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心情的差別偏見を超えるには [雑感]

前前回のお話の続きですが

心情的差別、偏見は
仕方ないんだと言いました。
言うなれば個人の感情に
由来する
動物の本能に由来する
ものなので。

これを
「差別だ、差別だ!」
「本当は自分たちはそんなんじゃないのに
偏見を持つな!」みたいに
言っても無駄なんです。

そのベクトルでは
解決しないことは
実はアメリカで
もう示されてるんです。

私は
NBAが大好きで昔から見ていますが
マジックジョンソンとか
マイケルジョーダンみたいな
黒人選手は
実は白人文化に
いい意味で阿るというか
白人らしい振る舞い
変なスラングは使わない
丁寧、非常に紳士的に……等々で
個人として
つまり
普通の黒人とは異質のものとして
白人文化に認められていったんですが

そうではなくて
ヒップホップ
タトゥー
スラング
諸々の黒人文化を
そのまま持ち込んだ選手が
2000年代に出てきたんです。
それが
アレンアイバーソンです。
私が長年NBAや
メジャー諸々見てきて
彼が1番最初だと思います。

私とほぼ同い年なので
親近感もあって
詳しいのですが
彼が黒人文化をスポーツに
つまり
バスケ、アメフト、メジャーリーグに
そのまま持ち込んで
それを
自分の活躍と言動で
認めさせた
最初の人だと
私は思います。

それ以降
さまざまな素晴らしい
「黒人らしい」
黒人選手が出てきて
昔の私の青春時代でいえば
例えば
タトゥーをしてれば
マフィアか、ならずもの
みたいなイメージが
アメリカにも
あってのですが

今のNBA見てください
白人、色々な国の人
ありとあらゆる人が
様々な信念や
諸々の守りたいもの等を
タトゥーしていて
メジャーでもアメフトでも
テニスでも
タトゥーだらけです。

アインアイバーソンの後
次々と表舞台に出て
「黒人文化のまま」大活躍した
多くの黒人によって

タトゥー=悪人
ヒップホップ=悪人
黒人=悪人
みたいな
イメージは完全に
吹っ飛んだです。
今や多くのアメリカ人が
「かっこいい」と思っています。
respectされています。

ですからアメリカ人には
日本人が
これらを見るのとは
全く違うように見えているんです。

ただ
日本でもラップが流行ったり
黒人文化はどんどん
認められるようになって
きました。

それは
多くの黒人の人が
心情的差別偏見を打破して
きた結果なのです。

これが非常に大きな
モデルケースで
心情的差別偏見というのは
ひとりひとりの
対象になる人が
ちがうんだよ ということを示し続ければ 氷解してしまうんです。

差別だ、偏見だ ギャーギャー騒ぐんじゃなく その人の生き様を皆 コミュニティの人は見てるんです

ですからもはや
アメリカでタトゥーが怖いとか
タトゥーをしていたら
悪人だとか
そういう
心情的偏見は
ほぼなくなっています。

日本の刺青も
かなり印象が悪いですが
これも
和彫りを背負った聖人みたいな
人が沢山現れれば(笑)
どんどん変わっていくんです。

刺青に日本人がまだ
多くの悪いイメージがあるのは
悪い人たちが
刺青をして犯罪行為等をして
きたらからです。

全ては
その文化を背負った人が
どういう行動をしてきたか
によるんです。

ここで注意点があります。

どんなかっこうをしても
どんな自己表現をしても
それは自由が保障されてますが
絶対忘れてはならないのは その自由と共に 結果の責任は自分が負わないと だめだ、ということです。

自分がかっこいいと思って
奇抜な格好をすれば
コミュニティから
ある心情的偏見、差別の目で見られる
それは当然のこととして
理解して
自分がおかしいと思われても仕方ない
のです。

結果責任を自分で負えれば
その条件において
私は自由だと思います。

こいつはおかしい
へんな格好してやがる
いじめてやる
みたいな感じでいじめる人が
いても
勿論
暴力もろもろは警察案件ですが
そういうリスクが高まっても
しかたない
それは自己責任だから
それを
相手のせい、つまり加害者のせいに
全てしてはいけないよ
ということです。

分かりやすく言うと
私が
家に鍵をかけないで外出したとします。
空き巣に入られました。
これは100%空き巣のせいでしょうか?
私の危機管理がなっていない
部分も多分にありますよね。
鍵をかけるか、かけないかは 私の自由、他人にとやかく言われる問題じゃない。
でも
その結果
空き巣に入られたら
泥棒は泥棒で勿論犯罪ですが
被害者である私にも絶対に 結果責任はあるということです。
自分の自由で鍵をかけたくなかったので。

