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ちょっと気になる [雑感]

よく無重力状態という言葉を
マスメディアでも、日常的にも
見たり聞いたりしますが
物理学的にいうとこの言葉は結構気になります。

別に重力がなくなるわけではないので
正確には「無重量状態」です。

スペースシャトルでもそうですが、
あれは重力と遠心力が釣り合って無重量状態になっているのです。

それでは鳥が空を飛んでいるときがあります。
これは、揚力と推力が釣り合って浮いています。
これは無重量状態でしょうか?
これは皆さんに物理学的思考を養ってもらうのに最適な問題なので
宿題とします。
答えは科学ネタの「物理学的思考実験をあなたに」
で発表しますのでお楽しみに[わーい(嬉しい顔)]

スペースシャトルで思い出しましたが
スペースシャトルの飛行士は、宇宙飛行士でしょうか?

と、いうのもスペースシャトルの高度は200㌔から高くて300㌔です。
ここでは、多めにみて300㌔ということにしておきましょう。
それでも地球の半径6400㌔の20分の1にすぎません。

実際にコンパスで半径6,4cmの円を書いてみてください。
それが地球です。
その円周から上に3mmのところを
スペースシャトルは「飛んでいます」
ほとんど地球だと思いませんか?
どう考えても「地球飛行士」です![わーい(嬉しい顔)]

実際、上空高く飛行機で上がって
エンジンを止めて自由落下する無重量状態と全く同じです。
違いは、落ちても地面がなくなるくらい(円運動になる)まで高く上がるだけです。

ではどこからが宇宙でしょうか?

地球の重力圏を外れたところとすると、
月も宇宙じゃなくなりますし…

結局、地球も宇宙だというのが一番妥当な定義だと
私は思います。
スペースシャトルの乗組員は宇宙飛行士になりますし
これでいいんじゃないでしょうか。
ただし、飛行機のパイロットも宇宙飛行士になります(笑)
我々も宇宙人(笑)(笑)です。

日本人初の宇宙飛行士は誰であったか
微妙になってしまいますが……
どこかの飛行機のパイロットでしょうね。

私はニュースを見ていて
マスメディアの宇宙の定義が気になります。
定義がはっきりしてくれれば、それに従うので問題はないのですが…
う~ん[猫]、気になります。


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