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attendするんかい! [英語学習]

ここ数日で
授業の中で感じたことを書きます。
これが記事にしやすいわ(*^ω^*)
もう
どうしようか…というのもあります。
本当に。英語教育の問題ですが。

中学生の生徒が夏休みの宿題で書いた
英語日記の
匿名 attended my birthday party .
ほ、ほう( ̄◇ ̄;)
ツッコミどころ満載ですが
過去形書いたら、いつなのか書くんや〜!
って授業で沢山言ってるのに…。

一番笑えるの、いや泣けるのはattendです。
とりあえずattendはやめましょう(笑)
attend の目的語って義務的な感じがするんです。
世の中で使われてるattend を見ればわかりますが
attendの目的語って
公的行事系
meeting だとか、冠婚葬祭
funeral だとかです。普通。

友達の匿名ちゃんは
喜んで来てくれたんですよね…
私の生徒の誕生日会に…きっと。
義務だと思って来たならattend でもいいですが…
(笑)
普通にcame to my birthday party でいいですよ♩

あ、ここで
これだけじゃ記事が短いので
マニア向けのお話で
普通の人は気にしなくていいですが

実は英語の時制って
英語が作られて来た過程を見れば明らかですが
「時間」とは本来一切関係がないです。
日本人が、いや今の人がわかりやすいように
過去、現在、未来としていますが。
本来そんなものはかなりの架空概念です。
もちろん私もこれで教えてますが(笑)
そんな過去だとか未来だとか
人は気にして生きて来ていないんです。
日本語の過去形って現在形の中でも
普通に混在させられますよね。
日本語って変だよねーーーー
とか私も嘘で言いますが
本来言語学的に
時制が発達した言語なんてほとんどないんです。
年表見て、過去の何年に何が起きたとか
普通に何年前に何が起きたとか
時間軸を明確にして世界を捉えるようになったのって
本当に最近のことなんです。
それより前に言語はあったわけです。
しかも
体系的に作られたものを話したわけではないので。
その中で言語に時制がついていたなんて
普通あり得ないんです。

英語の動詞の未来形ってないですよね。
なんで?と思うかもしれませんが
本当は現在過去未来という区分自体がないです。

ここにも、この話のヒントがあるのですが
実は私たちが過去形と呼んでいるもの
過去という時間を表しているのではなく
現実感とは遠い、現実ではない
ということを、本来表すものなのです。
ですから、「過去形なるもの」にすれば仮定法になり
「過去形なるもの」にすれば、現在とは違うということを
表し、過去形なるものを実際に過去の出来事を表す時には
そっちで使ってますよ♩ということを明示する必要があって
時を表す副詞節を添えないといけないです。
私の生徒の英作文はバツだということです。

英語の用法を
時間で区分する
というのは最近になって使われだした
分かりやすい便宜的区分で
あって、本来の意味ではないんです。
でも、それを分かりやすいから時間別で教える
そこに歪みが生まれてくるのです。

こういうことを学ぶことが
英語を、言語を学問的に大学で学ぶことだと
私は思っていますが…
それも現実感がない、過去形で表さなきゃいけない日が来るかも
しれません(笑)
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コメント 4

斎藤

某荒んだ大学で
英語を教える者です。
物理屋さん
専門物理ですよね…
詳しすぎます。
でも仰る通りです。
物理屋さんに英語を教わる生徒さんは
幸せだと思います。
ブログを読ませて頂くと
人間とは思えぬ激務で。
のんびり、夏休みを過ごしながら
ブログを読ませてもらって申し訳ない
気持ちすらします。
by 斎藤 (2019-08-01 11:00) 

ネタ大魔王

別に
過去、現在、未来でいいなら
それでなんで
いちゃもんをつけてるんですか?
時制が勉強しやすくていいのに。
あなたの言うことは理解できません。
よく睡眠をとって考えましょう
by ネタ大魔王 (2019-08-01 11:03) 

リーダー

難しくて言ってることが分からないので
小学生にも分かりやすく書いて下さい
by リーダー (2019-08-01 11:09) 

超絶叔父さん

私は非常に面白い記事でした。
詳しいことは分かりませんが
by 超絶叔父さん (2019-08-01 11:10) 

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