追い込みの時期

なんだか最近…
色々話を沢山してくる生徒がいます。
まあ受験も近いので不安だろうから
結構付き合って聞きますが…
その辺の歯止めがきかないというか
永遠話続けますので…
それはそれで私の授業が全く進まなくなり
困ります。
かと言って聞かない訳にもいかないですし
本当に大ジレンマな訳です。
でも話をしたところで実質何も変わらないので
とにかく前に進む勉強をしないと
ということを理解して欲しいです。
聞かされる私も疲労度が尋常じゃないですし。
ご家族に聞いて頂きたいと思うくらいで。
これがプロ家庭教師のお仕事…ではないです。
ただただ私の精神に異様な負荷がかかります。

「入試なんて一回勝負ですし
模試で何判定だから受かる落ちるも
ないです。
本番調子が悪かったり良かったり
得意なところが出たり苦手なところが出たり
何かにはまったり
計算ミスをしたり
色々ありますが」それで落ちたり受かったり
ということも実際現実にはあります。

本番で何が起こるか
そういう不安要素なんて永遠に消せないのです。
ですから考えても無駄というか
考えれば考えるほど不安要素なんて出てくるものです。
普段の生活で交通事故に合う確率とか
強盗に入られる確率とか
天災にあう確率とか
そんなことごちゃごちゃ全てのリスクを考えて生きてないですよね。
なるようになると思ってますし
起きたら考えますし。
ある程度のことを考えておくこと
備えは必要ですが
それに対する不安は無駄です。
もうしょうがないです。
やるだけやって無理なら。
何事もそうですが。

ごちゃごちゃ考えすぎて
やるだけのことをやれずに
失敗した方が絶対後悔します。
それは受験が近づけば不安もあれば
諸々考えてしまうのは分かります。
でも…百万回不安を感じても現実は何も変わらないです
現実というのはさっき言った
カギカッコの件です。
それはどうにもならない。
でも、同時にそれは皆に平等にあるリスクなんで
尚更考えるのは非効率です。
合格に近づくには努力しかない。
アスリートと同じで
しっかり戦える身体にして
本番の試合を迎え
ベストパフォーマンスができるようにしましょう。
もう
それで落ちたら仕方ないです。
そう割り切れるかどうかが
勝負に勝てるかどうか
だと
私の人生経験で思います。

野球でピッチャーなんてやってると
そんな勝負の連続です。
負ければ投手のせい
諸々のプレッシャーがある訳です。
でも逃げたら勝てないです。
開き直って死んだつもりで勝負をしないと
特に追い込まれた状況は打開出来ません。
受験でももう今から教えても理解できないだろう
ということは思い切って捨てます。
それを直前に不安だ不安だ言われても
もう捨てた方がいいと、私は言います。
教えたところで短時間で再現できるようになる見込みもなく
そもそも、そこが出るのかも分かりません。
確実に出るわけでもないのに
出来ないから不安で…みたいなことをやるより
出来ることをしっかり固めて
それで、出来ないところが出たら仕方ないじゃないですか。
それを分かって欲しいです。
有限の時間内で
優先順位を持って取り組んでるわけで。
とにかくキリがないんです。
不安なんていくらでも増幅可能です。
執着が過ぎます。

執着があるうちは死ねない
死ねないと勝てないです。
勝負事はそんなものです。