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後期無事東大合格で今年の受験は終りました [雑感]

昨日東大後期の合格発表があり
無事に合格して今年の受験も終わりました。
また来年度に向けて面談等をやり
今いる生徒は生徒でどんどん授業を進めていきます。
個人的には色々と勉強したいことが多いので
昨年度ほどの忙しさにはならないようにしたいと思っています。

今回の受験の諸々を見ていてふと疑問に思ったのですが
私はこのブログでも書いてきましたが
今までずっと第一志望合格率78%など
第一志望に合格させることを第一にやって参りました。

ところが…
何を第一志望としていいかというのは
改めて考えると難しいのではないかと思ってきました。

というのも
今年の受験生で第一志望には合格したのですが
駄目もとで受けた更に上の学校も受かって
そちらに行くという事象が起きました。
今回の場合は第一志望には合格しているので
問題はないのですが
もし第一志望に落ちて、駄目元で受けた元々レベルが高過ぎで
希望することすらどうかと生徒が思っていた
更に上の学校が合格した場合…確かに第一志望は落ちているのですが
夢は叶っています。この場合は第一志望合格となるのでしょうか…。

考えてみると第一志望というのは曖昧なものです。
一応私の場合は受験校が全部決まった時点で生徒に最終確認をとるわけですが
四月くらいに本当は生徒が第一志望だといっていた学校が
勉強を進めていく間に余裕になってしまったり、もう無理だとなってしまった場合には
志望校を本人が変えてしまうことも十分あります。
その場合元あった第一志望はどうなるのか…
次々に志望校を変える生徒はどうなるのか…
今は最終的に志望した学校にしておりますが
考えてみれば最初に希望していた学校に受けられなかったという時点で
第一志望には受かっていないとも考えられるわけです。
今までこういうケースもあったと思いますし、
普通にそれは第一志望合格に入れてしまいました。
でもそれでいいのでしょうか…。
東大を受けたい、でもセンター試験で無理そうで東工大に変えた場合
この時点で第一志望は落ちていると考えることもできるわけです。
難しいです。
成績だけではなく、生徒が四月の時点で第一志望は何々といっても
色々とその学校について調べていくうちに、嫌な点が多く見つかって行きたくなくなって
しまう場合もあるんです。
それは第一志望不合格かというと違う気がしますし…

色々と考えた末…
結局今のところ受験校が決まった上で第一志望だと言われた学校を
第一志望だと思う現状の判断基準で行こうかと思います。
なんとなく後ろめたさも感じるのですが…
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