知らないうちに着々と

色々な問題が国民の知らないうちに
着々と進んでいきます。
そういうことを暴いていち早く教えるのが
ジャーナリズムでありマスコミの役割だと思いますが
政府から圧力を受けるようになってそれも
なかなか難しい世の中になっています。

さらっと承認された新国立競技場
まあ、東京都が税金を払うと言えば市民団体は裁判を
起こすと思いますが、そうするとそれでまた工期に影響がでてきます。

何でも18才以下
国民投票法から始まった成人18歳戦略
これも着々と進行中です。
皆さんに受け入れられやすい選挙権から18歳にして
少年法云々
……皆さんにYesYes…と連呼させて
成人は18歳から
じゃあ国民年金の負担も18歳からにしましょうという
目に見えた姑息な手段です。
年金の徴収のために、この成人18歳説が始まっているのは明白です。
別に成人が20歳だろうが18歳だろうが
切羽詰まった問題でもなくどうでもいい訳です。
それを急いで色々変えていくのは最終的には年金の負担者を増やすためです。
そういう説明の無いところは極めて狡猾です。

こうやって私たちの知らないところで
物事はゆっくりと進展していきます。
知らないうちに勢いでYesと言わされるんです。

私は民主主義国家が必ずしもいいとは思っておりませんが
現状仕方がないです。
でも民主主義国家において情報統制のようなマスコミへの圧力は
絶対にNGだと思います。
万死に値する愚行です。
国民一人一人を信じるのが民主主義国家の原点です。
国民の判断の総意が直接政治に反映するのが民主主義なのですから。
政府がマスコミに圧力をかけるというのは
根本的に国民を信じていない
デマやおかしな話に流されて判断すると思っている
（または単に自分たちに不利益な情報を垂れ流されてたくないだけかも
しれませんが）
自己矛盾です。

正式な憲法改正の手続きを踏まずに
９割方の憲法学者が違憲だというレベルの激しい解釈改憲を
安保法制で今回認めさせられることになりますが
このレベルの解釈改憲が可能ならば憲法改正せずとも
何でもできます。それを許したらもはや憲法に価値はありません。
憲法として制定する意味がないからです。

一番の問題は現政権には信念がありません。
どういう国家を築いていくのかというビジョンがありません。
場当たり的に目の前の利益に飛びついているんです。
大丈夫ですかね…
普段は政治に対してそんなに強く何を感じる
ということはありませんが
流石に最近はやりすぎだろうと思わざるを得ません。
まあ、安保法制はアメリカの命令なので仕方がありませんが
それならそうと堂々と言えばいいのにと思います。
結局嘘をつくと様々な二次被害を生んでいくんです。

コメント 2

様々な法案に関しても同じようなことが言えますよね。国民に重大な影響がある法案でもマスコミにとりあげられず、さらっと国会を通過する。こういう姑息な手段はやめてもらいたいです
by 教員 (2015-07-08 11:22) 

何かやり方が汚いのお
18歳選挙権ばかりに焦点をあてて。高校生が選挙に参加できる、嬉しい、いやまだ早い。そんな議論を盛り上げて18歳から政治に興味を持ちましょう。権利をあげるので義務を果たしましょう。はい、最終的には18歳から国民年金負担、
これで18歳19歳の納付する年金額を現在の足りない分に補填する。
自分達が投資や不祥事で減らした年金を新しい世代に肩代わりさせる。
しかもいきなり年金の話はしないで。
国民の同意が得られればそれでもかまわんが、騙して気付かないうちに外堀をうめて
年金だけ二十歳からっておかしくない？
なんていって徴収するのはげすの極みじゃ
by ネオマルクス (2015-07-11 08:33)