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私の仕事の評価 [家庭教師のお仕事]

当たり前のことなのかも
知れませんが
最近改めてこの仕事の難しさを感じます。
やはり
自分の成績を上げるより
人の成績を上げるというのは
非常に難しいです。

こちらが
これで生徒が本番で
しっかりできると思った仕上がりに達していても
本番でなかなか力が出せない生徒もいます。
どのように仕上げればどれくらいの
パフォーマンスをするというのは
実際に生徒と付き合っていく中で
様々な模試や試験を経て
わかっていくものだと思います。

勿論
それも実際は単に
わかったつもりなのかもしれません。
合格したからといって
それが100%適切な指導であったかどうかというのは
良く分からないんです。

私の仕事の世界は
答えがありません。
生徒に問題の答えは教えられますが
私の指導が適切であったか否かは
誰も採点してくれません。

こういう仕事をしている方で
結果がすべて、結果が良ければ
適切なのだと考える方もいるとは思いますが
私は結果と指導の適切不適切は
分けて考えるべきだと思っています。

なぜなら受験やテストの結果に占める
指導が与える影響の割合というのは低いと思うからです。
試験には本人の努力、問題との相性、体調、運…
無数のファクターが関わってきます。
ですから
その一部である指導と
試験結果を直接結びつけるのは無理があるからです。

そこで
私はいつも自分に問いかけます。
本当に今のままでいいのかと

特に今日のような日曜日
授業がない日などは
様々なことが頭をよぎります。
自分の無力さや不甲斐なさに
打ちのめされることもあります。
それでも
何とか自分なりにできることを
懸命に探して前に進むしかありません。

きっとこの仕事を続ける限り
これでいい
とか
これで良かったなどという
評価が下ることはないのだと思います。
しっかり教えられて当たり前
それが零点で
あとは減点法です。

プロ家庭教師を始めて
合格という結果はそれなりに
残せてこれましたが
それはいい生徒にめぐり会えたからに
ほかなりません。
もっともっと
自分のスキルを磨いて
今の
そして
将来会うだろう生徒の期待に応えられるように
頑張っていきたいと思います。
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