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若者の特権 [雑感]

若者の特権って
何ですか?

恐ろしい(笑)質問をされましたが

まず若者の定義ってなによ
みたいな問題にぶつかるわけで
それを置いておいて
ぼんやり考えると
(年齢的なものではないです)

以前にも書きましたが
若者は概念を愛することができる
ということですね。
私も若い頃はそうでしたが。

例えば
国家とか日本民族とか…
適当に言ってますが(笑)
そんなもん実態はないわけで
資本主義、共産主義…
これらもわかりやすく分類するための
大雑把な概念で
資本主義国って言ったって
そんなもの実態はないです。
みんなそれぞれの制度で
全く同じものなんてないですし
学者が分類しやすいからそうするだけで
日本なんて、一応…資本主義ですか?(笑)
いやいや制度はずっと社会主義的でしたし

愛とか恋とかもそうです。
概念として若者は
飲み込めます。
概念としてぼんやりとしたまま
受け入れられるので
突き進めるんです。

年をとってくると色々
概念というのが
結局絵空事であることに
気づいてしまうわけです。
実際実態なんてないですしね。

幽霊を信じられる
神さま信じられる
みたいなものです。
かなりの不具合に目をつぶらないと
これらを信じて行くのは難しいです。
当たり前の疑問不具合に誰もがぶつかる
それを飲めるのが若者の凄いところで

ニュートン力学やエネルギー保存則
なんでもいいですが
それは別に本来自然にあるわけではなく
解釈に過ぎないわけです。
科学というのは
抽象概念であり続けなければならない(笑)
具体化すると色々不具合が。

若者が概念に走る
それが良かったり悪かったりで
まあ社会全体としては、バランスが取れているわけです。
暴走する若者がいない社会というのは
健全ではないです。
無論暴走族ではないです(笑)

高齢社会の質的な問題が
やがてこういう部分に現れてくると思います。


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