)

あ!書き忘れましたが
気をつけなければならないことは
時間を区切るといっても
しばらく続けて、それに慣れてしまったら
また新しい方法で新しい刺激を与えながら
やった方が頭に入ります。
こういう脳のマネージメントが上手な生徒は
自然と勉強ができるんです。

心理学の有名な実験で
マシュマロ実験というのがあります。
四歳くらいの子が気が散るようなものが
何もない机と椅子だけの部屋で椅子に座らされ
机の上には皿があり、マシュマロが一個載っています。
そこで実験者は「私はちょっと用がある。それはキミにあげるけど、
私が戻ってくるまで15分の間食べるのを我慢してたら、
マシュマロをもうひとつあげる。私がいない間にそれを食べたら、
ふたつ目はなしだよ」と言って部屋を出ていく。
これで15分我慢できた子供とそうでない子供を追跡調査したところ
圧倒的に我慢できていた子の方が社会的に成功していたという
実験です。
この実験で子供たちが自分の脳をコントロールできるかどうか
見ているんです。欲望のコントロールです。
いま目の前にあるマシュマロが15分我慢しただけで2倍もらえるんです。
こんないいことはありません。でも目先の喜びに脳がやられてしまう人は
15分で二倍が非常にお得だということを分かっていても我慢できないんです。
我慢できた子供たちには共通点がありました。
当然マシュマロを見ていたら食べたくなってしまいますから
他のことを考えたり、他のことに集中したりして欲望をコントロールしているんです。
そういう能力のある子はマシュマロが我慢できるんです。

勉強もそれと同じです。
一年間遊びを一切我慢して勉強すれば合格でき
それでその後の人生を大きく楽にできるのに
目先の欲望に捕らわれてしまうんです。
これはマシュマロ実験と同じです。
いかに自分の脳を騙して集中させて
勉強をさせて、脳に身につけさせるか
という自分との闘いが受験です。
勉強を長くしていくうちに楽しくなったり
色々な化学変化が起こります。
つらいことばかりではありません。

話が逸れましたが
勉強もルーティンにならないように気をつけて
時間を区切ってやることが大切です。
そして勉強の気分転換は勉強でした方がいいです。
字を書き過ぎたら、気分転換に参考書を読むとか
暗記を沢山したら、演習をいれるだとか
自分なりに自分のコントロールの方法を工夫してみることが
大切です。

小説の読み方 [受験]

私は国語も教えておりますが
評論文、説明文というのは非常に教えやすいです。
受験で聞かれるポイントも明白ですし
解き方も答え方さえ間違えなければ大丈夫です。
まあ、それでも流石に読書とは違います。
読解力があれば入試問題を解ける、というわけではありません。
それは時間があり、設問があるからです。
その解き方のコツを掴まないと読めても点数にはならないんです。

一方
受験の中で厄介なのは小説です。
これは問題を作るのが難しいので
大学入試ではほとんどの大学で出題されません。
センター試験くらいなものです。
これは小説は評論文と違い答えが一つに決まりにくいからです。
逆にいうと、一つに決まるような問題を出題者はつくらねばならず
そうすると誰にもわかるような問題になってしまいますので
簡単になりすぎます。
小説は批判を恐れないで出題者が強引に解釈した悪問難問か
誰にでも分かってしまう易問か
両極端しか出題できず、ちょうどいい難易度の問題がつくれないという
欠点があります。
ですから大学入試ではでないんです。

それではなぜ
中学入試では必ずでるんでしょうか?
それは小説は慣用句や幅広い語句が使われていますから
その意味を問うて、普段どれだけ読書をしてるかとか
日本語を勉強しているかとか
そういうことが聞きやすいからです。
しかも小学生に対しては
「いい子キャラ出題」というのができます。
小学生は人間の多面性をあまり深くしりません。
殺人者は生まれつき悪人だと思っています。
そういう共通の言わば「いい子キャラ」「理想的な人の心情」
という暗黙の了解があるために入試問題にできるんです。
下線部の気持ちは何か?
大抵、出来事によって生じた相反する感情、葛藤みたいなものを
判を押したように書けば正解にたどり着けます。
勿論、題材として取り上げられる小説も子供向けの
比較的子供が模範的な気持ちを想像しやすい小説に限ります。

