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数式は言葉か [雑感]

なんだが
東進ハイスクールの
宣伝を
未だに叫んでいる生徒が
おります……

「今でしょ」とか
「数式は言葉だ」とか

最近
テレビをほとんど見ていないので
よくわかりませんが
受験期なので
宣伝でもやっているのでしょうか……

数式は言葉だ
という意味が
私はいつも引っかかります。

まあ
言わんとしてることは
分かります。
例えば
運動方程式の高校生version
F=ma
これを
単なる等式として見るのでは
なくて
「意味」を捉えるべきだ
そういうことなのでしょう。

まあ
それは一理ありますし
私も
生徒に教えるときに
「言葉」だとは言わないですが
定義をしっかり覚えろとか
数式から読める概念
「意味」ですが
これを捉えるように
言うことは年がら年中あります。

ただ
私自身は数式は言葉だとは
捉えていません。

私は敢えて言うなら
「数式は音楽だ」と
捉えています。
数多の公式法則
個々によって変わる話なのですが
例えば
オイラーの公式
これはブログに数式で
書けないのでググって欲しいですが。
これは
音楽だと私は思います。
思うというか感じます。

これを真剣に話し出すと
私が考える音楽の定義も
書かなければならなくなり
それは
文章が長くなりすぎるので
ここではやめておきますが

自然界
私達の住んでる世界には
数多の音があります。
小川のせせらぎ
鳥の鳴く声
電車の音……

その中で
「音楽」を考えてみて欲しいのですが
音楽は何かを表していますよね
例えば
ドビュッシーの「月光」
月の光の音なんて
ないですし
表せるはずがないんです。

でも
いかにも「月光感」が
出てますよね、素晴らしい
音楽です。

優れた
定理、法則も
まったくその対応と
同じだと思っています
[わーい(嬉しい顔)]

この説明を本気でやると
ものすごく時間がかかるので
とても9日に国立大学入試を
控えている私には
無理なのですが……

私は
数式は言葉というより
音楽だという方が
本質を表現しているように
思います。


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