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ジョコビッチ [雑感]

現在テニスの
ATPファイナルが行われていますが……
テニスの
ジョコビッチ選手の
テニスに対する姿勢に感銘を受けました。

あまり興味の無い人に
このことを説明するには
非常に長い文章になってしまうのですが
[あせあせ(飛び散る汗)]

ATPファイナル
システムの説明ですね。

簡単に書きますと
年間ベスト1を決める大会で
トップ8
8人が集まって
4人ずつのAリーグBリーグに分けて
総当たり戦をして
そこの上位二名が
準決勝決勝とトーナメントで戦うシステムです。

その中で
ジョコビッチは
予選で二連勝して
準決勝進出を確定したんです。
1人三試合ずつリーグ戦で戦い
ますから
あと一試合は言わば負けてもいい
どうでもいい試合で

しかも
準決勝は
その三試合目の翌日にあるんです。
もうジョコビッチ35歳ですし
スタミナの問題も大きいです。

これは誰が考えても
準決勝に向けて
体力温存
これが常識です。
負けてもいいです。
関係ないので。

2セットまでに勝てれば勝てば
いいですし
無理なら捨てる
それが普通だと思います。
力を抜いて負けて
早めに試合を終わらせるということです。

しかも
三試合目の相手は
数多の名勝負を演じてきた
元世界No1メドベージェフ
ガチで戦うと
ゴリゴリに体力を削られる
キツイしあい確定です。

しかもメドベージェフは
この大会既に二連敗していて
こちらもこちらで
勝っても負けても関係ないのです。
利害関係は
ある意味一致してるのです。

それはそれは
予定調和の試合が行われるかと
思いきや

プロとしての意地なのでしょうか?
見に来てくれてるお客さんとためでしょうか?

翌日の準決勝の体力なんて
考えない
3セット途中タイブレークを含み
最後のセットもタイブレークになる
超激戦(゚Д゚)
本当にいい試合でしたが。
明日の体力……

途中で
ジョコビッチ
年齢もあってスタミナは切れて
ボロボロになりながら
それでも決して試合をなげないで
なんと勝ちきりました。
試合中色々マッサージしたり
膝をついてハアハアしたり……
途中で疲労で
身体の色々な部分にトラブルが
でていましたが……

誰もが思ったこと
ここまでガチで
大会の勝敗に関係ない
試合をやる必要があるのでしょうか?
ということです。

ここまでガチで戦うとは
だれも思わなかったと思います。
ジョコビッチのコーチ陣も
試合が進むにつれて
険しい表情をしたり
何してるだ?感だしていましたから。

でもジョコビッチは
やるからには
どんな状態でも
どんな状況でも勝ちにいく
明日の体力温存など考えない

このジョコビッチの姿勢に
私は本当に感銘を受けました。

この素晴らしい話と並べて書くのも
おこがましいですが
私も非常にレベルの低い話ですが
同じような気持ちで授業をしています。
体力の温存なんて考えない
目の前の授業に全力投球
これはずっとそうです。
どんなに忙しくなっても。

無論
メドベージェフも全力で
それに応えたので素晴らしい試合に
なったのですが

ジョコビッチのテニスって
言わば自分の生き方
哲学なんだろうな……とも思いました。

トーナメントの優勝だけを
考えるのではなく
(もう無数にタイトルを取った先に
ある境地なのかもしれませんが)
プロとして
目の前の仕事を全力でやる
お客さんに下手な試合は絶対に見せない。

すばらしい
プロ根性を見せてもらいました[わーい(嬉しい顔)]
私もそうありたいです[わーい(嬉しい顔)]

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