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稲垣潤一 TRANSIT [アートと私]

「アートと私」の第一回です。
このコーナーでは、私のおススメの音楽や絵画、小説
果てはサブカルチャーに至るまでを
ご紹介したいと思います。

第一回は歌手稲垣潤一さんのアルバムTRANSITです。
このアルバムは私が中学生の時に買ったアルバムで、
稲垣潤一さんのアルバムの中では最高傑作だと今でも思います。

稲垣潤一さんは「クリスマスキャロルの頃には」で大ヒットを
飛ばしましたが、私はそれより前の作品の方が圧倒的に好きです。
そのベスト盤がTRANSITです。
このアルバムは16曲×二枚組みの計32曲の入ったベスト盤です。
それで3800円はかなりのお買い得です[わーい(嬉しい顔)]

特に私は二枚目のDISC2の方が好きで全曲素晴らしいと思います。
特に雨の中、車の中でかけると最高です。
また、電車の中で周りがうるさい時に聞きながら仕事をすると
はかどります。

この中から私が特に好きな曲をいくつか紹介します。
基本的に恋愛の曲が多いのですが、
ただの恋愛の様々な心の機微を描いた曲ではありません。
この頃の稲垣潤一さんの曲は
情景描写を詩的に丁寧に描いていき、その情景から歌詞の中の
主人公の様々な気持ちを描いていくというものが多いです。
その詩がボーカルの稲垣潤一さんの声と、曲とで
綺麗に一つの作品にまとめあげられています。

選ぶのが非常に難しいのですが、このアルバムの中から
何曲か私の今好きな曲を紹介したいと思います。
面白いことに好きな曲は私の年齢や聞いた回数によって大きく
変わってきました。

「P.S.抱きしめたい」
この曲は昔から好きです。
夜明けの砂浜で一人
別れた恋人との思い出に浸る歌なのですが、
切ないメロディーがたまらない名曲です。

「1969の片想い」
高校の頃(1969年)片思いをしていた彼女が20年経って(1989年)
都会から帰ってくるという歌です。
私が中学3年くらいに聞いた時にはなんとも思いませんでしたが、
20年も片思いで待っていられるでしょうか???
私が大人になって純粋な心がなくなってしまったせいか[がく~(落胆した顔)]
これは奇跡のような話だと思ってしまいます。
3年くらいが限度じゃないでしょうか~[わーい(嬉しい顔)]
と思ってしまう歌ですが、コマーシャルにも使われたポップな曲です。

「君に逢いたい午後」
この歌は付き合い始めたドキドキ感が
絶妙に表現された楽曲です。
初夏の週末、逸る気持ちを抑えながら車で
彼女に会いに行くシーンが描かれています。
聞いていて清々しい気持ちが残る曲です。

他にもMisty Blue 1ダースの言い訳などなど
DISC2は好きな曲が沢山あります。

DISC1の方も70年代の香りがしますが
いい曲ばかりです(最初の5曲が特におススメです)

大体アルバムを買うとあまり好きではない曲も入っている
ものですが、このアルバムはすべての曲の完成度が高く
そんな気持ちにはならないアルバムです。
稲垣潤一さんのアルバムでは「WILL」もおススメです[わーい(嬉しい顔)]



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