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英語で「厳しい」の使い分け [英語学習]

今日は英語で「厳しい」の使い分けについて考えてみたいと
思います。
英語で「厳しい」といえばsevere,stern,strict,austereくらいがぱっと
思い浮かびます。ただ今回は結構意味が重なる部分が多い語ですので
使い分け、という要素は少ないかも知れません。
それでは順に解説していきたいと思います。

severe…この四語の中では一番適応範囲が広いのですが、意味あいとしては
     非常なほどに厳しく、他人に規律などを押し付けるという意味合いがあります。
     その他にも天候、状況、規則などが厳しいという場合にも使われます。
     あっ[exclamation]ここで書きながら気付きましたが厳しいにはhardもあります。
     hardは人、態度、罰などが厳しい、天候、季節などが厳しいという意味がありますが
     severeはhardと違って冷淡な厳しさではありません。
     余談ですがなぜか生徒に激痛を英作させると「heavy pain」と書く人が多いのですが
     これは「severe pain」の間違いです。
The sentence is too severe on her.
(その判決は彼女にとって厳し過ぎる。)

stern…この語はよく人が厳格だ、厳しいという意味で用いられます。この意味での反意語は
    softです。
    The teacher I remember the most from elementary school was my second-grade
teacher who was very stern.
(私が小学校の時に一番よく覚えているのは、とても厳しかった二年生のときの先生だ)

strict…人が規律などに対して厳格なこと、他人に対して厳しい場合に使います。
    The professor was strict with her students but fair.
(その教授は生徒に厳しいが公平だった)

austere…人・態度・規律などが厳しいことで、しばしば温かさや感情が感じられず
      自制的、禁欲的な場合に使います。
   They led an austere way of life.
   (彼らは禁欲的な生活を送った。)

最後に関連語です。
cruel…冷酷な
tighten up…(規則などが)厳しくなる

それではまたSee you[手(パー)]     
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