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寛大な心で… [英語学習]

なんだか最近
生徒に
先生も真っ当な人間として生きるため(笑)
生徒が世の中が
どんな風に英語を勉強してるか
知った方がいいからということで、
英単語集鉄壁をもらいました…。

こういう単語帳って
間違いが多くて気が滅入るので
あまり見たくないんですよね(笑)

まあ
でも寛大な心で…

そう
寛大な…で思い出しました
これをgenerous と訳す人が多いですが
これはもうやめた方がいいですね( ̄◇ ̄;)
generousは気前がいいって意味です。
よくおごってくれるとか
私に単語帳をくれるとか(笑)

単語って複数の辞書で多角的に意味を確定していった方が
いいです。それが私の英単語勉強法ですね♩
一つの辞書だとどうしても研究者による偏りがあるので。
あとは実際にどう使われているか?
この辺を研究するのが楽しいわけです。

generous の反意語って
stingy ですよね、つまりケチ!
このことからも分かるように
日本語の「寛大な」とは結構な開きがあります。
よくおごってくれるということです(笑)

じゃあ普通の日本語の
「寛大な」はなんと訳すか
まあ
普通open-minded とかbroad-minded が
1番近いですね。日本語と。
…でちょっと
考えますと分かるように
寛大なは「耐える」感を帯びてくるんです。
tolerantになると寛大さはぐっと増し
私が授業で生徒と接してる態度くらいです(笑)(笑)
他人の発言や非難を快く思わなくても
許す、くらいでしょうか。ディスられまくっても
寛大に…くらいですね。
更に強くなる寛大さはlenient です
これはもう相手が100%悪い!それでも許しちゃう。
黒いものを親分が白と言ったら白!
これもどこか身近で体験したような…(笑)

というふうに
強さが全然違うわけです。
寛大な単語シリーズでも。

無論、これらは使う人がいい加減だったり
よく知らなかったり
誤用がやがて正しくなるみたいなことが
言語にはつきものであるわけですが…。
日本語にも無数にありますよね。
私が特に酷いなあとか、気になるのは
「破天荒」とか「独擅場」(どくせんじょう)
とか…ですかね…まあ沢山ありますよね。
重複ちょうふくを、じゅうふくって読んでも良かったり
固執こしつを、こしゅうとか…
誰かさんが間違えたものをゴリ押しして正しくなったみたいな…

破天荒は前代未聞という意味ですが
なんか豪快で大胆、みたいに使われてたり(涙)
独擅場なんて読み間違えられて大変なことになってますからね(笑)
でも「どくだんじょう」と人が言ってたら
いちいち訂正するのもねえ…( ̄◇ ̄;)
このいちいち訂正するのもねえ…が英語にも沢山あるわけで…

言語に対して「寛大な」心でいたいですが
でも一応正しい意味
つまりacademicに
座標軸を持っておいた方がいいです。

今日もtolerantに頑張ります!(笑)


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