SSブログ

超難問:木村ミノル ドーピング問題 [雑感]

最近元K1選手
木村稔ミノル選手の
ドーピング問題で
ドーピングについて色々
議論されていますが
これは本当に非常に難しい問題です。

なぜなら当日
ドーピング検査をして
陰性だからと言って必ずしも ドーピングをしてないと いうことにはならないからです
簡単に言うとヘマを打った人だけが
検査に引っかかるという……[もうやだ~(悲しい顔)]

ああここで科学的に
ドーピングという言葉の使い方が
本当は
世の中の使い方は間違えていますが
今回は私も世の中に合わせて
普通に使います。

ドーピングには筋肉増強剤
ステロイドみたいなものだけではなく
ついた筋肉量を維持したまま
つまり筋肉が分解するのを防いで
減量ができるクレンブテロールとか
血液ドーピング
現在はもう本当に様々なものがあります。
ステロイドにいったては
潜在的に今の構造式から2000種類以上
類似したものが作れるそうで……
もう禁止しても禁止して
イタチごっこなのと
それだけではなく

そういう ドーピングの効果というのは
これも 種類によりますが
一度使うと 継続的に10年くらいは効果が残る
と言われています。
つまり一度でも使ったら
その時点で「ずるい」んです。

それに加えて
個人の体質や
生活にもよりますが
二か月から六か月使用を控えていれば
検査に引っかからない量まで代謝されて
分解されてしまうんです。

ですから 例えば 筋肉増強剤を使って
しっかり トレーニングをして
それが検査に引っかからなくなるまで
数ヶ月間置いてから大会や試合に出れば
使っていても陰性ということに
なってしまうんです。

それに加えて
例えば ロシアとか旧ソ連系の国では
オリンピックや諸々の格闘技に出る前に
抜けてるかどうか自国で検査をして
くれたりするので
しっかり検査に引っかからないように
抜けてることを確認して
大会に出られてしまうんです。

ですから
今回木村ミノル選手は会見で
「しっかり抜けてなくて陽性」だったと
いってましたが
まったく罪悪感もなく
世界中の誰でもやってるのに
自分だけヘマって
検出されてしまった感をだしてるんです。
しかも……ネット界隈が騒然としたのは
ライジンという格闘技団体が
下した出場停止期間が半年だという……
オリンピックだった
平均四年とか
UFCなら二年とか……
なのに

この処分の甘さが
ライジン何考えてるの???って
SNS上で憤ってる人が沢山います。
木村ミノル選手自体も
ぶっちゃけ全く反省してないと
思います。みんなやってるので……という
考えで。

なんといっても海外では
簡単にステロイドが手に入ります。
ブラジルでは普通にコンビニで筋肉増強材等の薬が買えます。
ブラジルで行われたブラジリアン柔術の大会で
9階級のうち
5階級の優勝者がドーピングで失格になるという
事件もありました。
世界に蔓延している難しい問題です。

フローレンスジョイナーとか
昔、無双していた100mの女子陸上選手がいましたが
完全に使ってましたが
1回も検査にひっかかりませんでした。
副作用で早逝されましたが……
他にも
ありとあらゆるスポーツで
使って抜いて
抜き方のテクニックくらべ
使ってない人はそもそも勝負にもならない
みたいな
汚染されたスポーツ界になってしまってるんです。

この「抜き」をやらせないために
例えば 格闘技で UFC みたいな団体は
抜き打ち検査をするようにしています。
つまり ある日ある時に急に選手がいるのが
外国なら外国で世界中
訪れて
その選手の血液と尿をとって
検査するみたいな……
そうすると薬を抜いて
大会に出るまでの期間とか
そういうことができなくなるので

