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滑り込みセーフ?No1 [雑感]

私は毎週大体同じ時間に
仕事に行きますし
電車で乗る場所も大体同じなので
結構顔見知りの人が多いです。

その中で今日は滑り込みセーフ
おばさんについて書きたいと思います。
このおばさんは本当に凄いです[ふらふら]
いろんな意味で……


三年前の昼さがり某駅で私が電車を待っているときのことです。
私は先頭車両のところで並んでいました。
すべての物語はこの日に始まりました。
お昼なので、電車も運が良ければ座れるくらいは空いています。
ホームで並んでいるのも
その車両付近では私だけです。
そこに、電車がホームに滑り込むと
それと並走してひとりのおばさんが電車の中を物色しながら、並んでいる私のところまで来ました。

電車に乗り込み
辺りを見渡すと
座席は一つしか空いてません。

う~ン嫌な予感

私は結構長い時間その電車に乗るので、
そこに座ろうとすると………

ドタドタドタ~
地震かと思う地響きを感じたので振り返ると

その瞬間
黒いものが上空を舞って
………
一つの空席に見事着地[exclamation]
す、凄い……[がく~(落胆した顔)]

横入りされたのも忘れて思わず感心してしまいました。

なんと、そのおばさんは私の後ろから自分のカバンを
投げて席をとったのです[exclamation×2]

呆然と立ち尽くす
私をぼんと突き押し
「はいはいはい、滑り込みセ~フ[exclamation×2]
なんて言うんです。しかも大きな声で…

明らかにアウトだろ~

と心の中で思いましたが、
そのおばさんが笑うと二本前歯がない…
こ、怖いです[もうやだ~(悲しい顔)]

黙って逃げるように、私は車両を変えました。

それからです。
この滑り込みセーフおばさんと週に何回か会うようになったのは…

とにかく同じ私は同じ車両いは乗りたくないので
なるべく逃げます[ダッシュ(走り出すさま)]

隣の車両からおばさんの様子を見ていると
空席が多くても
鞄を投げて、滑り込みセ~フ!
と言っています。

あ、あれは……、れ、練習なのでしょうか[たらーっ(汗)]??

恐ろしいです。
夢であって欲しいと
何度思ったことか…[がく~(落胆した顔)]

ところがこの滑り込みセーフおばさんに
ライバルが現れるのです。
そして、二人のバトルは電車を止める騒ぎとなるのです。

それはまた次の機会に
書きたいと思います。

この話はフィクションではありません。
恐ろしいことですが……
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