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カメラマン伝説 [伝説]

昨日、観光地に仕事に行ったのですが
その移動の途中で写真を撮ってくれるよう
20歳前半の女性二人組に頼まれました。

何故だか知りませんが、
私は写真を頼まれることが多いです。
見かけがカメラマンっぽいからでしょうか?(笑)

もともと移動時間にそんなに余裕はないのですが
一枚くらいなら…
と思って大抵引き受けます。

昨日もいつも通りカメラを渡されパシャっと写真を撮りました。
頼まれて写真を取るというのはけっこう緊張します。
デジカメとはいえ、やはり一枚でしっかり撮りたいからです。
昨日も一枚できっちりと写真が撮れ
ホッとした気持ちでカメラを返して歩きだそうとすると…

「カメラマン~、カメラマン~[exclamation×2]
と大きなおばさんの声が……

カ、カメラマンというのは私のことでしょうか……[たらーっ(汗)]
一瞬、振り向くのを躊躇しましたが
振り向くと
おっと[どんっ(衝撃)]、とぶつかるくらい近くにカメラを差し出されました。
「はい、これもお願い」
三人組みのおばさんの一人が半ば強引にカメラを私に渡してきました。

ま、まああと一枚くらいなら移動時間も間に合うか…
と思いながら
カメラをのぞきこんで写真を撮ろうとすると…
「あっ、ちょっと待って、走ってくる電車をバックに入れて」
と注文を受けました。
電車といっても、電車が通るのを待っていると
授業に間に合わなくなります。
ですから
「すみません、仕事で急いでいるので…」
というと
「もう、仕方ないわね。じゃあ、普通に一枚で許してあげる」
は、はい………
何で許されなければならないのかよくわかりませんが
まあ、あまり深く考えず
目の前にある仕事を早く終わらせようと思って
シャッターを押しました。

カシャ

はい、どうぞ。
カメラを返すと
おばさんは写真を確認しながら
「う~ん、まあまあの出来ね。プロなんだからしっかり撮りなさい」
という突っ込みどころ満載のセリフを残して去って行きました。

さて仕事に行かなければと踵を返そうとすると
更にうしろから
「すみませ~ん、写真を…、カメラマン~」

もう、さすがにそんな時間はありません~[ふらふら]
声の最後の方が聞こえなくなるくらいの
スピードでダッシュして逃げました[ダッシュ(走り出すさま)]

危なく仕事に遅れるところでした。
それにしても次々と頼まれるものです。
撮って欲しい人どうし
お互いに撮り合えばいいと思うのですが…

そもそも
私はカメラマンではありません~~~[exclamation×2]
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出逢えたから…

何回読んでも笑ってしまいます。(笑)
私もカメラマンさんにお願いしたいです☆
観光地で…お逢いしたいなぁ…
by 出逢えたから… (2015-12-02 18:20) 

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