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英語で「切る」の使い分け [英語学習]

今日は英語で「切る」の使い分けについて
書いてみたいと思います。
「切る」というとcutが一般的ですが
cut以外にも実は沢山の「切る」という単語があります。
私たち非ネイティブはついcutを多用しがちですが
ニュアンスによって様々な表現を使い分けられるように
なるのが理想です。

今日はcut以外にchop,slice,slit,slashを取り上げますが
関連語もいつもより多めに取り上げておきます。
それでは始めます。

cut…「切る」というもっとも一般的な用語。
I cut my finger on a piece of glass.
(私はガラスの破片で指を切った)
このような表現でwithを使う生徒が結構います。
これは間違いではないので減点はされないのですが
withだと「故意に」というニュアンスが含まれるために
おかしな表現になります。

chop…斧で叩き切ったり、包丁で切り刻むときに使われます。
    最近では料理で使われることが多いですね。
    力道山の「空手チョップ」も有名です。
I chopped carrots and onions and put them into the frying pan.
(ニンジンと玉ねぎを刻んでフライパンに入れた。)

slice…主にパンや肉などを薄く切るときに使います。
    スライスはスポーツでも使いますし、日本語として定着して
    いますね。次の文章の例で前置詞のinを間違える人が
    いるので要注意です。
I sliced the bread in six.
(私はパンを6枚切りにした。)

slit…細長く切る場合に使います。また名詞としておなじみですが
   自動販売機などのコインを入れる細長い穴などもslitと言います。
He slit open the envelope and took out the letter.
(彼は封筒を切って開け、その手紙を取り出した。)

slash…切り裂いたり、切りつけたりするときに使います。
    最近はパソコンが普及しているのでslashというと
    /←この記号を思い浮かべる方が多いと思います。
The artist slashed his own paintings out of despair.
(その芸術家は絶望して自分の絵を切り裂いてしまった。)

最後に関連語のコーナーです。
halve…物を二等分する←これはhaveと同音です。
mince…chopよりもこま切れにするという意味で使います。
     日本語で「ミンチ」という語があり、それがまさにこれです。
     本当の発音は「ミンス」なのですが…
saw…のこぎりで切る
snip…(はさみで)ちょきんと切る

それでは今日はこの辺で
See you[手(パー)]
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