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轍(わだち) [雑感]

昨日は朝の車で大変な目に遭いました[雪][もうやだ~(悲しい顔)]
大雨が降っていましたが
大きな道路では降り積もった雪は
前の車の轍があり
その後ろを通っていけば
何ということはありませんでした。
勿論、滑るので徐行をしていきましたが。

ところが
生徒の家に近付くところで
狭い道路を入っていくのですが
前の小さな車がふらふらスリップしながら
轍のない雪の中に突っ込んでいきました[がく~(落胆した顔)]

そこは一本の道で道幅もせまい道路です。
私の車は4WDなので何も問題なく走っていけるのですが
前の車はミニバンでいかにも危なそうな感じでした。
よくあの中を突っ込むなあ[ふらふら]
と嫌な予感がしながら後ろをついていくと
案の定、前の車は止まってしまいました。

やっぱりな…
と思いながら後方で待っていると
前の車の人は車から降り
スコップを持ちだしタイヤ周りの雪かきを始めました…

8分くらい経過して
また前の人は車に乗り込みました。
流石に前に進むのは無理なので
バックして脇道に入るのかと思いきや
再チャレンジしたんです[exclamation×2][がく~(落胆した顔)]
ま、また、いくんですか[あせあせ(飛び散る汗)]
呆れながら見てると5mも進まないうちにストップ。
そりゃそうです。

また
同じことの繰り返しです。
そしてまた
8分

今度こそバックをするのかと思って見ていたら
また雪の中に進んでいくんです[がく~(落胆した顔)]
おいおいおい
と思って流石に私も車から降りていき
私が押すからバックして戻った方がいいですよ。
と言ったら納得してバックを始めました。
当たり前なんです。

しかし雪の中
中々動きません。
そんなときに
他にもう一人おじさんが通りかかったのですが
雪の中での車の運転の仕方について私に講釈を始め
まったく押すのを助けてくれません!
ちょっとは押せ[exclamation]と思いながら
何とかバックをさせてよけてもらい。

その後
私は轍のない雪の中を滑りながら走って
何とか生徒の家につきました。
授業を始める前にすでにへとへとです。

この一連の出来事から
改めて
轍の後ろを進むことの有利さ、楽さを痛感しました。

私は物理学をやりながら
ときどきニュートンはこんなことも分からなかったのか

歯痒く思うことがありますが
やはり何も轍のない物理学という荒野に
最初に歩いて行ったニュートンは偉大です。
ふらふらしながらも
その後ろを歩いていく物理学者たちの
最初の轍を作ったのです。

何でもそうですが
パイオニアというのは大変です。
後からみれば大したことのないように感じてしまいがちですが
何もないところに轍を刻むというのは大変なことです。
今日は身をもってそれを体験しました。

今日も私の生徒は受験があるので
雪によるトラブルがないよう
祈っています[ぴかぴか(新しい)]

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