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英語の5文型 [英語学習]

日本では
Onionsという学者が提唱した
5文型が使われて
英語が教えられておりますが
色々
文法的に説明するときは
これで事足りるのですが……

実際問題
5文型を意識して
英語を読んでいくよりも
それ以上の構造を
意識して読んだり
書いたり
話をしたりした方がいいですよね。

上級者はもれなく
そうしていると思いますが。

よくあるパターンというのがあるんです。

それは大半が
英語というのは
知ってる、つまり既知の情報
これを旧情報といいますが
旧情報→新情報という
順番で英語の文章が並びます。
そのために
色々な構造があります。
受動態もそうです。

I hit Tom.

Tom was hit by I.
は全くイコールではないです。

最初の文章は
私が誰かを殴ったのは皆さん知っていて
それがトムだよ、という文章です。
受動態の後者では
トムが青たん作って誰かに殴られたのは
皆さん知っていて
それが私によるものだ、という文章です。

英語は文末に新しい情報を書き
こんどは
次の文章の文頭でそれを受け

例えば
I bought a new car.
It is……みたいに
新情報が旧情報になり
新情報が文末に加えられという
感じで
リンクしながら
全ての文章、お話は続いていくんです。

ですから
リスニング等でも
文末が1番大事です。

この文化は非常に理に適っていて
だれでもそうですが
いきなり文頭に新しいことを言われると
びっくりしますし(笑)
聞き逃したりしますよね
代名詞を多用することとも
関連しています。
文末代名詞は当然NG。

この非常にしっかりした
旧情報→新情報という
ルールがあるために
5文型も実際は運用上
色々な形に変化します。
そのパターンを知っておくと
更に英語の文章や会話を早く理解できる
ようになります。

5文型は
①SV
②SVC
③SVO
④SVOO
⑤SVOC
です。
Sが主語
Vが動詞
Cが補語
Oが目的語で
他に修飾語句
Mで表します。

ところがこれだけでは
不十分で……
ああ
これを全部書く時間はないですし
一冊の本になるくらいなので
書きませんが
いくつか
あるあるの例を書きます。

英語に自動詞他動詞って
ありますよね
この違いをしっかり覚えるよう
生徒に言います。
勿論動詞の語法も
取れる文型も。

動詞って
意味だけ分かっても
どうしようもないです。
ある意味
英文の構造を作ってるのが
動詞なので
そこはしっかり覚えないとだめです。

覚えていないと
どういう支障がでるのか
分かりやすい例を書いてみます。

You can't look at a stranger and say with
confidence from his appearance that he is stupid.

知らない人を見て外見で自信をもって
あいつは馬鹿だと言ってはいけない(笑)という
おかしな文章ですが
say とthatの間に色々入ってますよね
情報構造の関係で
こういうことが起こると言うことです。

say の後はthatがくるはず……って待ってないと
気がつきにくいですよね。
動詞の熟語系は全部そうですね
add A to Bは
add toB Aになりやすいです。
何を加えたのか?という方が新情報に
なりやすいですし。

5文型とは言わず
いろいろな形を経験則で
知っておくと
英語を読んで頭から理解できるように
なるかと思います。[わーい(嬉しい顔)]


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コメント 1

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ブッチーさんの
授業って
めちゃ分かりやすい
分かりやすくて困る部分すらある
by お名前(必須) (2023-04-06 18:21) 

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