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プロ家庭教師になった理由&同業者について [家庭教師のお仕事]

このブログに時々
同業者の方から
コメントがありますし
過去に塾の講師の方々に一年授業を
したこともありますし
塾の方から優秀な生徒さんを
お願いされたこともあります。

時々
生徒から先生は
同業者の人のことを
どう思ってるんですか?
って
生徒から聞かれることがあります。

うーん
話が長くなるから
ブログで書く
なーんて
変な約束をしてしまったので
今日はその記事について書こうと思います。

基本的に
同業者の方はリスペクトしています。
特に
自分の信念や教育スタイルで
塾をやられたり
私のようにプロ家庭教師をやられたりしてる方に
対しては。

この仕事って
大手予備校で働くなり
なんなり
給料を単純に上げる方法は沢山あります。
それでも
敢えて自分の教育的理想
(まあ
これは私もそうだからですが…)
を追求して
色々やられてる方が
いるというのは非常に嬉しいことです。

集団授業の限界
というのは
言うまでもなく明らかなんです。
その明らかな限界に対して
目をつぶるかつぶらないか
それによって教育スタイルは分かれてきます。
先生一人に対して生徒が沢山の方が
無論利益も上がりますし。

有名高校の生徒を塾で早期に囲い込んで
沢山の学生バイトを雇い
指導内容は過去問のコピーを沢山やらせる
というお粗末な塾もあります。
経済モデルとしては素晴らしいのかもしれませんが(笑)

まあ
優秀な生徒の過去問演習の場は
確かに提供できていますし
演習をやらせれば勝手に
優秀な生徒は自分の力にあった
学校に合格できます。きっと。
ただ
そういう指導スタイルで実績を残しても
そもそもが有名高校は学校として
それなりに実績が残るので
どれだけ予備校がその実績に関われているか
かなり怪しいですし…
教える側のプロとしての
遣り甲斐ははそんなにないです。
ですから、学生アルバイトを雇って
ビジネスライクにすべてを済ませているのでしょうが。
そういう感じの
責任も実績も誰のおかげかわからないような
あいまいな感じで仕事をしたくない
というのが私にはあります。

予備校で医学部英語を教えていたときに
最初にそう思いました。
合格したら
いろいろな生徒が報告にきてくれますが…
それはそれで嬉しいのですが
ふと、我に返ると
英語なんて全体の四分の一か良くて三分の一くらいしか
ないですし
果たして私の授業がどれくらい
合格に寄与したのかは
実にあいまいです。
生徒が落ちた時も同じくあいまいです。

私はそういうのが嫌だったわけです。
人生は一度しかないんで
自分の納得のいく仕事を納得のいく形でやりたい
です。
確かにお金をもらわないと生活ができないですし
私の場合、自分の研究も進められない。
自分の研究に充てる時間を増やしたい…云々ありますが。
お金というは代替の効くもんなんです
欲望の一部として。
でも
自分がやってきた仕事、人生というのは代替が
効かない。
それを考えた時に何をするか?
この問いを自分に投げかけて
いろいろな教育システムに触れたあとで
最善と思える
プロ家庭教師になりました。

出会う生徒それぞれに対して
何かしらの役に立ちたいですし
一人一人の人生を少しでも向上させられれば
これに勝る喜びはありません。


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