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ペル方程式さんへ [家庭教師のお仕事]

ペルさんへ
仰る悩みは非常に分かります。
……うーん
長いので記事にします(笑)
あとなんていうんでしょう
非常に抽象的な答え方になるので
その辺はご容赦ください。


授業を進めるにつれ
次々と生徒の穴が見つかり
やるべきことが増え……
全てが破綻しそうになる……
この仕事はその波との闘いのような
ものだと思います。

20年くらい前はメモとか
リストを作ってやってきましたが……
それは限界がありますし
全てを全リストを教えても
生徒に残る部分って
五割とか六割とか
だと思います。

その五割六割を
均等に教えてしまうと
こちらが意図しているものが
生徒の中に残らなかったりするので

生徒が問題を生じる
それをどんどんリスト化して
問題点を解決していく
という方法はとらないようになりました。

私の場合は
ある程度第一志望校を決めてもらって
募集を受けるということで
この辺の整理はついております。
例えば
東大なら東大で
幹になる部分というか
絶対必要な能力、知識はあるので
そこをまず固めて……枝葉へという
形ですね。

この辺は
経験上どれくらい幹を作って
どれくらい枝葉をつけるか
生徒によってもレイアウトは違いますが
そういう感じで
ここに生徒の中に体系みたいなものを
作ります。
そのネットワークと
実際に出る入試問題がかみ合うかどうか?
それが一番の問題です。

生徒によっては
広くネットを広げられる場合もありますし
狭いネットしか張れない場合もあります。
この張ったネットによって
どういう風に全教科勝負していくかですね。

勿論勝ち筋がない場合は
諦めて他の学校……ということになるわけですが
考えれば
何かしらの道はあります。
勿論生徒がしっかり勉強してくれることが
大前提ですが。

試験に満点は必要ないですし
合格最低点を超えればいいわけですし
その個々のネットワークが機能したときに
何点がとれるか
それを大体考えながら
全体を更に作っていく感じです。

このネットワーク作りを
均等に教えると
生徒に任せることになり
それは志望校とは
とんでもないかけ離れた姿に
なったりもするので
それはこちらでしっかりリードして
形を作っていく
カリキュラムで教えるようにしています。

無論
予定、予想通りはうまくいきません。
ここのネットワーク伸びんわとか
生徒が勉強してくれなくて
ここは間に合わないから他でとか
そういうものとの闘いの毎日であります。
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珍しい
ブッチさんが
まじめに質問に答えてるw
by お名前(必須) (2023-07-18 19:26) 

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