夏の終わりに

夏休みももう終わりですね。
そんな夏の終わりに
私の生徒が病欠で一こま授業が空きになりました。
…と言っても
そこに追加授業を希望される方がいて
すぐに埋まってしまい
結局早く家をでることになりましたが

昨日書いたとおり、あまり実感はありませんが
私も色々と身体に疲れがきているのだと
思いますが、生徒も夏休みに頑張りすぎて
風邪をひいたのだと思います。
ブログを読んでくださっている皆さんもお気をつけください。

う～ん
不思議です。
今日は四時半に起きました。
二時に寝て。
何時に寝ても五時近辺に起きるように
わたしの体内時計はセットされているのでしょうか。

昨日iPS細胞で脳の組織細胞ができたというニュースが流れて話題になっているようです。
わたしはnatureで論文を読んでいたので知っていましたが
ついに人間の脳ができるようになったのか！恐い話だ！！と
ニュースでは取り上げられていましたが
脳の組織細胞ができたのと脳ができるのは全く話が違いますし
かなり遠い話です。まだ数万ステップ分の一も進んでいないかもしれません。
ただ、色々問題はありますが
この手の研究の成果というのは大げさに脚色されて
ニュースで取り上げられる訳です。
それはお金の問題です。研究には莫大なお金がこれからかかるわけです。
そのお金は勿論税金です。税金を納税者の皆さまに快く研究費に投入して頂くためには
成果が必要なんです。ですから、一しかできていないことを百くらいに膨らまして発表してしまいます。
宣伝に現実が追いつくのはずっと先のお話です。
これはどんな科学でも同じです。宇宙科学は莫大なお金がかかります。
それを税金で出してもらうためには、宣伝が必要なんです。

以前にも書きましたが
医学は倫理的に善であり続けます。
人の命を救うことに異議を唱える人はいないからです。
それが歯止めを失くし暴走する日もそう遠くはないでしょう。
生物の一部である人間が
生物の倫理規範を超えてしまったとき
生物としては存在し続けられなくなるのは必然だと
私は思います。

こんな科学が進む一方
シリアでは
人類誕生以来の変わらぬ争いがある訳です。
もし
宇宙人が客観的に見たら
同じ種のやるような行動には到底思えないと思います。
偽善という概念では括ることができるのですが…。