奴隷の道徳 [雑感]
バートランド・ラッセルが
「働き者が素晴らしいというのは
奴隷の道徳」だと言いました
要は奴隷を使う側に
とって都合のいい
洗脳の思想だということです。
人を使う側の人間が
働かなくて済む
その分を勤勉に働く労働者こそ
えらいんだ！笑
という思想です。
こういう話は
私もブログで沢山書いてきました。
「貯金は正義、借金は悪」
みたいな
世の中の仕組みとは真逆の負け組
思想みたいなものもそうです。
為政者にとって
こう思ってくれると滅茶苦茶都合が良いのです。
ラッセルは
怠惰であることを薦めます。
でも当然ぱっと思いつく反論として
怠け者が増えれば
どんどん社会は落ちていきますよね……
この意見に対して
ラッセルは人間なんて4時間毎日働けば
社会は回る
余暇を十分に使えない人が多い方が
社会、文化は衰退するんだと言います。
この4時間労働には根拠があって
「まともな社会」で
あれば、テクノロジーが進めば
必然的に余暇は増えますよね
例えば
洗濯機が出来ただけで
一年の人の余暇は劇的に増えました。
今の我々の
超便利社会、この社会が真っ当であれば
もう人は一日1時間労働でいいんじゃないか？
くらいに昔より文明が進んでいるんです。
ただ、現実は逆ですよね
便利になれば便利になるほど
忙しくなる
この異常性に我々は気がついた方がいいです。
そもそも
忙しくなるなら
それは便利になったと言えるのか？問題です。
空いた時間は何に使われるか？
それは他の仕事のために使われてしまっているんです。
そしてそれはなぜか？
商品で言えば商品の単価を安くするためです。
労働者の給料は労働の大変になった分なんて
絶対上がりません。
ラッセルは労働より
消費が大事だと言っています。
消費が雇用を産み社会が回るからです。
ところが
現代人は働き過ぎていて
余暇は身体を休めるために使うだけ
お金を使う時間すらない
これでは経済が回るはずはないと
数学者のラッセルは言うのです。
この話をしだすと
もの凄く長くなるので
やめて、私の簡単はお話をここで
いれさせてもらうと
簡単に言うと「無駄な価格競争」が
私達を不幸にしています。
例えば
世の中に歯磨き粉が一種類しか
なければ
決まった値段で
それを満足して皆が使うわけです。
ところが資本主義で
競走が起こる
そうすると色々なフレーバーの歯磨き粉
安い賃金と労働時間で
商品の価格を下げた歯磨き粉
こういう争いが生まれ
結果どうなるか？
店には無数の歯磨き粉の種類が並べられ
労働者の賃金はさがり
労働時間は長くなるんです。
これを社会全体で見たとき
世の中はよくなっているのでしょうか？
慣れの問題というのがあります。
歯ブラシは自分の手でやれば十分ですが
電動歯ブラシなるものができて
それに慣れてしまったひとは
手で磨くことが非常におっくうに感じられるかも
しれません。
でも、こうした余分な意味の無い
人間の「楽さ」が社会全体に
無駄な競走を産み
便利になっても、科学がすすんでも
一向に
ゆとりのある生活ができない
好きなことに時間が割けないという
ことなのだと思います。
労働の重要性が増しすぎたからこそ
私達現代人の主要な哲学は
これをやったら「お金が稼げるのか？」
「自分の利益になるのか、役に立つのか？」
になってしまい。
これを突き詰めれば
ラッセルの奴隷の哲学が肯定される
世の中になるわけです。
そうしてどんどん幸福度は下がっていく。
精神を病んで自殺する人が増える
のです。
現代人の趣味や
私の生徒の勉強の姿勢もそうですが
全てが
受動的な
誰かが与えられたものを享受する型に
なってしまっています。
それは労働をしすぎて疲れるからです。
ユーチューブを見る、音楽をきく……
全てが受動的に偏り過ぎています。
勿論
これらの趣味を否定しているわけではなく
能動的な何かをするということが
無くなってしまってることが問題だという
ことです。
創造は、常に能動的なものです。
私が毎日ブログを書くのが趣味みたいなもんです（笑）
基本的に現代人は疲れすぎています。
社会の奴隷なので
歯車なので
病院に行っていろいろ診てもらうのも
実はそうです
病院というシステムの歯車になるように
通院しているようなもので
これは入院してみれば痛いほど分かります。
よっぽどの奴隷レベルの高い人以外は（笑）
AIだなんだって言ってますが
この行きすぎた奴隷社会つまり資本主義を
本当は人類は見直すべきときに
来てると思います。
ただ、前にすすんだものが稼げる、勝てる？
おそろしい社会において
このブレーキ機能を社会自体の自浄作用に
任せるのはもう
不可能ではないかと
私は思い始めて来ています。
このブログをよんだ
生徒から
じゃあ先生はなんで
そんな沢山授業をするんだ？
余暇がないじゃないか？
消費をして社会貢献をしてないじゃないか？
と
突っ込まれそうですが（笑）
「働き者が素晴らしいというのは
奴隷の道徳」だと言いました
要は奴隷を使う側に
とって都合のいい
洗脳の思想だということです。
人を使う側の人間が
働かなくて済む
その分を勤勉に働く労働者こそ
えらいんだ！笑
という思想です。
こういう話は
