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どこまで解法を押しつけるか [受験勉強中学入試]

先日小学生の授業をしていたら
「先生(私)が教えた解法を塾で使ったら
塾で教えているように直せ
と言われたのですがどうすればいいでしょうか?」
という質問を受けました。
私は
「自分にとって解きやすい方法で解けばいいです。」
と答えました。

大手塾にありがちなことですが
たまにこういうおかしなクレームを言ってくる塾があって困ります。
生徒の解法を徹底的に塾方式に直していくのです。
これは、思想強制なのでしょうか(笑)
ほとんど
なにがやりたいのかわかりません。

私は
授業ではその生徒に一番合っているである解法か
自分が解いている解き方で教えています。
解きやすい方法というのは人それぞれで
正確に答えを出せさえすれば何も問題はありませんので
私はあえてそれをいじったりしません。
もし私の解法をみて
そちらの方がやりやすそうだと思ったら
そうすればいいですし
自分の解法が合っていると思えばそれで解けばいいのです。

教える
という義務感なのか強迫観念なのか
はたまた
自分が教えた解法でなければいやだという独占欲なのかは
わかりませんが
たまに
このような解法の押し付けをしてくる塾があります。
私はそれは良くないと思います。

私自身それで苦い思い出をしたこともあります。
小学生のころ掛け算の筆算のテストというのがあります。
私は掛け算は知らないうちにできましたし
小学校三年の頃は三ケタ×三ケタくらいは
不自由なく暗算でぱっと答えが浮かんでくるので
小学校二年生の九九暗記は無視、
三年生になっても筆算問題は答えだけをさっと書いていたのですが
学校の担任の先生が筆算の途中式を書かないと
0点にするという不思議な方で
私はいつも答えは完全にあっていても0点でした。
今の私なら何を言われても無視し続けるのですが
可愛く純粋無垢だった(笑)9歳の私は
0点が嫌で必死に自分にとってやりにくい筆算を勉強し始めました。
そうしたら筆算はなんとかできるようになったのですが
以前浮かんできていた答えがまったく浮かばなくなりました。
現在も二桁×二桁は頭に浮かんできますが
三桁×三桁は無理です。

こんなことを書くと私が計算の達人のように思われるかもしれませんが
その真逆です。
割り算は大嫌いで、特に少数÷少数
これは簡単な問題でも解くのが嫌です。
まあ、世の中には電卓ちゃんという心強い味方がいるのですが[わーい(嬉しい顔)]

中学受験において計算力は必須です。
計算を全て捨てても合格できる場合は別ですが
基本問題等で落とさないようにしっかりと練習をする必要があります。
解き方は本当に自分の解きやすい方法で構いません。
線分図、面積図、天秤、代数的に解く
受験が近付いた
今であればそれこそ自分のわかりやすい方法で構いません。

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