辞書を読むのが好きです

私は普段仕事や勉強をする際は
調べるスピード重視で
電子辞書を愛用しておりますが
読み物としての辞書が非常に好きです。

授業で生徒が持っている様々な
辞書を見せてもらうと
つい読みいってしまいます
本屋さんでも立ち読みするくらいなんです。
英語の辞書でも、国語辞典でも、漢和辞典でも
読み物として非常に面白いですし
見開き二ページの中に
必ずといっていいほど
「へえ～」と思うことがあります。

そんな辞書ですが
最近は電子化、ネット化が主流で
全く本の辞書は売れていないそうです。
まあスマホアプリで辞書を入れておけば
それで事足りるということなのでしょう。

う～ん
それでも私は何かを調べる為にひく辞書と
「読むための辞書」があってもいいと思います。
全て電子化されてしまうとパラパラページをめくって
辞書を読み、新たな言葉と邂逅する
そんな楽しみもなくなってしまいます。
いつの日か全ては電子化されてしまう時代がくるのでしょうが
本好きな私としましては寂しい限りです。

確かに本の厚さには製本の限界があって
思ったものを載せられないという状況になることがあるのでしょうが
私は辞書に何でも載っているということを求めてはいません。
読みものとしてこの上無く優れていると思うからです。
科学の便覧や辞書というのは
書いてある内容の重みからは信じられないくらい安く
コストパフォーマンスがいいでのです。