私もブログで沢山書いてきました。
「貯金は正義、借金は悪」
みたいな
世の中の仕組みとは真逆の負け組
思想みたいなものもそうです。
為政者にとって
こう思ってくれると滅茶苦茶都合が良いのです。
ラッセルは
怠惰であることを薦めます。
でも当然ぱっと思いつく反論として
怠け者が増えれば
どんどん社会は落ちていきますよね……
この意見に対して
ラッセルは人間なんて4時間毎日働けば
社会は回る
余暇を十分に使えない人が多い方が
社会、文化は衰退するんだと言います。
この4時間労働には根拠があって
「まともな社会」で
あれば、テクノロジーが進めば
必然的に余暇は増えますよね
例えば
洗濯機が出来ただけで
一年の人の余暇は劇的に増えました。
今の我々の
超便利社会、この社会が真っ当であれば
もう人は一日1時間労働でいいんじゃないか？
くらいに昔より文明が進んでいるんです。
ただ、現実は逆ですよね
便利になれば便利になるほど
忙しくなる
この異常性に我々は気がついた方がいいです。
そもそも
忙しくなるなら
それは便利になったと言えるのか？問題です。
空いた時間は何に使われるか？
それは他の仕事のために使われてしまっているんです。
そしてそれはなぜか？
商品で言えば商品の単価を安くするためです。
労働者の給料は労働の大変になった分なんて
絶対上がりません。
ラッセルは労働より
消費が大事だと言っています。
消費が雇用を産み社会が回るからです。
ところが
現代人は働き過ぎていて
余暇は身体を休めるために使うだけ
お金を使う時間すらない
これでは経済が回るはずはないと
数学者のラッセルは言うのです。
この話をしだすと
もの凄く長くなるので
やめて、私の簡単はお話をここで
いれさせてもらうと
簡単に言うと「無駄な価格競争」が
私達を不幸にしています。
例えば
世の中に歯磨き粉が一種類しか
なければ
決まった値段で
それを満足して皆が使うわけです。
ところが資本主義で
競走が起こる
そうすると色々なフレーバーの歯磨き粉
安い賃金と労働時間で
商品の価格を下げた歯磨き粉
こういう争いが生まれ
結果どうなるか？
店には無数の歯磨き粉の種類が並べられ
労働者の賃金はさがり
労働時間は長くなるんです。
これを社会全体で見たとき
世の中はよくなっているのでしょうか？
慣れの問題というのがあります。
歯ブラシは自分の手でやれば十分ですが
電動歯ブラシなるものができて
それに慣れてしまったひとは
手で磨くことが非常におっくうに感じられるかも
しれません。
でも、こうした余分な意味の無い
人間の「楽さ」が社会全体に
無駄な競走を産み
便利になっても、科学がすすんでも
一向に
ゆとりのある生活ができない
好きなことに時間が割けないという
ことなのだと思います。
労働の重要性が増しすぎたからこそ
私達現代人の主要な哲学は
これをやったら「お金が稼げるのか？」
「自分の利益になるのか、役に立つのか？」
になってしまい。
これを突き詰めれば
ラッセルの奴隷の哲学が肯定される
世の中になるわけです。
そうしてどんどん幸福度は下がっていく。
精神を病んで自殺する人が増える
のです。
現代人の趣味や
私の生徒の勉強の姿勢もそうですが
全てが
受動的な
誰かが与えられたものを享受する型に
なってしまっています。
それは労働をしすぎて疲れるからです。
ユーチューブを見る、音楽をきく……
全てが受動的に偏り過ぎています。
勿論
これらの趣味を否定しているわけではなく
能動的な何かをするということが
無くなってしまってることが問題だという
ことです。
創造は、常に能動的なものです。
私が毎日ブログを書くのが趣味みたいなもんです（笑）
基本的に現代人は疲れすぎています。
社会の奴隷なので
歯車なので
病院に行っていろいろ診てもらうのも
実はそうです
病院というシステムの歯車になるように
通院しているようなもので
これは入院してみれば痛いほど分かります。
よっぽどの奴隷レベルの高い人以外は（笑）
AIだなんだって言ってますが
この行きすぎた奴隷社会つまり資本主義を
本当は人類は見直すべきときに
来てると思います。
ただ、前にすすんだものが稼げる、勝てる？
おそろしい社会において
このブレーキ機能を社会自体の自浄作用に
任せるのはもう
不可能ではないかと
私は思い始めて来ています。
このブログをよんだ
生徒から
じゃあ先生はなんで
そんな沢山授業をするんだ？
余暇がないじゃないか？
消費をして社会貢献をしてないじゃないか？
と
突っ込まれそうですが（笑）
2024-05-08 18:35
nice!(3)
コメント(3)
バモス！
by お名前（必須） (2024-05-07 21:52)
能動的な趣味が欲しいです…
ブログはおすすめですか？｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡
by 無趣味 (2024-05-08 00:28)
自分で小説を書いてみるのは
どうでしょうか？
人間誰でも
1作や2作は小説が書けると
思います。
それ以上
書くには小説家として技量が必要でしょうけど……
by 物理屋hν (2024-05-08 23:56)