SSブログ

第一志望合格率について [家庭教師のお仕事]

もうすぐ最後の合格発表があり
それで本当に受験は終わりです。

振り返れば一年間色々なことがありました。
ここ、二年間
第一志望に全員合格していましたが
今年はセンター試験で第一志望を受験できなくなるという出来事があり
早々に三年連続の夢は断たれました。

ただ、まあこんなものなんだと思います。
私は第一志望は好きな学校を受けてもらいたいですし
その為に最善を尽くします。
生徒も本気で頑張ってくれますが
それでもやはり理想と現実の開きといいましょうか
それが25%くらいあるのが普通と言えば普通です。
第一志望合格率は大体75%前後で推移してきましたから
二年連続100%が奇跡なだけです。

ただ
私が仕事をする上で
この率だけは拘っていきたいと思っています。
70%を切ったら廃業して、転職しようと思っています。

私の仕事は生徒が、頑張ってくれるから成り立っている面が大きいです。
私一人では何もできません。
授業以外の大半の勉強は生徒が自習で頑張ってくれている訳ですし。
合格しても、とても私の力で合格させたなどと思えません。
私は生徒の足りない何割かをサポートしているに過ぎません。
その限界はいつも感じています。
ただその限界の中でどれだけのことができるか
いつも考えています。

今年は、もう定員一杯なので欠員がでない限り募集はしませんが
私は特別に志望校や実力で生徒を選ぶ
ということはしていません。
様々なレベル、様々な問題点を持った生徒を教えていきたいですし
その方が私の「教える」というスキルも上がると思うからです。
ただ、勉強に対してやる気がない生徒というのは
お断りさせて頂くことがあります。
これはもうこのブログで何度も書いていますが
根本的に勉強をしなければならない正当性など
どこにもないからです。

考える力をつけたいとか
いい学校に入りたいとか
人生を変えたいとか
そういうやる気は本人から出てくる願望であって
他の人が押し付けるべきものではありませんし
押し付けたところでできるようにはなりません。
受験は本当に強い忍耐と自分との闘いです。
その闘いにおいて
自分の中から出てきたモチベーションで勉強するのと
人から言われてやるのでは圧倒的な差がでます。
私が授業を引き受ける上での必要条件というのは
勉強に対してやる気があることです。
やる気があれば
後は方法を工夫さえしていけば何とかなるのです。
勿論、偶然も絡んでくることなので
100%うまくいくわけではありませんが
その可能性は高くなります。

私は第一志望合格率をあげることに対して
非常にやる気があります。
やる気はあって一生懸命自分のできる限りのことは
やっていますが
それでも現在は78%しか成果を出せずにいます。
この22%は偶然として諦めるか
自分の力不足を嘆くか
更に上げていくにはどうすればいいか
ゆっくりと考えてみたいと思います。


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0