自分が一番難しいです。：プロ家庭教師のお仕事：SSブログ

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自分が一番難しいです。　[雑感] [編集]

つい先ほど帰宅致しました。
もうすぐ期末テストがある生徒がいますので
その対策です。

学校の定期テストと入試は確かに違います。
定期テストは範囲が確定していますし、その量もそれほど多くなく
勉強はしやすいです。短期記憶能力があれば、直前に一気に覚えてしまって
それでなんとかなるのが定期テストです。
つい数年前に知ったのですが
国語の定期テストではしっかり本文は頭にいれてから受けるらしいですね。
私はいつもほとんど初見に近い形で学校の国語の試験をやっていました。
世の中の人は文章を読むのが速いもんだなあ

と
ずっと思ってました(笑)

入試でも直前の短期記憶能力というのは確かに大切です。
どうにもならない場合、山を張って何とかする場合も
その山を張った部分がそもそも本番前に覚えられなければ
それで終わってしまうんです

それでも全体としては
入試は長期記憶なり、自分が身につけてきたスキルというものが
いかほどなものなのか
ということを問われます。
ある意味ごまかしは効きません。
ですから一日十時間以上勉強して
身体に覚えさせて受験を迎えるわけです。

人にはそれぞれ得意不得意があります。
それは仕方がないです。
でも得意なもので上手く補うようにすれば
入試で問われる程度のことはフォローできてしまいます。
勿論、そういう自分の力を第三者的に観察してもらって
カスタマイズしてもらう存在というのが必要で
それが私の仕事なのですが。

自分で自分のことは分かっているようで
分かっていません。
今まで教えてきて、この生徒は自分のことがよく分かっているなあ
と思ったことは一度もありません。
どんなに勉強ができる生徒でも、勉強のことはわかっていても
自分のことはわかりません。
それは能力ではなく経験の差です。
私のような仕事を15年もやっていると、色々な生徒がいるので
客観的に横の比較というのがつくんです。
受験生は勿論他の人がどのように考えて、どのようにしたから
結果がどうなったなんて、出来ても推測までなんです。

まあ
かく言う私もプロ家庭教師として自分を客観視できていません。
色々ご批判等受けながら、他者の目で見た自分というのを
受け入れて、バランスをとりながらやっています。
それでも
人に言えるほど分かっているわけではありません。

それではまた明日