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成果主義(前編) [家庭教師のお仕事]

私は成果主義ほど
馬鹿げたことはないと思います。

先日大谷さんの
お話を書きましたが
大谷さんとて
これから
成績を残せない年も
今までもそれはありましたが
うまく行かない年も
あると思います。

でも
それは失敗ではないです。
成功するためのステップだと
考えるべきだと私は思います。

勿論
仕事で成果をあげられなければ
失敗
なんにもプラスになることなんて
ない
結果が全てだから
こう考える気持ちもわかりますし
ある物事について評価するので
あればそうでしょう。

私の仕事でもそうです。
生徒で今まで
模試でもなんでも成績が良かったのに
本番で落ちてしまう生徒
みたいな生徒もなかにはいます。
その生徒にとって
受験で合格……というゴールを設定
して努力してきたので
成果主義で考えると
失敗、全ては無駄だった訳です。
かけた時間も労力も

何かで失敗したとき
人間がこういう愚かな成果主義に
頭をやられます。

プロ野球選手になるのが夢で
一生懸命練習したけど
なれずに
トラックの運転手をしている
最初から
そんな夢を持たずに
地道に努力をしてきたら
もっといい人生だったのにとか

結果が
悪いと成果主義で
自分の人生をタラレバする
ことがあります。
気持ちは分かりますが
それは大きな間違いです。

それは何故か?
成果というのは目標に対して
あるものです。
要は目標の立て方次第で
成果は変わるんです。

私の目標を
毎日一万歩歩くこと
期間は二日前から今日まで
これなら
私は成果をあげて
大喜びです。
でも、実際はそのまえ三日は
雨であまりあるけませんでした。
でも期限を切ることで
成果を「上げた気になっているのです。」

成果がでるかでないかは
実が目標、ゴールの立て方次第です。

受験で第一志望に落ちてしまった
今までの勉強が無駄だったと
考える人にいいたいのは
あなたの人生の目標は
大学という勉強のスタートラインにたつ
ための切符をとるだけなのですか?

それを成果主義で
人生を生きる……
これはいくらなんでも視野が狭すぎます。
そして
大学入学にそういう成果主義のゴールを
置く人はその後上手くいくことはありません。
中学入試で良くおこることですが。

ですから
私もよく生徒に慰めで言ってるわけではなく
人生で使える考えた方
人生で使える勉強方法
知性を身につけてほしいのです。
そのための講義を本当は私はしているのです。

これは慰めでも何でもなく
目の前の第一志望に人生のゴールを置くな!
ということです。




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