普段は笑顔で接しているが、心の奥には深い闇、復讐心を持っている。
いつか復讐してやろうと思っているが、Aさんの優しさに触れて心が揺れる。
しかし、優しさとは何かと考えて、結局復讐することが優しさなのだと気がつき
復讐を遂行する。

こ~んな気持ちの問題は中学入試には絶対にでません!
怖いくらいの優等生を演じてれば点数はもらえるんです。
題材もそんな小説ですし、これはこれで入試だと
割り切って答えればOKです。

しかし、人というのはそんなに単純ではありません。
私はキャラクター設定がしっかりしている小説は嫌いです。
人は日々の出来事や、心配ごとによって考えかたも変われば、
何もかも変わるんです。
別にたいした理由はなくても嘘をついたり、いじめてしまったり、悪口を言ったり
色々としてしまうんです。
現代社会で言えば普段は明るいのに、ネットでは変な書き込みをしてしまうという
こともあります。
おかしな気持ちの中で突発的に殺人をしたり、
恨みをもって殺人を犯してしまう人もいます。
それはそういう環境、心理状況に陥ってある人が最悪の選択をしてしまっただけであり
(考えかた、心理と行動のミスマッチでもあります)
誰でも気をつけてないと起こし得る過ちなんです。
自分は生まれつき悪人ではないから、絶対殺人なんてしないと考えている人の方が
危ないと私は思います。そういう想定は一切せず
究極の状況になった時にも自分をコントロールできる客観性というのを
普段から訓練する必要があります。
勿論、自分をコントロールできずに色々とやってしまうのもまた人なんです。

そういう風に人には多面性があります。

ですから私は自分自身を常に疑っています。
自分の中にどんな悪が潜んでいるのか、環境や状況が変わればどんな悪いことをする
自分がいるのか、疑って観察していないと、とんでもないことをしかねないからです。

人は色々な出来事に心を揺さぶられます。
それによって人に当たってしまうこともあります。
普段はそんなことはしないのに、ネットにおかしなことを書きこんだり、おかしな行動をしたり
してしまう人もいます。でも、それをその人全部だと私は思いません。
色々な優しい、いい面もあるんです。きっと気付いてくれるはずです。

またそういうものを引き出せるかどうかというのは
周りに付き合っている人にもよるんです。
ですからどんな友達、人と付き合うかは本当に大切です。
いい自分を引き出してくれて、悪い自分を叱ってくれるのが本当に大切な友達ですし
自分が尊敬できるような、その人のようになりたいと思えるような人が側にいる人は
幸福なことです。
私は様々な人と友達になり、付き合ってきましたが
その人たちのおかげで今の自分の人格があります。
また、だからこそそういう人たちのために恥ずかしい生き方はできないと思っています。

お互いがお互いにとって大切な人であるために
お互いが自分自身を良い人にしなければならないのです。
何か悪いことをやったからといって
その人を悪い人と決めるのは早計ですし
いいことをやったからいい人だと思うのも早計です。

そういう目まぐるしく変わる人間心理を前提に小説を読むと
それこそ何通りもの解釈ができるようになってしまいます。
しかし、それは別の意味での大切な人生勉強だと思います。

様々な人の心理を知れば知るほど
小説の読み方は変わり、難しくなるんです。

受験は「分業」チームプレイ [受験]

受験で大切なのはチームプレイです。
野球と同じで選手だけではどうにもなりません。
監督、コーチ、トレーナー等々
沢山の人の支えがあって
強い野球チームがあるのだと思います。

