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私の好きな言葉 [私の好きなことばたち]

私は論語を読まされていたので
あまりいい印象がないですが(笑)
その中でも
すごく考えさせられたこともあります。

知之為知之、不知為不知、是知也
読みますと
これを知るをこれを知るとなし
知らざるを知らざるとなす
これ知るなり

人間には考えて分かることと
考えても分からないことがあり
その境界をわかることが知るということ
なんだ、という意味です。
孔子が弟子に
なんで孔子は霊魂とか鬼神とか
理屈では理解できないようなことを
考えないのか?と言われて
孔子が答えた言葉です。

世の中には考えてもしょうがないことがあって
その境界をわかった時に
本当に物事を知ったということになる、と。

孔子が紀元前550年くらいの人
ヨーロッパではカントが
理性の働きうる限界を考え出したのが
1700年代
孔子と同時期50年くらい後ですが
ヨーロッパでは
ソクラテスは無知の知を
言っていたくらいで…

中国の昔の思想って
進んでますよね
人間が脳で考えることって
それほど変わらないのかもしれないですが。
まあ
カントが論語を読んでたのかは知りませんが(笑)

これを私が
理系的力を使って
現代風にアレンジしますと

人間は知れば知るほど未知の領域が爆発的に広がるので
あーる

それは知っている領域を3次元球体内部だと思ってください。
その球が膨らむ、これが知っている領域が広がるということですが
球の表面が未知との境界ならば
その境界の表面積の増加率は
半径が大きくなれば二乗に比例して大きくなりますので
知れば知るほど
二乗に比例して未知なる部分も増える!

なーんて
そんなん図形で考えられるか!

色々な時代の思想家に怒られますね(笑)

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コメント 1

missing 浦会

あはは
ブッチーさんの理系的解釈めっちゃ面白いですね♪
確かに
知ってる量が球みたいに増えれば…
なるほど!
どうも分からないことだらけのはずだww
by missing 浦会 (2020-04-15 12:39) 

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