ただ これを一人一人の選手にやるのには
莫大なお金がかかります。
検査だけで十万円かかりますし
検査員の海外の渡航費もかかります。

そんな 普通の格闘技団体や
普通のスポーツ運営で予算をかけて
このレベルの検査をすることができません。

ですから実際
日本や世界でこのようなドーピング検査が
しっかり昨日してるとは言えないのです。
ですから
例えばボクシングのレジェンド
メイウェザーは現役時代後期
相手にもオリンピック形式のドーピングを
やらせていました。
パッキャオ対メイウェザーの時も
二人ともオリンピックと同じ検査を受けています。
メイウェザーは最近
井上尚弥選手にも、アメリカで試合しろ
アメリカでしっかりオリンピックのドーピング検査を
してから試合をしろ、なんて煽ってますが(笑)


ですから ほぼ スポーツ界でドーピングは
野放しになってしまっているので
これは非常に大きな、難しい問題なのです。
要は今は
試合当日検査で陰性ならOKという。
しかもタイトルマッチとか大きな試合以外は
コストの面でドーピングがしっかりできて
ないんです。

この状況をどう取り締まれば1番
効果があるでしょうか?
皆さんにも考えて頂きたいです。
いっそのこと
ドーピング解禁でやろうっていう
大会も出てきました(笑)
でも
そこにはあまりドーピング使用者は
でないんですよね……
皆が使ってないところで
出場するのがアドバンテージなので
そのアドバンテージを得るために
ずるをしてるんで……

誰も
選手の「日常」を管理できないですし
それこそ選手のモラル頼みになりますよね
抜き打ち検査が
それこそ安価でできればいいのですが
それも非現実的ですし
一度でも使えば効果はずっと残るわけですし。

私の今考えてる案は
いろいろ賛否あると思いますが
連座制です。
つまり
あるジムで違反者がでたら
そのジムの選手全体で出場停止二年とか
そうすれば
ジムも他の選手も
使用する選手の「日常」を管理できるので
モラル無き日本社会の相互監視systemと同じです(笑)
ジムや練習仲間、国でもなんでもいいですが
違反者がでたら
他の選手にも影響があるとなると
違反する人の心理的ハードルもあがりますし
周りの人も注意すると思います。

実際
今回の木村ミノル選手がドーパーだというのは
同じジム、練習を一緒にしてた人は
知ってたんです。
誰にも知られずにやるのは無理ですし……
今回の場合は
病院も関与してたので
そこもなんらかの処罰を与えるとか……
そういう風に
連帯責任にすれば
その選手の「日常」を管理できるのでは
ないか
と私は思います。

ただ
この案には致命的な欠陥があります。
「スパイ」です。
つまり
私があるジムを潰したいと思っていて
ある選手に恨みがあるとして
そのジムに加入して
わざとあるときにドーピングをすれば
そのジムを潰すことができますよね……[もうやだ~(悲しい顔)]

ですから
この問題は本当に難問で
皆さんどうすればいいのか
誰も分かってないんです。
選手のモラルの問題でも片付けられないですし。

何か素晴らしい案がある人は
コメントをください。
パクらせてもらいます(笑)
超難問です。
nice!(2)  コメント(4) 

nice! 2

コメント 4

忠犬チビマル

ワーン
仕方ないワーン
ブッチーに
パクられる非常にいい解決方法
教えるワーン

それは全選手犬を飼うワン!
その犬に毎日ペロペロしてもらって
チェックするワーン

選手も犬に癒やされるし
保護犬の行き先も見つかるし
社会問題
一気に解決だワーーン
by 忠犬チビマル (2023-09-07 14:35) 

森

ブッチーさん
ステロイド打ってキメたことある?
俺はあるよ
だけど本当に副作用がきつかった

あれをやる人って
結構勇気はある
でもそこまでしても勝ちたいんだろうな
by 森 (2023-09-07 14:36) 

YUI

…難しい…よ
by YUI (2023-09-07 14:37) 

傍観者

私は
全然ドーピングに詳しくなかったので
勉強になりました
世界のスポーツ事情って
こんなんなんですね
by 傍観者 (2023-09-07 14:38) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。