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本当は大事なコロケーション [英語学習]

英語には本当は大切なコロケーション
というのがあります。
コロケーションというのは
簡単に言いますと
語と語の繋がりのことです。

どういうことかと言いますと
例えば
struggle苦闘、闘争という意味ですが
私が生きてきてstruggleにくっつく動詞って
engage in とmake しか見たことがないです。
あ、ネイティブのちゃんとした文章の中での
お話ですが。

ですから…本当のことを言いますと
動詞と名詞をバラバラに覚えて
例えばfight闘う
struggle闘争
くっつけてfight a struggle
よし!これで闘争をする!できた!
とはならないのです( ̄◇ ̄;)
本当はね…

もう一つ例を挙げますと
do the sight 見物するはOK
ですが
do a walk散歩する
do a visit訪問する
は、だめです。
それぞれ、take a walk かhave a walk
make a visit かpay a visit
が正確な言い方です。

でもこれを言うのは非常に生徒に評判が悪い(笑)
教育者にも悪い(笑)
英語を話す外国人もあまり良くない(笑)

そこまで覚えられるか!と

でも本当は
動詞全部覚えて
名詞全部覚えて
それとそれをくっつけたら
意味ができる!というわけでもないのです。

日本語の慣用句を考えてみてください。
これは実際外国人に聞かれたことがありますが
「あいた口が塞がらない」
というのがありますよね…
これって
別に
「あいた口が閉じられない」
「あいた口が締められない」
でもいいんじゃないか?( ̄◇ ̄;)と
なんでだめなん?…
いや、これはこれで(^◇^;)…みたいに
無理なものは無理ですよね…

慣用句はちょっと大袈裟な例ですが
英語にも動詞と名詞のコロケーションがあります。
ですから
英語の動詞、全部覚えました
名詞、全部覚えました
これでなんでも作れます!
とはならないのです、残念ながら…

ただ流石に大学入試では
京都大学を除いてかなり許容されています。
私も、生徒の英作文の答案…
うーーん…その動詞にその目的語…
違和感大アリですが…
うーむ
ここまではキツイかと思って大抵
諦めて丸をつけます。
意味的にあっていれば
コロケーションがおかしくても。
泣く泣く丸にします

でも本当は無理です、その組み合わせ(°_°
さっきの
「あいた口が閉まらない」許容できますか?
みたいなことです。
まあ日本語を習っている外国人なら仕方ない。
日本人でも知らない人もいますが…それは…どうするか
これはそのまま英語にも当て嵌まります。
英語をちゃんと使ってる人は
コロケーションなんて間違えないです。
でも実際はそうじゃない人が多いわけで…

英語も世界言語になると
言語も民主化して
おかしな方向に進んでしまうんです。
前置詞覚えたくないから…廃止
とか
こういう外国人のいい加減な英語の使い方を
快く思ってないネイティブには
非常に迷惑な話ですが
外国人にはそんな面倒なのやってられるか
覚えてられるか!となり
その数が増えれば誤用でも
正しくなるんです。

数の論理です

でもちゃんとした使い方…
できれば勉強して欲しいです。
英語でも日本語でも。



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忠犬チビマル

ワ〜ん
こう見えても
犬は毎年ブッチーの実績は気にしてるワーン
by 忠犬チビマル (2020-02-27 09:31) 

まいける

ぶっちーさん、東大理系数学解いてみたシリーズの時期でございます(大きなお世話)。
宜しくお願いします。
by まいける (2020-02-27 11:16) 

プロ家庭教師菅平

今期募集何人くらいいったの?
締め切ったらそこまでの人数教えてくれる?
by プロ家庭教師菅平 (2020-02-27 22:36) 

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