受験も生徒一人だけではなかなか上手くいきません。
様々な周りのサポート
塾であったり、私のような家庭教師であったり
親御さんであったり
それぞれがベストの働きをしてこそ
大幅な偏差値上昇や奇跡の合格が見込めます。

それぞれがいかに自分のベストが尽くせるか
例えば生徒であれば無我夢中で努力する。
家庭教師、塾であれば努力の方向と量を示して
合格へどのような努力をすれば良いのかを教える。
家族の方には普段の生活面でのケアをしっかりして頂く。
ということがしっかり各々ができれば
全ては上手い方向に行くと思います。

ただここで誤解があるといけないので強調しておきますが
このチームプレイと言うのは
チームとして個々がやるべきことをしっかりやる
逆に言うと自分の守備範囲でないことには口をださない
という分業システムをしっかりと確立することが大切なんです。

今まで私の経験でいうと
この「分業」が上手くいって、
御家庭と一緒にチームとして
受験を戦えた場合に非常にうまくいっています。

「分業」するということはのりを超えないということでもあります。
例えば
家庭教師である私が健康面でどういうものを食べた方がいいとか
何時に寝た方がいいとか
生活面で口を出さない方がいいです。
その家庭にはその家庭のやり方があるからです。
勿論、それでうまくいっていない場合は話し合いは必要ですが
基本的に生活面、生徒の性格はご家族が一番知っていますので私が口をだすと混乱します。

逆の場合もそうです。勉強の方向とアドバイスというのは
生徒の状況が把握できていれば家庭教師が一番よくわかっています。
それに対して他の人がどういう勉強をした方がいいとか
どのようにすればいいとか、口をだすと、生徒も何が正しいのか分からなくなりますし
混乱しか生みません。
家庭教師や塾はプロで何年も何年も、私で言うと受験生を99名も見てきて
様々な学校に合格しているので、そのノウハウというのがあります。
それはその専門的な知識に任せた方がいいです。
勿論、何か情報が入ったり、学校での状況等そういう報告は構いませんが
どうやって受験を戦っていくかというのは教育産業に携わってきた人の方が
当たり前ですが知識や知恵を持っています。

生徒の勉強方法についてさえ
本来は生徒に任せるべきだと思っています。それは生徒の領分です。
私が口をだすのは小学生や受験経験が少ない場合だけです。
それもいくつか例を上げて生徒が実際にやってみてtry and errorで
自分の方法を見つけてもらうことが大切です。
勉強をしてきた人は自分なりの暗記の仕方、自分のコントロールの仕方が
分かっています。それを無理やり私が自分の型にはめるように口をだすのは
百害あって一利なしです。問題解法であっても私は基本的に生徒の得意な方法で
時間内に問題ない、それで点数が取れると判断した場合は特にいじりません。
こうやって解けとは言わないんです。生徒が判断して自分に合った方法がベストです。

このようになことを拡大して考えれば
予備校等にいったり、私の授業をしたりしたあとに
自分で復習する時間と言うのがいかに大切であるか御理解頂けると思います。
よく中学受験で一日を塾でいっぱいいっぱいにしてしまわれる方がいますが
それは本当はかなり非効率的な勉強方法です。
自分で復習なり考える時間がなければ勉強は絶対にできるようにはなりません。
最悪、小学生の場合は学習習慣がついていないため家にいて遊ぶよりは塾
という選択肢もありといえばありですが、決して好ましくはありませんし
成績上位の生徒は絶対にそんな方法はとっていません。
自分で復習する習慣のない生徒には宿題いう形で復習をしてもらいます。
その復習なしには授業は進んでいかないので強制的にやってもらうわけです。
私は、自分で復習しそうな生徒には一切宿題はだしません。
本人が本人のやり方を分かっているからです。
これものりを超えないということです。

