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"Can you print transistors on paper ?" "Yes,we can." [科学ネタ]

Printed electronics devices show great potential for cheap consumer and health-care products applications are rapidly emerging.
But device applications are limited because the plastic semiconductores curently available are almost exclusively 'hole-transporting' materials that operate via the conduction of positive charges.
If an electron transporting equivalent can be found-retaining good electrical properties,stability and ease of processing-it would be possible to combine it with existing plastic semiconductors to produce more powerful devices.
A team working at the Polyera Corporation labs in the U.S and at BSAF in Germany has produced a new material which achieves that goal.
Now,I would like to introduce you this technology!!

と、いうことでトランジスターをプリントしてしまう
という技術が開発されつつあるので
今回はそのことについて書きたいと思います。 

この技術をプリンテッドエレクトロニクスといいます。
これは、プラスチック箔上に電子デバイスを
製造するという革新的なものです。

簡単に言うとトランジスタを紙にコピーするように作ることができてしまうのです!

ただこの技術には乗り越えなければならない壁がいくつもあります。

まず、高分子半導体を使わなければいけないのですが、これが非常に扱いにくいんです。
ある特定の溶媒にしか溶けなかったり、
溶液自体のコストも高く、
化学的安定性も高くありません。
更にpチャンネル半導体とnチャンネル半導体の両方が、ゲート誘導体とコンタクト材料の単一の
組み合わせで、互換性がなければなりません。

現在の技術では高分子相補回路を作るのは困難であり、
pチャンネルの方は広く利用できるすぐれたものがありますが、
高性能のnチャンネル高分子は実現されていません。

ところが今回Polyera社らによって
前例のないOTFT特性を示し、溶解度が高く
印刷可能なnチャンネルが開発されたのです![ぴかぴか(新しい)]

この技術によって将来的に何ができるのかというと
紙一枚にパソコンの基盤のほとんどがプリントできるようになります。

ただ私はこのプリント技術が可能になっても事態はそんなに
単純ではないと思います。
やはり、コンピュータを動かす際の熱が問題になってきています。
確かに、トランジスタ等は薄く小さくできるのですが
小さくすればトランジスタの数を増やせるわけで
数を増やせば結局熱が増えるのです。
しかも先ほど書いたように高分子半導体はわずかな条件の変化でも
働かなくなるのでこの熱は無視できません。

ただ現在と同じような機能のパソコンならば
はるかに薄く軽くできる可能性があると思います。
これからどのように開発が進むのか注目すべき分野ではあると思います。[ひらめき]



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