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おすすめの問題集 [受験]

今日は本当のことをいいます

最近年度の初めだからでしょうか……
「東大を目指したいのですが
おすすめの問題集は何か?」
みたいな
コメントが結構来ておりますが……
(チビマルのコメントと一緒に
消してしまいましたが(^0^;))

おすすめの問題集は存在しないです。

私が丁寧に説明するのが面倒
相手を適当に納得させるためだけに
いい加減に言うのならば
一般論でいいと世の中にされているものを
適当にいいます。

「東大を受験したいんです」
「英単語「鉄壁」をどうぞ」

みたいに

でも依然生徒と話し合って色々「鉄壁」を
見ましたが結構な間違えが入っております
ある一定レベルを超えたら
採点に響くような。英作文等々で。
それをおすすめできるか?なら他はどうか……というと
皆多かれ少なかれ問題はあるんです

私がこれが完璧と思った問題集はないです
ある問題集のいい部分というのは
勿論それぞれあります。
ですから、部分的に私の授業では美味しいところを頂く
みたいな感じでやっていきます。

この
問題集側にある問題が一つ

そしてあとは
使う側の問題ですが
人それぞれ抱えている問題点は違うわけです
その生徒のどこを直せばいいのか?
受験という有限の時間の中で
それが大事で
問題集の紙面の中にその答えが存在するわけでは
ないです。

何か、日本の勉強って
「ある神的な参考書問題集が存在して
それをしっかり写経のごとくやれば
合格できる」
みたいな神話があると思います。
これは資格試験とか認定試験の類いはそれで
OKなのですが
今の時代の入試って
もはや違う競技ですよね?
これを理解できないと
受験で進む方向を誤ると思います。

この影響かときどき
私が授業で基本問題集みたいなものを
やってくれとか
買ってくれとか
言ったときに嫌がる生徒や親御さんがいるのですが
「自分はこんなレベルなのか」とかで……

そういう次元の問題ではないんです

ある問題集が出来るようになったから
実力がつくのではなく
実力がついたから
ある問題集が出来るようになるんです。

私が購入をお願いしていく問題や
自分で切り取ったプリント等は
一般論ではなくて
この生徒のまずこの部分を直したい
それならこの問題を使おう
みたいに
全てに目的意識があるんです。
一冊の問題集を仕上げることが善みたいな
考えは完全に間違えてますし
非効率です。

ソフトとハードで考えてもいいのですが
ハード側に問題があったら
どんな優秀なソフトをインストールしても
さほど変わらないということです。

ですから
結論としては
私が責任を持って言えるおすすめの問題集や
勉強方法、塾予備校はないです。
三ヶ月くらい生徒を見て
その生徒の色々な部分が見えてきて
志望校があり、その志望校までの残り時間があって
それで初めて
その生徒のその瞬間
「おすすめの問題集」や「勉強方法」があるわけで
一般論はないです

人それぞれ
合う合わない
得意技能も違う
目標も
必要とされてることも違う

この中で
流石に一般論はないです。
一般論で言えといえば言えます
ネットで調べて(笑)
でもそれはあまりに無責任ですよね

ですから
皆さんには無責任に聞こえる
「そんな問題集は存在しない」
「個人個人色々違う」というのが
本当は誠実な答えです。

ですから
このブログを初めて14年、15年目でしょうか
わかりませんが
一度もおすすめの問題集を書いたことはありません。

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