SSブログ

生徒のその後 [家庭教師のお仕事]

私が家庭教師をやっていると
毎年毎年生徒が卒業していきます
普段は全然意識しませんが
最初に教えた生徒はおそらくもう28才くらいです。

私にも生徒に
このような人間であってほしいという
願望はあります。
でもそれを直接口にすることはありません。
雑談や極めて遠まわしの表現としては言うこともあります。
わざわざ遠まわしに言うことのには理由があります。

それは生徒の心のアンテナ次第だと思うからです。
私が何をいっても生徒がその方向に向けて
アンテナを張っていなければ
それが本当の意味で理解されることはありません。
ですから直接言ったところで仕方がない
というのが一つの理由ですが、
もう一つは
あまり多感な生徒に私の願望という偏見を押しつけたく
ありません。
遠まわしであれば、その方向にアンテナを張っていなければ
なにも感じられることはなく、
心の片隅にでも私と同じような考えを持っている人
だけがその意味を理解してくれるからです。
ちょうど遠まわしに言うことがフィルターの役割をしてくれます。

基本的には私は授業の進行や生徒の問題点等を
考えながら脳をフル回転で授業をしていますので、
そんなに雑談をする余裕もありませんが、
生徒の様子を見て集中力が続かなくなってきたら
うまく雑談をいれるようにしています。
そういうときにいろいろとお話をします。
また、生徒のことをよく知るためにも
生徒の話を聞いたりもします。

小学生からみる子は
その後、中学高校まで教える子も多いです。
生徒の人数が多くなりすぎて
非受験生の場合や移動の時間等を考えて
しばらくお断りすることもありますが
考えてみると10年くらい付き合う生徒もいるわけです。
そうすると、やはり私としても親心というか
こうあってほしいという気持ちは芽生えてきます。
ですから生徒から見れば鬱陶しいのかも知れませんが、
これから先どうしていくかなど、話をしてしまいます。

ただ、言葉というのはあまり子供に対して説得力を持たない
気がします。
言うだけなら誰でもできるからです。
まずは大人が人生の先輩として範を垂れることが重要だと思います。
子供は大人がどのような対応をとるのかとか
大人の姿をよく見ています。
どんなに立派なことを言っても
大人の生き方自体に問題があると
何の説得力もありません。
ですから、私自身が生徒以上に頑張ることが第一だと思っています。

夏休みもあと一週間になりました。
私は腰痛もしますし、結構ヘトヘトです[ふらふら]
ブログを書くのも辛い時があります。
(見直すと何をかいているか分からない記事もあります。)

でも、まずは私が最後までしっかり戦い抜きたいと思います[パンチ]
そうすれば生徒もしっかり頑張ってくれると信じています。
お互いの相乗効果[グッド(上向き矢印)]で来春に一緒に笑いたいです[わーい(嬉しい顔)]

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0