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R20インフルエンザ(コロナも)なぜ毎年流行るのか? [雑感]

真実が必ずしも人を幸せにするとは限らない
Byブッチー

今日は大人の事情の記事なので
成人でない方は読まないようお願いします。

毎年流行する「季節性インフルエンザ」は
昔パンデミックを引き起こした
H1N1(Aソ連型)とH3N2(A香港型)と
B型のどれかです。
それで…不思議なことがありますよね。
どうして同じ亜型である
インフルエンザに、抗体ができてるのにも関わらず
毎年毎年かかり続けるのか?

これはコロナも同じなんですが、
RNAウイルスっていうのは
受験生で言いますと、ケアレスミスの王様なんです(笑)
答えがあってるのか
ちゃんとできたのか、確認もしない(笑)
DNAウイルスはするのに…

それで細かい変異が
もうたくさん起きてるんです。
うーん
細かく話すと授業3時間くらいできますので
本当はインフルエンザが感染して発症するまでの仕組みとかも
書いた方がいいんでしょうが…大人なので
各自教科書かネットで
(^◇^;)調べて頂いて
その中でHA開裂というのが
大切で、これをやらないとインフルエンザは増殖できません。
その開裂ができるタンパク質分解酵素が上下道や消化管があるので
そこからインフルエンザになるわけですが…
脅すつもりは全くないですが
そんなに遠くない将来にH5N1の
高病原性トリインフルエンザのパンデミックが起きます。
この高病原性というのは厄介で
さっきのHA開裂に必要なタンパク質分解酵素が
全身のほとんどの細胞が持ってしまってるんです
( ̄◇ ̄;)
ですから全身どこででも
感染発症してしまうという…それはそれは厄介な奴です。
私の普段のインフルエンザ対策も効きません。
このパンデミックはもう確実に来ます。
確率的に。
確率といっても
地震とかとは違って、確実に導火線に火がついていて
予測される簡単な未来です。

…で
簡単に言いますとなぜ毎年毎年かかるのか?
抗体があるのに。私の生徒で3打席連続ホームラン
じゃなかった、三年連続かかった猛者がいますが(笑)
これはRNA ウイルスっていうのは宿主に免疫攻撃を受ける度に
変異を繰り返すからなんです。
大まかな分類で私たち〜型とかやっていますが
実際は細かい変異が絶えず起きて
それで毎年インフルエンザに皆さんかかります。
コロナも同じ仕組みなので
同じようになってしまうのです。
…でワクチンができれば…とか言われていますが
このRNAウイルスにワクチンは…皆さん今までの話を聞いてくれば
分かると思いますが、役に立たない訳ではないですが
そんなに有効ではないです(大人の表現)
現実に毎年かかって、ワクチンで全くインフルエンザを止められませんよね。
コロナも同じです。ワクチンができれば…って思ってる人がいるかも知れないですし
その夢を砕きたくはないですが
あまり大きな効果はないです。RNA ウイルスには。
ケアレスミスの王様なんで(笑)
ワクチンを打ったところで、もう絶対古い株。
だから効果はないです。
(あ、言っちゃった)

DNA ウイルスには本当に効果的です。
ワクチン。
天然痘
絶滅宣言が出るくらい
なくなりましたよね。
これはコピーミスが少ないのでワクチンと
実際に流行ってるものの差がないので
劇的に効くんです。

普通コピーミスがあったら修復するんです。
ですから私たちは細かい変異を遺伝することがないですが
RNAウイルスは間違ってもそのまま放置
チェック機能がなくて変異がそのまま固定されちゃうんです。
この変異が亜型を決めてるHAやNAの遺伝子で起こると…形がわずかに
変わり、ワクチンが効かなくなるんです。
だから毎年毎年インフルエンザの流行は起こる、
運が悪ければ何回もかかります。
それで、この突然変異自体はコピーミスなんで
色々なウイルスで起こるのですが
インフルエンザって特に起こりやすいんです。
新型が出来やすい。

うーん
長くなるので簡単に済ませたいですが。
インフルエンザはシャッフルみたいな
ことが起こるんです。
これがこれが嫌なシステムで(^◇^;)

私たちに普通、トリインフルエンザは移りません。
当たり前ですが。
ところがトリインフルエンザは豚には移るんです。
そして…ヒトのインフルエンザも豚に移る…

ここでカモちゃんの登場です。
鴨です。
鴨って言うと何を思い出します?
矢鴨!古いか(笑)
鴨南蛮、鴨がネギを背負って…

いやいや
もう鴨ちゃんはインフルエンザ大魔王なんです
( ̄◇ ̄;)
鴨に感染するインフルエンザからは何と!
HA、NA全ての亜型が見つかっているんです!!!
( ̄◇ ̄;)( ̄◇ ̄;)( ̄◇ ̄;)
しかも鴨ちゃんは
全然無症状。街でインフルエンザに苦しんでいる
鴨ちゃん見たことないですよね?
今日もうちの近くの用水で優雅に泳いでました(笑)
(コロナでもこういう人が運搬者ですよね)
インフルも鴨ちゃんは色々なところに運んでくれるから
鴨ちゃんの細胞内では大人しくしてるんです。
ずる賢い奴め〜(笑)

このなんでも持ってる鴨ちゃんから
豚にあるインフルエンザが移ったとします。
そして、同時にヒトインフルエンザウイルスが
豚に移り
同じ細胞に入ったとします。
それぞれ8本のRNAがあり
合計 16本のRNAの中で交換が起きるんです。
シャッフル。
(詳しい仕組みは生徒に授業で言ったりしてますが略で
(^◇^;))
それで全く新しい型のインフルエンザができる
ワクチンも効かない。
今まで全然そうじゃなかった生物が宿主になる。
それでパンデミックが起こるんです。

