SSブログ

文法について [雑感]

私のような
生徒、学生の場合
文法なるものが
あると嵌まってしまいます。

それは
数学や物理に近いから

つまり
あるルールを
覚えてそれを現実に適用したり
そのルール自体を探求したり
するからです。

私は
英文法
海外の学者の本を
大学の時に趣味で非常に沢山
読みました。

そもそも
日本人が書いた英文法の本……て
(^0^;)
アメリカ人が書いた
国文法の本みたいな感じで
nativeにしか分からない
「感覚」みたいなものが
分かるのかな?みたいな
疑問があったからです。

それで
沢山の文法書を読んで
それぞれが
5文型だとか
12文型だとか
22文型だとか
もろもろの解釈で
英文法を描いており
私も
自分なりの英文法を作って
それで
今も生徒にそれを元に教えて
いますが……

忘れてはならないことは
こんな
文法より先に 実際に使われる言語 使われてしまう言語と言った方が 正確か が存在するということです。

これは
物理ができるようになるには
みたいな
記事で書いたように
物理は
あくまでも
自然を
人間が存在もしない
概念、公式、法則……を
作って
ある一部でも
解釈する
というものでした。
まあ
そういうゲームなんだと。

だから別に
自然に電流なんて存在しないし
それがなければ
オームの法則もない……
電流がらみの全ての公式
法則は存在しない
でも
そういう
プラスからマイナスに流れる
水みたいなものを仮定することに
よって
世界の一部の減少が
それで説明出来る
未来が少し予想できるという
ことなんです。

文法も同じ

実際は世の中に
国文法なんてないです。
今の日本語の文法って
最先端の研究では
私達が中学くらいに習う
古典文法からパクった
活用を使うものではないです。
かろ、かっ、く、い、い、けれ
みたいな(笑)

これも
日本語は普通に色々話されているけど
それを
ある程度のルールで解釈したら
こうなるのでは?という
一つの学説に過ぎません。
物理と同じです。

私達は
生まれたときに国文法を学び
それにしたがって
日本語を駆使している
わけではありません。
むしろ
現代の最新日本語文法なんて
知らない人の方が圧倒的
多数だと思います。
それでも
普通に生活できてますし(笑)
なんら困らない。

ですから
当然
話されてる
使われてる
言語ありきで
それをなんとか
ルール化できないか?というのが
文法であって
文法でなんでもわかる、できる
わけではありません。

まあ
完璧な文法が存在しないから
諸説あるわけですが……

英語とか外国語を学ぶときに
私は大きな誤解をしている
人がいると思っています。
つまり
文法さえ覚えれば大丈夫
英語なら英語で
習った英文法の元に
完璧に運用されている
みたいに……

そんなことは
全くありません
至極当たり前のことですが

そう解釈し得るということです。

日本語の国文法によると
「信ずる」が正しい終止形ですが
みなさん
「信じる」とか
普通に使うというか
むしろこちらが主流なわけです(笑)
こんなこと挙げればキリがないですが
まあ
それは例外にしたり
触れないようにして(笑)
文法が成り立ってる感をだしてるわけです。
でもまあ
現実は違いますよね。
元々間違えでもどんどん「使われていれば」
そちらが正しくなる
「独擅場」どくせんじょう

漢字と読みを間違えた
「独壇場」どくだんじょう

皆さん普通に使ってますよね
辺と読みを間違える
とんでもない視力ですが(笑)
「登竜門」とうりょうもん

もう
「登竜門」とうりゅうもん
で間違えてるけど
OKなわけです。

英語でも
こんな例は無数にあります。

だから
現在日本で習っている
英文法で全てがわかる
英語が分かる
なんていうのは妄想に過ぎません。

英文法も一つの解釈なのです。
ですから
成り立たないことも
その理論では説明できない
こともある。

極めて当たり前のことですが
あまりに
文法に傾倒しすぎると
古文でもそうですが

全てを瀕死の疲労度で
品詞分解して……って
なるんです。
日本人で
日本語……品詞分解しながら
使ってる人
理解してる人いますかね
いたらヤバい人か
専門家の職業病ですよね

なにしろ
この私のブログも
古い国文法に照らすと
間違えだらけですので(笑)

でも
そんなこと、コメントで指摘してきたり
いろいろいう人なんていないですよね?
よっぽど間違えない限りは

文法はそういうものです。

それをしっかり理解して
勉強しないと

本来英語を使えるようになるのが
目的である
英語学習において
とんでもない狭いどこかの
another worldに
飛ぶことになるので
気をつけて欲しいです。
nice!(2)  コメント(1)