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人こそ日本の力 [雑感]

歴史で言うと
私は江戸時代から~明治頃の日本が非常に好きです。

寺子屋や適塾、松下村塾など勉強するための
私塾が多かったように
日本人というのは昔から勉強が好きです。
農民レベルからあれだけ進んで勉強する国は本当に世界でも稀です。
それが国民の識字率の高さや、
最終的には急速な近代化に対応できた大きな理由だと思います。

幕末から明治にかけて欧米列強に占領されないために
また、資源がなく国土が小さい日本では
人こそが資源であり、財産であるという大きな志のもと
様々な方々が尽力されました。

その教育の成果として
日本は戦争に負けても、驚くべき回復を見せましたし
まさに世界に通用する人材を科学の面でも輩出してきました。
国民全体の教育レベルが高いというのは素晴らしいことです。
これは明治に多くの志を持って尽力された方々の大きな努力の成果でもありました。

ところが…
1990年台後半、どこかのおかしな方々が「ゆとり教育」という
訳のわからない制度を導入されました。
どうして、このような制度が取り入れられるようになったのか
細かい経緯を私は知りません。
世界第二位にまで経済発展し、教育レベルも世界で最高だった日本を
貶めようとするスパイが作った制度でしょうか(笑)

江戸時代以降、多くの日本人が考えてきた理想と蓄えてきた力を
一気にそぐのにこの「ゆとり教育」は大きく貢献しました。
学生はそもそも暇なのです。
私はゆとり教育から批判を受けた、厳しすぎる受験世代ですが
学校でゆとりなど与えてくれなくても、暇な時間は沢山ありました。
働き過ぎのサラリーマンではありません。
そもそもゆとりだらけなのです。
「ゆとり教育」は
教える内容を減らすことによって
生徒を国民を無知にしていくことが
目的としか私には思えません。

本当に暗黒の時代でした。
この影響が今後どうでてくるか心配でもあります。
でもとりあえず「ゆとり」は去りました。本当に良かったです。
ここから晩回していくしかありません。
江戸~明治の皆さま、本当に申し訳ないです。
福沢諭吉先生も今の慶応義塾の状態を見たらきっと涙すると思われます。
一万円札の中で泣いているかも知れません。

日本が停滞、凋落している間に
世界はどんどん進みました。
この中で活躍できる人、活躍できる国民、活躍できる国を作るためには
教育が一番大切だと私は思っています。
日本にとって資源は「人」です。
その資源を磨くためにはどんどん力とお金をそそぐべきだと思います。
それが日本の未来への大きな投資になるからです。
人は資、知は力なり
改めてその原点に戻るときが来ました。
多くの亡くなっていった先人たちの期待を裏切らない日本を作り
未来の子供たちに伝えていかなければなりません。

私もプロ家庭教師というヤクザ家業をしておりますが
志は同じです。
受験もありますが、私に投資してくださった方々の期待に応えるためにも
しっかりとした力のある生徒を育てていきたいと思っています。
それが生徒個人の為、延いては日本の為になるからです。

ここ数日、へとへとですが
今日も大きな志を持って、いい授業をしてきたいと思います。
私は疲れた時、幕末明治の本を読みます。
そうすると力が湧いてきます。
疲れたなんだ小さなことでごちゃごちゃ言っている場合ではありません。

私には今、小さな力しかありませんが、
未来の子供たちが平成後期の本を読めば元気がでるような
そんな時代にしていければと思いますし
その為に努力をしていきたいと思っています。
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