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力がついた実感がない [受験]

今年
東大理三を受ける生徒……

(^u^;)ハァハァゼェゼェ…
最近多いなあ
国立医学部……
ちょっと休みたいなあ[あせあせ(飛び散る汗)]

今のところ
順調というか
基礎をしっかり固めている
ところですが

本人曰く
力がついてる 実感がまるでない
らしいです。

模試の点数は上がらないし

上がらないのは理解してる
みたいです
彼曰く
自分が100頑張って
相手が90頑張ったら
10ずつしかつまらないので
それは追いつけないと……

結構焦っていて
メンタル的に良くないですね
こういうパターン

なにがよくないか……って
こういうタイプの考えや 性格が良くないです。

本人にも言いましたが
これが負け組の思想です。

やってもやっても
力がついた実感がない
模試で点がとれない
苦しい

そう考えるということは

逆にもし
力がついて
おもったより点数が取れてしまって
A判定だったばあいに
今度は逆に油断しまくるんです
怖いのは
本人が無意識のうちに。

要は 短い期間で結果を求めてる わけです。
その結果が良ければ
喜びすぎて油断し
このままやっていけば何とかなる
なんて思うんです。
そして結果が悪ければ
だめだ
全然伸びてない
やり方を変えないと……

みたいに
バタバタしだすのです

例えば受験が
短期間勝負であれば
それは理解できます。
実際やばいでしょう。

でも
1年後
試験当日にどういう状態で
仕上げてあるか
どういうメンタルで望めるか?
それだけなのです。
364日ボロボロでも
365日目に合格点をとれれば
それで合格です。

この受験システムが理解できて
ないのです。
ですから模試でやった
A判定だ!って夏とか秋の模試で
成績をとっても
本番受かる保障でもでもなんでも
ないです。
逆にD判定でも。

気持ちはわかります。
長い勉強で
何かしらの成果や喜びが欲しい
でも
それは実際は本番の結果とは
何も関係ないことを理解して
おかないと
本当に
こういう性格の人が1番
受験はうまくいきません。

あくまでも
本番で
どう点数をとるか?結果をだすか
それを逆算していけば
ひとそれぞれ
戦略は異なりますし
別に模試で悪くても良くても
関係ないです。

また
実感があるか、ないかも
非常に危険です。
特に道半ばで感じるものは
受験が終わって試験をうけて
ああ
頑張ったな
力がついたな
やるだけのことはやったな
と思うのはいいですが。

まあ
実際昨年度は
東大理三、京大医学部
W合格しましたが
二人とも直前まで
かなりやばい
落ち確
みたいな感じでした。
模試も悪かったですし。

でも最後の最後
本番で結果を出せば勝ちなのです。

もう
ウィンブルドンの予選が始まってますが
テニスでも同じですよね
前哨戦とか
負けまくってる選手が
大活躍することの方がむしろ多い大会で
それを番狂わせと言われていますが
男子なら
前哨戦は3セット
本番は5セットマッチですし
いかに本番に合わせた
戦いかた、調整をしてきたかで
全く結果は変わるんです。

受験は
どういう種目か
それは本番一発勝負でしっかり
合格点をとればいいのです。
それまでの模試の点数とか
学校の成績
意味がありません。
受験においては。

その一発を決めるための
準備を
安定した気持ちで
淡々とやっていくのがなにより大切なんです。
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