SSブログ

死ぬのがいいわ [雑感]

藤井風さんの
デビューアルバム
に収録されていた
MVもない
二年以上前の曲
「死ぬのがいいわ」が
世界的にロングヒットして
話題になっています。

それに
合わせて
死ぬのがいいわLive at 日本武道館2020年
(Youtubeで見られます。)

公式サイトで一ヶ月前くらいに
アップされましたが

まさに芸術というか
The art
という感じで……
もう
なんか変な解説とか
言葉は要らないですね(^0^;)

以前から
色々書いてきましたが

大体
藤井風さんのような
非常に高いレベルの音楽というのは
大衆受けしないもので
私は正直
そんなに売れはしないだろうな……と
思っていましたが

藤井風さんって
なんて言うんでしょう
大衆受けするっぽい音楽を
ハイレベルな
音楽が分かる人が聞くと
嫉妬するような
ええええ???というような
曲を書けるんです。

構成力というか
まあ
芸術力ですね
それが素晴らしい。
ピアノが上手いとか
曲がハイレベルとか
……諸々を
全部作品として
まとめ上げる力がすごいです。

大体
ハイレベル曲
現代音楽とか
売れるわけないんです
ほとんど自己満足みたいなものなので
音楽家、同業者に対する
メッセージですよね

ただ
それを
JPOP……って言って
いいんでしょうか
その中で魅せていくみたいな
感じですね。

藤井風さんって
コード分析をしてみれば分かりますが
絶対
感覚で書いてないんですよ曲を。

感覚で書く人って
いい曲が偶然2,3曲できる
まあそれでもすごいですが
それが限度で
こんな毎回毎回玄人を喜ばせる
曲を書けるのは
音楽に関する造詣が非常に深くて
つまりそういう理性的な部分が
ありながら
それをArtistとして芸術に昇華できる
力があります。

あと
色々お洒落なんですよね
曲の見せ方というか……
控えめな感じで……
そこが1番好きですね。

気付く人だけ
気付けばいい
みたいな
普通に
いい曲に聞こえますし。

あと題名にツッコミが入れられる
というか
デビュー曲
「何なんw」
も聞いた側が
この曲何なんw????と
言いたくなるくらいの
レベルの高い楽曲です。
「やさしさ」
は難しい曲で
どこも易しくない!という(笑)

最近でた
セカンドアルバム
Love all serve all
も、本当に素晴らしいアルバムですが
その中の
「やば。」とか……
曲のレベル、拘りがやばいから!
「Garden」とか最近MVもでた「damn」とか
……
どの曲も解説したら
凄く長く解説できるくらい深い曲

私が嬉しいです。
このレベルの曲が売れるというのは
そういう音楽民度が
世界的に上がってきてるわけで
それはこれからの
音楽にとってもいいことだと思います。

生徒と音楽の話をしていると
私は
音楽は曲のレベル至上主義だと言われますが[あせあせ(飛び散る汗)]
別にそういう訳でもなくて……
まあ、確かに詩がいいとか色々ある前に
音楽のレベルが低いと
聞くスイッチを切ってしまう悪い癖が
ありますが……

高いレベルの曲を聴くと
元気がでるんですよね

私も
皆さんに最高レベルの授業を
お届けしなきゃなって[わーい(嬉しい顔)]
nice!(2)  コメント(7)