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可能性を広げておく [受験]

私が生徒によく言うことがあります。
それは自分の人生の選択肢、可能性を
広げておくことです。
そのために
少しでもいい大学に入るとか
自分自身に思考力等の力をつけておくこと
が大事になってくるんです。

将来、自分が何をやるか
なんて誰にも分からない訳です。
その仕事をやってもいないんですから。
人からの伝聞と自分でやって体験してみる
のでは雲泥の差がある訳です。
若い頃は勝手な先入観で自分に向いてるだとか
向いてないだとか、面白いだとか
つまらないだとか
判断する訳ですが
その判断は九分九厘間違えています(笑)
そんな想像がつくほど世の中は単純じゃないです。
受験の物理の問題なら大抵文章を読めば
答えが想像ついたりするもんですが
実際の人生はそんな風な単純なもんじゃないです。
今流行りの
「事実は小説より奇なり」です(笑)
私だってプロ家庭教師をやろうなんて
思ってなかったですし
人に教えるのなんて怠いし
絶対にやらないと思っていたんですから(笑)

年齢や経験、その他諸々
自分の環境要因だとか
様々なことで
自分というのは変わっていく訳です。
あんなにラブラブな夫婦が離婚したり
犬猿の仲の2人が結婚したり
それはそれはもう人生
訳の分からないことだらけなんです。

そんな荒波のような人生で
頼りにになるのは
自分自身に何があるのか
何ができるのか
ということなんです。
自分が本当にやりたいものが
見つかった時
それを過去の努力不足による
今の力不足を原因に諦めるなんて
悲しすぎます。

色々綺麗事を言う方もいますが
明らかに未知のものを学習する力というのは
20歳までがピークです。
そこから先は
未知のものを自分で既知のものに
還元するように人は学ぶんです。

ですから20歳までに
なるべく勉強した方がいいです。
若者は若さの価値が分からないと思いますが
これは本当です。
私の生徒で学校に行くのが嫌になる中2から高1くらいの
生徒がいるのですが
その生徒たちは、体力を小6基準で考えてきて
失敗するパターンです。
中学受験の時になるべく通い易い学校を
私は薦めるのですが
元気な小6生徒と親御さんは
大丈夫大丈夫片道1時間ちょっとくらい
なんて
なーんて言うんですが
何の悩みもなく元気で、実際に満員電車に
揉まれた経験もない感覚で
考えるものですから大失敗するんです。
あんな小学生みたいな元気な時代
もう来ないんです。
体調が絶好調なんて人生で稀な出来事になります。
そして通うのが面倒になり
行かない正当な理由を探す脳内冒険がスタート
するんです。

可能性を未来のために広げておく
ということと
一見矛盾するように思えるかも知れませんが
確実なものなんてないです。
こんなことを書いている私が
明日事故か何かで死ぬ確率すらあるんです。
明日がある保証なんてどこにもないです。
(だから私は眠るのが嫌いなんだと思いますが(笑))
今日、今出来る最善のことを考えて生きて欲しいです。
可能性を広げるために、自分に確実なものを
身につけて欲しいです。

不確実性の中に確実に残す足跡こそ
人生と呼ぶのだと思います。


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