わたしの好きなことば [私の好きなことばたち]
先ほど帰宅しました。
土曜日は毎度のことですが
朝家を出てから一日が長かったです。
明日も朝八時半前には家をでますので
ブログはささっと書いてしまいます。
…ということで
今日は
「私の好きなことば」です。
生徒からは恒例の手抜きコーナーだと揶揄されていますが
(笑)
半分当たっています。
今日は
私が哲学者として最も尊敬するソクラテスの言葉です。
哲学宗教等を現代まで学んだ結果
私はソクラテスに帰着しました。
そのソクラテスの言葉です。
「吟味されることのない人生など
生きるに値しない。」
普段は言葉だけ書いておりますが
ソクラテスなので説明を軽く加えておきます。
手抜きだと言われたので
手を抜いていないところもアピールしておかなければ
なりませんし(笑)
ソクラテスが上記の言葉を述べるに至った流れを軽く説明します。
まず
生きるに値する人生というのは「善い」人生であろう
と想定します。
ただ生きるのではなく善く生きるべきだと
ソクラテスは言っています。
それでは「善い」というのはどういうことか?
それは「悪い」ということが分かった時に初めて
その意味がわかります。
そしてソクラテスは「善悪」とは何か
もっというと正義とは何かということを考えます。
そして「善と悪は相対的ではない」という結論に至ります。
私はこれを初めて読んだ時
(多分中学生でしたが)
「ソクラテスは何を言ってるんだろう?善悪なんて相対的に
決まってる」と思いました。
あることが「善いor悪い」
というのは畢竟するに社会が決めることです。
極端に言えば殺人でさえ戦争中は認められ
勲章すらもらえます。これはその社会が
殺人を善としているからに他なりません。
その他のことについても善悪は基本的に社会がきめているはずです…
それならば社会や政治によって変わる「善悪」は当然相対的であって
絶対的な善悪なんてあるはずない
と
私は最初にソクラテスを学んだ時は考えていました。
これが大哲学者ソクラテスと凡人の私の
埋めることのできない大きな差なのです
これは正義とは何かという話になります。
授業として話すと最低でも半年はかかる内容ですので
ここでは省略いたしますが
一時期、正義とは何かでブームになったハーバード白熱教室の
マイケルサンデル氏の著作にあたると分かりやすい説明があります。
ソクラテスは「善と悪は絶対的だ」と主張します。
(何故か気になる方は本をお読みください)
そしてそれは「問いかけと推論」を通じて見つかり
しかもその時初めて道徳と知識は結びつくのだと言います。
(私の最初の考えは「問いかけ」不足です。)
ということは
「問いかけ」をしない人生というのは「無知な」人生で
「道徳を欠いた」人生ということになります。
それは「善き」人生ではなく
生きるに値する人生ではないということになります。
よって
最初に書いた
「吟味されることのない人生など
生きるに値しない。」
という名言になるのです。
土曜日は毎度のことですが
朝家を出てから一日が長かったです。
明日も朝八時半前には家をでますので
ブログはささっと書いてしまいます。
…ということで
今日は
「私の好きなことば」です。
生徒からは恒例の手抜きコーナーだと揶揄されていますが
(笑)
半分当たっています。
今日は
私が哲学者として最も尊敬するソクラテスの言葉です。
哲学宗教等を現代まで学んだ結果
私はソクラテスに帰着しました。
そのソクラテスの言葉です。
「吟味されることのない人生など
生きるに値しない。」
普段は言葉だけ書いておりますが
ソクラテスなので説明を軽く加えておきます。
手抜きだと言われたので
手を抜いていないところもアピールしておかなければ
なりませんし(笑)
ソクラテスが上記の言葉を述べるに至った流れを軽く説明します。
まず
生きるに値する人生というのは「善い」人生であろう
と想定します。
ただ生きるのではなく善く生きるべきだと
ソクラテスは言っています。
それでは「善い」というのはどういうことか?
それは「悪い」ということが分かった時に初めて
その意味がわかります。
そしてソクラテスは「善悪」とは何か
もっというと正義とは何かということを考えます。
そして「善と悪は相対的ではない」という結論に至ります。
私はこれを初めて読んだ時
(多分中学生でしたが)
「ソクラテスは何を言ってるんだろう?善悪なんて相対的に
決まってる」と思いました。
あることが「善いor悪い」
というのは畢竟するに社会が決めることです。
極端に言えば殺人でさえ戦争中は認められ
勲章すらもらえます。これはその社会が
殺人を善としているからに他なりません。
その他のことについても善悪は基本的に社会がきめているはずです…
それならば社会や政治によって変わる「善悪」は当然相対的であって
絶対的な善悪なんてあるはずない
と
私は最初にソクラテスを学んだ時は考えていました。
これが大哲学者ソクラテスと凡人の私の
埋めることのできない大きな差なのです
これは正義とは何かという話になります。
授業として話すと最低でも半年はかかる内容ですので
ここでは省略いたしますが
一時期、正義とは何かでブームになったハーバード白熱教室の
マイケルサンデル氏の著作にあたると分かりやすい説明があります。
ソクラテスは「善と悪は絶対的だ」と主張します。
(何故か気になる方は本をお読みください)
そしてそれは「問いかけと推論」を通じて見つかり
しかもその時初めて道徳と知識は結びつくのだと言います。
(私の最初の考えは「問いかけ」不足です。)
ということは
「問いかけ」をしない人生というのは「無知な」人生で
「道徳を欠いた」人生ということになります。
それは「善き」人生ではなく
生きるに値する人生ではないということになります。
よって
最初に書いた
「吟味されることのない人生など
生きるに値しない。」
という名言になるのです。
2014-10-19 00:20
nice!(0)
コメント(2)
トラックバック(0)
某有名家庭教師センターで娘にプロ家庭教師を頼んだ者です。プロ家庭教師の物理屋さんに質問があります。東大卒のプロの方を頼んだのですが、値段を銀行口座振替手続き等をしてから知らされました。以下の金額というのは標準的なのでしょうか?
時給については予め聞いていましたので納得していますが、維持費と教材費というのはこんなにかかるものですか???一般的に。
物理屋さんは維持費や教材費をもらってるんですか?ネットで有名な他の会社を調べても値段は資料を取り寄せないとわからないので、ここで質問させていただきました。
入会金30000円
(無料キャンペーン中なのでゼロでした。)
時給13000円
維持費毎月40000円
教材費年間148000円
週二回二時間で頼んでいます。
時給は優秀な先生なので納得ですが、それ以外の費用これは普通ですか?
早めにお返事くださると助かります。
by 理想の世界 (2014-10-19 06:27)
東大家庭教師友の会ならもう少し安いですよ。
学生の先生になりますが
現役医学部生
(大学は色々)
に見てもらうと
時給10000円で
入会金は18000円
教材費は別途かかりますが月会費、管理費、維持費ゼロです。
本格的なプロに頼むと
時給はもう少しあがりますが…
一度サイトをみてみてください。うちの方がいいかも知れません。
リンクを勝手にはるわけにいかないので検索してください。
by 東大家庭教師友の会 (2014-10-19 06:44)