ちょっと違いますけど
新型コロナのコウモリも似たようなお話です。
新型コロナについてはまだ研究段階ですが
インフルエンザは付き合いも長いので
よく分かってます。

インフルエンザには今まで書いてきたような
複数の突然変異の方法を駆使して
宿主の免疫細胞に攻撃されると
少しずつ選択され進化していきます。
(生物では選択圧と言います)
私のアベノマスクは洗濯圧で2分の1になりました( ^ω^ )

だからインフルエンザには有効なワクチンが実際はできてないです。
それで毎年流行る。
実はコロナも同じ。
だから、ワクチンができて…コロナが収まる
というのは
こんな時期に書くのもなんですが
幻想です。 
巨大市場ができてますので
一定の効果はあることになっていますが…

大人の皆さんに問題です。
インフルエンザ
ワクチンは巨大市場になってます。
沢山の雇用があります。
医学にはお金が必要で、何かしらで利益を
上げないと研究ができません。他の分野でも。
で、RNA ウイルスが変異を起こしまくる
それなのに古くなった(その時点では最新ですが)ワクチンを
打つことに当然疑問を呈される。
これは大ピンチです。
それに反論するための研究は何をすればいいですか?
都合のいいことに生物は難しくて誰にもよく分からないです。
データを作って載せておけば大丈夫!
皆さん考えてください、っていっても
もうこれは世の中で実践されてます(笑)

まず…変異がまずいですよね
頻繁に起きまくってたら
そりゃワクチンは効かない
この回数が少ないことにしてみましょうか…
いやいや最近はゲノム解析みたいな厄介なものができました。
これでバレる。
じゃあ、ある程度ワクチンの効果には幅があると
いう風にしたらどうですか?
少々変異しても効くみたいな
そういう論文作ってみようか。
あと、個人個人で見たら
効果は少ないけど
社会全体、マクロで効果があるようにすれば?
マクロはデータでしか反論要素がないし
理論に勝てるから……
あとは今までの既存の理論の切り崩し
これができると効果大今のままでは誰が考えても効果はないので
実はちょっと理論が…みたいなの作ってみよう!
…というよな感じで
論文って欲しい結果の言い訳に書くのが生物系論文で
だからnature から4分の3は再現性がない
とか言われてしまう…年がら年中
説が変わる。

本当は
既存のもので作ったワクチンが変異に対応できるわけがない。
その証明はインフルエンザを止められてないことで
証明されてますよね。

私は基本インフルエンザワクチンは打たないです。
打つ時間がないですし
病院で他の風邪に移りそうですし
効果が……
でも、受験とかで
すごく気にされるご父兄がいる場合
その方々の精神安定のために打ちます。
ただ、運が悪いことにワクチンを打つときに
限ってかかっちゃう、私。インフルエンザに。
それは困ります( ;∀;)
勿論これはワクチンのせいでかかったわけではないです。
それは誤解なきよう。
インフルエンザのワクチンは副作用が
少ないので、私もごちゃごちゃ言わない訳で。
副作用が大きければ、この事実をR指定でなく話しまくります。
ワクチンがインフルエンザの変化に対応できないので
打ってしまってもかかるだけです。

研究にはお金が必要です。
ワクチンの利益は誰かが
儲けようと思ってるお金にはほとんど
まわってないと思います。
回り回って新しい研究に活かされてます。
宇宙科学でも時々やりますよね、宇宙人ネタ。
あんなの本当は誰も正しいと思ってないですが
皆さんの税金ですので少しでも興味も…
宇宙の写真だって、綺麗だなって思っていただけるように
盛りに盛ってます。インスタ映えです。
真実ではないです。
でも、そういうことをやらないと
研究というのは回らないのです。
こういうのは本当に個人の誰かの利益のためにやってない。
だから私も否定したくない。
研究って本当にお金がなくて
カツカツの中、工夫してやってるんです。
それを壊したくはないです。
セレンディピティという言葉があるように
科学の発見は偶然によるものが多いです。
その偶然を試すには、一見無駄な投資が必要です。
そして実際は無駄ばかりの中から
素晴らしい発見があるんです。
もしこの無駄を頭ごなしに
正論で否定したら、何も生まれません。

生徒にも同じことを私は言っています。
受験に役に立たないから、なんて理由で
勉強をしないものを作らない方がいいと。
いま、それは無駄かもしれませんが
それは将来の大きな糧かもしれないんです。
何かの自分の人生のきっかけを与えてくれるかもしれない。

ですから
なんでも正論を言えばいいというものではないです。
そこは目をつぶる。

これは子育ても同じだと思います。
なんでも目につく欠点を指摘すればいいというわけでも
大人が考える有用なものだけをやらせればいいというもの
でもないのです。
有用かどうかなんて誰にも分からない
分からないということが
その人の可能性があるということなんです。

(オマケ)
あ!誤解しないで欲しいのは
ワクチンは変異をしにくいものに対しては
極めて有効な手段です。滅茶苦茶効く!
そして変異の度合いによっては実際
効果が少しはあるのかもしれないので
それこそ100%の役立たずという訳ではないです。
でも、効果はあまりはないので
ちゃんとインフルエンザ対策を各自した方がよくて
ワクチンを接種したから安心ではないです。
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