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イギリス英語かアメリカ英語か?No1 [英語学習]

今日は腰が痛くてブログを書くのがつらいです。
重いものを持ったのが良くなかったのか
移動で全力疾走を繰り返したのが悪かったのか…
まだそんなに酷くない状態ですので
気をつけていきたいです。

それでは本題に入ります。
高校生の生徒、特に京都大学のように本格的な
英作文を出す学校を受ける生徒に
良く質問されることがあります。
それは
「英作文で使う英語はイギリス英語で書けばいいのか
それともアメリカ英語で書くべきなのか?」
ということです。

これに対する答えは非常に微妙です。
どの英語で書いても特に間違えていなければ減点されることは
ありません。
ただ、絶対に書き言葉で書かないとまずいことは
間違いありません。
日本語で言うと、このブログのような話言葉で英作文を書いてはいけません。

それでは
書き言葉で「イギリス英語とアメリカ英語」どちらがいいのか?
ということになりますが
これも難しい問題です。
アメリカ英語、イギリス英語といっても厳密な区別があるわけではなく
「よりアメリカらしいか、イギリスらしいか」
という違いになります。
これは個人差も大きいですし、時の流れとともに
用法が混ざってしまっている部分もあります。
ですから、自分が使う英語がアメリカ英語なのかイギリス英語なのか
というのは非常に微妙なんです。

敢えて言うならば「日本英語」で書けばいいと思います。
簡単に言うと学校で習った通りに書くということです。
文法的に間違えていなければ
用法がイギリス英語とアメリカ英語で違っていても減点されることは
絶対にありません。
そもそも大学入試の英作文の採点はあまり細かいニュアンスまで考えて採点
されていません。
それをやり始めると採点も非常に難しくなるからです。

この生徒からの質問に答えるかたちで
これから数回
このコーナーでは「アメリカ英語とイギリス英語」の私が考える大まかな
違いというのを書いてみたいと思います。
これはあくまでも一般に言われていること、及び短い私の人生経験で
感じた違いですので
もしかしたらそれは違うと
おっしゃる方もいるかも知れませんが
それに対しては
言葉の感覚の違いですのでなんとも言えません…

言葉は生き物ですので
どんどん変わっていきます。
日本語でもそうです。
これについて書きだすと大変長くなってしまいますが
一例をあげると
今、流行りの坂本龍馬です。
「龍」という字はもともと「りょう」という発音しかありませんでした
ですから「龍馬」は「りょうま」と読み「りゅうま」ではないわけです。
ところがおそらく大正時代くらいからでしょうか
日本語が乱れて(笑)
「龍」を「りゅう」と読むようになりました。
芥川龍之介からもわかると思います。
その影響からか「登竜門」を「とうりゅうもん」と読むようになってしまいました。
これは中国の昔の言葉なので当然「とうりょうもん」と読むのが本当です。
ただ最近はパソコンで「とうりょうもん」と打っても変換ででてきませんし
私も実際は間違えているのは知りながらも
多くの人が使っている「とうりゅうもん」ということにしています。
言葉は生き物だからです。

英語に限らず、日本語も時代と共に大きく変わっています。
国語の問題で方言はさすがに書いてはいけませんが
微妙な問題というのは実は沢山あります。
でも大体一般的に使われている通りに書けば大丈夫です。
この「アメリカ英語」と「イギリス英語」の違いもそうです。
そんなに気にせず学校や文法書に書いてあるように書けば入試ではOKです。

今日は時間が来てしまいましたの次回から具体的に
「イギリス英語」と「アメリカ英語」の違いについて書いていきたいと思います。
それではまた[手(パー)]
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