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英語で「環境」の使い分け [英語学習]

今日は英語で「環境」の使い分けについて
書いてみたいと思います。
昨今は環境問題、環境税など
よく話題にのぼります。
また大学受験の英作文などでもしっかり使い分けられる
ことが大切です。

環境といえば
environment,circumstances,surroundingsの三語だと思います。
この使い分けについて順に書いていきます。

environment…地理的な環境、人の考えや感情など精神的に
      影響を及ぼす環境を表す時に使います。
      環境問題等、もっとも一般的な語です。
  This plant grows best in a warm,dry environment.
  (この植物は、暖かくて乾燥した環境で一番よく育つ。)

circumstances…周囲の事情や状況を表す語で
       特に人の経済的状態や境遇を表すときに使われます。
  His shabby clothes show his circumstances.
(彼のみすぼらしい身なりで彼の境遇が察せられる。)

surroundings…おもに人を取り巻く地理的な環境を
      表すときに使われます。
     「美しい環境で暮らす」というときにピッタリです。
     いくら一般的だとは言えこれをenvironmentで書くと
     若干違和感を感じます。
  It's important for us to live in beautiful surroundings.
(私たちは美しい環境で暮らすことが大事だ。)

ちょっと分かりにくいかもしれませんが
environmentとsurroundingsの違いは「精神的に影響を与える」か否か、です。
幸せな家庭環境というときは
a happy home environmentです。

…と説明すると
たいてい生徒から質問を受けます。
上のsurroundingsの例の「美しい環境」も精神的に影響を
及ぼすのではないですか?と

まあ確かに汚い環境より美しい環境の方が
精神的に気持ちがいいです……

そういう問題ではありません!!

簡単に言うと私たちの身の回りの生活環境はenvironmentで
地理的な環境(つまり周囲の状況)はsurroundingsで
経済的な生活状態はcircumstancesです。

それではまた
See you next time[手(パー)]
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