生徒、家庭教師(塾)、家庭がお互いがお互いの仕事の範疇に口をだすということは
野球ファンが選手のプレーや監督の采配にごちゃごちゃいうようなもんなんです。
勿論テレビを見ながら、楽しみ方としては構いませんが、
実際の選手や監督がファンの声で
プレーの仕方を変えていたら、まったく強くなりません。
よくオーナーと選手でトラブルが起こるのもよく分かります。
プレーに関しては口は出さない方がいいです。

受験に何が一番良くないかというと「混乱」です。
方針も明確で、しっかりと自分にあった生活をし、自分の方法でしっかり勉強すれば
成績が上がらないはずがないんです。
それを「混乱」が妨げて、結構な御家庭でいらない「混乱」が起きています。
逆に言えばしっかりやれば、それだけ成績は上がりやすいということなんです。

私がいう受験はチームプレイだというのは
皆で協力してというよりも
個々が分業をして、自分の役割に徹すると言うことです。

これはなかなか難しいことです。

つい自分の範囲外のことまで口出しをしてしまいたいというのが
人間の性です。
でもそこを言わない、じっと我慢するという忍耐力がチーム全体に必要です。
この我慢ができるということは
お互いがお互いを信頼しているということの裏返しでもあります。
勉強は先生に任せればOK、生活面は御家庭に任せればOK
自宅学習は生徒に任せればOK
その信頼が確立して
役割分担がしっかりできたチームというのは最強です。

私が毎年教えていく中で
この分業体制がしっかりできたところは
まず第一志望に落ちることはありません。

相手を信頼して、自分の持ち場以外に極力口をださない
これがなかなか難しいんです。

いいチームを作るために
私は生徒の勉強、生活方法、食事…全てを
指導してくれという依頼は基本的にお断りしております。
私がのりを超えてしまうと
受験が上手くいかないばかりではなく
その後生徒が一人で勉強できなくなったりする危険性が大きいからです。

東大合格です!! [受験]

一旦帰宅しました!
またすぐに家をでますが

私の生徒が東大に合格しました!!!
嬉しいです[わーい(嬉しい顔)]

詳しくはまた夜の更新で書きます!

いよいよ東大入試です [受験]

いよいよ今年の最終決戦、東大入試がきました。
25,26日の二日間です。
私の生徒は東大模試でE判定連発、学校ではいじられ凹む毎日。
でも、三学期から学校がなかったので順調な伸びが見られました。
ここ数日私のブログは見ないように本人に伝えてありますので
正直に書きますが、普通に受けたら受かりません。
ただ…東大は問題の難易度が高いからか(???)何なのかは
わかりませんが二次試験だけの
合格点自体が四割~五割程度です。
ここに言わば博打のようなチャンスが潜んでいる訳です[ぴかぴか(新しい)]
極端な話、ある一教科だけかなりできれば合格にぐっと近づきます。
つまり、「私が山をはって当てる」
それしかチャンスはありません。
私の生徒は東大一校しか受験しません。落ちたら浪人です。
そうなると私の来年度の指導枠はおそらくそれで一杯一杯になってしまいます。
ですから何としても合格を!と思っております。
物理も化学も数学もある分野に特化して最後はそのでそうな問題を完全丸暗記です。
ストーリーとして覚える。もしそれが出なかったら他の分野なので素手で戦うしかありません。
しかし、その分野がでたら確実に合格できるようにはしてあります。
この人生を賭けた大博打がどうなるか…
ドキドキしています。
勿論、この大博打、私が推奨しているわけでも何でもありません。
冷静に考えて合格できるとしたら、もうこの方法しかありません。
本人もそう思っています。

ここで、私の予想についてですが
以前はよく当たっていました。
東大、東工大、早慶…
ところが最近時代の流れと共に大学教授の人事異動が激しくなってきたのか
特に中堅校では傾向も何の脈絡もない問題がでるようになってきました。
東大も昔に比べればかなり変化が激しいです。
ですから正直言って昔ほど読めませんし、当たりません。
そう生徒にも話しましたが、そうしたら生徒は
「正直センター試験も通らないと思ってたのに…、ここまでこれたのは先生のおかげなんで
ブッチーに全てを託します!もし外れても来年の為に雰囲気だけは掴んできます!
沢山空気を吸ってきます!!!」
と言っていました。