今は
世の中おかしくなっていて
なんでも
被害者が可哀想
被害者が可哀想っていう
とんでもない無知な人が増えています。
本当に色々
立て直さないと……
当たり前のことが
当たり前でなくなる

だから
生徒から
刺青いれたいけど
どう思いますか?
っても言われたら
私はこの話をします。

入れるか入れないかは
私に聞くな。
個人の自由だから。
でも、その結果
責任は自分で負えよって。
刺青をしたことによって
日本で
普通の人にどう思われるかとか
公衆浴場に入れないとか
プールにいけないとか
そういうものは
全て自己責任で
その責任を負う覚悟があるなら
どうぞ、ということです。

それを刺青をいれて
「日本は理解がない~」
「未だにタトゥーに対して無知だ~」
「世界中でやってるのに~」
とか
ぐだぐだ被害者ぶるな!ということです。

その時に
社会の偏見がなんだとか
騒ぐなよって
それを騒ぐくらいなら
自分の行動で 刺青の社会の イメージを変えさせてみろ
っていうお話です。

日本で仮に中国人がおかしな
イメージを持たれてるとすれば
過去に悪いことをした中国人が
多かったからで
そう思われるのはしかたないんです。
それを変えていく
日本社会に認めさせる行動を
中国人がとり続ければ
この心情的差別偏見というのはなくなり
むしろ
いいイメージで見られるようになるのです。

これが
心情的に差別偏見を超える
最良か唯一の方法であり。
私達には
確かに色々な自由が保障されて
いますが
その自由を行使するなら
その結果まで責任を負え
何か起きてもぐだぐだ被害者ぶるな
ということです。

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ジャニーズの国際的大犯罪 [雑感]

ジャニー喜多川さんの
child abuse問題が
国連人権委員会でも
取り沙汰されてますが
これは
もし
人権というのが日本で本当に
重要視されているのならば
とんでもない
国際的大犯罪です。

ただ
私は先日
書いたいじめの問題に
関連して
この問題を論じたいのですが

ジャニー喜多川さんが
そういう少年に対して
性犯罪をしていた
そのための寮があったというのは
かなりの人
業界の人なら殆ど知っていたでしょうし
ジャーニーズで働いてる人は
皆知っていたと思います。
一般の人も知ってる人は知っていた。
ジャニー喜多川さんがゲイで
自分の会社を自分の性欲を満たすために
使っていたというのは
周りの人
テレビ局もマスコミも
ありとあらゆるところが
知っていて
野放しになっていたと思います。

この傍観者の人たちは
ジャニー喜多川さんや
周りの取り巻きに責任があると
報じて後は知らん顔ですが
これが本当にいじめの
構造と同じです。

それに
私が思うのですが
みなさんおそらくこのことは
触れないですが
長年に渡る無数の被害者の
少年の人たちも
実は多くは
この事実を知っていて
それでもジャニーズに入ってるのでは
ないか?と
私は思うのです。

こんなに周りや
一般の人までが噂をしていて
何も知りません
何も分からなくて
ジャニーズに入っていた
中にはそういう人もいるかも知れませんが
知らない人の方が
少なかったのでは?と私は思います。

ここが
この問題の根深いところで

なんだか
ジャニー喜多川さんが亡くなってから
欠席裁判を行うことで
被害者も傍観者もジャニーズ関係の人も
このことを
軽く終わらせようと思っているかの
ように私には見えます。

昔から
そういう噂があって
いろいろいった人もいると思いますが
当然マスコミは全てそれを
シャットアウト
業界全体で
ジャニー喜多川さんの犯罪行為を
助長していたようしか
私には考えられません。

また
こういう国で
「人権」がなんだとか
マイノリティがなんだって
言うのもおかしな話で

普通に
考えてとんでもない
人権蹂躙ですよね……
それが
社会全体で
傍観者であったり
触れないようにして
サポートしたりして
何十年も守ってきた訳です。

そういう国なの?っていう……

これはもう
ジャニー喜多川さんが亡くなってることで
刑事責任は問えませんよね
レイプを前科どれだけやったか????
しかも少年を……

それを黙って見てる人間が 無数にいたという事実
これが私は1番怖いですが

これで
のうのうと
普通に何もなかったかのように
ジャニーズ事務所が
やっていくのだとしたら
本当におそろしい話です。

普通にオウム真理教事件レベルの
お話です。


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