あっという間の私の時間スケール

もう四月も中旬を過ぎました。

私は職業柄生徒に沢山のことを教えなければならない
という気持ちにいつも駆り立てられているからなのでしょうか
一年があっと言う間に過ぎてしまいます。
まず今くらいから夏休みまでがあっと言う間です。
そして夏期講習は忙しいようで過ぎて見るとあっという間
そして九月になったら一月から諸々の入試があるなあ
と思うとこれがあっという間です。

ただ唯一
長いなあと思うのは
お正月過ぎから受験が完璧に終わるまでです。
この間は色々と精神的にもきますし
悩みながら進むのでなかなか進まないような気がします。
大げさではなく四月から大晦日までと
お正月から三月中旬が同じ長さに感じられます。

まあ
一般的にも好きなことがあっと言う間
嫌いなことは長く感じるということがあります。
お休みはあっという間に時間が過ぎてしまいますし
美味しい食べ物はあっという間に食べてなくなってしまいますし
誰かと共有する楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。

人生もあっという間に終わってしまうと言われます。
あっという間と感じられるなら
その人の人生はいい人生だったのかも知れませんね。

私はもがいてもがいてなかなか先に進まない人生なのですが（笑）
これはずっと続くような気がします。

なんだか先ほど書いたことと矛盾しています。
矛盾していても一年がたつのは速く感じて
人生という単位で考えると遅く感じてしまうのです。
こういう時間スケールは幸せだとか心理的な作用に大きく影響を受けます。

私以外の方も皆
個々の時間スケールで生きておられます。
それを考えると本当に不思議ですね。

私は二時間の授業はあっと言う間に終わってしまうのですが
生徒にとっては地獄のように長いのかも知れないのです（笑）