さて…これがどうなるか
ドキドキです。
予想が当たれば受かると思います。
それくらいの反復練習はしてきました。
狙ったコースの球がきたらホームランにできます。
ただ…それが当たるかどうかは広い入試の範囲の中で非常に難しい問題です。

ちなみに
データとしては
私は今年二回予想をして
一回目の私大では物理第三問が熱力学→波動→熱力学→波動と7年交互になっていたので
流石にこれは周期性があるでしょ!と短絡的に(まあそう考えるしかないんですが)
熱力学の問題ばかりやらせていたら…なんと昨年とほとんど同じ波動[がく~(落胆した顔)]
でました。おそらく試験会場で生徒は「物理屋の嘘つき~」と心で叫んだに違いありません。
申し訳ないです[もうやだ~(悲しい顔)]
あと一回は慶應医学部の化学の問題が大問で丸丸怖いくらいに当たっていました。
私が作って配ったプリント通りの問題とほとんど同じで、
自分が作ったんではないかと思ったくらい酷似していました。
この二回で一勝一敗で
最後に東大
ここでどうなるか???

緊張します。
あ!
そういえば恒例の私の東大理系数学解答解説実況中継ですが
私の生徒が受験を終った直後にやります。
つまり27日です。
数学は初日なんですが、万が一私の生徒がブログを見て
答えを知ってしまった場合
本人は難しいと思っていたのに私が今年は簡単になってます
なんて書いたの見てしまった場合
二日目の試験への影響は甚大です。
ですから完全に試験が終わったあとにやります。
もしかしたら私の新年度の授業が始まって忙しい日かもしれませんが
電車の中で解いてもいいですし
その辺は適当にやるので大丈夫です。

話を元に戻しますが
この問題的中ですが
毎年思うのですが、予備校の的中云々は笑ってしまいます。
地震予知よりも酷いです。
これを当たりにするか?と思う訳です。
どこの予備校もそうですが今年の代ゼミ

「慶応義塾大学 看護医療学部 第3問 問5(3)に的中

テキスト

第1学期テキスト「東大・京大トップレベル生物問題演習」演習1-1」
とありますが
オイオイオイオイオイオイオイオイオイ[exclamation×2][exclamation×2]
これはないと私は思います(笑)
だって慶應受験生の看護医療学部を受ける方が予備校で
東大京大トップレベル生物演習をとるわけないからです[ちっ(怒った顔)]
こんなレベルで的中というならば
大抵の教科書や問題集は何かしら当たっています。
これはないです。
こういうのを的中とは言わないで欲しいです。

私の東大予想は
今日明日ではっきりと当たりか外れかわかります。
ここに絞ってやっているわけです。
外れても
あ~あの問題は一年くらい前にやった問題と似てるよね~
なんて絶対にいいません[パンチ]





眠気覚ましに合格! [受験]

昨日、一件合格発表の報告がなかったものですから
きっと駄目だったんだろうと思っていましたら
朝起きたら合格のメールが入っていました[わーい(嬉しい顔)][るんるん]
良かったです。

どうせ先生は受かっていると思っているから
第一志望ではないし
連絡不要だと思っていたけど
ブログをみたら合格について書いてあるから
送ってみた、
というんです。

そ、そんな~
どこでもいいので合格していたらメールで報告してください!!
報告が来ない=駄目だった
と思って
私は何で落ちたのか色々と悩んでしまいますんで[あせあせ(飛び散る汗)]

それではまた
一日いい授業をしてきたいと思います[パンチ]

二件合格のお知らせがありました! [受験]

今日は大学入試で二件の合格報告がありました!
非常に嬉しく、晴れやかな[晴れ]気持ちで
今から授業にいっています[exclamation×2]